CPS-MC341Q-ADSC1-111

Contec CPS-MC341Q-ADSC1-111 取扱説明書

  • こんにちは!このCONTEC CONPROSYS データ送信に関するテクニカルガイドの内容をすべて読み込みました。CONPROSYSからMicrosoft Azureへのデータ送信方法、Azureサービスの利用方法、Power BIでのデータ可視化などについてご質問があれば、お気軽にお尋ねください。
  • CONPROSYSからAzure IoT Hubへのデータ送信方法は?
    Azure上のデータの可視化はどのように行いますか?
    必要な前提条件は何ですか?
    Device Explorerは何に使いますか?
テクニカルガイド
Microsoft Azure
データ送信手順方法
2
目次
はじめに ............................................................. 3
1. 関連マニュアルのご案内 ...............................................................................................4
概要 .................................................................. 5
1. 概要 .........................................................................................................................6
2. 前提条件 ...................................................................................................................7
3. 事前準備 ...................................................................................................................8
1. タスク1: Microsoft Azure Storage Explorerをインストールする .....................................8
2. タスク2 : Device Explore をインストールする ........................................................ 13
演習 ................................................................ 16
1. 演習内容について ...................................................................................................... 17
2. 演習1: Microsoft Azureにアクセスする ......................................................................... 18
3. 演習2: デバイスからAzure IoT Hubに送信する .............................................................. 21
1. タスク1: Azure IoT Hubを作成する ......................................................................... 21
2. タスク2: IoT Hubにデバイス(CONPROSYS)を登録する ............................................... 26
3. タスク3: デバイス(CONPROSYS)からAzure IoT Hubに計測データを送信する ................. 29
4. 演習3: Azure IoT Hub通信状態の確認 .......................................................................... 35
1. タスク1: Device Explorerでのデータ受信状態の確認(CONPROSYSからのデータ送信) ........ 35
2. タスク2: Azure IoT Hubからのデータ送信確認 .......................................................... 37
5. 演習4: Azureストレージにデータを格納する................................................................... 38
1. タスク1: Azureストレージアカウントを作成する ........................................................ 38
2. タスク2: Azure Stream Analysisを使用して、BLOBストレージにデータを格納する ........... 43
3. タスク3: データ格納後の確認 ................................................................................. 52
6. 演習5: Power BIでデータを可視化する ......................................................................... 55
1. タスク1: Power BI ポータルにアクセスする .............................................................. 55
2. タスク2: Power BIにデータを送信する ..................................................................... 56
3. タスク3: Power BIでデータ表示する ........................................................................ 63
各種サービス・お問い合わせ ................................. 66
1. 各種サービス ........................................................................................................... 67
2. お問い合わせ ........................................................................................................... 68
3
はじめに
ご使用になられる製品に関連する各種マニュアルを紹介
しています。必要に応じて製品をお使いの前にご利用くだ
さい。
はじめに
Microsoft Azure データ送信手順方法
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1. 関連マニュアルのご案内
ご使用になられる製品に関連するマニュアルは以下のように構成しています
必要に応じてマニュアルを活用ください。
必要に応じてお読みください
名称
用途
内容
入手先
製品ガイド(または商品案内)
本製品開封後に必ずお読みくだ
さい。
本製品をご使用になる前に同梱品を確
認、注意いただくことについ説明し
ています。
製品に同梱(印刷物)
セットアップマニュア
本製品をセットアップする時に
お読みください
セットアップに準備するものや接続、
設置方法について説明しています。
当社ホームペー
ジよりダウンロ
ード(PDF)
リファレンスマニュア
(ハードウェア編)
本製品を運用する時にお読
ださい。
本製品の機能、設定などハードウェア
に関する説明をしています。
当社ホームペー
ジよりダウンロ
ード(PDF)
リファレンスマニュア
(ソフトウェア編)
CONPROSYS WEB
Setting』を設定する時にお読
みください。
CONPROSYS WEB Setting』の各
種設定方法について説明しています。
当社ホームペー
ジよりダウンロ
ード(PDF)
各種マニュアルのダウンロード
各種マニュアルは、以下のURLよりダウンロードしてご使用ください。
https://www.contec.com/jp/download/
5
概要
本書にて行う演習を行う為の概要前提条件等について説
明します。
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
6
1. 概要
本書では、Microsoft Azure上に、際にリソースを作成し、CONPROSYSら送信されたデータの収集、
アルタイムデータ処理、データの蓄積、データを可視化する手法を説明いたします。
製品名
役割
CONPROSYS
センサー等から情報を収集し、収集情報をIoT Hubに送信
Microsoft Azure サービ
Azureサービス
役割
IoT Hub
デバイス(例えばCONPROSYS)Azure間でデータの送受信
Stream Analytics
リアルタイムデータ処理、データ変換、特徴抽出
Blob Storage
計測データ蓄積
Power BI
計測データの可視化
本書では、CONPROSYSAzureの連携例を示します。
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
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2. 前提条件
本書では、以下のアカウントが必要となるため、事前にご用意ください。
AzureサブスクリプションとMicrosoftアカウント
アクティブ化済みの Azure サブスクリプションとMicrosoftアカウントが必要です。
注意
本書の演習を始める前に必ず Azureサブスクリプションの購入とアクティブ化をお済ませください。
Microsoft Azureサブスクリプションの購入とアクティブ化の手順につきましては、Microsoft Azure
ブスクリプション申し込み~サービス利用 step by step」を参照ください。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/ee943806
Microsoft Azureの料金体系ならびに料金プランの詳細につきましては、以下のサイトを参照ください。
http://azure.microsoft.com/en-us/pricing/overview/
Power BIサイトにアクセスするためのアカウント
Power BIサイトにアクセスするためのアカウントが必要です。
Power BIサイトへの登録(サインアップ)は、以下のURLから「メールアドレス」「パスワード」「名前」を登
録します。
https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/
なお、ここで登録するメールアドレスは、個人用のメールアドレスを利用することができません。
(会社/組織で利用しているメールアドレスを入力する必要があります)
CONPROSYSの操作手順につい
Microsoft Azureデータ連携の手順説明に関して、CONPROSYSの基本設定、タスクスクリプティング設定、
モニタリング設定の設定を行います。本設定操作方法に関して、ある程度把握頂いていることを前提として
おります。
詳細設定方法に関しては、リファレンスマニュアル(ソフトウェア編)」をご確認ください。
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
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3. 事前準備
1. タスク1: Microsoft Azure Storage Explorer
インストールする
1 Microsoft Azure Storage Explorerをインストールします。
URL(http://storageexplorer.com/)にアクセスし、Microsoft Azure Storage Explorerをダウンロー
ドします。
表示された画面の中央には、Free download for Windows」が表示され、クリックします
2 StorageExplorer.exe」を [名前を付けて保存()] を選択します。
3 ダウンロードした「StorageExplorer.exe」をクリックし、インストールします。
4 I accept the agreement」を選択しInstall]をクリックします
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
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5 インストールフォルダを選択し、[Next >]をクリックします。
6 メニュー・フォルダを選択し、[Next >] をクリックします。
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
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7 インストールを開始します
8 [Next >]をクリックし、インストールを完了します。
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
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9 Microsoft Azure Storage Explorerが起動されます。
10 Microsoft Azureのユーザーを登録します。
ユーザーアイコンをクリックします
[Add an account]をクリックします。
Azure にログインするための画面が表示され、アカウント情報「ールアドレス」を入力します。
パスワードを入力します。
[サインイン]をクリックします。
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
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11 登録完了後、ユーザーアイコンをクリックし、表示されたサブスクリプションを選択し、[Apply]
をクリックします。
12 Azureユーザーの配下にあるストレージアカウントの情報が表示されます。
以上 Microsoft Azure Storage Explorerのインストールが完了です。
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
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2. タスク2: Device Exploreをインストールする
Device Exploreをインストールします。
1 URL(https://github.com/Azure/azure-iot-sdks/releases)にアクセスし、Device Explorer のイン
ストーラー「SetupDeviceExplorer.msi」をクリックしダウンロードします。
2 ダウンロードした「SetupDeviceExplorer.msi」を実行します
3 インストール開始し、Next >をクリックします。
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
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4 インストールフォルダを指定し、Next >】をクリックします
5 インストール確認完了、Next >をクリックします。
概要
Microsoft Azure データ送信手順方法
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6 インストール完了し、Close]をクリックします。
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演習
Azureへのアクセス方法やCONPROSYSから送信方法な
どを説明します。
演習
Microsoft Azure データ送信手順方法
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1. 演習内容について
本書では以下の演習内容を説明いたします。
演習1: Azureにアクセスしリソースグループを作成する。
演習2: Azure IoT Hubを作成し、CONPROSYSからデータを送信する
演習3: Device Explorerを使用して、Azure IoT Hubの受信情報を確認する。
また、Device ExplorerからCONPROSYSデータを送信する。
演習4: Stream Analyticsを用いてIoT HubデータをBLOBストレージに格納する
また、格納情報をMicrosoft Azure Storage Exploreを使用し蓄積情報を確認する。
演習5: Stream Analyticsを用いてIoT HubデータをPower BIで可視化する。
5つの演習を通じて、以下のようなシステム構成Azure上に展開する手法を学習します。
演習
Microsoft Azure データ送信手順方法
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2. 演習1: Microsoft Azureにアクセスす
この演習ではMicrosoft Azureにアクセスする方法とリソースグループを作成する方法について説明しま
す。
【参考】Webブラウザー起動時の小
1 Webブラウザーを使用してAzureポータル(https://portal.azure.com/)にアクセスし、表示され
Azureサインイン画面にMicrosoftアカウントパスワード入力し、[サインイン]ボタンをクリック
し、Azureポータルにログインします。
ここにマイクロソフトアカウントを入
ここにパスワードを入力
演習
Microsoft Azure データ送信手順方法
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2 ログインすると、下図のような Azure ポータルの画面が表示されます。
(ご利用いただいているサービス状況により表示内容は異なります)
3 はじめにAzureポータルからリソースグループを1つ作成します。
この後の作業で作成するリソースを、このリソースグループの中に入れます。
ハブ メニューから[リソースグループ][追加]の順にクリックします。
演習
Microsoft Azure データ送信手順方法
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4 設定項目を入力し、リソースグループを作成します。
設定項目
設定内容
リソース グループ名
[CONTEC_DEMOxxx] と入力 ※任意の名前を設定
サブスクリプション
[Microsoft Azure] を選択
リソース グループの場所
[東日本] を選択
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