GS-1510-28P

D-Link GS-1510-28P, DGS-1510 仕様

  • こんにちは!D-Link SmartProスイッチのクイックスタートガイドについて、ご質問にお答えします。このガイドでは、スイッチの設置方法、電源コードの接続方法、Webベースおよびコンソールポートを使用した管理方法、D-Link Network Assistant(DNA)の使用方法などが詳しく説明されています。どんなことでもお気軽にご質問ください!
  • スイッチのデフォルトIPアドレスは何ですか?
    コンソールポートに接続するにはどうすればよいですか?
    Webベースの管理インターフェースにアクセスするにはどうすればよいですか?
    D-Link Network Assistant (DNA)とは何ですか?
    電源障害が発生した場合、どうすればよいですか?
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本書の内容
このマニュアルはD-LinkスマートProスイッチのセット
アップおよび保証関連、安全、規制、環境に関する注意
に関して順次説明していきます。お客様の購入したモデ
ルが挿絵と多少異なる場合がありますので、ご留意くだ
さい。
お手元のスイッチの詳細や、付属品、ネットワーク設定
の方法、スペックなどについては、スイッチに付属のユ
ーザマニュアルをご覧ください。
1―パッケージ内容
梱包を開けて、中身をていねいに取り出します。ユーザ
マニュアルの付属品一覧を見て、同梱物がすべてそろっ
ているか確認してください。万一不足している部品や破
損している部品がありましたら、弊社ホームページにて
ユーザ登録を行い、サポート窓口までご連絡ください。
- D-LinkスマートProスイッチ 1台
- ラックマウントキット
- ゴム足
- 電源ケーブル
- コンソールケーブル 1本
- 電源抜け防止金具
- ユーザマニュアルCD(「
DNA (D-Link Network Assistant)
を収録)
- スタートガイド(多言語版)
2―設置
安全にお使いいただくために、以下の点に注意してくだ
さい。
電源ケーブルを本体の電源コネクタに確実に差し込ん
でください。
本製品の周囲には、放熱と通気のために十分なスペー
スを確保してください。
本製品の上に重たいものを置かないでください。
平置きおよび棚などへの設置
平置きおよび棚などに設置する場合は、付属のゴム足を
本体底面の四隅に取り付けます。周囲には通気のために
十分なスペースを確保し設置してください。
図1. ゴム足を取り付ける
電源抜け防止クリップの設置
AC電源ケーブルが抜けるというアクシデントを避けるため、電
源コードに電源抜け防止クリップを設置することを推奨します。
1. ざらついた面を下にして、電源ソケットの下の穴にタイラップ
を挿入します。
図 2-1. スイッチにタイラップを挿入する
2. スイッチの電源ソケットにAC電源ケーブルを挿入します。
図 2-2. スイッチにAC電源ケーブルを挿入する
3. タイラップを通して、コードの端までリテーナをスライドさせま
す。
図 2-3. タイラップを通してリテーナをスライドさせる
4. 電源ケーブルの周りを一周させて、リテーナのロックに入れ
ます。
図 2-4. 電源ケーブルの周りを一周させる
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ラックに設置するとき
本製品はEIA規格の19インチラックに取り付けることが
でき、サーバルームなどに設置する場合に便利です。は
じめに、ラックマウントキットを付属のネジで本製品の
両側面に取り付けます。
図 3. ラックマウントキットを取り付ける
次に、付属のネジを使用して、スイッチをラックに固
定します。
図 4. スイッチをラックに取り付ける
3―電源ケーブルの接続
電源ケーブルを本体背面の電源コネクタに接続し、もう
一方をコンセントに差し込みます。(コンセントはア
ース付きでサージ対策のあるものをおすすめします。)
図 5. 電源ケーブルの接続
5. 電源コードが固定されるまでリテーナを締めます
図 2-5. 電源コードを固定する
停電の際には
停電の際には念のためコンセントを抜きます。電力が復
旧してから、再度コンセントをつないでください。
管理オプション
このスイッチは、フロント/バックパネルのコンソール
ポートを介して管理するもしくはTelnetを使って管理す
ることができます。また、お客様はWebブラウザを介し
てアクセスするWebベース管理を選択することもあるか
もしれません。それぞれのスイッチは自身のIPアドレス
をアサインされている必要があり、IPアドレスは、SNMP
ネットワーク管理もしくは他のTCP/IPアプリケーション
(例:BOOTP、TFTP)での通信にも使われます。スイッ
チのデフォルトIPアドレスは10.90.90.90です。お客様
はデフォルトIPアドレスをお使いのネットワークアドレ
ススキームに合うように変更することができます。
Webベース管理インターフェイス
Webブラウザを使って、スイッチの設定、ステータスLED
のモニタリング、統計情報のグラフ表示などができま
す。使用可能なブラウザは、Netscape Navigator(バー
ジョン6.2以降)やMicrosoft
®
Internet Explorer(バー
ジョン5.0以降)などです。
ウェブブラウザを使ったスイッチの設定には、以下のも
のが必要です。
イーサネットポート(RJ-45)を持つコンピュータ
標準的なイーサネットケーブル
ステップ1
イーサネットケーブルを使って、スイッチ前面のいずれ
かのポートとコンピュータのイーサネットポートを接続
します。
図 6. イーサネットケーブルの接続
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ステップ2
イーサネット接続経由でスイッチへのログインや設定を
行なうには、PCはスイッチと同じ範囲内のIPアドレスを
所有している必要があります。スイッチが10.90.90.90
のIPアドレスを所有している場合、PCは10.x.y.z(x及
びyは0~254、zは1~254の値)でサブネットマスクは
255.0.0.0である必要があります。
Webブラウザを起動し、アドレス欄に http://10.90.90.90
(初期設定のIPアドレス)と入力し、Enterキーを押しま
す。
図 7. Webブラウザ上でIPアドレス「10.90.90.90」
を入力
Web設定はDNAを介してもアクセスすることができます。
デバイスのWebGUIを開くにはDNA内のデバイスリストの
中からIPハイパーリンクをクリックしてください。
初期設定値は以下の通りです。
IPアドレス:10.90.90.90
サブネットマスク:255.0.0.0
ゲートウェイ:0.0.0.0
ステップ3
以下のログオンダイアログボックスが表示された際、
ユーザ名とパスワードを空欄にして、Webベース管理イ
ンタフェースの言語を選択してから、ログインをクリ
ックします。
図 8. ログインダイアログ
ステップ4
Webベース管理に入る前に、スマートウィザードがIP情
報やSNMP設定のようないくつかの機能を簡単に設定する
案内をします。何も変更する予定がない場合は、ウィザ
ードを終了するためにExitをクリックし、Webベース管
理に移ります。スマートウィザード機能の詳細を見るに
は、ユーザマニュアルのスマートウィザードに関する情
報を参照してください。。
DNA (D-Link Network Assistant)
インストールCDに含まれているDNA(D-Link Network
Assistant)はPCに接続している同じL2ネットワ
ークセグメント内のSmartスイッチを検出するた
めのプログラムです。このツールはWindows2000
、XP、Vista、Windows7をサポートしています。DNA(D-
Link Network Assistant)のインストールには2つの方
法があります。1つはインストールCDの自動実行プログ
ラムに従う方法、もう1つは手動でインストールする方
法です。
オプション1:インストールCDの自動実行ブログラ
ムを介してDNA(D-Link Network Assistant)をイ
ンストールする方法を順次示します。
1.CD-ROMドライブにCDを挿入します。
2.自動実行プログラムが自動的にポップアップされ
ます。
3.”Install DNS(D-Link Network Assistant)” ボ
タンをクリックするとインストールウィザードが段階
的に案内します。
4.DNAのインストールに成功した後、Start > Programs
> D-Link > DNAにDNAを見つけることができます。
5.お客様のPCと同じL2ネットワークセグメントにスマ
ートProスイッチを接続して、スマートスイッチを検
出するためにDNA(D-Link Network Assistant)を使う
だけです。
オプション2:DNA(D-Link Network Assistant)
を手動でインストールする方法を順次示します。
1.CD-ROMドライブにユーティリティCDを挿入します。
2.Windowsデスクトップ上のスタートメニューからコン
ピュータを選択します。
3.CD-ROM/DVD-ROMドライブをダブルクリックし、自動
実行メニューを開始します。もしくは、ドライブを右ク
リックしてフォルダを開きます。DNA(D-Link Network
Assistant)を選択し、setup.exeファイルをダブルクリ
ックします。
4.ユーティリティをインストールするため、スクリー
ン上の指示に従います。
5.完了後、Start > Programs > D-Link > DNAに移動
し、DNA(D-Link Network Assistant)を開きます。
6.お客様のPCと同じL2ネットワークセグメントにスマ
ートProスイッチを接続して、スマートスイッチを検出
するためにDNA(D-Link Network Assistant)を使うだ
けです。
DNAの詳細情報に関しては、ユーザマニュアルを参照し
てください。
コンソールポートに接続
シリアルポートに接続するには、指定のコンソールケー
ブルを使う必要があります。このケーブルは、製品に同
梱されています。
ケーブルは、正しいピン設定でスイッチのシリアルポー
トに接続するための特殊なピンを持ったRS-232 - RJ-45
コネクタケーブルです。
スイッチのコンソールポートに接続するには、以下のス
テップに従ってください:
1. 管理PCのシリアルポートにコンソールケーブルのRS-
232側を接続します。
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2. スイッチのコンソールポートにコンソールケーブルの
RJ-45側を接続します。
3. 管理PC上でハイパーターミナルアプリケーション(も
しくは、VT-100ターミナル接続をエミュレート可能な
他のターミナルエミュレーションプログラム)を開
き、この接続のプロパティの設定を行います。
 a. ボーレートに115200を設定します。
 b. データビットに8を設定します。
 c. パリティをNoneに設定します。
 d. ストップビットを1に設定します。
 e. フローコントロールをNoneに設定します。
図9. ハイパーターミナル接続プロパティ
4. 現在スイッチは電源が起動し、スイッチのCLIが利用
可能な状態です。
Telnet管理
お客様のPCのコマンドプロンプトを利用してTelnetを介
してスイッチにアクセスすることもできます。お客様の
コンピュータからアクセスするには、まずスイッチのイ
ーサネットポートとお客様のPCが正しく接続されている
ことを確認する必要があります。その後、お客様のコン
ピュータ上で、スタート> プログラム> アクセサリ>
マンドプロンプトをクリックします。コンソールウィン
ドウを開いた後、telnet 10.90.90.90(設定しているIP
アドレスによります)とコマンドを入力し、キーボード
上でEnterを押下してください。スイッチのコマンドラ
インインタフェースを開くコンソール画面に接続されま
すので、デフォルトのスイッチのユーザ名とパスワード
の場合は、“空欄”のままEnterキーを押下します。
SNMP管理
D-Link D-ViewもしくはSNMP互換コンソールプログラ
ムでスイッチを管理することができます。SNMP機能は
D-Linkマネージドスイッチではデフォルトで無効になっ
ています。D-View SNMPネットワーク管理システムはク
リティカルネットワークの集中管理のためにデザインさ
れた統合的な標準ベース管理ツールです。D-Viewはネッ
トワーク管理者が、デバイス設定、フォルトトレラン
ス、パフォーマンス、セキュリティを効果的に管理する
ために役立つツールです。D-Linkはダウンロードして30
日間製品を評価することができる、D-Viewトライアルバ
ージョンを提供しています。http://dview.dlink.com.
tw/support_Download_Trial_Version.asp からトライア
ルバージョンをダウンロードすることができます。
追加情報
ネットワーク設定で問題が生じた場合は、スイッチに同梱され
ているユーザガイドを参照してください。ユーザガイドは、多くの
ルール、図、説明、例を含んでおり、ネットワークを構築・運用す
るのに役立ちます。
ユーザガイドの最後もしくは、オンラインで記載されている
D-Linkの各オフィスを通して更なるサポートを受けることができ
ます。D-Link製品やマーケティング情報についてより詳しく知り
たい場合は、下記のWebサイトをご確認ください。
http://www.dlink.com
  
保証情報
D-Linkリミテッドライフタイム保証情報については、下
記をご覧ください。
http://warranty.dlink.com/
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