Dell Symantec Backup Exec クイックスタートガイド

タイプ
クイックスタートガイド
Symantec Backup Exec 2010
クイックインストールガイド
20047221
Backup Exec のインストール
この文書では以下の項目について説明しています。
システムの必要条件
インストール前の処理
Backup Exec サービスアカウントについて
ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール
ローカルメディアサーバーへの Backup Exec 追加オプションのインストール
以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードについて
インストール後のタスク
システムの必要条件
このバージョンの Backup Exec の実行に必要なシステムの必要条件を次に示します。
1-1
システムの必要条件
必要条件項目
互換性があるオペレーティングシステム、プラットフォーム、アプリケーション
のリストは、次の URL で参照できます。
http://entsupport.symantec.com/umi/V-269-1
Windows Server 2008 Windows Server Core インストールオプション
が実行されているコンピュータに Backup Exec メディアサーバーをインストー
ルすることはできません。Server Core コンピュータには、Backup Exec
Remote Agent for Windows Systems のみインストールできます。
読み取り専用ドメインコントローラ (RODC) ロールに構成されている Windows
Server 2008 コンピュータに、SQL Express または SQL Server 2005 をイ
ンストールすることはできません。読み取り専用ドメインコントローラロールで
は、SQL Express および SQL Server 2005 で必要なローカルアカウントを
使用できません。RODC コンピュータに Backup Exec をインストールする場
合は、Backup Exec データベース用のリモート SQL インスタンスを選択する
必要があります。
オペレーティングシ
ステム
Backup Exec は、Microsoft Windows Microsoft Operations Manager
(MOM) 2005 と併用できます。
アプリケーションのサ
ポートの追加
Internet Explorer 6.0 以上(SQL Server 2005 Express には Service Pack
1 が必要です)
インターネットブラウ
Intel PentiumXeonAMD、またはこれらに互換性のある種類プロセッサ
必須:512 MB RAM
推奨:1 GB RAM 以上 (パフォーマンスの向上にはさらに増やすことをお勧
めします)
メモ: 必要とされる RAM は、実行する操作、インストールするオプションお
よびコンピュータの構成によって異なります。
CASO の場合:512 MB RAM (1 GB を推奨します)
仮想メモリの推奨値:Windows 推奨の合計ページングファイルサイズ (
ディスクボリュームの合計) 20 MB を加算した容量。ページングファイル
サイズの参照または設定の方法について詳しくは Microsoft Windows
ヘルプマニュアルを参照してください。
メモリ
1.44 GB (通常のインストールの場合)
2.32 GB (すべてのオプションを含む場合)
メモ: 必要とされるディスク領域は、実行する操作、インストールするオプショ
ンおよびシステム構成によって異なります。Backup Exec のデータベースお
よびカタログ用に、別途領域が必要となります。さらに 330 MB SQL
Express に要求されます。
インストールディスク
領域
1 Backup Exec のインストール
システムの必要条件
4
必要条件項目
推奨されるハードウェアは次のとおりです。
ネットワークインターフェースカードまたは仮想ネットワークアダプタカー
CD/DVD ドライブ
マウス (推奨)
Windows 対応モデム (ぺージャ通知用オプション)
Windows 対応プリンタ (プリンタ通知用オプション)
その他のハードウェ
ストレージメディアのドライブ、ロボットライブラリ、リムーバブルストレージデバ
イスと取外し不可能なハードディスクドライブを使うことができます。
互換性があるデバイスのリストは、次の URL で参照できます。
http://entsupport.symantec.com/umi/V-269-2
Backup Exec を購入するとき、各ロボットライブラリの最初のドライブのサポー
トを利用できます。追加の各ロボットライブラリドライブのサポートを希望され
る場合は、別売の Backup Exec Library Expansion Option が必要です。
ストレージ用ハード
ウェア
インストール前の処理
Backup Exec をインストールする前に、次のタスクを実行する必要があります。
Backup Exec をインストールするコンピュータで Backup Exec 環境チェックを実行し
ます。環境チェックでは、インストール処理を完了できるかどうかを確認するためにコ
ンピュータが分析されます。インストール中に Backup Exec によって解決される設定
の問題、またはインストールを妨げる要因となる設定の問題が検出された場合は、警
告が表示されます。環境チェックはインストール中に自動的に実行されますが、Backup
Exec をインストールする前または Backup Exec でデータをバックアップする前に手
動で実行することもできます。
メディアサーバーにストレージデバイスハードウェア (コントローラ、ドライブ、ロボットラ
イブラリ) をインストールします。インストールの方法について詳しくはストレージデバイ
スハードウェアに付属したマニュアルを参照してください。コントローラおよびストレー
ジデバイスの設定を行うには、該当する Windows のハードウェアセットアップ機能を
使用してください。詳しくは Microsoft Windows のマニュアルを参照してください。
Windows のセキュリティ設定をチェックして、その設定が Backup Exec サービスアカ
ウントで適切に動作することを確認します。
p.6 Backup Exec サービスアカウントについて」 を参照してください。
Backup Exec をインストールするドライブが暗号化または圧縮されている場合にデ
フォルトの SQL Express データベースを使用するには、暗号化または圧縮されてい
ないドライブに SQL Express をインストールできることを確認します。
5 1 Backup Exec のインストール
インストール前の処理
Backup Exec をインストールするコンピュータのコンピュータ名を確認します。標準の
ANSI 文字のみが使用されている必要があります。標準でない文字が使用されてい
る名前のコンピュータに Backup Exec をインストールすると、エラーが発生する可能
性があります。
他のすべてのプログラムを終了します。
Backup Exec サービスアカウントについて
メディアサーバー上のすべての Backup Exec サービスは、Backup Exec システムサー
ビス用として構成されているユーザーアカウントのコンテキスト内で実行されます。このア
カウントは Backup Exec のインストール時に作成することができます。また、既存のユー
ザーアカウントを使用することもできます。インストール時に Backup Exec のサービスア
カウントを作成するには、使用する Backup Exec サービスの管理者アカウントの名前お
よびパスワードを入力します。
メモ: Backup Exec がインストールされるとき、Backup Exec サービスアカウントと Backup
Exec システムログオンアカウントは同じユーザー名に設定されます。使われなくなった
サービスアカウントのユーザー名を変更する必要がある場合は、新しいクレデンシャルを
使うために Backup Exec システムログオンアカウントも変更してください。
コンピュータがドメインに属している場合は、ドメインの管理者アカウントまたはドメインの
管理者グループ内のアカウントに相当するアカウントを入力します。[ドメイン]リストでドメ
イン名を選択または入力します。
コンピュータがワークグループに属している場合は、管理者アカウントまたはコンピュータ
の管理者グループ内のアカウントに相当するアカウントを入力します。[ドメイン]リストでコ
ンピュータ名を選択または入力します。
新しいアカウントを作成する場合でも、既存のユーザーアカウントを使用する場合でも、
Backup Exec のサービス用として使用するアカウントには、次の権限が必要です。
ユーザーとして認証し、ユーザー ID のもとでリソースにアクセスする。
ローカルリソースへのアクセス時に使用可能なトークンオブジェクトを作成する。
サービスとしてログオンする。
管理権限 (コンピュータに対する完全で制限のない権限)
バックアップオペレータ権限 (ファイルとディレクトリをリストアする権限)
監査ログおよびセキュリティログを管理する。
Microsoft Small Business Server の場合は、実装されているセキュリティの関係により、
サービスアカウントとして Administrator を使用する必要があります。
1 Backup Exec のインストール
Backup Exec サービスアカウントについて
6
Windows Server 2003/2008Windows XP コンピュータでは、空のパスワードのアカ
ウントが許可されるように Windows が設定されていない限り、空のパスワードのアカウン
トを使用して Backup Exec をインストールすることはできません。空のパスワードを指定
した場合は、インストール中に次のエラーメッセージが表示されます。
<サーバー>¥<ユーザー名> に与えられたユーザーおよびパスワード情報では認証でき
ませんでした。
ただし、コンピュータに空のパスワードを許可するよう設定することができます。詳しくは
Windows のマニュアルを参照してください。
ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール
Backup Exec インストールメディアに格納されているインストールプログラムを使用する
と、画面に表示される案内に従ってインストール作業を行うことができます。
インストールプログラムを使って以前のバージョンの Backup Exec からアップグレードす
ることもできます。
p.13 「以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードについて」 を参照してくだ
さい。
英語版以外の Windows Backup Exec をインストールするには、次の両方が当ては
まる場合は、Backup Exec をインストールする前に Microsoft Web サイトから SQL Express
SP3 セットアップファイルをダウンロードします。
ローカル Backup Exec SQL Express インスタンスを使用する場合。
Backup Exec をインストールするコンピュータに英語版以外の SQL Server インスタ
ンスが存在する場合。
英語版以外の Windows を使用している以前のバージョンの Backup Exec からアップグ
レードする場合は、Microsoft Web サイトからその言語用の SQL Express SP3 セットアッ
プファイルをダウンロードする必要があります。
メモ: ターミナルサービスクライアントを使用し、リモートターミナルサーバー上でインストー
ルプログラムを実行してリモートターミナルサーバーに Backup Exec をインストールする
場合は、Backup Exec のインストールプログラムの保存先をドライブ文字を割り当てたネッ
トワークドライブパスで指定することはできません。UNC パスで指定する必要があります。
Backup Exec のインストール先コンピュータに、インストールログが Bkupinst.htm という
名前で作成されます。
Backup Exec をインストールした後、インストール後のタスクを実行する必要があります。
p.14 「インストール後のタスク」 を参照してください。
7 1 Backup Exec のインストール
ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール
ローカルコンピュータに Backup Exec をインストールする方法
1
インストールメディアのブラウザで、[インストール]をクリックし、[Backup Exec のイン
ストールを開始する]をクリックします。
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 がこのコンピュータにまだインストールされて
いなければ、Backup Exec はそれをインストールします。Microsoft .NET Framework
のインストールは時間がかかることがあります。
2
[ようこそ]の画面で[次へ]をクリックします。
3
[使用許諾契約書に同意します]をクリックし、[次へ]をクリックします。
4
[ローカルインストール]にチェックマークを付けて、[Backup Exec および各オプショ
ンのインストール]をクリックます。
5
[次へ]をクリックします。
Backup Exec を初めてインストールおよびアップグレードする場合は、[次へ]をク
リックした後に、Backup Exec 環境チェックが自動的に実行されます。
6
環境チェックの結果を確認します。
7
次のいずれかを実行します。
環境チェックで Backup Exec の正常なインストールを妨げる問題が検出されな
い場合は、[次へ]をクリックします。
環境チェックで Backup Exec の正常なインストールを妨げる問題が検出された
場合は、[キャンセル]をクリックしてウィザードを終了します。問題を修正してか
ら再び Backup Exec をインストールします。
8
次のいずれかを実行します。
次に示す順序で操作を実行します。
https://licensing.symantec.com にアクセスして、
製品を登録します。
ライセンスキーは、Backup Exec とそのオプション
のインストールに必要です。インターネットに接続で
きるコンピュータから Web サイトにアクセスできま
す。
ライセンスキーを受信したら、手順 9 に進みます。
Backup Exec とそのオプションのラ
イセンスキーを所有していない場合
手順 9 に進みます。Backup Exec とそのオプションのラ
イセンスキーを所有している場合
9
次のいずれかの方法を選択して、ライセンスキーを入力します。
1 Backup Exec のインストール
ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール
8
次に示す順序で操作を実行します。
[ライセンスキー]フィールドに Backup Exec ライセ
ンスキーを入力します。
Add]をクリックします。
インストールするオプションまたはエージェントごと
に、各ライセンスキーについてこの手順を繰り返し
ます。
ライセンスキーを手動で入力する
次に示す順序で操作を実行します。
[ファイルからのインポート]をクリックします。
besernum.xml ファイルを選択します。
ライセンスキーをファイルからインポー
トする
次に示す順序で操作を実行します。
[ライセンスキー]フィールドを空白にします。
手順 10 に進みます。
評価版をインストールする
10
[次へ]をクリックします。
入力したライセンスキーが、%allusersprofile%¥Application
Data¥Symantec¥Backup Exec ディレクトリの besernum.xml ファイルに保存され
ます。
11
インストールしたい追加オプションまたはエージェントを選択します。
12
[次へ]をクリックします。
File System Archiving Option Microsoft Exchange Mailbox Archiving
Option を選択すると、Archiving Option 環境チェックが実行されます。Archiving
Option 環境チェックはコンピュータが Enterprise Vault をインストールして設定す
るための最小必要条件を満たすことを確認します。コンピュータが最小必要条件を
満たさなければ、インストールを続行する前にアーカイブオプションのチェックマーク
をはずすか、またはエラーを修正する必要があります。
13
次のいずれかを実行します。
[変更]をクリックして、新しいディレクトリを選択します。Backup Exec ファイルのインストー
ル先ディレクトリを変更する
手順 14 に進みます。デフォルトのディレクトリを使用する
(推奨)
マウントポイントを削除すると Backup Exec がアンインストールされるため、インストー
ル先ディレクトリとしてマウントポイントを選択することはお勧めしません。
14
[次へ]をクリックします。
9 1 Backup Exec のインストール
ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール
15
Backup Exec システムサービスに使用する管理者アカウントのユーザー名、パスワー
ドおよびドメインを入力し、[次へ]をクリックします。
p.6 Backup Exec サービスアカウントについて」 を参照してください。
16
SQL Server の選択]パネルで、Backup Exec データベースを保存するための場
所を選択するために次のいずれかを実行します。
SQL Server の選択]パネルはアップグレードでは表示されません。アップグレード
の処理中は、データベースの場所を変更できません。アップグレード後にデータベー
スの場所を変更する場合は、BEUtility を使用します。
次に示す順序で操作を実行します。
[ローカルに Backup Exec SQL Express インスタ
ンスを作成してデータベースを格納する。]をクリッ
クします。
Backup Exec SQL Express インスタンスの場所を
変更するには、[参照]をクリックします。
場所を選択して、[OK]をクリックします。
ローカル Backup Exec SQL
Express インスタンスを作成する
次に示す順序で操作を実行します。
[ネットワーク上の SQL Server 2005 (SP3 以降)
たは SQL Server 2008 の既存のインスタンスを使
用してデータベースを格納する。]をクリックします。
インスタンスを選択します。
既存のインスタンスに Backup Exec をインストールした
場合には、master データベースの自動リストア機能は
使用できません。master データベースのリカバリを行
うには、そのデータベースを、master データベースの
バックアップ時に Backup Exec が自動的に作成し更
新した master データベースコピーに置き換えます。
注意: Backup Exec のインストール時およびアップグ
レード時には、Backup Exec によって SQL サービスが
何度か停止および起動されます。ユーザーが作成した
他のデータベースのうち SQL Server インスタンスを使
用するものは、この処理中は利用できません。このよう
な競合を避けるため、Backup Exec は独立した SQL
インスタンスにインストールする必要があります。
既存の SQL Server 2005 または
SQL Server 2008 インスタンスを使
用する
17
[次へ]をクリックします。
Backup Exec によってインスタンスへの接続が試行されます。
18
Microsoft SQL Server 2005 Express Edition のセットアップ]画面が表示された
場合は、次の手順を実行して、SQL Express SP3 セットアップファイルの場所を識
別します。
1 Backup Exec のインストール
ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール
10
[参照]をクリックします。
SQL Express SP3 セットアップファイルをダウンロードした場所を検索します。
OK]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
19
追加の情報を求められた場合、Symantec デバイスドライバインストーラを使用して、
サーバーに接続されているテープストレージデバイスにデバイスドライバをインストー
ルするように選択し、[次へ]をクリックします。
[すべてのデバイスに Symantec テープデバイスドライバを使用する (推奨)]を選択
することをお勧めします。
20
ダイアログボックスが表示されたら、インストールする追加オプションの設定を入力す
るか選択します。それぞれのダイアログボックスで必要な情報を入力し、[次へ]をク
リックしてください。
21
Backup Exec のインストールの概略を確認し、[インストール]をクリックします。
インストール処理の完了には数分かかります。インストール処理中、進行バーは数
分間動きません。
22
インストールが完了すると、[LiveUpdate]の実行、[Readme]の表示、デスクトップ
へのショートカットの作成を選択するチェックボックスが表示されます。
23
[完了]をクリックしてインストールウィザードを終了します。
24
[システムの再起動]が表示されたら、変更した内容をシステムに反映するためにコ
ンピュータを再起動します。
ローカルメディアサーバーへの Backup Exec 追加オプ
ションのインストール
Backup Exec をインストールするときエージェントとオプションをインストールできます。た
だし、Backup Exec のインストール後に追加オプションをインストールする場合は、このマ
ニュアルの該当するオプションに関する項を参照し、システムが動作の必要条件をすべ
て満たしているかどうかを確認する必要があります。追加オプションのインストール中、
Backup Exec サービスが停止する場合があります。ジョブが実行している場合は、ジョブ
を停止するか、ジョブの完了を待機するかの選択を要求されます。
p.7 「ローカルコンピュータへの Backup Exec のインストール」 を参照してください。
メモ: ターミナルサービスクライアントを使用し、リモートターミナルサーバー上でインストー
ルプログラムを実行してリモートターミナルサーバーに Backup Exec をインストールする
場合は、Backup Exec のインストールプログラムの保存先をドライブ文字を割り当てたネッ
トワークドライブパスで指定することはできません。UNC パスで指定する必要があります。
11 1 Backup Exec のインストール
ローカルメディアサーバーへの Backup Exec 追加オプションのインストール
Backup Exec の評価版または非売品をインストールしている場合は、オプションをインス
トールするためにシリアルキーを追加する必要はありません。Backup Exec のライセンス
を取得している場合、指定された期間中はほとんどのオプションとエージェントの評価版
を使用できます。
メモ: Central Admin Server Option がインストールされ、管理対象メディアサーバーに
追加オプションをインストールしたい場合には管理対象メディアサーバーを一時停止で
きます。管理対象メディアサーバーが一時停止された場合、集中管理サーバーはジョブ
を委任しません。インストールの完了後、管理対象メディアサーバーの停止を解除し、再
開します。
ローカルメディアサーバーに Backup Exec 追加オプションをインストールする方法
1
ツールメニューの[このメディアサーバーにオプションとライセンスキーをインストー
ル]をクリックします。
2
[ようこそ]の画面で[次へ]をクリックします。
3
[ローカルインストール]と[追加オプション]が選択されていることを確認し、[次へ]
をクリックします。
4
次のいずれかの方法を選択して、ライセンスキーを入力します。
次に示す順序で操作を実行します。
[ライセンスキー]フィールドにライセンスキーを入力しま
す。
[追加]をクリックします。
インストールするオプションまたはエージェントごとに、
各ライセンスキーについてこの手順を繰り返します。
ライセンスキーを手動で入力す
次に示す順序で操作を実行します。
[ファイルからのインポート]をクリックします。
besernum.xml ファイルを選択します。
ライセンスキーをファイルからイ
ンポートする
次に示す順序で操作を実行します。
[ライセンスキー]フィールドを空白にします。
手順 6 に進みます。
評価版をインストールする
5
[次へ]をクリックします。
6
インストールする追加オプションを選択して、[次へ]をクリックします。
7
ダイアログボックスが表示されたら、インストールする追加オプションの設定を入力す
るか選択します。それぞれのダイアログボックスで必要な情報を入力し、[次へ]をク
リックしてください。
1 Backup Exec のインストール
ローカルメディアサーバーへの Backup Exec 追加オプションのインストール
12
8
Backup Exec のインストールの概略を確認し、[インストール]をクリックします。
追加オプションのインストール中、Backup Exec サービスは停止します。ジョブが実
行している場合は、ジョブを停止するか、ジョブの完了を待機するかの選択を要求さ
れます。
インストールの完了後、サービスが再起動されます。
9
[完了]をクリックします。
以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードにつ
いて
Backup Exec のバージョン 11d 以降から現在のバージョンにアップグレードするために
Backup Exec のインストールメディアを使うことができます。別のアップグレードユーティリ
ティは必要ありません。現在のバージョンの Backup Exec をインストールすると、以前の
バージョンと置き換えられます。同一のコンピュータに、異なるバージョンをインストール
することはできません。削除しない場合、Backup Exec の以前のバージョンからのほとん
どの設定とすべてのカタログおよびデータディレクトリは保持されます。
Backup Exec の現在のバージョンを実行する Backup Exec Remote Administration
Console は、Backup Exec のバージョン 11d 以降がインストールされるメディアサーバー
を管理できます。ただし、メディアサーバーで Backup Exec の以前のバージョンを使う場
合、現在のバージョンの新しい機能を使うことができません。現在のバージョンの機能を
使いたい場合には、Remote Administration Console とメディアサーバーの両方で現
在のバージョンを使わなければなりません。Backup Exec の以前のバージョンを使う
Remote Administration Console は、現在のバージョンがインストールされるメディア
サーバーとともに使うことができません。
Backup Exec をアップグレードする前に、次の事項を実行しておく必要があります。
アップグレードの時間を短縮するには、不要になったジョブ履歴およびカタログを削
除します。
データベース保守のジョブを実行します。
SP3 が適用された SQL Server 2005 または SQL Server 2008 SQL Server 2000
の既存のインスタンスをアップグレードします。
インストール時はメディアサーバーの設定を変更できません。たとえば、集中管理サー
バーを管理対象メディアサーバーに変更できません。メディアサーバーの設定を変更し
たい場合には、現在のバージョンへのアップグレード前またはアップグレード後に行いま
す。アップグレードの処理中は、データベースの場所を変更できません。アップグレード
後にデータベースの場所を変更する場合は、BEUtility を使用します。
リモートコンピュータにインストールされているオプションをアップグレードする場合は、再
インストールが必要です。プッシュインストールされたオプションは再インストールするまで
13 1 Backup Exec のインストール
以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードについて
アップグレードされません。Remote Agent for Windows Systems AOFO (Advanced
Open File Option) はプッシュインストールされます。
インストール後のタスク
最良の結果を得るために、Backup Exec を起動する前にチェックしておく必要のある項
目を次に示します。
ストレージデバイスの接続および設定が正しいことを確認します。
バックアップ先がテープデバイスかディスクデバイスかを決定します。Backup Exec
環境の準備時に、両方のデバイスを設定できます。
次の点に注意してください。
テープデバイスにバックアップする場合は、そのデバイスがサポートされているか
どうかを確認します。Backup Exec 環境の設定時に、使用するデバイスに対応し
たドライバをインストールすることができます。
[ディスクへのバックアップフォルダ]機能を使用してディスクデバイスにバックアッ
プする場合は、バックアップフォルダの作成場所を決定しておきます。[ディスクへ
のバックアップフォルダ]を作成するデバイスとして、バックアップジョブによるバッ
クアップの対象に含まれていないデバイスで、バックアップジョブの格納に必要な
空き領域のあるデバイスを選択します。
Backup Exec でのメディアの上書き禁止の方法を理解している必要があります。
デフォルトメディアセットとその無期限の上書き禁止期間を理解している必要がありま
す。
新規メディアセットの作成とその周期 (毎週、毎月、毎四半期など) の設定方法を調べ
ておきます。
バックアップ選択項目を参照したり、バックアップ選択項目を選択するときに Backup
Exec ログオンアカウントで使用するリソースクレデンシャルを決定します。既存の
Backup Exec ログオンアカウントを使用することも新たに作成することもできます。
すべてのレポートを HTML 形式または Adobe Portable Document Format (PDF)
形式のどちらで表示するかを決定します。デフォルト設定は HTML です。
1 Backup Exec のインストール
インストール後のタスク
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Dell Symantec Backup Exec クイックスタートガイド

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