Casio XJ-S32, XJ-S37, XJ-S42, XJ-S47, XJ-S52, XJ-S57, XJ-SC210, XJ-SC215, XJ-42 取扱説明書

  • CASIO データプロジェクター XJ-SC210/XJ-SC215、XJ-S32/XJ-S37、XJ-S42/XJ-S47、XJ-S52/XJ-S57の取扱説明書を読み終えました。設置方法から基本操作、ランプ交換、トラブルシューティングまで、このマニュアルに記載されているあらゆる内容について質問にお答えできます。例えば、電源の入れ方、接続方法、台形補正機能の使い方など、お気軽にご質問ください!
  • 電源が入らない場合はどうすれば良いですか?
    ランプ交換の方法は?
    投映映像が歪む場合、どうすれば良いですか?
    リモコンが効かない場合は?
J Z
取扱説明書(基本編)
本書はお読みになった後も大切に保管してください。
DATA PROJECTOR
XJ-SC210/XJ-SC215
*
XJ-S32/XJ-S37
*
XJ-S42/XJ-S47
*
XJ-S52/XJ-S57
*
DATA PROJECTOR
XJ-SC210/XJ-SC215
*
XJ-S32/XJ-S37
*
XJ-S42/XJ-S47
*
XJ-S52/XJ-S57
*
*ÕÓÂብފ͇Ƞʬʑʵ
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスBの情報技術
装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレ
ビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に
従って正しい取り扱いをしてください。
この装置は、高調波電流規格JIS C 61000-3-2に適合しています。
目 次
J-1
日本語
安全上のご注意...................................................................... J-2
使用上のご注意...................................................................... J-6
ランプ取り扱い上のご注意..................................................J-6
ランプを交換するときのご注意 ....................................J-6
その他のご注意....................................................................................J-6
内容物のご確認...................................................................... J-8
CD-ROM の取扱説明書 (PDF) の使い方............J-8
本機の特長と主な機能 ...................................................... J-9
各部の名称 ................................................................................ J-9
リモコンの各キーの名称.................................................... J-11
リモコンの準備............................................................................... J-11
リモコンの電池を新しい電池と
交換するには...................................................................................... J-12
使用前の準........................................................................J-13
本機を設置する............................................................................... J-13
設置場所に関するご注意.................................................... J-14
設置角度の調整............................................................................... J-14
本機を天井から吊して設置する ............................... J-15
リアプロジェクション
(スクリーン背面からの投映)について........ J-15
パソコンとの接続........................................................................ J-16
一般的なビデオ機器との接続 ...................................... J-16
コンポーネントビデオ出力との接..................J-17
USB 機器との接続
(USB 端子付きモデルのみ)........................................... J-18
電源を入れる...................................................................................... J-19
電源を切る.............................................................................................J-21
投映の基本操作 .................................................................. J-22
入力ソースを選択する...........................................................J-22
投映映像を調節する.................................................................. J-22
音量を調節する............................................................................... J-23
台形歪みを補正する(KEYSTONE)...................J-24
設定メニューについて...................................................J-25
メンテナンスについて...................................................J-26
クリーニングについて...........................................................J-26
レンズカバーが外れてしまった.........................J-27
ランプの交換について...........................................................J-28
故障かな?と思ったら...................................................J-32
インジケーター表示について ...................................... J-32
本機のトラブルと対処について................................J-35
製品仕様..................................................................................J-37
・DLP米国テキサスインスツルメンツ社の登録商標です。
Microsoft, Windows, Windows Vista, PowerPointは米国Microsoft Corporationの
米国およびその他の国における登録商標または商標です。
AppleおよびMacintoshは米国Apple Inc.の登録商標です。
Adobe, Readerは米国Adobe Systems Incorporatedの登録商標です。
・ XGAは、米国IBM Corp.の登録商標です。
・ その他本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
・ 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
・ 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤りなど、お気
づきのことがありましたらご連絡ください。
・ 本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また、個人としてご利用
になるほかは、著作権法上、当社に無断では使用できませんのでご注意ください。
・ 本書および本製品使用により生じた損害、逸失利益または第三者からのいかなる請求につき
ましても、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
・故修理などに起因するデータの消失による、損害および逸失利益などにつきまして、当社
では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。
・ 取扱説明書に使用されている表示画面は、取扱説明書用に特別に作成されたもので、一部、
際の製品と異なることがあります。
取扱説明書(基本編)
・ 本機をお使いになる前に、必ず「安全上のご注意」(J-2ページ)「使用上のご注意」(J-6ページ)をお読
みください。
・本本機の設置方法、基本的な操作のしかたおよびランプ交換方法について説明しています。本機の
より詳しい操作方法については、付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書(応用編)をご覧ください。
J-2
安全上のご注意
このたびは本製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。
本書は、お読みになった後も大切に保管してください。
絵表示について
この取扱説明書および製品での表示では、製品を安全に正しくお使いいただ
き、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するため、いろい
ろな絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。
絵表示の例
本機の使用上のご注意
●煙臭い、発熱、大きな音などの異常
について
煙が出ている、へんな臭いがす
る、大きな音が出てランプが消
えたなどの異常状態のまま使用
しないでください。そのまま使
用すると火災・感電の原因とな
ります。すぐに次の処置を行っ
てください。
1.
電源プラグをコンセントから抜く。
2.
お買い上げの販売店またはカシオ
クノ修理相談窓口に連絡する。
● 故障したまま使用しない
本書に従って正しく使用し
も、画面が異常などの故障状態
のまま使用しないでください。
そのまま使用すると火災・感電
の原因となります。すぐに次の
処置を行ってください。
1. 電源を切る。
2.
電源プラグをコンセントから抜く。
3. お買い上げの販売店またはカシオ
テクノ修理相談窓口に連絡する。
電源コードについて
電源コードは使い方を誤ると、
火災・感電の原因となります。
次のことは必ずお守りくだ
い。
・ 電源は指定された電源電圧(日本
国内では交流100V)のコンセント
を使用する
・ 1つのコンセントにいくつもの電気
製品をつなぐタコ足配線をしない
危険 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または
重傷を負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を
示しています。
警告 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または
重傷を負う危険が想定される内容を示しています。
注意 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う
危険が想定される内容および物的損害のみの発生が想定され
る内容を示しています。
△記号は「気を付けるべきこと」を意味しています。
(左の例は感電注意)
記号は「してはいけないこと」を意味しています。
(左の例は分解禁止)
●記号は「しなければならないこと」を意味しています
(左の例は電源プラグをコンセントから抜く)
警告
J-3
安全上のご注意
電源コードは使い方を誤ると、
傷がついたり破損して、火災・
感電の原因となります。次のこ
とは必ずお守りください。
・ 重い物をのせたり加熱しない
・ 設置時にラックや壁などにはさみ
込んだり、コードの上を敷物など
で覆わない
・ 加工したりキズつけたり無理
に曲げない
・ ねじったり引っ張ったりしない
濡れた手で電源コードや電源プ
ラグに触れないでください。感
電の原因となります。
海外では使用しない
本機は日本国内専用機です。海外での
ご使用はできません。
●水異物はさける
本機に水のかからない状態で使
用してください。水がかかると
火災や感電の原因となります。
本機の上に花瓶など液体の入っ
たものを置かないでください。
水がかかると火災や感電の原因
となります。
水、液体、異物(金属片など)が
本機内部に入ると、火災・感電
の原因となります。すぐに次の
処置を行ってください。
1. 電源を切る。
2.
電源プラグをコンセントから抜く。
3. お買い上げの販売店またはカシオ
テクノ修理相談窓口に連絡する。
分 解・改 造 し な い
本機を分解・改造しないでくだ
さい。内部には高圧部分が数多
くあり、感電・やけど・けがを
する原因となります。
内部の点検・調整・修理はお買い上
げの販売店またはカシオテクノ修理相
談窓口にご依頼ください。
落とさない、ぶつけない
本機を落としたときなど、破損
したまま使用すると、火災・
電の原因となります。すぐに次
の処置を行ってください。
1. 電源を切る。
2.
電源プラグをコンセントから抜く。
3. お買い上げの販売店またはカシオ
テクノ修理相談窓口に連絡する。
火中に投入しない
本機を火中に投入しないでくだ
さい。破裂による火災・けがの
原因となります。
点灯中にレンズや吸気口/排気口
をのぞかない
点灯中にレンズや吸気口/排気
口をのぞきこまないでくださ
い。強い光が目に入り視力障害
などの原因となります。
吸気口、排気口をふさがない
吸気口(側面、背面)、排気
(前面)をふさぐと本機の内部
に熱がこもり、火災・故障の原
因となります。また、使用中に
触れるとやけどの原因となりま
す。次のことは必ずお守りくだ
さい。
・ 壁から30cm以上離して設置する
・ 風通しの悪い場所に押し込まない
・ 布などを掛けない
・ じゅうたん布団タオルなどの
柔らかい物の上や、座部の柔らか
いイスなどに置いて使用しない
(堅い平面に置いて使用してくだ
さい)
・ たてて使用しない
プロジェクターのキャビネットを
開けない
感電の恐れがあります。
お手入れの際は、電源を切って電源
プラグを抜く
感電の原因となります。
安全上のご注意
J-4
排気口部について
投映中は排気口部が高温になります
で、触れないでください。また排気口
部の近くは高温になりますので、プラ
スチック等の高温に弱い物をそばに置
いたり、下に敷いたりしないでくださ
い。変形や変色する原因となります
本機の電源を入れる前に、必ずレン
ズカバーを開く 
投映中はレンズカバーを閉めないでく
ださい。
次の場所での使用はしない
火災・感電の原因となります
・ 振動の多い場所
・ 湿気やほこりの多い場所
・ 調理台のそばなど油煙が当たるよ
うな場所
・ 暖房器具の近くホットカーペッ
トの上、直射日光があたる場所
・ その他高温や低温の所
(使用環境は5℃~35℃の環境内
でご使用ください)
本機の上に重い物をのせたり、本機
の上に乗らない 
火災・感電の原因となります
水場や風呂場などの水に濡れると
ころに置かない
不安定な場所に置かない
ぐらついた台の上や高い棚の
上など、不安定な場所に置か
ないでください。落ちたり、
倒れたりして、けがの原因と
なります。
台車などの上で使用する場合
車輪をロックしてください。
雷が鳴ったら、電源プラグに触れ
ない
リモコンについて
リモコンを分解・改造しないで
ください。感電・やけど・けが
をする原因となります。内部の
点検・調整・修理はお買い上げ
の販売店またはカシオテクノ修
理相談窓口にご依頼ください。
リモコンに水のかからない状
態で使用してください。水が
かかると火災や感電の原因と
なります。
電源コードについて
電源コードは使い方を誤ると、
火災・感電の原因となることが
あります。次のことは必ずお守
りください。
・ ストーブなどの熱器具に近づけない
・ 電源プラグを抜くときは電源
コードを引っ張らない(必ず電源プ
ラグを持って抜く)
・ 電源プラグはコンセントの奥まで
確実に差し込む
・ 使用後は本機の電源を切りクー
ルダウン後、電源プラグをコンセン
トから抜く
・ 長時間使用しないときは電源プラ
グをコンセントから抜く
・ 電源プラグは年1回以上コンセン
トから抜いて、電源プラグの刃と
刃の周辺部分にほこりがたまらな
いように乾いた布や掃除機で清掃
する
・ 電源コード特に電源プラグ部
分)の清掃には、洗剤を使用しな
・ 本体を移動させる場合は電源を
切り、電源コードを取り外す
大切なデータは控えをとる
本機に記憶させた内容は、ノー
トに書くなどして本機とは別に
必ず控えを残してください。本
機の故障、修理などにより、記
憶内容が消えることがあり
す。
投映中にレンズの前に水槽などレ
ンズ効果をもたらす物を置かない
火災の原因となることがあります。
投映レンズには手を触れない
注意
J-5
安全上のご注意
電池のご注意
電池は使い方を誤ると液もれによる周
囲の汚損や、破裂による火災・けが
の原因となります。次のことは必ずお
守りください。
分解しない、ショートさせない
加熱しない、火の中に投入しない
充電しない
極性( と の向き)に注意し
て正しく入れる
ボタン電池について
ボタン電池を取り外した場合
小さなお子様が誤って飲むこと
がないように、幼児の手の届か
ないところへ置いてください。
万一、お子様が飲み込んだ場合
は、ただちに医師と相談してく
ださい。
電池は使い方を誤ると液もれによる周
囲の汚損や、破裂による火災・けが
の原因となることがあります。次のこ
とは必ずお守りください。
本機で指定されている電池以
外は使用しない
● 使い切った電池は直ちに本機から抜く
長時間使用しないときは、リモ
コンから電池を取り外しておく
電池を廃棄する場合は各自治体の
回収方法に従って廃棄する
ランプについて
プロジェクターの使用直後は、絶対
にランプを取り出さない
ランプが高温のため、火傷の危
険があります。電源を切り、
POWER/STANDBYインジケー
ターがオレンジ色点灯に変わっ
たのを確認後、電源プラグをコ
ンセントから抜き約60分以上お
いてから取り出してください。
ランプは必ず指定のランプを使用
する
ランプは必ず指定のランプを
使用ください。指定以外のラン
プを使用すると、火災・故障の
原因となります。
ランプの交換は、電源を切り電源プ
ラグをコンセントから抜く
ランプを交換する前に、必ず
源を切って電源プラグをコンセ
ントから抜いてください。感電
の原因となることがあります。
・ ランプが破壊した時はご注意くだ
さい
ランプ破壊時には、ランプハウス
内にガラスの破片が飛び散った
り、ランプ内部のガスがプロジェ
クターの吸気口/排気口から排出
されることがあります ランプ内
部に含まれているガスは、水銀が
含まれていますので、破裂した場
合は十分な換気を行ってください
ガスを吸い込んだり、目に入った
場合は、速やかに医師にご相談く
ださい
ランプが壊れた時には自分で処理
しない
プロジェクターの光源には、内
部圧力の高い水銀ランプを使用
しています。ランプが壊れた時
には、お買い上げの販売店また
はカシオテクノ修理相談窓口に
処理をご依頼ください。お客様
ご自身で処理すると、ガラスの
破片でけがをしたり、散乱した
水銀で被害を受ける恐れがあり
ます。
その他
内部にホコリが付着したまま長時間清
掃をしないと、火災や故障の原因とな
ることがあります。1年に一度は、
部の清掃(有償)を、お買い上げの
売店またはカシオテクノ修理相談窓口
にご依頼ください。
警告
注意
警告
注意
注意
J-6
使用上のご注意
z
ランプのガラスの部分に手で触れないでください。ランプの破裂や寿命を縮める原因になります。
z光源用ランプは消耗品です。ランプの平均寿命は2000時間です。交換表示は2000時間でメ
セージが出ますが、ランプの特性や使用環境により、メッセージが出る前に暗くなったり、点灯し
なくなることがあります。
zランプの保証期間は180日間または500時間のいずれか早い方です。
zランプは内部圧力の高い水銀ランプを使用しています。衝撃やキズ使用時間の経過による劣化
などにより、大きな音をともなって破裂したり、点灯しなくなることがあります。また、ランプの
個体差や使用条件によってランプの寿命に大きな差があります
zランプ交換時期になると、交換メッセージが表示され、ランプのインジケーターが赤色に点滅し
ます。このときは本書記載の交換手順に従い交換してください。
zランプ寿命到達後、100時間を超えて使用すると、クールダウン後スタンバイ状態になり電源が
入らなくなります。
z
ランプ交換時期になると、「ランプの交換時期です。取扱説明書に従い早めに交換してください。
のメッセージが約10秒表示され、ランプのインジケーターが約1秒間隔で赤色の点滅を行います。
ランプ交換メッセージが表示されたら、ランプが点灯する状態でも速やかに交換してください。
z交換用ランプは、専用交換ランプを販売店にてお求めください。指定のランプ以外は使用しない
でください。
zランプ交換は、電源を切り、POWER/STANDBYインジケーターがオレンジ色点灯に変わった
のを確認後、電源プラグをコンセントから抜き約60分以上おいてから行ってください。動作中や
停止直後は、ランプカートリッジが高温の為、火傷の原因となりますのでご注意ください。
zランプは水銀物質を使用しています。ご使用後のランプは、各自治体の規制に従い廃棄してくだ
さい。
zランプには、輸出貿易管理令別表第一該当の部品が組み込まれています。ランプ単品で外国に持
ち出す場合は、外国為替および外国貿易法に基づく手続きが必要となる場合があります。
zランプ交換の際は、交換用ランプに同梱の専用ドライバーをご使用ください。
本機は精密な電子部品で構成されています。データが正常に保持できなくなったり、故障の原因に
なりますので、以下のことに注意してください。
z次のような場所での使用や保管は避けてください。本機の故
障・破損の原因になります。
z静電気が発生しやすいところ
z極端に高温または低温のところ
z湿度の高いところ
z急激な温度変化が起こるところ
zほこりの多いところ
zぐらついたところや傾いた不安定な場所
z水に濡れるような場所
ランプ取り扱い上のご注意
注意 交換時期を超えて使用するとランプが破裂する可能性が高くなります。交換
メッセージが表示されたら、速やかに新しいランプと交換してください。
ランプを交換するときのご注意
XJ-S32/XJ-S37用交換ランプ YL-3A
XJ-SC210/XJ-SC215/
XJ-S42/XJ-S47用交換ランプ YL-4A
XJ-S52/XJ-S57用交換ランプ YL-5A
その他のご注意
J-7
使用上のご注意
z次のような使用方法は避けてください。本機の故障・破損の原
因になります。
z高温や低温のところ(使用環境は5℃~35℃の環境内でご使
用ください。
z本機の上に重い物をのせたり、本機の上にのらないでくだ
さい。
z本機の中に物を落としたり、入れたりしないでください。
z本機の上に花瓶など水が入った物を置かないでください。
z消耗した電池をリモコンに取り付けたまま長期間放置しないでください。
電池が液もれすることがあります。液もれは故障破損の原因になることがあります。
zお手入れの際は、乾いた柔らかい布をご使用ください
特に汚れがひどい場合は、中性洗剤に浸した布を固くしぼっておふきください。なお、シンナーやベ
ンジンなどの揮発性溶剤は使用しないでください。文字が消えたり、ケースにシミをつけてしまう
恐れがあります。
z画面のドット欠けについて
本商品は、非常に高度な技術を駆使して作られておりますが、画面の一部に非点灯などのドットが
存在することがあります。これは故障ではありません。
z投映中は本体に衝撃を加えないでください。
投映中に本体に衝撃を加えると、投映が一時的に途切れた後に、画面の変色やエラーが発生するこ
とがあります。
画面が変色した場合は、本体またはリモコンの[INPUT]キーで投映していた入力ソースを選択し直
すと、元の色に戻ります。元の色に戻らない場合は、“電源を切るには”J-21ページ)に従って電源を
切ってから、再度電源を入れてください。
エラーが発生した場合は、“故障かな?と思ったら”(J-32ページ)をご覧いただきインジケーター表
示に従って対処してください。
z台形補正時画質について
台形補正操作を行うと画像が圧縮されるため、画像が乱れたり画質が低下する場合があります。
のような場合は、可能な限り“本機を設置する”(J-13ページ)のイラストの設置状態に近づけてく
さい。イラストの設置状態に近いほど台形補正は少なくて済み、イラスト通りに設置すれば台形補
正は不要となります。
画質を重視する場合は、台形補正機能が不要な位置に設置の上、補正を解除してご使用ください。
z本機は、24時間連続使用などの長期連続運転での使用や本書で規定しております“設置場所に関
するご注意”(J-14ページの設置条件を無視して使用された場合、保証期間であっても有償保
とさせていただきます。
本体の移動時の注
動作中および電源を切った直後は、前面の排気口およびその上
面が高温になっております。本機を移動する際は図のように必
ずプロジェクターの両側面を持つようご注意ください。
ソフトケースへの収納について
本体が冷えてからソフトケースに収納してください。
J-8
内容物のご確認
パッケージには以下の内容物が含まれていますので、ご確認ください。
付属のCD-ROMには、より詳しい操作方法を解説した「取扱説明書(応用編)」がPDFファイル形式
収録されています。またUSB端子付きモデル(XJ-SC215/XJ-S37/XJ-S47/XJ-S57)には「USB拡張
機能ガイド」も収録されています。
取扱説明書(PDF)を読むには、Adobe® Reader
®が必要です。
取扱説明書(PDF)を見るには
1. CD-ROMを、パソコンのCD-ROMドライブにセットしてください。
2. CD-ROMの中の「Users Guideフォルダを開きます。
3.「UsersGuide_Japanese.pdf」ファイルをダブルクリックします。
zAdobe Readerが起動し、取扱説明書が表示されます。
zファイル名の後ろの「.pdf」は、パソコンの設定により表示されない場合があります。
4. USB端子付きモデルの「USB拡張機能ガイド」を読むには
「USB_Guide_Japanese.pdf」ファイルをダブルクリックします。
CD-ROMの取扱説明書(PDF)の使い方
データプロジェクター リモコン(YT-35) 試用電池(CR2025)
(リモコンに装着されています)
電源コード 専用AVケーブル ミニD-Subケーブル
・ 保証書
・ ユーザー登録カード
・ バーコード付きシリアルナンバーシール(2枚)
・ ソフトケース(本体用とコード類用)
・CD-ROM
・ 取扱説明書(基本編)(本書)
・ 「ご使用前にお読みください」
J-9
本機の特長と主な機能
zスリムでコンパクトなデータプロジェクター厚さわずか32mm(最薄部)のB5ファイルサイズを実
現。場所を選ばない容易な設置投映が可能です。
z最短0.84mからの広範囲な投映距離スクリーンまでの距離が十分に取れない場所にも対応する広角
2倍ズームを採用。60インチの大画面も1.7mの距離から投映可能です。
z多様な入力ソースに対応パソコンのRGB信号、ビデオ機器のコンポジットビデオ信号(RCAピン
ジャック)コンポーネントビデオ信号(Y・Cb/Pb・Cr/Pr)の各入力ソースに対応しています。
zアスペクト比を維持した投映に対応パソコンのRGB信号が入力ソースのとき、入力ソースのアスペク
ト比を維持して投映することができます。
zダイレクトパワーオン機能本機をコンセントにつなぐだけで、自動的に電源が入り、投映を開始する
ように設定することができます。出先でプレゼンテーションを行うときなどの手間が省けます。
zポインター機能リモコン操作で様々な形状のポインターを投映画面に表示可能です。
z外部USB機器を使った拡張機能(USB端子付きモデルのみ)XJ-SC215/XJ-S37/XJ-S47/XJ-S57の
USB端子にはUSBメモリー、無線アダプターYW-2、または書画カメラ(マルチPJカメラシステム
YC-400/YC-430)を接続することができます。USBメモリー内の画像投映やパソコン画面のワイヤレ
ス投映、書画カメラを使った書類の直接投映が可能です。
各部の名称
【前面/上面/側面】
【キーインジケーター部】
[ENTER]キーには、キーの名前が印刷されていません。本書中で[ENTER]キーを押すように説明
されている箇所では、このキー(またはリモコンの[ENTER]キー)を押してください。
各部の名称
角度調節ノブ
リリースボタン
キーインジケーター部
リモコン受光部 排気口
レンズカバー 投映レンズ
吸気口
スピーカー
[FOCUS]キー
[ENTER]キー
[MENU]キー
[ESC]キー
カーソルキー
TEMPインジケーター
LAMPインジケーター
POWER/STANDBY
インジケーター
[](電源)キー
[INPUT]キー
[AUTO]キー
[ZOOM]キー
各部の名称
J-10
【底面】
【背面部】
パソコンから本機を制御するための端子で、通常は使用しません。接続には、別売品の専用ケーブ
ルが必要です。
z盗難防止用ロック穴は盗難防止用のチェーン等を取り付けるためのものです。ケンジントンロック
のホームページ(http://www.kensington.com/)もご参照ください。
警告
z動作中はレンズをのぞかないでください。
z吸気口/排気口をふさがないでください。また、30cm以内に障害物を置かないでく
ださい。内部の発熱により、火災や故障の原因となります。
z排気口の周辺にさわらないでください。高温のため、やけどをするおそれがあり
ます。
警告 z本体側面、背面の吸気口をふさがないでください。内部の発熱により、火災や故障
の原因となります。
角度調節ノブ
左右傾き調節ノブ
(2カ所)
ランプカバー
角度調節ノブ
リリースボタン
シリアル端子
COMPUTER端子
USB端子
(XJ-SC215/XJ-S37/
XJ-S47/XJ-S57のみ)
リモコン受光部 電源コネクター
盗難防止用ロック穴
吸気口
AV端子
J-11
各部の名称
リモコンにはあらかじめ試用電池が装着されています。ご使用の前に裏面の電池絶縁シートを抜いてく
ださい。
z電池が消耗しますので、保管時はキーが押されないようにご注意ください。
リモコンの各キーの名称
リモコンの準備
リモコン発光部
[INPUT]キー
[AUTO]キー
[](電源)キー
[ZOOM +/-]キー
[FOCUS S/T]キー
[D-ZOOM +/-]キー
[KEYSTONE +/-]キー
[BRIGHT]キー([○]キー)
[ECO]キ([△]キー)
[ASPECT]キー([□]キー)
[FUNC]キー
[BLANK]キー
[FREEZE]キー
[VOLUME] キー
[COLOR MODE]キー
[MENU]キー
カーソルキーS/T/W/X
[POINTER]キー
[ENTER]キー([STYLE]キー)
[ESC]キー
各部の名称
J-12
リモコンを初めて使う場合は、本機に付属の試用電池(CR2025)をご使用ください。
リモコンの電池を新しい電池と交換するには
注意 電池は間違ったタイプに交換すると、破裂の危険があります。
使用済みの電池は、取扱説明書に従って廃棄してください。
注意
電池は使い方を誤ると、液漏れによる周囲の汚損や、破裂による火災、けがの原因と
なることがあります。次のことは必ずお守りください。
z極性(+/-の向き)に注意して正しく入れてください。
z本機で指定されている電池以外は絶対に使用しないでください。
1. 裏側の電池ホルダーの切り欠きにツ
メをかけロックを横に押しながら
(1)、引き抜きます(2)。
2. 新しい電池(CR2025)を電池ホル
ダーにセットします。
z電池の極性を逆に入れない様に注意して
ください(+側が上)
3. 電池ホルダーを差し込みます。
2
1
J-13
使用前の準備
周囲に十分な余裕がある、しっかりした机や台の上などに設置してください。
z投映するスクリーンに対して次のように設置すると、最適な映像を得ることができます。
z本機を傾けて設置する場合、水平方向より上下±30度の範囲で設置可能です。上下にこの範囲以上に
傾けたり、左右に傾けて設置しないでください。ランプの破裂や寿命を縮めたり、故障の原因となり
ます。
z本機の自動台形補正の補正可能範囲は0~+30度です。水平方向より下へ投映する場合は、手動で台
形補正を行ってください(J-24ページ)
z空気が薄い高地(海抜 1,500m~3,000m)でご使用になるときは、高地モードをオンにしてくださ
い。詳しくは、付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書(応用編)をご覧ください。
本機を設置する
上から見た図 横から見た図
本機の投映レンズの中心
とスクリーンの左右方向
の中央位置が一致するよ
うに設置します。
本機とスクリーンが直角に
なるように設置します。
スクリーン スクリーン
使用前の準備
J-14
本機の性能は,設置する環境によって影響を受けることがあります。設置場所が次の条件に合っているこ
とをご確認ください。
zいつでも電源プラグが抜けるよう、電源プラグに手が届く場所でお使いください。
z下図に示す範囲には物を置かないでください。特に吸気口、排気口の周囲にはご注意ください。
z本機の周囲に障害物や物を置かないでください。特に吸気口や排気口の30cm以内に障害物や物を置か
ないでください。
z投映中は排気口部が高温になりますので、触れないでください。また、排気口部の近くは高温になりま
すので、プラスチック等の高温に弱い物をそばに置いたり、下に敷いたりしないでください。変形や変
色の原因となります。
z不安定な場所や振動しやすいところは避けてください。また、絨毯や布団、タオルなど柔らかい物の上
に置かないでください。
z直射日光の当たる場所での使用は避けてください。
zほこりの多い場所や多湿な場所での使用は避けてください。
zスピーカーやテレビ、ラジオなど磁気を発生する機器や暖房機器の近くでの使用は避けてください。
z本機を使用すると、ファンの吸気口にほこりがたまることがあります。ほこりがたまると故障の原因に
なりますので、本機をお使いになる前に毎回ほこりがたまっていないことを確認してください。ほこり
がたまっている場合は、必ずファンの吸気口を掃除し、ほこりを取り除いてからお使いください。
z本機を設置する際には、吸気口をふさがないように設置してください。吸気口をふさぐと、ランプの寿
命を縮める原因になります。
z空調の風向きにより、レンズ付近に本機の排気熱が当たると投映画面に揺らぎが発生することがあり
ます。その場合、空調の風向きや本機の設置位置を変更してご使用ください。
本機の設置角度(投映レンズの仰角=投映角度)を、0度(水平)~12度の範囲内で調整することができま
す。また、必要に応じて左右の傾きを微調整することもできます。
本機の設置角度を調整するには
設置場所に関するご注意
設置角度の調整
1. 本体の手前を持ち上げた状態で側面のリ
リースボタンを押します。
z角度調節ノブが引き出されます。
z角度調節ノブは、リリースボタンを押してから引き
出してください。リリースボタンを押さずに引き出
すと、故障の原因となります。
30cm
吸気口
吸気口
排気口
スペースを開け、
吸気口や排気口を
ふさがない
J-15
使用前の準備
z角度調節ノブをしまう時は、リリースボタンを押してからノブを押し込んでください。リリースボタ
ンを押さずに無理に押し込まないでください。
本機は天井から吊して設置することが可能です。天井から吊して設置する場合は、本機を天地逆さまにし
て設置します。
詳細は、販売店にお問い合わせください。
z本機を、火災検知器報知器など消防設備のある天井へ取り付ける場合、本機を消防設備からできる
だけ(最低1m 以上)離してください。本機と消防設備が近いと、本機の排気により消防設備が誤動作
する恐れがあります。また、蛍光灯や強い光源の近くに設置しないでください。リモコンで操作でき
なかったり、利用可能範囲がせまくなります。設置予定位置でのリモコン操作の可否は、必ず設置前
にご確認ください。
z本機を天井から吊して設置した場合、映像が上下左右逆になりますので、設定メニューを使った設定
の変更が必要になります。詳しくは、付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書(拡張編)をご覧く
ださい。
リアプロジェクションでは映像が左右逆になりますので、設定メニューを使った設定が必要になります。
詳しくは、付属のCD-ROMに収録されている取扱説明書(応用編)をご覧ください。
2. 角度調節ノブの長さを大まかに決めて、リリースボタンを離します。
zリリースボタンを離した位置で、角度調節ノブが固定されます。
3. 左右傾き調節ノブを回して、本機の仰角と左
右の傾きを微調整します。
z左右傾き調節ノブは微調整用のため、回し過ぎない
でください。ノブが外れたり、締め過ぎにより回せな
くなるおそれがあります。
本機を天井から吊して設置する
リアプロジェクション(スクリーン背面からの投映)について
左右傾き調節ノブ
使用前の準備
J-16
パソコンからのアナログRGB出力を、本機で投映することができます。
z接続する際は、本機とパソコンの電源を切った状態で行ってください。
zパソコンからの音声出力を大きくしすぎないようにしてください。
ビデオデッキやテレビ、ビデオカメラなど各種ビデオ機器からの映像を、本機で投映することができます。
z接続する際は、本機とビデオ機器の電源を切った状態で行ってください。
z付属の専用AVケーブルを使って、ピンジャック(RCA)タイプのVIDEO出力端子と接続することができ
ます。ビデオカメラなど、特殊な形状のビデオ出力端子を備えたビデオ機器と接続する場合は、ビデオ
機器に付属の専用ケーブルなどを利用して接続してください。詳しくは、接続するビデオ機器の取扱説
明書を参照してください。
パソコンとの接続
一般的なビデオ機器との接続
<本機>
<パソコン>
付属のミニD-Subケーブル
オーディオケーブル(市販品)
AV端子
モニタ端子
(アナログRGB出力端子)
COMPUTER端
ライン出力端子へ
<ビデオ機器>
AV端子
付属の専用AVケーブル
<本機>
黄色
VIDEO
出力端子へ
AUDIO
出力端子へ
J-17
使用前の準備
一部のビデオ機器は「コンポーネントビデオ出力端子」を備えています。別売品のコンポーネントビデオ
ケーブル(YK-3)を使って、ビデオ機器のコンポーネントビデオ出力端子と本機のCOMPUTER端子を接
続することができます。
z接続する際は、本機とビデオ機器の電源を切った状態で行ってください。
z別売品のコンポーネントビデオケーブル(YK-3)を使って、ピンジャック(RCA)タイプのコンポーネン
トビデオ出力端子と接続することができます。その他の形状の端子には対応しておりませんので、ご注
意ください。
zコンポーネントビデオ出力端子は、「Y・Cb・Cr」または「Y・Pb・Pr」の3つで1セットとなっています。別売
品のコンポーネントビデオケーブル(YK-3)の3つのプラグの色と端子側の色が合うように接続してく
ださい(緑-Y、青-Cb/Pb、赤-Cr/Pr)
z接続が可能なのは、アナログのコンポーネントビデオ出力端子です。デジタル出力端子には対応してお
りません。
コンポーネントビデオ出力との接続
<本機>
<ビデオ機器>
別売品のコンポーネント
ビデオケーブル(YK-3)
AUDIO出力端子へ
付属の専用AVケーブル
コンポーネントビデオ
出力端子へ
(空き)
AV端子 COMPUTER端子
使用前の準備
J-18
XJ-SC215/XJ-S37/XJ-S47/XJ-S57のUSB端子には、次の各機器を接続することができます。
zUSBメモリーを接続
USBメモリーにパソコンなどを使ってあらかじめ保存しておいた画像または動画データをプロジェク
ターで投映することができます。付属ソフトウェアを使ってMicrosoft PowerPointのデータを画像
ファイルに変換、USBメモリーに転送すれば、PowerPointで作成したプレゼンテーションをパソコン
なしで投映することも可能です。
※ 全てのUSBメモリーの動作を保証するものではありません。
z無線アダプター(YW-2)を接続
本機にYW-2を接続することで、パソコンの画面をワイヤレスでプロジェクターから投映することが可
能です。最大4台のパソコンでプロジェクターを共有し、ユーザーを切り替えながら投映することもで
きます。
z書画カメラ(マルチPJカメラシステムYC-400/YC-430)を接続
マルチPJカメラシステムYC-400/YC-430を直接プロジェクターのUSB端子に接続して、パソコンな
しで書類などを投映することができます。
これらUSB機器をプロジェクターに接続する方法や、投映の操作などについて詳しくは、付属のCD-ROM
に収録されている「USB拡張機能ガイド」を参照してください。
USB機器との接続(USB端子付きモデルのみ)
/