Dell Server Pro Management Pack 2.1 for Microsoft System Center Virtual Machine Manager ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell Server PRO Management Pack 2.1 ユーザーズガイドの内容を学習済みです。この管理パックを用いたDellシステムの監視、仮想環境管理、仮想マシンのライブ移行、警告処理、回復処置に関するご質問にお答えします。お気軽にご質問ください!
  • PROヒントとは何ですか?
    回復処置の種類は?
    SCVMMコンソールでの監視方法は?
    警告をリセットするには?
    回復処置をオーバーライドできますか?
Microsoft System Center
Virtual Machine Manager
Dell Server PRO
Management Pack 2.1
ユーザーズガイド
メモおよび注意
メモ:
コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意:
手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があ
ることを示しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
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があります。それらの商標や会社名は、一切
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2011 – 10
目次
3
目次
1 はじめに
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
新機能
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6
概要
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
6
関連用語
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
7
PRO
ヒントとは
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
7
機能と機能性
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
8
PRO
ヒントの管理について
. . . . . . . . . . . . . .
9
対応オペレーティングシステム
. . . . . . . . . . .
11
2 Dell Performance and Resource
Optimization Pack の使い方 . . . . . .13
SCVMM
を使用した監視
. . . . . . . . . . . . . . .
13
回復処置の実行 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
仮想マシンの移行 . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
SCOM/SCE
上の特定の
PRO
警告を使用した
監視
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
16
ヘルスエクスプローラを使用した警告の
リセット
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
17
回復処置のオーバーライド
. . . . . . . . . . . . .
18
警告と
回復処置
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
19
4
目次
3 関連文書およびリソース . . . . . . . . . . . . 33
セキュリティに関する注意事項
. . . . . . . . . . .
33
その他の必要マニュアル
. . . . . . . . . . . . . . .
33
テクニカルサポートの利用方法
. . . . . . . . . . .
34
はじめに
5
はじめに
本書では、システム管理者が
Dell Server PRO Management Pack
Dell PRO Pack
)を使用して
Dell
システムを監視し、非効率的なシステムが検
出された場合に解決処置を講じる方法を説明します。
Dell PRO Pack
は次の製品に統合できます。
Microsoft System Center Operations Manager
SCOM
2007 SP1
SCOM 2007 R2
SP1
登載
System Center Essentials
SCE
2007
SCE 2010
System Center Virtual Machine Manager
SCVMM
2008
SCVMM 2008 R2
SP1
登載
SCVMM 2008 R2
この統合によって、仮想環境をプロアクティブに管理し、
Dell
システムの高い可
用性を確保できます。
PRO Pack
の実行方法については、
Dell Server PRO Management Pack 2.1
for Microsoft System Center Virtual Machine Manager Installation
guide
Microsoft System Center Virtual Machine Manager
Dell
Server PRO Management Pack 2.1
インストールガイド)を参照してください。
機能と機能性も参照してください。
注意:
データの破損および損失を避けるため、本書で説明する手順は、Microsoft
Windows
オペレーティングシステムと Systems Center Operations Manager 2007
SP1/ 2010
、または System Center Essentials 2007 SP1/2010 の知識と経験がある担当
者のみが行うことをお勧めします。
メモ:
Readme ファイル DellMPv21_PROPack_Readme.txt には、ソフトウェ
アと管理ステーションの要件のほか、既知の問題についての情報が含まれていま
す。この文書は
support.dell.com/manuals からも入手できます。また、自己解
凍型の実行ファイル
Dell_ PROPack_2.1.0_A00.exe にも同梱されています。
6
はじめに
新機能
このリリースの
PRO Pack
は以下をサポートしています。
SCE 2010
SCVMM 2008 R2 SP1
新しいハードウェアサポート
Dell OpenManage
の警告、およびネットワークインタフェースカード
(NIC)
警告の追加
古い警告の解決の改善
警告とその解決方法の詳細については、警告と
回復処置を参照してください。
概要
SCOM/SCE
PRO
対応の管理パックを使用して
Dell
ハードウェアについての情
報を収集し、その正常性ステータスの記述と共に保存します。
Dell PRO Pack
SCOM/SCE
(以下、
Operations Manager
と呼びます)および
SCVMM 2008
R2 /SCVMM 2008 R2 SP1
と連携し、この正常性情報を使用して、
Dell
の物理デ
バイスやホストしている仮想マシン(
VM
)を管理します。
Dell PRO Pack
は、監
視対象のオブジェクトが異常状態(たとえば、仮想ディスクの障害、ドライブエ
ラーの予測)に変わったときに、
SCOM/SCE
の監視と警告機能と
SCVMM
の回復
機能を使用して、処置を推奨します。
下記も参照してください。
機能と機能性
PRO
ヒントの管理について
はじめに
7
関連用語
管理下システムとは、
Dell OpenManage Server Administrator
(OMSA)
を実行している
Dell
システムで、
Operations Manager
SCVMM
を使用して監視および管理されているものを指します。サポート
されているツールを使用して、ローカルまたはリモートで管理できます。
管理ステーション(または管理実行ステーション)とは、
Microsoft
Windows
搭載の
Dell
システムで、仮想負荷を管理するための
Operations Manager
SCVMM
がインストールされているものを指し
ます。
PRO ヒントとは
PRO
Performance and Resource Optimization;
パフォーマンスとリソース
の最適化)ヒントとは、仮想化されたインフラストラクチャを監視し、これらの
リソースの使用を最適化する機会が検出されたときに警告を提供する機能です。
PRO
のヒントウィンドウには、
PRO
ヒントが生成される原因となったイベント
の説明と、推奨される処置が表示されます。この機能を使用すると、特定のしき
い値に達したときに、物理ホスト間での
VM
の負荷分散を実行できます。また、
ハードウェア障害が検出された場合には、
VM
を移行させることもできます。
SCVMM
管理コンソールの
PRO
ヒント
ウィンドウには、ホストグループのアク
ティブな
PRO
ヒントが表示されます。
Operations Manager
コンソールには、
対応する警告も表示されて、一貫性のある監視が可能になります。
PRO
ヒントで推奨される処置を手動で実行できます。また、推奨処置が自動的に
実行されるように
PRO
ヒントを設定することもできます。
8
はじめに
機能と機能性
Dell PRO Pack
物理および仮想インフラストラクチャの正常性を継続的に監視することで、
Microsoft Hyper-V
プラットフォームを実行している
Dell PowerEdge
ステムの
PRO
管理を行います。
Operations Manager
および
SCVMM
と連携して、電源の冗長性の喪失、
しきい値を超えた温度、システムストレージのバッテリ障害、仮想ディスク
エラーなどのイベントを検出します。
Dell PRO Pack
でサポートされてい
るイベントの詳細については、
警告と
回復処置を参照してください。
監視下のハードウェアが異常な状態に変わると、
PRO
ヒントを生成します。
VM
の、ダウンタイムなしのライブ移行を実行します。詳細については、
VM
ライブ移行を参照してください。
Dell PRO Pack
のデフォルト回復処置を別の処置でオーバーライドします。
詳細については、
回復処置のオーバーライドを参照してください。
PRO
ヒントが提供した処置を実行して、ダウンタイムを最小限に抑えます。
次の
2
通りの処置があります。
制限
:
このモードでは、新しい
VM
を設置するためのメンテナンスタス
ク完了までの間、一時的にサーバーを利用不可とすることをお勧めしま
す。
制限して移行
このモードでは、サービスの中断を防ぐため、正常でな
いサーバーで実行中のすべての仮想マシンを、別の正常なサーバーに移
行することをお勧めします。詳細については、
回復処置の実行を参照し
てください。
はじめに
9
PRO ヒントの管理について
この項では、
Dell PRO Pack
の仕組みを理解するため、典型的なセットアップ
と、
PRO
ヒント管理に関連するイベントの流れについて説明します。
1-1 コンポーネントの相互作用
この図では、一方の
PowerEdge
システムのグループが管理下システムとして動
し、別の
2
PowerEdge
システムが管理ステーションとして
Operations
Manager
SCVMM
をホストしています。
OMSA
は、異常状態移が
生すると、その重大度の警告を生成します。この警告は、
PRO
のための
Dell
PRO Pack
で監視されています。
Dell PRO Pack
OMSA
の警告を、自の回
復処置にマップします。
管理下システム 1 管理下システム 2
管理ステーション管理ステーション
Dell PowerEdge
Hyper-V Hypervisor
管理エージェント
(SCOM/SCE & SCVMM)
Dell OMSA
VM VM
Dell PowerEdge
Hyper-V Hypervisor
Dell OMSA
Dell PowerEdge
SCE 2007 SP1/2010
SCOM 2007 SP1/R2
Dell PowerEdge
SCVMM 2008/R2
R2 SP1
通知
警告
VM
Dell
PRO Pack
管理エージェント
(SCOM/SCE & SCVMM)
10
はじめに
1-1
は、
PRO
ヒント管理で生する一連のイベントの流れを説明しています。
イベントおよび関連する回復処置の種類の詳細については、警告と
回復処置を参
照してください。
1-1 イベントシーケンスと説明
シーケンス番号 イベント
1
ホストの Operations Manager エージェントが、
OMSA によって生成された警告、エラー、または障害
の警告を検出します。
2
警告が Operations Manager に送られます。
3
Operations Manager コンソールにアクティブな PRO
警告が表示されます。
4
Operations Manager は、警告とそれに関連付けられ
ている
PRO ヒント ID SCVMM に通知します。
5
SCVMM PRO ヒント ウィンドウに、該当するエン
トリとその回復処置が表示されます。
6
PRO ヒントを実行して、管理下システムでの回復処置
を有効にします。すなわち、管理下システムを
制限
モードにするか、制限して移行 モードにします。
7
SCVMM は、回復処置が正常に完了したことを
Operations Manager
に通知します。
8
実行に成功した後、SCVMM コンソールに PRO ヒント
の状態が
解決済み と表示されます。
9
PRO ヒントが SCVMM PRO ヒント ウィンドウから消
えます。
10
PRO のアクティブな警告が SCOM から消えます。
はじめに
11
対応オペレーティングシステム
Dell PRO Pack
がサポートする、管理下システムおよび管理ステーションのオ
レーティングシステムは次のとおりです。
管理下システム:
PRO Pack
に対応する管理下システムは、
Virtual Machine Manager Server
です。詳細については、
technet.microsoft.com/en-
us/library/cc764213.aspx
を参照してください。
管理ステーション:
SCOM
SCE
、および
SCVMM
成をサポートしているオレーティングシス
テムのリストは次のとおりです。
SCOM 2007 R2 -
technet.microsoft.com/en-
us/library/bb309428.aspx
SCOM 2007 SP1 -
technet.microsoft.com/en-
us/library/dd819933.aspx
SCE 2007 SP1 -
technet.microsoft.com/en-
us/library/ff741762.aspx
SCE 2010 -
technet.microsoft.com/en-
us/library/bb422876.aspx
SCVMM 2008/R2/R2 SP1 -
technet.microsoft.com/en-
us/library/cc764231.aspx
12
はじめに
Dell Performance and Resource Optimization Pack
の使い方
13
Dell Performance and Resource
Optimization Pack
の使い方
SCVMM
を使用した監視
SCVMM
コンソールに表示される
PRO
ヒントを使用して、仮想環境の正常性を
管理できます。
PRO
ヒント
ウィンドウを表示するには、ツールバーにある
PRO Tips
PRO
ント)メニューをクリックします(図
2-1
参照)。このメニューには、アクティブ
PRO
ヒントのがカッコに表示されています。
2-1 SCVMM コンソールの PRO ヒントボタン
別の方法として、
PRO
ヒント
ウィンドウで、
Show this window when
new PRO Tips are created
(新しい
PRO
ヒントの成時に、このウィンド
ウを表示)オプションを選択すると、
PRO
ヒントが生成されたときに
SCVMM
コンソールでウィンドウが自動的にきます。
PRO
ヒント
ウィンドウには、
PRO
のソース、ヒント、およびステータスなどの
情報が、表形式で表示されます。このウィンドウには、警告をトリーした問題
の説明と、その原因、および推奨される回復処置も表示されます。
PRO
ヒントメニューをクリックします。
14 Dell Performance and Resource Optimization Pack
の使い方
回復処置の実行
PRO
ヒント
ウィンドウには、推奨される処置を実行するか却下する選択肢
があります。
Implement
(実行)を選択した場合は、
SCVMM
が警告の内容
基づいて下記のいの回復タスクを実行します。
ホストの制限モードへの切り替え
ホストを
Restrict
限)モードにすると、問題が解決するまで、そのホストに
負荷がてられなくなります。このモードでは、ホストはき続き
Operations Manager
で警告を受信し、関連した
PRO
ヒントを
SCVMM
します。
メンテナンスをトリーできるシステムの正常性状態は、
Dell PowerEdge
仮想
ホストシステムのシャーシ環境温度の警告など、仮想ホストでの重大度の
ハードウェア警告です。
仮想マシンの移行
PRO
ヒントの管理パックは、
SCVMM
アルゴリズムを使用して、問題があるシス
テムから正常なシステムへと仮想マシンを移行します。
SVCMM
がホストプール
内に均等に
VM
を分散させる場合は、
Load Balance
(負荷分散)アルゴリズム
を選択します。新しいホストに移る前にホストを完全に飽和状態にする場合は、
Resource Maximization
(リソース最大化)アルゴリズムを選択します。
正常なシステムを検出し、
VM
を移行させるための要件は以下のとおりです。
ハードウェア要件
— VM
を実行するために、ホストがたさなればなら
ない要件として、分なメモリと
ストレージなど。
ソフトウェア要件
ホストがこの要件たせば、仮想マシンのパフォー
マンスがより最適化される要件として、
CPU
て、ネットワー
帯域幅、ネットワークの可用性、ディスク
IO
帯域幅きメモリ容量
など。
SCVMM
は、
0
5
でホストを評価します。ハードウェア要件が不
である場合(たとえば、ハードディスク容量およびメモリ容量が不しているな
ど)、ホストのが自動的に
0
となり、そのホストには仮想マシンを置でき
なくなります。
仮想マシン移行の原因となるシステムの正常性状態は、仮想ディスクの障害や予
測されるドライブエラーなど、仮想ホストのハードウェア障害警告です。
Dell
PRO Pack
Running
(実行中)状態の仮想マシンを移行します。
Stop
Pause
(一時停止、および
Saved
(保存み)状態の仮想マシンは移行
しませ。これは関連付けられたサーバーの評価星数基づいています。
Dell Performance and Resource Optimization Pack
の使い方
15
回復タスクの実行に成すると、以下の変化 られます。
PRO
ヒントの状態が
Resolved
(解決み)に変わり、
PRO
ヒントのエ
ントリが
PRO
ヒント
ウィンドウ削除されます。
対応する警告が
Operations Manager
警告ビュー
に表示されなくなり
ます。
SCVMM
コンソールの
Jobs
(ジョブ)セクションにエントリが表示されま
す。この
エントリのジョブの状態は、
Completed
(完了)と表示されま
す(
2-2
を参照)
2-2 完了したジョブ
ホストグループまたはホストクラスタに正常なホストが存しない場合は、仮
想マシンを移行する
PRO
ヒントの実行に失します。この場合、
PRO
ヒント
ウィンドウには、該当する
PRO
ヒントの
状態
Failed
(失)と表示され、
Error
(エラー)セクションにその理が説明されます。
SCVMM
コンソールの
Jobs
(ジョブ)セクションでも、該当するエントリの状態が
Failed
(失)と
表示されます。
メモ:
PRO ヒント ウィンドウに表示される失敗メッセージは、動的に更新されま
す。ただし、データを更新するには、一度
PRO ヒントウィンドウの外をクリック
してから、再びウィンドウをクリックする必要があります。
16 Dell Performance and Resource Optimization Pack
の使い方
Dismiss
下)を選択した場合は、
PRO
ヒントは実行され、以下の変化が
られます。
SCVMM PRO
ヒント
コンソール
PRO
ヒントが削除されます。
Operations Manager
の警告が
Dell Server PRO Alerts
Dell
Server PRO
警告)除去されます。
詳細については、ルスエクスプローラを使用した警告のリセットを参照し
てください。
VM
ライブ移行
ライブ移行の間中、続しているーは、
Windows Server 2008 R2
フェールオーバークラスタの
1
つのードじクラスタの別のードに、
ダウンタイムまたは中断なしに仮想マシンを移行できます。
クイック移行とライブ移行とのいは、クイック移行ではダウンタイムが生じま
すが、ライブ移行ではダウンタイムがないです。
メモ:
Windows Server 2008 Hyper-V はクイック移行をサポートしています。
Windows Server 2008 R2 Hyper-V はクイック移行とライブ移行の両方をサポート
しています。
SCOM/SCE
上の特定の
PRO
警告を使用した監視
Operations Manager
コンソールを使用して、ネットワークの物理デバイス
を監視できます。
Operations Manager
コンソールは以下のビーを表示します。
警告ビュー
- Dell PRO
固有の警告が表形式で表示されます。また、それ
れの警告について、重大度、ソース、名前、解決状態、時などの情
報も表示されます。
警告ビュー
にアクセスするには、次の手を実行しま
す。
a
Operations Manager
コンソール
動します。
b
Monitoring
(監視)タブを選択します。
c
DELL Server PRO Pack
Dell Server PRO Alerts
Dell Server PRO
警告)を選択します。
Dell Performance and Resource Optimization Pack
の使い方
17
2-3
に示すように、警告は画面右側に表示されます。
2-3 警告ビュー
状態ビュー
-
検出された
Dell
システムのオブジェクトを表形式で表示しま
す。状態ビーには、オブジェクトの名前、パス、
Dell
システムのスト
レージの正常性などの情報が表示されます。表示するオブジェクトと、デー
タの表示方法を定することにより、状態ビーをカスタマイできます。
2-4 状態ビュー
ヘルスエクスプローラを使用した警告のリセット
ルスエクスプローラを使用すると、警告を表示して、それの対処ができます。
PRO
ヒント
ウィンドウで
Dismiss
下)を選択すると、警告は
PRO
ヒント
ウィンドウ削除されます。ただし、ルスエクスプローラら手動でこの警
告をリセットするには、以下のを実行します。
1
Actions
(アクション)メニュで、
Health Explorer
ルスエクス
プローラ)をクリックします。
2
じたい警告をクリックします。
3
Reset Health
(正常性のリセット)を選択します。
PRO
ヒントウィンド
ら警告がえます。
18 Dell Performance and Resource Optimization Pack
の使い方
回復処置のオーバーライド
PRO Pack 2.1
2
通りの回復処置をサポートしています。それれの回復処置
は以下のフラグ値によって実行されます。
1:
移行
2:
サーバーの制限モードへの切り替え
デフォルトの回復アクションをオーバーライドするには、そのフラグの値を変
します。たとえば、
SCOM
コンソールでオーバーライドオプションを使用して、
回復フラグの値を
2
1
に変します。デフォルト値を
1
にオーバーライドし
PRO
ヒントを実行すると、回復処置としてホスト
VM
の移行が
されます。
1
または
2
の値を入力すると、
PRO
ヒントの実行に失し、エ
ラーメッセージが表示されます。
回復処置をオーバーライドするには、以下の手を実行します。
1
SCOM
Authoring
(オーサリング)タブをクリックします。
2
Dell PRO Pack
タを検します。
3
オーバーライドするモタを選択します。
4
クリックして
Override Recovery
(回復のオーバーライド)を選択
ます。
5
Override
(オーバーライド)チェックックスをチェックします。
6
RecoveryOverrideFlag
(回復オーバーライドフラグ)の値を変しま
す。
メモ:
Enable(有効)を選択すると、SCOM はユニットモニタを自動的に
実行します。これには
VMM の移行が必要になるため、値を確認のうえ設定
してください。
7
Enforce
強制)チェックックスをチェックします。
8
Apply
(適用)をクリックします。
注意:
デフォルトの管理パックに設定を保存すると、PRO Pack と管理パックの間
に依存関係が生じます。
PRO Pack を削除する場合は、SCOM のデフォルト設定が
含まれているデフォルトの管理パックも削除する必要があります。したがって、新
しい
MP を使用して設定を保存することをお勧めします。
9
Save
Overrides
(オーバーライドの保存)をクリックします。
Dell Performance and Resource Optimization Pack
の使い方
19
10
警告と
PRO
ヒントを生成します。
11
Implement PRO Tip
PRO
ヒントの実行)を選択します。
これによって、回復処置が正常にオーバーライドされたことが確認されます。
2-5 回復処置のオーバーライド
警告と
回復処置
2-1
に、各種警告とそれに対応する推奨回復処置を示します。
2-1 警告の原因と回復処置
Dell イベント ID SCVMM に表示
される
SCOM/SCE
およ
PRO ヒントの
警告の説明
重要度 警告の原因 Dell PRO ヒント
の推奨回復処置
1053
温度センサーが
警告値を検出し
ました
警告 指定したシステムの
バックプレーンボード、
システムボード、
CPU
またはドライブキャリ
ア上の温度センサーが
警告しきい値を超えま
した。
制限
1054
温度センサーが
障害値を検出し
ました
エラー 指定したシステムの
バックプレーンボード、
システムボード、
CPU
またはドライブキャリ
アの温度センサーが障
害しきい値を超えまし
た。
制限して移行
20 Dell Performance and Resource Optimization Pack
の使い方
1104
ファンセンサー
が障害値を検出
しました
エラー 指定したシステムの
ファンセンサーが
1
または複数のファンの
障害を検出しました。
制限
1154
電圧センサーが
障害値を検出し
ました
エラー 指定したシステムの電
圧センサーが障害しき
い値を超えました。
制限して移行
1203
電流センサーが
警告値を検しま
した
警告 指定したシステムの電
流センサーが警告しき
い値を超えました。
制限
1204
電流センサーが
障害値を検出し
ました
エラー 指定したシステムの電
流センサーが障害しき
い値を超えました。
制限して移行
1305
冗長性低下 警告 指定したシステムの電
源センサー読み取り値
が警告しきい値を超え
ました。
制限
1306
冗長性喪失 エラー 電源が切断または故障
しました。
制限
1353
電源装置が警告
を検出しました
警告 指定したシステムの電
源センサー読み取り値
が定義可能な警告しき
い値を超えました。
制限
1354
電源装置が障害
を検しました
エラー 電源が切断または故障
しました。
制限
1403
メモリデバイス
の状態警告
警告 メモリデバイスの修正
レートが許容値を超え
ました。
制限
2-1 警告の原因と回復処置 (続き)
Dell イベント ID SCVMM に表示
される
SCOM/SCE
およ
PRO ヒントの
警告の説明
重要度 警告の原因 Dell PRO ヒント
の推奨回復処置
/