Eizo FDU2603WT 取扱説明書

  • EIZO DuraVision FDU2603W/WTシリーズ液晶モニターのセットアップマニュアルについて、ご質問にお答えします。このマニュアルには、安全な使用方法、接続方法、トラブルシューティング、ECDIS設定など、製品の使用方法に関する詳細な情報が記載されています。お気軽にご質問ください!
  • 画面が表示されない場合、どうすれば良いですか?
    タッチパネルの設定方法は?
    AC電源コネクタとAC電源端子台は同時に使用できますか?
    モニターの推奨解像度は?
    液晶パネルが破損した場合どうすれば良いですか?
日本語
English
簡体中文
한국어
Русский
ップ ュア
要: ご使用前に必ずのセプマニルおび取扱説明書(CD-ROM内
お読みになお使いださのセプマニルは大
に保ださい。
Setup Manual
Important: Please read this Setup Manual and the User’s Manual stored (on the CD-
ROM) carefully to familiarize yourself with safe and effective usage. Please
retain this manual for future reference.
Руководство по установке
Важно: Внимательно прочтите данное «Руководство по установке»
и «Руководство пользователя» (на CD-ROM), чтобы ознакомиться
с правилами безопасной и эффективной эксплуатации устройства.
Сохраните это руководство для будущего использования.
设定手册
重要事项: 请仔细阅读本设定手册和用户手册(储存在光盘上),以便掌握如何安全、
有效地使用本产品。请保留本手册,以备日后参考。
설치 설명서
중요: 보관된 설치 설명서 사용 설명서(CD-ROM)를 자세히 읽어서 안전하고
효과적인 사용 방법을 반드시 숙지하시기 바랍니다. 향후 참조를 위해
설명서를 보관하십시오.
Color LCD Monitor
Touch Panel Color LCD Monitor
対応解像度
/ Compatible Resolutions
/
Поддерживаемые разрешения
/
兼容的分辨
/
호환되는 해상도
この製品は次の解像度に対応しています。
The monitor supports the following resolutions.
Монитор поддерживает следующие разрешения.
本显示器支持下列分辨率。
모니터에서 지원하는 해상도는 다음과 같습니다.
アナログ信号入力時/Analog Input / Аналоговый вход/拟输入 / 날로 입력
解像度
Resolution
Разрешение
分辨率
상도
垂直走査周波数
Vertical Scan Frequency
Частота вертикальной развертки
垂直扫描频率
수직 스캔 주파
640 × 480 ~75 Hz
720 × 400 70 Hz
800 × 600 ~75 Hz
1024 × 768 ~75 Hz
1152 × 864 75 Hz
1152 × 900 ~76 Hz
1280 × 960 60 Hz
1280 × 1024 ~75 Hz
1600 × 1200 60 Hz
1680× 1050 60 Hz
1920× 1200
*1
60 Hz
デジタル信号入力時/Digital Input/Цифровой вход / 数字输入 / 디지털 입력
解像度
Resolution
Разрешение
分辨率
상도
垂直走査周波数
Vertical Scan Frequency
Частота вертикальной развертки
垂直扫描频率
수직 스캔 주파
640 × 480 60 Hz
720 × 400 70 Hz
800 × 600 60 Hz
1024 × 768 60 Hz
1280 × 960 60 Hz
1280 × 1024 60 Hz
1600 × 1200 60 Hz
1680 × 1050 60 Hz
1920 × 1200
*1
60 Hz
VESA 規格に準拠したグラフィックスボードが必要です。
The graphics board should comply with the VESA standard.
Видеокарта должна отвечать требованиям стандарта VESA.
显卡应符合 VESA 标准。
그래픽 보드는 VESA 표준을 준수합니다.
*1 推奨解像度です。
*1 Recommended resolution
*1 Рекомендуемое разрешение
*1 推荐的分辨率
*1 권장 해상도
1
日本語
絵表示について
本書および本体では次の絵表示を使用しています。内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性がある内容を
示しています。
注意
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性がある内容、および物的
損害のみ発生する可能性がある内容を示しています。
注意(警告を含む)を促すものです。
禁止の行為を示すものです。
行為を強制したり指示するものです。
セットアップマニュアルと取扱説明書の記載内容について
セットアップマニュアル
(本書)
使用上の注意およびモニターの設置から使いはじめるまで
の基本説明。
モニターの取扱説明書
※1
モニターの画面調整や設定、仕様などについての応用説
明。
タッチパネルドライバの取
扱説明書
※1※2
タッチパネルドライバのインストール方法や使用方法につ
いての説明。
TPO󰮏setの取扱説明書
※1※2
TPO󰮏set(タッチパネルの感度調整用ソフトウェア)の使
用方法についての説明。
※1 CD-ROM内、PDFファイル(PDFファイルを見るには、Adobe® Readerのインストールが必要です。)
※2 FDU2603WTの場合にのみ使用します。
1. 本書の著作権はEIZO株式会社に帰属します。本書の一部あるいは全部をEIZO株式会社からの事前の許諾
を得ることなく転載することは固くお断りします。
2. 本書の内容について、将来予告なしに変更することがあります。
3. 本書の内容については、万全を期して作成しましたが、万一誤り、記載もれなどお気づきの点がありま
したら、ご連絡ください。
4. 本機の使用を理由とする損害、逸失利益などの請求につきましては、上記にかかわらず、いかなる責任
も負いかねますので、あらかじめご了承ください。
5. 乱丁本、落丁本の場合はお取り替えいたします。販売店までご連絡ください。
カラー液晶モニター
タッチパネル装着カラー液晶モニター
2
使用上の注意
重要
この製品は、船舶の海図表示システム、レーダー表示用、または機関監視用用途などでの使用を意
図しています。
次のような極めて高い信頼性、安全性が必要とされる用途への使用は意図しておりませんので、これらの用途
には使用しないでください。
- 防災防犯装置など各種安全装置
- 生命に直接関わる装置(生命維持装置や手術室用機器などの医療用機器)
- 原子力制御機器(原子力制御システム、原子力施設の安全保護系システムなど)
ご使用前には、「使用上の注意」および本体の「警告表示」をよく読み、必ずお守りください。
警告表示位置
警告
この製品は筐体機器組み込み型のため、モニター単体での使用は絶対にしない
そのまま使用すると感電や故障の原因となります。
万一、異常現象(煙、異音、においなど)が発生した場合は、すぐに電源を切り、電源入力を
遮断して販売店またはEIZOサポートに連絡する
そのまま使用すると火災や感電、故障の原因となります。
裏ぶたを開けない、製品を改造しない
この製品の内部には、高電圧や高温になる部分があり、感電、やけどの原因となります。ま
た、改造は火災、感電の原因となります。
修理は販売店またはEIZOサポートに依頼する
お客様による修理は火災や感電、故障の原因となりますので、絶対におやめください。
異物を入れない、液体を置かない
この製品の内部に金属、燃えやすい物や液体が入ると、火災や感電、故障の原因となります。
万一、この製品の内部に液体をこぼしたり、異物を落とした場合には、すぐに電源入力を遮断
して、販売店またはEIZOサポートにご連絡ください。
3
日本語
警告
次のような場所で使用しない
火災や感電、故障の原因となります。
・屋外。強い振動や衝撃を受ける場所への搭載。
・湿気やほこりの多い場所。
・水滴のかかる場所。浴室、水場など。
・油煙や湯気が直接当たる場所や熱器具、加湿器の近く。
・直射日光が直接製品に当たる場所。
・可燃性ガスのある環境。
使用者が背面の電源入力部に触れることがないように設置する
電源入力部に触れると感電の原因となります。
電源入力部に対しては、組み込み後の最終製品の適用規格に従って絶縁保護してください。
定格電圧範囲内で使用する
火災や感電、故障の原因となります。
電源: AC AC100-240V、50/60Hz
DC DC+24V
AC電源コネクタ、AC電源端子台を同時に使用しない
火災や感電、電源系統の故障の原因となります。
AC電源コネクタを使用する場合は、電源コードが次の要件を満たしていることを確認する
この製品に電源コードは付属していません。要件を満たす電源コードを準備してください。
電源コードは、この製品を使用する国や地域の強制規格に適合したものでなければなりま
せん。
- 日本: 定格 AC125V 7A コードタイプ VCTF、0.75mm
2
- ヨーロッパ: 定格 AC250V 10A、 コードタイプ H05VV-F、GTCE-3、0.75mm
2
- アメリカ: 定格 AC125V 10A、 コードタイプ SVT、3/18AWG(0.75mm
2
- 中国: 定格 AC250V 10A、 コードタイプ 配60227 IEC53 3×1平方毫米
AC電源コネクタを使用する場合は、電源コードのアースを必ず接地する
感電の原因となります。
電源端子台を使用する場合は、確実に接続する
端子台が外れると火災や感電の原因となります。
AC電源端子台を使用する場合は、安全(感電防止)のため、アース導線を本体に必ず接地す
なお、アース導線は端子台を取り付ける前に接続し、端子台を取り外してから外してくださ
い。順序を守らないと感電の原因となります。
アース導線が他の電極に接触しないようにしてください。
使用しないAC電源コネクタまたはAC端子台に絶縁カバーまたは端子台カバーを取り付ける
火災、感電の原因となります。
次のような誤った電源接続をしない
誤った接続は火災、感電、故障の原因となります。
・本体表示や取扱説明書で指定された極性、電源電圧以外への接続。
・タコ足配線。
4
警告
すべての電源接続が完了してから、電源を入力する
電源が入力された状態で接続すると、感電の原因となります。
電源端子台を使用している場合は、通電中に端子台に触れない
端子台に触れると感電の原因となります。
電源コードを抜くときは、プラグ部分を持つ
コード部分を引っ張るとコードが傷つき、火災、感電の原因となります。
電源端子台を取り外すときは、端子台部分を持つ
ケーブル部分を引っ張るとケーブルが傷つき、火災、感電の原因となります。
電源コードを傷つけない
電源コードに重いものをのせる、引っ張る、束ねて結ぶなどをしないでください。電源コード
が破損(芯線の露出、断線など)し、火災や感電の原因となります。
液晶パネルが破損した場合、破損部分に直接素手で触れない
もし触れてしまった場合には、手をよく洗ってください。
万一、漏れ出た液晶が、誤って口や目に入った場合には、すぐに口や目をよく洗い、医師の診
断を受けてください。そのまま放置した場合、中毒を起こす恐れがあります。
注意
運搬のときは、接続コードやオプション品を外す
コードを引っ掛けたり、移動中にオプション品が外れたりして、けがの原因となります。
通風孔をふさがない
・通風孔の上や周囲にものを置かない。
・風通しの悪い、狭いところに置かない。
・横倒しや逆さにして使わない。
通風孔をふさぐと、内部が高温になり、火災や感電、故障の原因となります。
濡れた手で電源プラグに触れない
感電の原因となります。
電源プラグ周辺は定期的に掃除する
ほこり、水、油などが付着すると火災の原因となります。
クリーニングの際は電源入力を遮断する
電源を入力したままでおこなうと、感電の原因となります。
5
日本語
梱包品の確認
次のものがすべて入っているか確認してください。万一、不足しているものや破損しているものがある場合は、販
売店またはEIZOサポートにご連絡ください。
参考
• 梱包箱や梱包材は、この製品の移動や輸送用に保管していただくことをお勧めします。
モニター本体
EIZO LCDユーティリティディスク(CD-ROM)
セットアップマニュアル(保証書付き(本書))
お客様ご相談窓口のご案内
クリーニングクロス
各部の名称と機能
13
1 2 4 53
15
14
1112
6 7 8
10
9
※ AC電源端子台、DC電源端子台には
  出荷時、端子台カバーが付いています。
1. ECDISインジケータ モニターの輝度がECDISの調整値に設定されている場合は、「ECDIS」の文字が
緑色に点灯します。
輝度がECDIS規格の値より高い場合は「+」が、低い場合は「-」が赤色に点灯
します。
2.
(RETURN)ボタン
※1
調整/設定をキャンセルしたり、調整メニューを終了します。
3.
 (BRILLIANCE)ボタン
※1
画面の明るさを調整します。
4.
(ENTER/MENU)ボタン
※1
調整メニューを表示し、各メニューの調整項目を決定したり、調整結果を保存
します。
5.
ボタン
※1
電源のオン/オフを切り替えます。
注意点
• 電源をオフにするときは、 を5秒以上押してください。
(電源オフの予告メッセージが表示されます。)
6. AC主電源スイッチ AC主電源のオン/オフを切り替えます。
7. 電源入力 左:AC電源コネクタ/中:AC電源端子台/右:DC電源端子台
8. 信号出力コネクタ D-Sub15ピン(ミニ)コネクタ
9. 信号入力コネクタ 左:D-Sub15ピン(ミニ)コネクタ/右:DVI-Dコネクタ
10. RS-232Cポート D-Sub9ピン(メス)コネクタ:モニター制御用
11. RS-232Cポート
(FDU2603WTのみ)
※2
D-Sub9ピン(オス)コネクタ:タッチパネル制御用
タッチパネルモニターとして使用する場合に、コンピュータとモニターをRS-
232Cケーブルで接続します。
12. USBポート
(FDU2603WTのみ)
※2
アップストリームポート:タッチパネル制御用
タッチパネルモニターとして使用する場合に、コンピュータとモニターをUSB
ケーブルで接続します。
13. 電源プラグ抜け防止金具 電源プラグを固定します。
14. ケーブルホルダー(3箇所) ケーブル抜け防止のため、ケーブルを固定します。
15.
マーク
保護接地端子
※1 電源を入れると、ボタンが橙色に点灯します。
※2 同時に使用することはできません。両方にケーブルを接続すると、USB接続が優先されます。
6
設置する
注意点
• 周囲に十分な空間を確保し、空気が循環するように設置してください。
• 設置場所を変更した場合は、キャリブレーションを実行してください(FDU2603WTのみ)。
外観図
単位:mm
出力:D-Sub15ピン
   (ミニ)コネクタ
59315.5
30
15.5
406
86
13.5
3.2
30
25
562
86
45°
58.1
138.5 70 90 90
8-M6
624
550
344
37
37
5656
456
32
32
AC電源端子台
AC電源コネクタ
DC電源端子台
入力:D-Sub15ピン
   (ミニ)コネクタ
DVI-Dコネクタ
D-Sub9ピンコネクタ
上:タッチパネル制御用
(FDU2603WTのみ)
下:モニター制御用
USBポート
(FDU2603WTのみ)
画面表示領域
筐体取付穴
(左右4箇所)
M6
7
日本語
取付方法
1.
モニター本体にはめ込まれているねじ目隠しカバーを取り外します。
ねじ目隠しカバー(上/下)
2.
モニターの筐体取付穴(上下5箇所)と組み込み先の筐体をねじで固定します(推
奨トルク:1.6~1.8N・m)。
注意点
• この製品に取り付け用のねじは付属していません。別途、組み込み先の筐体に対応する、呼び径5mmのねじ
(10本)を準備してください。
• この製品の設置可能な角度(チルト)は次のとおりです。
- 0°(垂直)~60°上向き
• モニターはコンパスから離して設置してください。コンパスの誤差の原因となります。
モニターとコンパスとの安全距離は次のとおりです。
- 標準コンパス:1.50m
- 操舵用コンパス:1.00m
取付条件
パネル開口寸法/ねじ穴間隔(単位:
mm
モニター下部には通風孔があります。十分な空
間を確保するため、組み込み先の筐体の厚みは
7mm以下にしてください。
410
133 133135
429
597
135
90 133135135
ねじ
(呼び径5mm)
取付穴
(上下5箇所)
呼び径5
8
3.
ねじ目隠しカバーをモニターに取り付けます。
モニター本体にはめ込んでください。
9
日本語
接続方法
注意点
• 使用するコネクタにキャップが取り付けてある場合は、ケーブル接続時に取り外してください。
1.
信号ケーブルを信号入力コネクタとコンピュータに接続します。
コンピュータのコネクタの形状を確認して、ケーブルを接続してください。
接続後、各コネクタの固定ねじを最後までしっかりと回して、確実に固定してください。
アナログ接続
(D-Sub)の場合
デジタル接続
(DVI)の場合
または
V55(オプション)
DD200(オプション)
参考
• モニターに入力された信号を他のモニターに出力することができます(アナログ信号のみ)。信号ケーブル
をモニターの信号出力コネクタと他のモニターに接続してください。
他のモニターへ
※モニターの電源が入っていないと、信号を出力することはできません。
2.
FDU2603WTを使用する場合は、USBケーブルまたはRS-232Cケーブル(クロスタイ
プ)をモニターとコンピュータに接続します。
USBケーブル(市販品)
RS-232Cケーブル(市販品)
または
D-SUB(OUT) D-SUB(IN)
10
3.
モニターを電源に接続します。
電源への接続方法は次の3とおりあります。設置環境や使用条件などに応じて接続してください。
AC電源コネクタを使用する場合:P.10参照
AC電源端子台を使用する場合:P.11~P.12参照
DC電源端子台を使用する場合:P.13参照
注意点
• AC電源コネクタとAC電源端子台を同時に使用しないでください。また、使用しないAC電源には、必ずカバー
を取り付けておいてください。AC電源コネクタとDC電源端子台を使用する場合には、AC電源端子台に絶縁カ
バーを取り付けてください。
• 電源への接続が完了するまで、モニターの電源を入力したり、接続する電線に通電したりしないでくださ
い。
AC電源コネクタを使用する場合
1. AC電源コネクタから絶縁カバーを取り外します。
1. カバーを固定しているねじを取り外します。
2. 電源プラグの抜け防止金具を持ち上げて、カバーを取り外します。
ねじ
電源プラグ
抜け防止金具
1. 2.
絶縁カバー
2. 電源プラグの抜け防止金具を持ち上げて、AC電源コネクタに電源コードを接続します。
接続後、金具を下ろして、電源プラグを確実に固定してください。
3. 電源コンセントに電源コードを接続します。
11
日本語
AC電源端子台を使用する場合
1. 端子台カバーを取り外します。
端子台カバー
ねじ
2. 端子台を取り外します。
AC電源端子台
3. 端子台に電線を接続します。
注意点
• 電線は、AWG 18~12(0.8~3mm
2
)のものを使用してください。
1. 電線の被覆を剥きます(被覆剥き線長さ:7±0.5mm)。
2. 先端処理が必要な場合は、棒端子(フェルール)を取り付けます。
フェルールは、フエニックス・コンタクト社製のものをご使用ください。
棒端子
7±0.5mm
3. 端子台に電線を挿入し、先端幅2.5mmのマイナスドライバでクランプねじを締めます(推奨トルク:0.5
~0.6N・m)。
端子台の入力極性は次のとおりです。
1 2 3 4 5
ピンNo. 入力極性
1 NC
2 AC(LIVE)
3 NC
4 AC(NEUTRAL)
5 NC
(NC:未接続)
クランプねじ
マイナスドライバ
電線
12
4. 端子台を取り付けます。
1. アース導線を固定します。
固定用のねじはモニター本体に取り付けてあります。
注意点
• アース導線は、AWG 18(0.75mm
2
)以上のものを使用してください。
2. 端子台を取り付け、先端の幅が2.5mmのマイナスドライバで左右のクランプねじを締めます(推奨トル
ク:0.2~0.3N・m)。
アース導線
1.
2.
注意点
• 端子台の接続後、次の点を確認してください。
- AC電源コネクタに絶縁カバーが取り付けてあること
- 電源プラグの抜け防止金具が奥までしっかりと押し込まれ、絶縁カバーに固定されていること
電源プラグ抜け防止金具
突起
13
日本語
DC電源端子台を使用する場合
1. 端子台カバーを取り外します。
端子台カバー
ねじ
2. 端子台を取り外します。
DC電源端子台
3. 端子台に電線を接続します。
注意点
• 電線は、AWG 18~12(0.8~3mm
2
)のものを使用してください。
1. 電線の被覆を剥きます(被覆剥き線長さ:7±0.5mm)。
2. 先端処理が必要な場合は、棒端子(フェルール)を取り付けます。
フェルールは、フエニックス・コンタクト社製のものをご使用ください。
棒端子
7±0.5mm
3. 端子台に電線を挿入し、先端幅2.5mmのマイナスドライバでクランプねじを締めます(推奨トルク:0.5
~0.6N・m)。
端子台の入力極性は次のとおりです。
1 2 3 4
ピンNo. 入力極性
1 DC+
2 DC+
3 DC-
4 DC-
クランプねじ
マイナスドライバ
電線
14
4. 端子台を取り付けます。
端子台を取り付け、先端の幅が2.5mmのマイナスドライバで左右のクランプねじを締めます(推奨トルク:
0.2~0.3N・m)。
4.
ケーブル類が抜けないようクランパーで固定します。
クランパー
※1
   電線用
(AC電源端子台)
USBケーブル用
電線用
(DC電源端子台)
※1 この製品にクランパーは付属していません。
別途準備してください。
15
日本語
画面を表示する
1.
を押して、モニターの電源を入れます。
モニターの操作ボタン( / )が橙色に点灯します。
2.
コンピュータの電源を入れます。
画面が表示されます。
電源を入れても画面が表示されない場合には、「画面が表示されない場合」(P.16)を参照してく
ださい。
FDU2603WTを使用する場合は、引き続きタッチパネルの設定をおこなってください。
注意点
• 使用後は、電源を切ってください。
タッチパネルの設定をする(FDU2603WT)
モニターとコンピュータをUSBケーブルで接続している場合
OSがWindows8.1/Windows8/Windows7のとき
Windows標準のタッチパネルドライバを使用します。新たにドライバをインストールする必要はあ
りません。
キャリブレーションなど、タッチパネルの設定をおこなってください。詳細は、モニターの取扱説明
書(CD-ROM 内)を参照してください。
OSがWindowsXPのとき
「EIZO LCD ユーティリティディスク」(CD-ROM)のタッチパネルドライバを使用します。ドライ
バのインストール方法、設定方法などについては、タッチパネルドライバの取扱説明書(CD-ROM
内)を参照してください。
モニターとコンピュータをRS-232Cケーブルで接続している場合
「EIZO LCD ユーティリティディスク」(CD-ROM)のタッチパネルドライバを使用します。ドライ
バのインストール方法、設定方法などについては、タッチパネルドライバの取扱説明書(CD-ROM
内)を参照してください。
注意点
• 「EIZO LCD ユーティリティディスク」(CD-ROM)のタッチパネルドライバを使用する場合は、ドライバをイン
ストールする前に、USBケーブルまたはRS-232Cケーブルがモニターとコンピュータに接続されていることを確認
してください。
OSがWindows XPの場合は、「タッチパネル設定ツール」の「基本設定」で、「設定ファイル」を「Mouse.mfd」
に変更してください。「Touch.mfd」(初期設定)にすると、タッチ位置が正しく認識されないことがあります。
ECDISのセットアップ
このモニターはECDIS(Electronic Chart Display and Information System)に組み込むことができます。組み
込むためには次の情報が必要になります。
モニター制御コマンド仕様
ECDISカラーテーブル仕様
詳細は、別紙のお客様ご相談窓口または当社Webサイト(www.eizo.co.jp)にお問い合わせください。
16
こんなときは
画面が表示されない場合
症状 原因と対処方法
1. 画面が表示されない
すべての操作ボタンが点灯しない
電源コードは正しく接続されていますか。
主電源を入れてください。
主電源を切り、数分後にもう一度電源を入れてみてく
ださい。
ボタンのみ点灯:橙色 を押してください。
すべての操作ボタンが点灯:橙色 画面の明るさを調整してみてください。
マウス、キーボードを操作してみてください。
コンピュータの電源は入っていますか。
2. 次のようなメッセージが表示される この表示はモニターが正常に機能していても、信号が正
しく入力されないときに表示されます。
信号が入力されていない場合の表示です。
例:
コンピュータによっては電源を入れても信号がすぐに
出力されないため、左のような画面が表示されること
があります。
コンピュータの電源は入っていますか。
信号ケーブルは正しく接続されていますか。
入力されている信号が周波数仕様範囲外であ
ることを示す表示です。(範囲外の周波数は
マゼンタで表示されます。)
例:
fD: ドットクロック(デジタル信号入力時の
み表示されます)
fH: 水平走査周波数
fV: 垂直走査周波数
コンピュータの設定が、この製品で表示できる解像
度、垂直走査周波数になっていますか(「対応解像
度」(表紙の裏)参照)。
コンピュータを再起動してみてください。
グラフィックスボードのユーティリティなどで、適切
な表示モードに変更してください。詳細はグラフィッ
クスボードの取扱説明書を参照してください。
17
日本語
画面に関する症状
症状 原因と対処方法
1. 画面が明るすぎる/暗すぎる 調整メニューの「ブリリアンス」を調整してくだ
さい。(「モニターの取扱説明書(CD-ROM内)参
照)。(液晶モニターのバックライトには、寿命があ
ります。画面が暗くなったり、ちらついたりするよう
になったら、EIZOサポートにご相談ください。)
2. 画面が突然暗くなった/調整メニューの「ブリ
リアンス」の値を上げることができない
この製品は常に本体内部の温度を監視しています。内
部が高温になり、一定の温度を超えると、温度を下げ
るため自動的に次の状態になります。
-
「ブリリアンス」の設定値が下がる
-
「ブリリアンス」の設定値を上げることができない
この状態は、内部の温度が下がると元に戻ります。
また、「ブリリアンス」を下げても、本体内部の温
度がさらに高くなった場合には、「WARNING」の
メッセージが表示され、自動的にモニターの電源が
切れます。(電源ランプが緑色に点滅します。)
3. 文字がぼやけて見える コンピュータの設定が、この製品で表示できる解像
度、垂直走査周波数になっていますか(「対応解像
度」(表紙の裏)参照)。
調整メニューの「輪郭補正」で調整してみてください
(「モニターの取扱説明書(CD-ROM内)」参照)。
4. 残像が現れる この現象は液晶パネルの特性であり、固定画面で長時
間使用することをできるだけ避けることをお勧めしま
す。
長時間同じ画像を表示する場合は、コンピュータのス
クリーンセーバーまたはパワーセーブ機能を使用して
ください。
5. 画面に緑、赤、青、白のドットが残るまたは
点灯しないドットが残る
これらのドットが残るのは液晶パネルの特性であり、
故障ではありません。
6. 画面上に干渉縞が見られる/パネルを押した跡
が消えない
画面全体に白い画像または黒い画像を表示してみてく
ださい。症状が解消されることがあります。
7. 画面にノイズが現れる HDCP方式の信号を入力した場合、正常な画面がすぐ
に表示されないことがあります。
8. 画面を拭いても曇りが取れない/ガラスの内側
に結露が生じた
画面を拭いても曇りが取れない場合は、パネルを保護
しているガラスの内側に結露が生じていることがあり
ます。この場合は、モニターの電源を入れて画面を表
示してください。しばらくすると結露は消えます。ま
た、ドライヤーなどでガラスを温めることで結露が消
えるまでの時間が短くなる場合があります。なお、こ
のようにガラスの内側に結露が発生しても、製品の故
障や劣化には影響はありません。
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画面に関する症状
症状 原因と対処方法
1. 画像がずれている 調整メニューの「ポジション」で画像の位置を合わ
せてください(「モニターの取扱説明書(CD-ROM
内)」参照)。
グラフィックスボードのユーティリティなどに画像の
位置を変える機能があれば、その機能を使用して調整
してください。
2. 画面に縦線が出ている/画面の一部がちらつい
ている
調整メニューの「クロック」で調整してみてください
(「モニターの取扱説明書(CD-ROM内)」参照)。
3. 画面全体がちらつく、にじむように見える
調整メニューの「フェーズ」で調整してみてください
(「モニターの取扱説明書(CD-ROM内)」参照)。
その他の症状
症状 原因と対処方法
1. 画面に次のようなメッセージが表示される 本体の冷却ファンが正常に動作していないときに表示
されます。本体背面の冷却ファンの状態を確認してく
ださい。
2. 調整メニューが表示できない 操作ボタンのロックが機能していないか確認してみて
ください(「モニターの取扱説明書(CD-ROM内)」
参照)。
ロックが機能していると、画面に「Locked」と表示
されます。
3. ファンの動作音が気になる この製品は、本体内部の温度上昇を抑えるための冷却
ファンを内蔵しています。設置位置によっては動作音
が聞こえる場合がありますが、異常ではありません
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