MINOURA DS-2100 Instructions Manual

タイプ
Instructions Manual
縦置き・横置き兼用型 自転車スタンド
DS-2100
取扱説明書
注意していただきたいこと
問い合わせ先
もし何かわからないことがあった場合は、まずお買い求めになった販売店にお問い合わせください。
もしそこで十分な情報やサービスを受けられない場合に限り、下記までお問い合わせください。
株式会社
箕浦
(製造元)

株式会社
フカヤ
(販売元)
503-2305
 岐阜県安八郡神戸町神戸
1197-1
460-0015
 愛知県名古屋市中区大井町 1-37
Phone: (0584) 27-3131 / Fax: (0584) 27-7505
フカヤビル 3F
Mail:
minoura@minoura,jp
[
営業 ]
Phone: (052) 228-8910 / Fax: (052) 228-8917
[
カスタマーサービス ]
URL: www.fukaya-nagoya.co.jp
URL: www.minoura.jp
日本製
(ver.1.10 201
8
/7)
DS-2100 は自転車のみを支えるようにしか設計されて
おりません。DS-2100 に載せた自転車にまたがったり、
スタンドの上に立ったりしないでください。
DS-2100 は水平で平坦な床の上に設置してください。
傾斜地では自転車が転倒してしまうおそれがあります。
転倒事故防止のため、特に縦置きで自転車を立てて使用
する場合は十分にバランスに注意してください。
DS-2100 はタイヤの外周を3点で支える構造であり、
3点が同時にタイヤに接していないと非常に不安定に
なってしまいます。
ご使用の前にまずタイヤ受け(特に前側のもの)をお使
いになるタイヤサイズに合う正しい位置に調節してくだ
さい(5ページ目を参照のこと)
またタイヤが床についてしまうような状態では使用しな
いでください。不安定になり転倒します。
●自転車を縦置きにする場合は、後輪をタイヤ受けに収
めて使用します。前輪を下にした逆立ち姿勢では使用で
きません。
横置きで自転車を保持する場合は、安定を増すため、
できるだけ前輪ではなく後輪をタイヤ受けに収めること
をお勧めしています。
どうしても前輪で受けなければならない場合は、ハンド
ルはひねらず、車体と前輪はまっすぐにした状態でお使
いください。
●タイヤ受けをステップバーに装着しにくい場合は、ス
テップバーをひっくり返して前後の向きを入れ替えてみ
てください。ステップバーは前後対称な形状ですから、
どちら側を使用しても構いません。
またタイヤ受けを止めるボルトは、まず先に4本すべて
を軽く仮締めしてから本締めに移ってください。1本だ
け固く締めてしまうと他のボルトが入らなくなることが
あります。
製品保証期間:1年間
内容の詳細については添付の「製品
保証規定」カードをお読みください。
また最新の情報については弊社ウェブ
サイトを適宜ご参照ください。
<組立完成状態>
全体構成図
- 2 -
前輪フック【装着済み】
M6 平ワッシャ
M6 ナイロンナット
M6 平ワッシャ
M6 袋ナット
ボタンボルトM6x30
タイヤ受け枠(前)
前側タイヤ受け【装着済み】
タイヤ受け裏板【装着済み】
M6 スプリングワッシャ
M6 平ワッシャ
ボタンボルトM6x30
M6 スプリングワッシャ
M6 平ワッシャ
ゴムキャップ (29mm)【装着済み】
上支柱
下支柱
ボタンボルトM6x35
M6 袋ナット
ステップバー
タイヤ受け枠(後)
タイヤ受け裏板【装着済み】
後側タイヤ受け【装着済み】
部品セット A(上支柱取り付け用)
M6x30 ボタンボルト.....1
M6 平ワッシャ .....2
M6 袋ナット .....1
3種類の異なった部品セットが
入っています。
ボルトの長さにご注意ください。
A
B
補助脚
部品セット B(下支柱取り付け用)
M6x35 ボタンボルト.....2
M6 平ワッシャ .....4
M6 袋ナット .....2
M6 平ワッシャ
ボタンボルトM6x30
ボルトサイズの読み方
長さ
例) M 6 30
長さ
(単位:ミリ)
C
部品セット C(タイヤ受け取り付け用)
M6x30 ボタンボルト .....8
M6 平ワッシャ .....8
M6 スプリングワッシャ.....8
- 3 -
必要な工具:
ミリ六角レンチ
x1 
(キットに添付されています)

10 ミリスパナ
 x1 
(ご自身でご用意ください)
2
<タイヤ受け(後)の装着>
タイヤ受け枠(後)をステップバーに挿し込み ( 図 A )、部品セット C のボタンボルト M6x30 をねじ込ん
で取り付けます(図 B )。
ステップバーには指定方向はありません。
!
タイヤ受けを止めるボルトは 4 本を軽く
仮止めして、すべて問題なくねじ込める
ことを確認してから、初めて本締めして
いきます。
最初からいきなり本締めしていかないで
ください。
タイヤ受け枠(後)
ボタンボルト M6x30
(短い方)
ステップバーは前後対称な形状です。
タイヤ受けがはめにくい場合は、前後を入れ
替えて取り付けてみてください。
!
!
フレームはステップバーの金具の下に取り
付けるのではなく、金具の中に差し込んで
取り付けます。
1
<準備>
まずタイヤ受け枠(前・後)にそれぞれ4つあるネジ孔すべてに M6 ボルトを通して、孔に入っているかも
しれない塗料を取り除き、ネジ山をさらえておきます。
これをやらずにいきなり組み立てようとすると、ボルトのねじ込みで失敗してしまうおそれがあります。
組み立てのしかた
ステップバー
(図 A)
(図 B)
4
<支柱の取り付け>
まず先に下支柱をタイヤ受け枠(前)の側面にある金具に部品セット A のボタンボルト M6x35 で取り付けます。
続いて上支柱を図 E の向きで下支柱に挿し込み、孔と孔とを合わせてから、部品セット A のボタンボルト
M6x30 を使って取り付けます。(図 E )
タイヤ受け上支柱
タイヤ受け下支柱
ボタンボルト M6x30
(短い方)
ボタンボルト M6x35
(長い方)
上支柱は必ず手前側に曲がっている方向で使用のこと。
逆だと自転車を立てたときにバランスが取れず転倒します。
!
ボタンボルト M6x30
(短い方)
タイヤ受け枠(前)
補助脚側はボルトを
斜めにねじ込んでし
まいやすいので特に
注意のこと。
!
3
<タイヤ受け(前)の装着>
続いてタイヤ受け枠(前)をステップバーに挿し込み(図 C )、同じく部品セット C のボタンボルト
M6x30 を使って取り付けます(図 D )。
(図 C) (図 D)
- 4 -
下支柱はボタンボルトを通す孔の組み合わせによって
2段階に高さを変えることができます。
一般的な 26 インチ〜 700c の自転車では、下側と真
ん中の孔を使って取り付けます。
小径車などホイールベースが短い車体の場合は上側の
孔を使い、支柱を低くセットします。
(図 E)
上支柱の下端に塗料が付き過ぎていて下支柱の中に
挿入できないことが稀にあります。
その際は支柱をお取り替えしますので、お手数を
おかけしますが、弊社までご連絡ください。
29 インチなどさらにホイールベースの長い自転車では、
オプションの延長パイプを上支柱と下支柱との間に装着
します。
!
タイヤ受けの位置調整について
縦置きする際の注意事項です。
後輪ホイールは3つのタイヤ受けによる3点保持で支えられますが、この 3 点がすべて同時にタイヤ外周に接して
いる状態でないと、載せた自転車が傾いてしまい非常に不安定になってしまいます。
そのため、下側2ヶ所のタイヤ受けは基本的に動かしませんが、前側のタイヤ受けの位置は必ず正しく微調整して
タイヤにぴったりと合わせてからお使いください。
20 22 インチ用セット位置
24 29 インチ用セット位置
1
いちばん手前側の後側タイヤ受けは、搭載する自転車の
ホイール径に合わせて、2段階にその装着位置を変更で
きます。
自転車のホイール径が 24 インチ以上であれば、後側タ
イヤ受けは最初のままの位置(下側のシールで表示され
ている位置)から動かす必要はありません。
もし 20 〜 22 インチの小径車で使う場合は、タイヤ受け
裏側の M6x20 ボルトを5ミリ六角レンチで緩め、右側
パイプに貼ってあるシールの L 字線にタイヤ受けの金具
の右下角が重なるように移動させてから、再びボルトを
締め込んで固定します。
2
前側タイヤ受け裏側のボルトを 5 ミリ六角レンチで緩
め、少し上にずらしておきます。
次に、後ろ側と中央の 2 ヶ所のタイヤ受けの上にホイー
ルを載せます。
この状態のまま前側タイヤ受けをスライドさせてきて、
タイヤ表面に接触したところでボルトを締めて固定し
ます(図 G )。
これでホイールは正しく3ヶ所で支えられます。
必要な工具:
ミリ六角レンチ 
x1 
(キットに添付されています)
- 5 -
(図 F)
(図 G)
(図 H)
(図 I) (図 J)
この調整は、搭載する自転車のタイヤ
サイズが変わる都度行なってください。
!
 正常な状態
 あまりよくない
×
 とてもよくない
3点とも同時に
接地している
前側が浮いて
しまっている
真ん中だけが
浮いている
前側がタイヤを
押してしまっている
載せたタイヤが床面に
触れない高さに保持で
きるよう、後ろ側タイ
ヤ受の位置を決めます。
自転車の搭載のしかた
縦置き
後輪をタイヤ受けに載せ、前輪を上部フックに
引っかけて立たせます。(図 L )
横置き
車輪をタイヤ受けに載せるだけ。(図 K )
-
6
-
(図 K)
(図 L)
仮置きするときなどに便利です。
前輪よりも後輪を保持させる方が安定します。
縦置きをしないのなら、支柱は取り外しておいても
構いません。
まず自転車を立たせてから後輪をタイヤ受けに載せ、
前輪をフックに近づけていき、リムをフックにくぐ
らせるようにして掛けます。
手を離す際は自転車がしっかりとぐらつきなく保持
されていることを確かめてから離してください。
補助脚の先端が床から少し浮いているのは異常では
ありません。安心してお使いください。
(図 M)
DS-2100 を壁際で使うときで転倒を防止させたい場合は、添付の樹脂クリップをタイヤ受け枠の
前端に巻き、ジップタイを孔に通して引き絞ってから、壁にビス止めしてください。(図 M)
なおその際は壁板だけでなく、壁内側の構造材にねじ込んで抜けないように配慮してください。
壁際で使う際は、前輪をフックに掛ける際に
一時的にスタンドよりも前輪の方が前に出ま
すので、前輪を壁に当てないよう DS-2100
少し壁から離した位置で使用してください。
!
前輪を載せて使用する際は、ハンドルを切って
車体を「く」の字にしないようにしてください。
車体が傾いて不安定になってしまいます。
!
ジップタイ
樹脂クリップ
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