4クイックス タートガ イド 5ULTRAGAIN PRO MIC2200
ULTRAGAIN PRO MIC2200 コントロール
コントロール
ULTRAGAIN PRO MIC2200 後部のスイッチおよび端子類
ULTRAGAIN PRO フロントパネル上の 操作 部
(1) +48 V スイッチ は ファントム 電 源 の 起 動 ス
イッ チで す。この スイッ チ を オン に す ると 、
信号回路を通じて、コンデンサー型マイク
に必要な電源が供給されます。
(2) MIC/LINE スイッチは MIC モードと LINE モ
ードの切り替えに使用します。このスイッ
チを押すと装置は MIC モードで作動し、
必要な場合には +48 V のファントム電 源
を 起 動 することが で きます。LINE モードで
はこの 機 能 は 自 動 的 に オ フとなりま す。
(3) MIC GAIN コントローラーは MIC モードで
の 使 用 時 に の み 機 能 し 、入 力 レ ベ ル の 増
幅を 10 から 60 dB までの範囲で設定す
ることが可能です。増幅率は非常に高い
値まで設定することができるため、スイッ
チをいれる前にこのコントローラー の設
定 が 正しく行 わ れてい るかどうか を 必ず
確認してください。正しい設定に自信が
無いときにはコントローラー を左 端まで
回 し た う え で 電 源 の 投 入 を 行 い 、徐 々 に
設 定 を 変 え て 下 さ い 。コ ン ト ロ ー ラ ー を 高
く設定し過ぎると接続されている機器類
の損傷を招く恐れがあることに注意して
ください。
(4) CLIP LED は マイクプ リアンプ 後 段 の 信 号 レ
ベルが +18 dBu 以 上あることを警告しま
す 。こ の LED が点 灯した場 合にはオーバー
ドライブによって信号の歪みが発生する
の を 防 ぐ た め 、増 幅 率 を MIC GAIN コント
ロ ーラ ーで 下 げ てください 。CLIP LED は通
常の 使 用 状態 では点 灯しません 。
(5) PHASE REV. スイッ チ は 入 力 信 号 を 反 転 、
つまり音 声信 号 のフェーズを 180° 移動さ
せ ま す 。こ の 機 能 は MIC モ ー ド で も 、ま
た LINE モードでも使 用することが でき
ます。
(6) ハイパスフィルターが投入されている場
合( LO CUT スイッチをオンにした状態)
FREQUENCY コントローラーはハイパスフィ
ル ター の下 限 値 の 設 定 に使 用さ れま す。
設定範囲は 12 から 320 Hz の 間 で す 。こ の
機 能 は 主 に低 周 波 数 ノイズの 発 生 を抑 え
るために装備されています。
(7) LO CUT スイッチはハイパスフィルター
のオン / オフに使用されます。
(8) FREQUENCY コントローラーは処 理を行う
周 波 数 の セレ クトに使 用 され ま す。x0.1 と
x 10 の各スイッチは周波数 領域をそれぞ
れ 0.1 もしくは 10 倍します。これによって
10 Hz から 20kHz までのオーディオ 領域 全
体がカバーされています。これらのスイッ
チがどちらもオフの状 態ではコントロー
ラーは 100 Hz から 2 kHz の範囲の設定に
使 用 することが で きます。
(9) x 0.1 スイッチは FREQUENCY コントローラ
ーの設定範囲を 10 Hz から 200 Hz の範囲
に 切 り 替 え ま す 。こ の ス イ ッ チ は 特 に 低 音
域 の 処 理 に 便 利 で す。
(10) x 10 スイッチは FREQUENCY コントローラー
の設定範囲を 1 kHz から 20 kHz の範囲に
切り替えます。このスイッチは高音域の処
理 に使 用します。
(11) BANDWIDTH コントローラー はフィル ター
の肩特性 (Q ファクター) の設定用コント
ロ ー ラ ー 。バ ン ド 幅 は 0.03 (Q = 43) から 2
オクターブ (Q = 0.67) までの間に設定で
きます。
(12) LEVEL コントローラーはフィル ター に よる
ブーストま た は カット の 度 合 い を 決 定 す る
ために使います。調整範囲は -15 dB から
+15 dB。
(13) EQ IN/OUT スイッチ は パ ラメトリックイコラ
イザーのオン / オフ切り替え用スイッチ
です。イコライザーは必要なとき以外には
オフに切り替えましょう。
(14) OUTPUT コントローラーは装置の出力レベ
ルを最大 20 dB カットまた はブーストする
た め に 使 用 し ま す 。コ ン ト ロ ー ラ ー が 中 央
位置にセットされている場合、信号のレベ
ル は 変 化 し ま せ ん 。こ の 機 能 は MIC モー
ドと LINE モードの両モードで使 用するこ
とが できます。
(15) OUTPUT LEVEL ディスプレイは装置の出力
レベルを -30 から +18 dB の間で表 示しま
す 。デ ィ ス プ レ イ の 表 示 は +4 dBu を基準
値としています。
(16) 電源コネクター: 装置を電源に接続する
際 に は付 属 の 電 源 ケ ーブ ル を 使 用してく
だ さ い 。「 装 置 の 起 動 」 に つ い て の 項 目 も
合わせてご覧ください。
(17) AUDIO IN: POWERPLAY PRO のオーディオ入 力
端子。6.3 mm フォンジャック (ラインレベ
ル入力) と XLR 端子 (マイク・ラインレベ
ル共用) が装備されています。
(18) AUDIO OUT: POWERPLAY PRO のオーディオ出
力 端 子 。対 応 す る 6.3 mm フォンジャック
と XLR 端 子 は 並 列 に配 線されています。
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