Dell™ Latitude™ C540/C640 サービスマニュアル
はじめに
システムコンポーネント
ハードドライブ
メモリモジュール、ミニPCIカード、およびモデム
キーボード
ディスプレイアセンブリ、ディスプレイラッチ、およびヒンジカバー
パームレスト
マイクロプロセッササーマル冷却アセンブリ
マイクロプロセッサモジュール
ハイブリッド冷却ファン
予備バッテリ
フラッシュBIOS
スピーカーアセンブリ
システム基板
バッテリおよびモジュールベイラッチ
I/Oコネクタのピンの構成
メモ、注意、および警告
このマニュアルの内容 は 予告なく変更されることがあります。
© 2002-2003 すべての著作権はDell Computer Corporationにあります。
Dell Computer Corporationからの書面による許可無しには、いかなる方法においてもこのマニュアルの複写、転載を禁じます。
このマニュアルに使用されている商標： Dell、DELLのロゴ、およびLatitudeはDell Computer Corporationの商標です。
このマニュアルでは、上記以外の商標や会社名が使用されている場合があります。 これらの商標や会社名は、一切Dell Computer Corporationに所属するものではありません。
2003年6月 Rev. A01
メモ： コンピュータの操作上知っておくと便利な情報が記載されています。
注意： ハードウェアの破損またはデータ損失の危険性があることを示します。 また、その危険を回避するための方法も示されています。
警告： 物的損害、けがまたは死亡の原因となる危険性 があることを示します。
目次ページに戻る
バッテリおよびモジュールベイラッチ
Dell™ Latitude™ C540/C640 サービスマニュアル
バッテリおよびモジュールベイラッチの取り外し
1. ハードドライブを取り外します。
2. キーボードを取り外します。
3. ディスプレイアセンブリを取り外します。
4. パームレストを取り外します。
5. リリースラッチボタンを取り外すには、プラスチックスクライブを使って、リリースラッチボタンがボトムケースから外れるようになるまで、上部ラッチアセンブリのスナップタブを内側に押し込みま
す。
上部ラッチアセンブリが緩まないように、リリースラッチボタンを取り外す間はラッチとスプリングに力を加え続けます。
6. 上部ラッチアセンブリも取り外す場合、ラッチ固定装置から持ち上げます。
バッテリおよびモジュールベイラッチの取り付け
1. 上部ラッチアセンブリを取り付ける場合、次の手順を実行します。
a. スプリングをスライダー上にスライドし、ボトムケースの内側にある保持部品に上部のラッチアセンブリを取り付けます。
b. スライダーが穴に挿入されていることを確認します。 バンプが二つ付いているラッチの側面は、ケースの後ろ側を向き、ウェアリブの側面は、ケースの底面を向いています。
2. スナップタブが上部ラッチアセンブリに完全に装着されていることを確認しながら、上部ラッチアセンブリを押し下げ、ボトムケースを通して新しいリリースラッチボタンにカチッと取り付けます。
3. 新たに取り付けたリリースラッチボタンが、押したり離したりする際に滑らかに動くことを確認します。
目次ページに戻る
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ESDによる損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れて身体の静電気を除去してください。
注意： 次の手順を実行する前に、「コンピュータ内部の作業を始める前に」をお読みください。
1
バンプ（各ラッチ2）
5
リリースラッチボタン（2）
2
スライダー
6
スナップタブ（各ラッチアセンブリ2）
3
スプリング
7
上部のラッチアセンブリ（2）
4
ボトムケース
8
ウェアリブ
メモ： スライダーの向きが正しくないと、ラッチは正常に機能しません。
目次ページに戻る
はじめに
Dell™ Latitude™ C540/C640 サービスマニュアル
コンピュータ内部の作業を始める前に
推奨ツール
ネジの識別
コンピュータ内部の作業を始める前に
1. コンピュータカバーを傷つけないように、作業台の上を平らにし、片付けます。
2. 作業中のファイルを保存して、開いているアプリケーションをすべて閉じます。
3. コンピュータとすべての周辺機器の電源を切ります。
4. コンピュータがドッキングデバイスに接続されている場合、ドッキングを解除します。 ドッキングデバイスの手順については、ドッキングデバイスに付属のマニュアルを参照してください。
5. コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外します。
6. システム基板への損傷を防ぐため、10～20秒待ち、取り付けられているすべての周辺機器を外します。
7. その他のすべての外付けケーブルをコンピュータから外します。
8. 取り付けられているすべてのPCカードまたはプラスチック製のダミーカードをPCカードスロットから取り外します。
9. ディスプレイを閉じ、コンピュータを平らな作業台に裏返します。
10. プライマリバッテリをバッテリベイから取り外し、セカンドバッテリが使われている場合、モジュールベイからセカンドバッテリを取り外します。
11. モジュールベイに取り付けてあるすべてのデバイスを取り外します。
12. 作業中、静電気を除去するため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れてください。
13. コンポーネントおよびカードは直接､接点に触れないように慎重に取り扱ってください。 カードは端、または金属製の取り付けブラケットを持ちます。 マイクロプロセッサのようなコンポーネントはピ
ンの部分ではなく端を持つようにしてください。
推奨ツール
このマニュアルで説明する操作には、以下のようなツールが必要です。
l 1番の磁気プラスドライバ
l 1/4インチマイナスドライバ
l 小型プラスチックスクライブ
l マイクロプロセッサエクストラクタ
l フラッシュBIOSアップデートプログラムフロッピーディスクまたはCD
コンピュータの向き
警告： コンピュータ内部の作業を始める前に、『システム情報ガイド』の 安全にお使いいただくための注意をお読みください。
警告： コンピュータの修理は、技術者のみがおこなってください。 Dellが許可していない修理による損傷は、保証できません。
注意： コンピュータへの損傷を防ぐため、コンピュータ内部の作業を始める前に、次の手順を実行してください。
メモ： コンピュータの電源を切る前に、コンピュータが省電力モードに入っていないことを確認してください。 コンピュータのオペレーティングシステムを使用してシャットダウンできない場
合、電源ボタンを4秒間押し続けてください。
注意： システム基板への損傷を防ぐため、コンピュータを修理する前にメインバッテリおよびセカンドバッテリ（取り付けてある場合）を取り外してください。
ネジの識別
コンポーネントの取り付けおよび取り外しをする場合、レイアウトするツールの配置マットをコピーしたり、ネジの順路を覚えておきます。 この配置マットには、ネジの数と長さが示してあります。
1
背面
2
右側
3
正面
4
左側
注意： ネジを再び取り付ける場合、正しい長さのネジを使用してください。 ネジを対応する穴にきちんと合わせ、締め過ぎないようにしてください。
ハードドライブドア
（各1）
メモリモジュールカバー
（固定ネジ×2）
（各1）
メモ： シングルネジは、5本のキーボ
ードネジの1本です。
モデム（システム基板に）
（各2）
キーボード（ボトムケースに）
（各5）
ヒンジ（ボトムケースに）
（各5）
ディスプレイフィードフレックスケーブ
ル
目次ページに戻る
フラッシュBIOS
Dell™ Latitude™ C540/C640 サービスマニュアル
BIOSをアップデートするには、次の手順を実行します。
1. ACアダプタがプラグに差し込まれており、メインバッテリが適切に取り付けられていることを確認します。
2. コンピュータの電源を入れ、 を押して、セットアップユーティリティを起動します。
3. フロッピードライブまたはCDドライブから最初に起動するように起動順序をリセットします（フラッシュBIOSアップデートプログラムがフロッピーディスクまたはCDのどちらで提供されているかに応
じて）。
4. フラッシュBIOSアップデートプログラムのフロッピーディスクまたはCDを挿入し、コンピュータを再起動します。
コンピュータはBIOSをアップデートし、自動的に再起動します。
5. すぐに を押してセットアップユーティリティを起動し、起動順序を通常の設定にリセットします。 次に、セットアップユーティリティを終了します。
6. フラッシュBIOSアップデートプログラムのフロッピーディスクまたはCDを取り出します。
目次ページに戻る
目次ページに戻る
マイクロプロセッサモジュール
Dell™ Latitude™ C540/C640 サービスマニュアル
マイクロプロセッサモジュールの取り外し
1. ハードドライブを取り外します。
2. キーボードを取り外します。
3. マイクロプロセッササーマル冷却アセンブリを取り外します。
4. 小型のマイナスドライバを使用して、ZIFソケットを緩めます。 そして、ZIFソケットカムネジをカムが止まるまで反時計回りに回します。
ZIFソケットカムネジは、マイクロプロセッサをシステム基板に固定しています。 ZIFソケットカムネジの向きをメモしておいてください。
5. マイクロプロセッサモジュールを取り外すには、マイクロプロセッサ取り外しツールを使用します。
マイクロプロセッサモジュールの取り付け
1. マイクロプロセッサモジュールのピン1の角に、ZIPソケットのピン1の角を合わせ、マイクロプロセッサモジュールに挿入します。
マイクロプロセッサモジュールが正しく装着されると、すべての4つの角が同じ高さになります。 モジュールの角が一つでも他の角より高い場合、モジュールは正しく装着されていません。
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ESDによる損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れて身体の静電気を除去してください。
注意： 次の手順を実行する前に、「コンピュータ内部の作業を始める前に」をお読みください。
注意： サーマル機能が適切に動作するように、新しいマイクロプロセッサに適合した新しいサーマル冷却アセンブリを必ず取り付けてください。
注意： プロセッサダイに触らないでください。 マイクロプロセッサをソケットに確実に装着するには、カムネジを回す間、マイクロプロセッサモジュールの両端近く（ダイの周りの基板）を押してくだ
さい。
注意： マイクロプロセッサへの損傷を防ぐため、カムネジを回す際は、マイクロプロセッサに垂直になるよう、ドライバを握ってください。
1
マイナスドライバ（マイクロプロセッサに垂直に）
2
ピン1の角
3
プロセッサダイ（触らないでください）
4
ZIFソケット
5
ZIFソケットカムネジ
注意： マイクロプロセッサの冷却効果を最大にするため、マイクロプロセッササーマル冷却アセンブリの放熱部分に触れないでください。 皮脂がつくと熱パッドの放熱能力が低下します。
注意： マイクロプロセッサモジュールを取り外すには、モジュールをまっすぐ持ち上げてください。 マイクロプロセッサモジュールのピンが曲がらないよう注意してください。
注意： マイクロプロセッサモジュールを装着する前に、カムロックが完全に開いた位置にあることを確認してください。 マイクロプロセッサモジュールを正しくZIFソケットに装着するには、無理な
力を加える必要はありません。
注意： マイクロプロセッサモジュールが正しく装着されていないと、時折接続が途切れ、マイクロプロセッサおよびZIFソケットに修復不可能な損傷を与える恐れがあります。
メモ： マイクロプロセッサモジュールのピン1の角には三角があり、ZIFソケットのピン1の角の三角（またはミッシングホール）に合わせます。
注意： モジュールおよびソケットに修復不可能な損傷を与えないため、マイクロプロセッサモジュールをZIFソケットの適切な場所に設置しなければなりません。
2. マイクロプロセッサモジュールの両端を押し込み、カムネジを時計回りに回してZIFソケットを固定します。
3. 新しいマイクロプロセッササーマル冷却アセンブリを取り付けます。
4. フラッシュBIOSアップデートプログラムのフロッピーディスクまたはCDを使用して、BIOSをアップデートします。 BIOSをアップデートする手順については、「フラッシュBIOS」を参照してください。
目次ページに戻る
注意： カムネジを回す間、マイクロプロセッサモジュール両端近くのプロセッサダイ（ダイの周りの基板）には触れないでください。
注意： サーマル機能が適切に動作するように、新しいマイクロプロセッサに適合した、新しいサーマル冷却アセンブリを必ず取り付けてください。
目次ページに戻る
ディスプレイアセンブリ、ディスプレイラッチ、およびヒンジカバー
Dell™ Latitude™ C540/C640 サービスマニュアル
ディスプレイアセンブリ
ディスプレイラッチ
ヒンジカバー
ディスプレイアセンブリ
1. ハードドライブを取り外します。
2. センターコントロールカバーを取り外します。
3. キーボードを取り外します。
4. ディスプレイを閉じます。
5. コンピュータの背面から、（D）とラベルされている5本のM2.5×5 mmネジを取り外します。
6. ディスプレイアセンブリを約180度に開き、この位置以上にディスプレイアセンブリが開かないようにします。
7. ディスプレイフィードフレックスケーブルに取り付けられているEMIシールドブラケットの2本のM2×3 mmネジを取り外します。
8. ディスプレイフィードフレックスケーブルをシステム基板に固定している2本のM2×3 mmネジを取り外します。
注意： 必ずディスプレイアセンブリを取り外してから、パームレストを取り外してください。
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ESDによる損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れて身体の静電気を除去してください。
注意： 次のディスプレイアセンブリ手順を実行する前に、「コンピュータ内部の作業を始める前に」をお読みください。
1
M2×3 mmネジ （2）
2
トップカバー
3
センターコントロールカバー
4
M2.5×5 mmネジ （5）
5
ボトムケース
6
ディスプレイフィードフレックスケーブル
7
EMIシールドブラケット
注意： ディスプレイフィードフレックスケーブルコネクタをシステム基板に再度取り付ける場合、コネクタの左右の端の上部を押し下げます。 コネクタの中央を押すと、レジスタに損傷を与えた
り、コンピュータのEMIプロテクションを傷つけたりする恐れがあります。
9. ディスプレイフィードフレックスケーブルコネクタに取り付けてあるプルタブを引き上げて、システム基板のインタフェースコネクタから取り外します。
10. ディスプレイアセンブリを90度の角度に持ち上げ、ボトムケースから取り外します。
1
M2×3 mmネジ （2）
2
プルタブ
3
ディスプレイフィードケーブルコネクタ
4
インタフェースコネクタ
1
ゴムネジカバー（6）
5
M2×4 mmネジ （5）
2
M2.5×5 mmネジ （6）
6
ディスプレイフィードフレックスケーブル
3
ディスプレイベゼル
7
フレックスケーブル保持ブラケット
4
トップカバー
8
ディスプレイパネル
ディスプレイベゼルの取り外し
1. ハードドライブを取り外します。
2. ディスプレイアセンブリを取り外します。
3. プラスチックスクライブを使用して、6本のゴムネジカバーをベゼルの正面にあるネジ穴から取り外します。
4. ベゼルの正面にある6本のM2.5×5 mmネジを取り外します。
5. ディスプレイパネルの底面（Dell™ロゴのある側）から開始します。 外側を押し込みながらベゼルの内側を持ち上げ、指を使ってベゼルをトップカバーから離します。
ディスプレイパネルの取り外し
1. ハードドライブを取り外します。
2. ディスプレイアセンブリを取り外します。
3. ディスプレイベゼルを取り外します。
4. ヒンジカバーを取り外します。
5. ディスプレイパネルの左側にある2本のM2×4 mmネジとディスプレイパネルの右側にある2本のM2×4 mmネジを取り外します。
6. 黒いプラスチック製のフレックスケーブル保持ブラケットを通して、ディスプレイフィードフレックスケーブルを固定しているM2×4 mmネジを取り外します。
7. 上部を持ち上げて、トップカバーからディスプレイパネルを回しながら取り外します。
8. ボトムフレックスケーブルコネクタに取り付けられているプルタブをまっすぐ引き上げて、インバータコネクタからボトムフレッ クスケーブルコネクタを取り外します。
9. ディスプレイパネルコネクタを固定しているテープおよびディスプレイフィードフレックスケーブルの中央とディスプレイパネルを固定しているテープを取り外します。
10. トップフレックスケーブルコネクタを下に引いて離し、ディスプレイパネルコネクタからトップフレックスケーブルコネクタを取り外します。
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ESDによる損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れて身体の静電気を除去してください。
注意： 次の手順を実行する前に、「コンピュータ内部の作業を始める前に」をお読みください。
注意： ベゼルへの損傷を防ぐため、トップカバーからベゼルを慎重に取り外します。
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ESDによる損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れて身体の静電気を除去してください。
注意： 次の手順を実行する前に、「コンピュータ内部の作業を始める前に」をお読みください。
メモ： 日立ディスプレイパネルをお使いの場合、ディスプレイパネルの左側中央から2本のM2×4 mmネジを取り外します。
1
ディスプレイパネルコネクタ
2
トップフレックスケーブルコネクタ
3
プルタブ
4
ボトムフレックスケーブルコネクタ
5
インバータコネクタ
ディスプレイパネルの取り付け
1. ディスプレイパネルコネクタにトップフレックスケーブルコネクタを取り付けます。
2. インバータコネクタにボトムフレックスケーブルコネクタを取り付けます。
3. ディスプレイパネルコネクタを固定するテープおよびディスプレイフィードフレックスケーブルの中央とディスプレイパネルを固定するテープを取り付けます。
4. ディスプレイパネルのボトムエッジをトップカバーの底面に置き、手でパネルの上部を持ちます。
5. トップカバーにディスプレイパネルを置きます。
6. ディスプレイパネルとトップカバーを固定する5本のM2×4 mmネジを取り付けます。
ディスプレイラッチ
ディスプレイラッチの取り外し
1. ハードドライブを取り外します。
2. ディスプレイアセンブリを取り外します。
3. ディスプレイベゼルを取り外します。
4. ディスプレイラッチとブラケットをトップカバーに固定している2本のM2.5×5 mmネジと2本のM1.7×3.5 mmネジを取り外します。
5. ディスプレイラッチとブラケットを持ち上げて、トップカバーを取り外します。
XGAパネル図
ディスプレイラッチの取り付け
1. XGAパネルの場合、ネジ穴の上部にディスプレイラッチを取り付け、ディスプレイラッチの上部にブラケットを取り付け、ブラケットとディスプレイラッチのネジ穴を合わせます。
SXGA+パネルの場合、ネジ穴とディスプレイラッチを合わせ、トップカバーにブラケットを取り付けます。
2. ディスプレイラッチとブラケットをトップカバーに固定する2本のM2.5×5 mmネジと2本のM1.7×3.5 mmネジを取り付けます。
ヒンジカバー
ヒンジカバーの取り外し
1. ディスプレイアセンブリを取り外します。
2. ヒンジをディスプレイアセンブリの正面に、およそ90度の角度で手前に回します。
3. ヒンジカバーを取り外すには、ヒンジから引き出します。
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ESDによる損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れて身体の静電気を除去してください。
1
M1.7×3.5 mmネジ （2）
2
M2.5×5 mmネジ （2）
3
ディスプレイラッチ
4
ブラケット
目次ページに戻る
ハイブリッド冷却ファン
Dell™ Latitude™ C540/640 サービスマニュアル
ハイブリッド冷却ファンの取り外し
1. ハードドライブを取り外します。
2. キーボードを取り外します。
3. ディスプレイアセンブリを取り外します。
4. パームレストを取り外します。
5. マイクロプロセッササーマル冷却アセンブリを取り外します。
6. ハイブリッド冷却ファンをシステム基板に固定している2本のM2.5×5 mmネジおよび1本のM2×3 mmネジを取り外します。
7. ファン電源ケーブルをシステム基板インタフェースコネクタから取り外し、ハイブリッド冷却ファンを取り外します。
目次ページに戻る
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ESDによる損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れて身体の静電気を除去してください。
注意： 次の手順を実行する前に、「コンピュータ内部の作業を始める前に」をお読みください。
1
システム基板インタフェースコネクタ
5
M2×3 mmネジ （1）
2
ファン電源ケーブル
6
M2.5×5 mmネジ （2）
3
スプリングフィンガー
7
ハイブリッド冷却ファン
4
キーボードのネジ穴
メモ： ファン電源ケーブルは長く、EMIシールドの下から引いてコネクタに接続することができます。
注意： ファンを取り付ける場合、キーボードのネジ穴をふさがないでください。 ファン電源ケーブルへの損傷を防ぐため、ファン電源ケーブルは、スプリングフィンガーの下、およびキーボードの
ネジ穴の後ろを通して配線してください。
目次ページに戻る
ハードドライブ
Dell™ Latitude™ C540/C640 サービスマニュアル
ハードドライブの取り外し
1. 開いているすべてのファイルを保存して閉じ、実行中のすべてのプログラムを終了して、コンピュータをシャットダウンします。
2. コンピュータ背面の金属製のコネクタに触れて、静電気を除去します。
3. コンピュータを裏返しにします。 M3×5 mmネジをハードドライブドアから取り外します。
4. カチッと音が鳴るまで、ハードドライブドアを持ち上げます。
5. ハードドライブをコンピュータから引き出します。
ハードドライブの取り付け
1. カチッと音が鳴るまで、ハードドライブドアを持ち上げます。 ハードドライブがハードドライブベイにしっかりと収まるまで、押し入れます。
2. ハードドライブドアを下に押します。
3. M3×5 mmネジをハードドライブドアに取り付けます。
目次ページに戻る
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ハードドライブはきわめて衝撃に弱いものです。 ハードドライブを持つときは端を持ち（ハードドライブケースの上面を押さないようにしてください）、落とさないように気を付けてください。
注意： 次の手順を実行する前に、「コンピュータ内部の作業を始める前に」をお読みください。
注意： データの損失を防ぐため、ハードドライブを取り外す前に必ずコンピュータの電源を切ってください。 コンピュータの起動中、スタンバイモード、または休止状態モードの間は、ハードドライ
ブを取り外さないでください。
警告： ドライブが高温のときにハードドライブをコンピュータから取り 外す 際は、 ハードドライブの金属製 ハウジングに触れないでください。
1
コンピュータの底面
2
M3×5 mmネジ
3
ハードドライブドア
注意： ハードドライブをしっかりした一定の力で所定の位置に押し込みます。 ハードドライブに無理な力を加えると、コネクタに損傷を与える恐れがあります。
目次ページに戻る
キーボード
Dell™ Latitude™ C540/C640 サービスマニュアル
キーボードの取り外し
1. ハードドライブを取り外します。
2. コンピュータを裏返し、（K）とラベルされている5本のM2.5×12 mmネジを取り外します。
3. コンピュータを裏返し、ディスプレイを開きます。
4. センターコントロールカバーを取り外します。
a. 小型のマイナスドライバまたはプラスチックスクライブをセンターコントロールカバーの右端の切り込みに挿入し、カバーを押し上げます。
b. センターコントロールカバーを持ち上げ、ボトムケースから外します。
5. キーボードをパームレストから外れるようにするには、小型のマイナスドライバまたはプラスチックスクライブを使用して、ブランクキーの近くにあるキーボードの右側の端を持ち上げます。
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ESDによる損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れて身体の静電気を除去してください。
注意： 次の手順を実行する前に、「コンピュータ内部の作業を始める前に」をお読みください。
1
M2.5×12mmネジ （5）
注意： キーボード上のキーキャップは壊れたり、外れたりしやすく、また取り付けに時間がかかります。 キーボードの取り外しや取り扱いには注意してください。
6. キーボードを2～3 cmまっすぐ持ち上げ、キーフェースがパームレストの上に被さるまで、コンピュータ正面へ向けて軸回転します。
7. キーボードコネクタを引き上げ、システム基板のキーボードインタフェースコネクタからキーボードコネクタを取り外します。
8. キーボードをボトムケースから取り外します。
キーボードの取り付け
1. コンピュータ正面にあるパームレストのキーボードをキーフェースが下に、コネクタがコンピュータ背面を向くように置きます。
2. キーボードコネクタをシステム基板のインタフェースコネクタに接続します。
キーボードコネクタには、システム基板のインタフェースコネクタにあるキーボードコネクタ（ディスプレイと比較して）への正しい向きを示すラベルが付いている場合があります。
3. 慎重にキーボードを裏返します。 キーボードのボスサポートをそろえて、キーボードの左側を所定の位置に取り付け、次にキーボードの右側を所定の位置にカチッと取り付けます。
4. キーボードが正しく取り付けられていることを確認します。 キーは、パームレストの左右の表面とそろっていなければなりません。
5. センターコントロールカバーを取り付け、ディスプレイアセンブリを閉じて、コンピュータを裏返しにします。
6. （K）とラベルされている穴に5本のM2.5×12 mmネジを再び取り付けます。
1
キーボード
2
トラックスティック
3
ブランクキー
4
パームレスト
注意： キーボードフレックスケーブルおよびトラックスティックケーブルを引っ張らないでください。
1
ボスサポート（5）
2
トラックスティックケーブル
3
キーボードフレックスケーブル
4
キーボードインタフェースコネクタ
5
方位ラベル
注意： コネクタピンへの損傷を防ぐため、キーボードコネクタ全体を均等の力で押して、システム基板上のインタフェースコネクタに挿入します。 キーボードコネクタは反対向きに挿入しないでく
ださい。
注意： ボトムケースにキーボードを取り付ける場合、キーボードフレックスケーブルおよびトラックスティックケーブルを締め付けないように置きます。
目次ページに戻る
パームレスト
Dell™ Latitude™ C540/640 サービスマニュアル
パームレストの取り外し
1. ハードドライブを取り外します。
2. キーボードを取り外します。
3. ディスプレイアセンブリおよびヒンジカバーを取り外します。
4. コンピュータを裏返し、（P）とラベルされている3本のM2.5×12 mmネジを取り外します。
5. （P）とラベルされているハードドライブベイドアにある2本のM2×3 mmネジを取り外します。
6. コンピュータを裏返して、パームレストをボトムケースに固定している3本のM2×3 mmネジを取り外します。
a. ディスプレイアセンブリの下にあるボトムケースの後部エッジにある2本のM2×3 mmネジを取り外します。
b. ボトムケースの右側近くで、マイクロプロセッササーマル冷却アセンブリの隣、およびSビデオTV出力コネクタの反対側にあるM2×3 mmネジを取り外します。
7. パームレストフレックスケーブルコネクタに取り付けてあるプルタブを引き上げて、システム基板のインタフェースコネクタから取り外します。
注意： コンピュータおよび取り付けられているすべてのデバイスをコンセントから取り外し、取り付けられているバッテリも取り外してください。
注意： ESDによる損傷を防ぐため、静電気防止用リストバンドを使用するか、コンピュータの塗装されていない金属面に定期的に触れて身体の静電気を除去してください。
注意： 次の手順を実行する前に、「コンピュータ内部の作業を始める前に」をお読みください。
注意： 必ずパームレストを取り外す前に、ディスプレイアセンブリを取り外してください。 ディスプレイヒンジは、パームレストの背面を通ります。
1
M2.5×12 mmネジ （3）
2
M2×3 mmネジ （2）
3
ハードドライブベイドア
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
ページが読み込まれています...
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5
-
6
-
7
-
8
-
9
-
10
-
11
-
12
-
13
-
14
-
15
-
16
-
17
-
18
-
19
-
20
-
21
-
22
-
23
-
24
-
25
-
26
-
27
-
28
-
29
-
30
-
31
-
32
-
33
-
34
-
35
-
36
-
37
