Shimano SM-3R40 Service Instructions

タイプ
Service Instructions
この取扱い説明書は、ご購入された自転車に装着されているシマノ製自転車部
品の取扱い方法を説明しています。ご購入された自転車及びシマノ製自転車
品以外に関するご質問は、ご購入先または自転車製造元へのお問い合わせをお
すすめいたします
※取扱い説明書は下記にてご覧いただけます。
http://si.shimano.com
堺市堺区老松町3丁77番地 〒590-8577
0570 - 031961
Fax. 072-243-7847
SI-0123A-001-00
安全の為に必ずお守りください
警告
製品を取付ける際は、必ず説明書等に示している指示を守っ
てください。その際、シマノ純正部品の使用をお勧めします。
ボルトやナット等が緩んだり、破損しますと突然に転倒して
重傷を負う場合があります。
また、調整が正しくない場合、不具合が発生し、突然に転倒
して重傷を負う場合があります。
取扱い説明書はよくお読みになった後、大切に保管してくだ
さい。
不明な点については販売店または代理店にご相談ください。
注意
レバー操作は必ず1段ずつ変速し、ペダルの踏力を弱くして
行ってください。強くペダルを踏んでいる時に、無理やり変
速レバー操作をすると、足がついていかずペダルから足を踏
みはずして、転倒事故につながることがあります。
ベルクランク部分には、絶対に足をかけないでください。変
速不具合の原因となります。
使用上の注意:
通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の経年劣化は保
証いたしません。
SI-0123A-001
レボシフトレバー /
ベルクランク4 / ベルクランク6
(内装 3 段用)
使用方法
インター3ハブに添付されている取扱い説明書も合わせてよくお
読みください。
レボシフトレバーの操作方法
手元のレボシフトレバーを回して1段ずつ変速させます。
レボシフトレバー
インジケーター
ペダリングが重くなる
ペダリングが軽くなる
インジケーターは
3
の方向に動く
インジケーターは
1
の方向に動く
……スタート時/砂利道やデコボコ道/登り坂/重い荷物を積ん
でいる時/向い風の時
……平地を走る時
……速く走りたい時
レバーの取付け
図のようにレバーをセットします。
22.2mm
締付ける
ハーフグリップ
取付ボルト
ハンドルバー
ブレーキレバー
3mmアレンキー
ブレーキレバーとレボシフトレバーが干渉しないために、ブレーキ
レバーのバンド部の厚みは4.3mm以下のものを使用します。
ハンドルバーのストレート部は
158mm以上あること。なお、レ
ボシフトレバーはこのストレート
部にセットします。
1
2
3
4
レボシフトレバーとハーフグリップの
間に、0.5mmのすき間をあけます。
締付トルク :
2 - 2.5 N·m
{20 - 25 kgf
·
cm}
変速用ケーブルの取付け
変速用ケーブルは、片エンドケーブルをご使用ください。
カセットジョイント側
樹脂キャップ
レボシフトレバー側
樹脂キャップ
1.
レボシフトレバーを
1
にセットします。
1
にセット
レボシフトレバー側
2.
カバー取付ネジ(2本)
ゆるめ、カバーを取外し
ます。
カバー取付ネジ
カバー取付ネジ
カバー
カバー取付ネジ
上からタイプ
下からタイプ
注意:
カバーは上から止めるタイプと下から止めるタイプがあります。
カバーの仕様を確認して取外してください。
3.
インナーケーブルを連結ケーブルにセットします。
インナーケーブルのタイコを連結ケーブルの穴に引掛け、イン
ナーケーブルをアウター受けの溝に入れます。その後、アウター
受けにアウターケーシングを入れます。
連結ケーブルの穴
アウター受けの溝
4.
カバーをカバー取付ネジ(2本)で固定します。
締付トルク :
0.1 - 0.2 N·m {1 - 2 kgf·cm}
カバー取付ネジ
カバー取付ネジ
カバー取付ネジ
上からタイプ
下からタイプ
カバー
注意:
カバーは上から止めるタイプと下から止めるタイプがあります。
カバーの仕様を確認して取付けてください。
ベルクランク側
5.
カバー取付ネジをゆるめ、
ベルクランクカバーを取
外します。
カバー取付ネジ
ベルクランク
カバー
6.
ベルクランク本体のインナー固定ナットをゆるめます。
次にインナーケーブルをケーブルアジャストボルトからリンク
の溝へ、そしてリンクとインナー固定板の間に通します。
リンク
インナー固定板
インナー固定ナット
ケーブルアジャストボルト
ゆるめる
OK 不可
インナーケーブルは、リンクの溝に
必ず通してください。
7.
レボシフトレバーを
2
にセットします。
次にインナーケーブルを引いた状態で、ベルクランク本体のリ
ンクの端が窓の2本線(黄色)の間にくる位置で、インナー固定
ナットを締め付けます。
インナー
固定ナット
締付ける
引く
黄色の線 黄色の線
リンクの端
リンクの端が黄色の線の間に
くるようにします。
インナー固定ナットを締付けた
後、余分なインナーケーブルを
切断します。
4mm以内
締付トルク :
4 - 6 N·m {40 - 60 kgf·cm}
2
にセット
8.
ベルクランクカバーをカバー取付ネジで固定します。
ベルクランクの取付け
1.
ハブ軸にプッシュロッ
ドを差し込みます。
プッシュ
ロッド
プッシュロッドの先端はハブ軸の端面
から約14mm出るのが適正です。
約14mm
2.
ベルクランク本体をハブ軸に押し込みながら、ベルクランク本
体内側のセレーションをハブナットに合わせ、ベルクランク本
体がハブ軸の端面に当たるまで押し込みます。この状態で本体
取付ボルトをハブ軸に締付けます。
締付トルク :
3 - 5 N·m {30 - 50 kgf·cm}
本体取付ボルト
5mmアレンキー
または
10mmスパナ
ハブナット
ハブ軸の端面
窓の縁
窓の縁とハブ軸の端面が
一致していること。
ベルクランクの調整方法
1.
レボシフトレバーを
2
にセットします。
次にケーブルアジャストボルトを回して、プッシュロッドの赤
線とハブ軸の端面が一致するように合わせます。
ケーブルアジャスト
ボルト
プッシュロッド
2
にセット
プッシュロッドの赤線とハブ軸の端面が一致すること
黄色の線
ハブ軸の端面
プッシュロッドの
赤線
黄色の線
リンクの黄色部分
もし、プッシュロッドの赤線が見えなくなった場合は、
リンクの黄色部分が窓の2本線(黄色)の間にくるようにします。
注意:
調整のときは、窓の2本線(黄色)
を真上から見てください。
2.
クランクを回転させながら、レボシフトレバーを
3
→
1
へ、
そして
1
→
3
へ操作を2~3回繰返し、変速していることを確
認します。再びレボシフトレバーを
2
にセットし、プッシュロッ
ドの赤線とハブ軸の端面が一致していることを確認してくださ
い。
もし、一致していない場合は、ケーブルアジャストボルトを
回して微調整をしてください。
3.
ベルクランクの調整後、
ケーブルアジャストボ
ルトをケーブルアジャ
ストナットで固定しま
す。
ケーブルアジャスト
ナット
締付トルク :
1.5 - 2.5 N·m {15 - 25 kgf·cm}
変速用ケーブルのフレームへの固定
ケーブルをフレームにアウタークリップで固定します。
20~25cm
アウタークリップ
ハンドルを回してもケーブル
に無理がかからないように、
余裕をもたす。
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