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Backup Exec のインストールの概略を確認し、[インストール]をクリックします。
追加オプションのインストール中、Backup Exec サービスは停止します。ジョブが実
行している場合は、ジョブを停止するか、ジョブの完了を待機するかの選択を要求さ
れます。
インストールの完了後、サービスが再起動されます。
9
[完了]をクリックします。
以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードにつ
いて
Backup Exec のバージョン 11d 以降から現在のバージョンにアップグレードするために
Backup Exec のインストールメディアを使うことができます。別のアップグレードユーティリ
ティは必要ありません。現在のバージョンの Backup Exec をインストールすると、以前の
バージョンと置き換えられます。同一のコンピュータに、異なるバージョンをインストール
することはできません。削除しない場合、Backup Exec の以前のバージョンからのほとん
どの設定とすべてのカタログおよびデータディレクトリは保持されます。
Backup Exec の現在のバージョンを実行する Backup Exec Remote Administration
Console は、Backup Exec のバージョン 11d 以降がインストールされるメディアサーバー
を管理できます。ただし、メディアサーバーで Backup Exec の以前のバージョンを使う場
合、現在のバージョンの新しい機能を使うことができません。現在のバージョンの機能を
使いたい場合には、Remote Administration Console とメディアサーバーの両方で現
在のバージョンを使わなければなりません。Backup Exec の以前のバージョンを使う
Remote Administration Console は、現在のバージョンがインストールされるメディア
サーバーとともに使うことができません。
Backup Exec をアップグレードする前に、次の事項を実行しておく必要があります。
■ アップグレードの時間を短縮するには、不要になったジョブ履歴およびカタログを削
除します。
■ データベース保守のジョブを実行します。
■ SP3 が適用された SQL Server 2005 または SQL Server 2008 に SQL Server 2000
の既存のインスタンスをアップグレードします。
インストール時はメディアサーバーの設定を変更できません。たとえば、集中管理サー
バーを管理対象メディアサーバーに変更できません。メディアサーバーの設定を変更し
たい場合には、現在のバージョンへのアップグレード前またはアップグレード後に行いま
す。アップグレードの処理中は、データベースの場所を変更できません。アップグレード
後にデータベースの場所を変更する場合は、BEUtility を使用します。
リモートコンピュータにインストールされているオプションをアップグレードする場合は、再
インストールが必要です。プッシュインストールされたオプションは再インストールするまで
13第 1 章 Backup Exec のインストール
以前のバージョンの Backup Exec のアップグレードについて