Dell Software RAID クイックスタートガイド

タイプ
クイックスタートガイド
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Dell™ オペレーティング
システム RAID
Microsoft
®
ディスクの管理
ユーティリティによるソフ
トウェア RAID
メモおよび注意
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明
しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2005 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書で使用されている商標について:Dell および DELL ロゴは Dell Inc. の商標です。MicrosoftMS DOSWindows NT
および Windows Microsoft Corporation の登録商標です。Windows Server Microsoft Corporation の商標です。
本書では、必要に応じて上記以外の商標や会社名が使用されている場合がありますが、これらの商標や会社名は、
一切 Dell Inc. に所属するものではありません。
2005 4 P/N DC272 Rev. A00
Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID 47
Microsoft
®
ディスクの管理ユーティリ
ティによるソフトウェア RAID
本書では、システム上のハードドライブを
RAID
構成で使用できるように設定する方法と、
ディスクの管理ユーティリティを使って、ディスク、ボリューム、および物理ハードドラ
イブを管理する方法について詳しく説明します。また、ハードドライブ障害が発生した場
合のシステムの再設定方法についても説明しています。
メモ: オペレーティングシステムおよびデータの保存には、ミラーボリューム(RAID 1
の使用をお勧めします。ディスクの管理ユーティリティやオペレーティングシステムソフト
ウェア RAID の詳細については、support.microsoft.com にある Microsoft のオンラインヘルプを
参照してください。ご使用のオペレーティングシステムの詳細については、デルサポートサ
イト support.dell.com も参照してください。
ディスクの管理ユーティリティによるディスクとボ
リュームの管理
Microsoft Windows Server™ 2003
は、システム内のストレージデバイスや論理ボリュー
ムを設定するためのディスクの管理ユーティリティを備えています。ディスクの管理ユー
ティリティでは、ストレージ構成が一覧形式とグラフィック形式で表示されます。一覧表
示領域では、すべての物理デバイスとそのプロパティが示されます。グラフィック表示領
域では、ストレージが論理ボリュームの形で示されます。どちらの表示領域にも、システ
ムストレージを設定および管理するためのコマンドメニューが用意されています。
ベーシックディスクとダイナミックディスク
ディスクとは、
Windows Server 2003
1
つの連続するストレージブロックとして提供さ
れる、あらゆるストレージユニットを指します。
Windows Server 2003
オペレーティング
システムでは、各ディスクをベーシックディスクまたはダイナミックディスクとして設定
できます。
ベーシックディスクでは、
MS-DOS
®
Microsoft Windows
®
95
Windows 98
、および
Windows NT
®
4.0
オペレーティングシステムで使われている、従来のディスクパーティ
ション方式が採用されています。ベーシックディスクは、最大で
4
つのプライマリパー
ティション、または
3
つのプライマリパーティションと
1
つの拡張パーティションに分割
でき、拡張パーティションはさらに多数の論理ドライブに分割できます。ハードドライブ
上のパーティションおよび論理ドライブは論理ボリュームを形成し、この論理ボリューム
は、ファイルシステムを使用してフォーマットし、ドライブ文字を使ってアクセスするこ
とができます。ベーシックディスク上の論理ボリュームは、ベーシックボリュームと呼ば
れます。
48 Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID
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ダイナミックディスクとは、複数の物理ディスクをまたいで
1
つの連続するストレージブ
ロックとして設定できるストレージユニットです。ダイナミックディスク上の記憶領域は
パーティションではなくボリュームに分割され、これらのボリュームもダイナミックディ
スクと同様に、複数のディスクにまたがるダイナミックボリュームを形成できます。
Windows Server 2003
上のフォールトトレラントな
RAID
構成内で使用するディスクスト
レージは、ダイナミックボリュームを持つダイナミックディスクとして設定しなければな
りません。
ディスクの管理ユーティリティの起動
デスクトップから、次の手順を実行します。
1
スタート
ボタンをクリックして、
管理ツール
コンピュータの管理
クリックします。
2
左側の領域で、
ディスクの管理
をクリックします。
ディスクの管理コンソールの右上の領域にはボリュームの一覧が、右下の領域にはグラフッ
クが表示されています。ボリューム一覧には、システム内にあるすべてのボリュームとその
プロパティが示されます。グラフィック領域には、ディスクの名前、種類、サイズ、状態に
加えて、各ボリュームの名前、ファイルシステムの種類、サイズ、状態も示されます。
ディスク管理
本項では、ディスクの管理ユーティリティを使用したベーシックディスクとダイナミック
ディスクの実装方法について、その概念と詳細な手順を説明します。
以下の項目について説明します。
ベーシックディスクからダイナミックディスクへのアップグレード
ダイナミックディスクの再アクティブ化
異形式ディスクのインポート
ベーシックディスクからダイナミックディスクへのアップグレード
ベーシックディスクをダイナミックディスクにアップグレードするには、次の手順を実行
します。
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示領域(画面の右下)でアップグレードするディスクを右クリックし、
Convert to Dynamic Disk
(ダイナミックディスクに変換)をクリックします。
ダイナミックディスクに変換できるディスクの一覧が表示され、先ほど選択したディ
スクがあらかじめ選択された状態になっています。
Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID 49
3
ダイナミックディスクに変換したいベーシックディスクがあれば追加し、
OK
をクリックします。
メモ:
起動ボリュームを選択した場合は、ディスク変換が完了するまでに Microsoft Server 2003
から 2 度の再起動を要求されます。起動ボリューム以外のボリュームを変換する場合は、
システムの再起動は必要ありません。
メモ: いったんダイナミックディスクに変換すると、そのディスク上のすべてのボリューム
を削除しない限りベーシックディスクに戻すことはできません。データはすべて失われるた
め、データボリュームが存在する場合はベーシックディスクへの再変換はお勧めできません。
ダイナミックディスクの再アクティブ化
ディスクの管理ユーティリティで不足またはオフライン状態と表示されているダイナミッ
クディスクは、破損しているか、電源がオフになっているか、または接続が切れています。
ダイナミックディスクを再アクティブ化してオンライン状態に戻すには、次の手順を試み
ます。
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示領域で、
Missing
(不足)または
Offline
(オフライン)と表示さ
れているディスクを右クリックします。
3
メニューから
Reactivate Disk
(ディスクの再アクティブ化)をクリックします。
再アクティブ化に成功すると、ディスクの状態は
Online
(オンライン)に変わります。
異形式ディスクのインポート
状態が異形式となっているダイナミックディスクには、別のシステムから移動し、現在の
システムに追加する必要があるデータが格納されています。ディスクを追加するには、そ
のディスクをシステムにインポートしなければなりません。異形式ディスクの状態を変更
して、現在のシステム構成に追加するには、
Import Foreign Disk
(形式の異なるディス
クのインポート)コマンドを使用します。
異形式ディスクをインポートするには、次の手順を実行します。
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示領域で、
Foreign
(異形式)と表示されているディスクを右クリッ
クし、
Import Foreign Disks
(形式の異なるディスクのインポート)をクリックし
ます。
Merge Foreign Disk Wizard
(形式の異なるディスクのインポートウィザード)
が表示されます。
3
システムにインポートする異形式ディスクを選択します。
デフォルトでは、システム内で検出されたすべての異形式ディスクが選択されていま
す。
4
画面の指示に従って
Next
(次へ)を繰り返しクリックして、それぞれの異形式ディ
スクのボリューム状態を確認します。
5
Finish
(完了)をクリックします。
50 Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID
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ディスクボリュームの管理
本項では、ディスクの管理ユーティリティを使用して、ベーシックボリュームおよびダイ
ナミックボリュームを実装する手順について説明します。
以下の項目について説明します。
パーティションまたはボリュームのプロパティの確認
パーティションまたはボリュームのフォーマット
パーティションまたはボリュームの削除
パーティションまたはボリュームのプロパティの確認
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示領域で、確認するパーティションまたはボリュームを右クリックし
ます。
3
コンテキストメニューから
Properties
(プロパティ)を選択します。
Properties
(プロパティ)ウィンドウが表示されます。
パーティションまたはボリュームのフォーマット
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示領域で、フォーマットするパーティションまたはボリュームを右ク
リックし、
Format
(フォーマット)をクリックします。
3
ファイルシステムの種類には
NTFS
NT File System
)を選択します。
4
ボリュームラベルを入力します。
ラベルはディスクの管理ユーティリティのコンソール上に表示されます。名前を選択
していた場合は、この名前が
Volume Label
(ボリュームラベル)フィールドに表示
され、変更も可能です。
5
アロケーションサイズを入力するか、自動選択されている既定値を使用します。既定
値の使用を強くお勧めします。
6
ファイルシステムの種類とフォーマットオプションを選択します。
Perform a quick format
(クイックフォーマットする)
このオプションを選
択すると、ボリュームまたはパーティションのフォーマット時に、ボリュームや
パーティション内の不良セクターのスキャンが省略されます。
Enable file and folder compression
(ファイルとフォルダの圧縮を有効にす
る)
このオプションを選択すると、ファイルやフォルダで使用される容
なくなります。このオプションを選択すると、システムの能が下することが
あります。
7
OK
をクリックしてフォーマットを開始します。
ボリューム一覧およびグラフィック表
示領域に進捗が示されます。
Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID 51
パーティションまたはボリュームの削除
注意: パーティションまたはボリュームを削除すると、そのパーティションやボリューム内
のデータはすべて失われます。
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示領域で目のボリュームを右クリックし、
Delete Volume
(ボリュームの削除)をクリックします。
3
確認ウィンドウで
Yes
(はい)をクリックして、削除を実行します。
ボリュームが削除されます。
ダイナミックボリュームの操作
ダイナミックボリュームは、ディスクの管理ユーティリティを使用してダイナミックディ
スク上に成します。本項では、ダイナミックボリュームの成および拡張方法について
説明します。
ダイナミックボリュームの作成
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示領域で、ボリュームを成するディスクを右クリックし、
New Volume
しいボリューム)を選択します。
New Volume Wizard
しいボリュームウィザード)が表示されます。
3
Next
(次へ)をクリックします。
成するボリュームの種類を選択します。
メモ: サポートされているボリュームの種類については、ご使用のシステムのマニュア
ルを参照してください。ご使用のオペレーティングシステムの詳細については、デルサ
ポートサイト support.dell.com も参照してください。
4
Next
(次へ)をクリックします。
ダイナミックディスクを選択し、ボリュームサイズを指定するよう指示されます。
5
Next
(次へ)をクリックします。
6
Assign a drive letter
(ドライブ文字の割りて)をクリックします。
ドライブ文字を選択し、
Next
(次へ)をクリックします。
7
Format this volume
(このボリュームを次の設定でフォーマットする)および
NTFS
が選択されていることを確認します。
8
ボリュームラベルを入力し、既定値以のサイズを使用する場合はアロケーションユ
ニットサイズを指定します。
52 Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID
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9
ファイルシステムの種類とフォーマットオプションを選択します。
Perform a quick format
(クイックフォーマットする)
このオプションを選
択すると、ボリュームまたはパーティションのフォーマット時に、ボリュームや
パーティション内の不良セクターのスキャンが省略されます。
Enable file and folder compression
(ファイルとフォルダの圧縮を有効にす
る)
このオプションを選択すると、ファイルやフォルダで使用される容
なくなります。このオプションを選択すると、システムの能が下することが
あります。
10
Next
(次へ)をクリックし、
Finish
(完了)をクリックします。
ミラーの操作
ミラーボリュームでは、
2
つの異なる物理ディスク上にデータが複されます。ミラーは、
異なるディスク上にある
2
つの別のボリュームに同じデータを同時に書き込むことによ
り、データの冗長性を提供します。一方のディスクで障害が発生した場合も、もう一方の
ディスクでデータの書きみおよびみ出しが続行されます。本項では、ミラーを追加、
削除、および除する方法について説明します。
ミラーの追加
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示領域で、ミラーに追加するボリュームを右クリックし、
Add Mirror
(ミラーの追加)をクリックします。
3
ミラーの成に使用するディスクを選択し、
Add Mirror
(ミラーの追加)をクリッ
クします。
ミラーの削除
ボリュームからミラーを削除すると、選択したミラー上のデータは削除または破されま
すが、もう一方のミラーはそのまま持されています。ミラーを削除すると、削除された
ミラーボリュームが使っていたディスク上の領域は、割りて領域になります。りの
ボリュームは、ディスク上のシンプルボリュームになります。
ミラーを削除するには、次の手順を実行します。
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示内で、ミラーを削除するボリュームを右クリックし、
Remove Mirror
(ミラーの削除)をクリックします。
3
ミラーを削除するディスクを選択し、
Remove Mirror
(ミラーの削除)をクリック
します。
Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID 53
ミラーの解除
ミラーを除すると、別のドライブ文字を持った
2
つのシンプルボリュームになります。
各ボリュームには、ミラーが除された時でのミラー上のデータがそのまま持されて
います。データの冗長性われますが、データ自は削除されません。
ミラーを除するには、次の手順を実行します。
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
グラフィック表示領域で、ミラーを除するボリュームを右クリックし、
Break Mirrored Volume
(ミラーボリュームの除)をクリックします。
確認メッ
セージが表示されます。
3
Yes
(はい)をクリックして確定します。
ハードドライブ障害が発生した場合のシステムの再設定
本項では、ハードドライブ障害が発生した場合の
RAID 1
(ミラー)ストレージシステムの
再設定方法について説明します。ハードドライブ障害にする情報、および障したハー
ドドライブの換方法については、使用のシステムのマニュアルを参照してくさい。
ミラーボリュームの再設定
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
不足(障害が発生した)ディスクからミラーボリュームを削除します。ミラーの削
参照してくさい。
メモ: 障害が発生したハードドライブはグラフィック表示領域に不足として示されてい
ます。
3
不足ディスク内に表示されているボリュームがあればすべて削除します。
パーティションまたはボリュームの削除参照してくさい。
4
不足ディスクを削除するため、ディスクを右クリックします。
Remove Disk
(ディスクの削除)をクリックします。
5
しいディスクをベーシックディスクからダイナミックディスクにアップグレードしま
す。ベーシックディスクからダイナミックディスクへのアップグレード参照して
さい。
6
しいディスクを使用して、現在設定されているディスクからミラーを再成します。
ミラーの追加参照してくさい。
54 Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID
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ベストプラクティス
本項では、システム上のディスクストレージの効果的な構成方法と当社推奨構成を示し
ます。
システムディスクはダイナミックディスクとして設定し、オペレーティングシステム
用とデータ用に、それぞれ別の
RAID 1
ボリュームを成することをお勧めします。
Windows Server 2003
オペレーティングシステム用には、
12 GB
のボリュームを成す
ることをお勧めします。
オペレーティングシステムソフトウェア RAID 構成の例
2
つのハードディスクを搭載する
Dell
システムの場合は、オペレーティングシステムボ
リュームにミラーを追加し、
RAID 1
データボリュームを成することにより、オペレーティ
ングシステムおよびデータをフォールトトレラントな構成にすることができます。
ベーシックディスクをダイナミックディスクに変換するには、次の手順を実行します。
1
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
2
Disk 0
を右クリックし、
Convert to Dynamic Disk
(ダイナミックディスクに変換)をクリックします。
ダイナミックディスクに変換できるディスクの一覧が表示され、
Disk 0
があらかじめ選択された状態になっています。
3
Disk 1
を選択し、
Disk 0
Disk 1
方が選択されていることを確認して、
OK
をクリックします。
Disks to convert
(変換するディスク)ウィンドウが表示さ
れます。
4
Convert
(変換)→
Yes
(はい)→
Yes
(はい)をクリックします。
再起動ウィンドウが表示されます。
5
OK
をクリックします。
システムが再起動します。
6
システムにログインします。
System Settings Change
(システム設定変更)ウィンドウが表示されます。
7
Yes
(はい)をクリックします。
システムが再起動します。
メモ:
起動ボリュームを選択した場合は、ディスクの変換後に 2 度の再起動が必要になります。
起動ボリューム以外のボリュームを変換する場合は、システムの再起動は必要ありません。
注意: いったんダイナミックディスクに変換すると、そのディスク上のすべてのボリューム
を削除しない限りベーシックディスクに戻すことはできません。データはすべて失われるた
め、データボリュームが存在する場合はベーシックディスクへの再変換はお勧めできません。
Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID 55
オペレーティングシステムパーティションにミラーを追加するには、次の手順を実行します。
注意: グラフィック領域で、Disk 0 内のオペレーティングシステムボリュームの左側にパー
ティションがいくつか表示されている場合は、オペレーティングシステムボリュームのミ
ラーを追加する前に、表示されているパーティションと同数の 1 MB パーティションを Disk 1
内にフォーマットしてください。これにより、プライマリオペレーティングシステムボ
リューム(Disk 0)で障害が発生した場合に、ミラーオペレーティングシステムボリュームか
らの起動が可能になります。ミラーオペレーティングシステムボリュームから起動する方法
の詳細については、support.microsoft.com にある Microsoft のオンラインヘルプを参照してくだ
さい。
1
システムにログインします。
2
ディスクの管理ユーティリティを起動します。
3
オペレーティングシステムボリュームを右クリックし、
Add Mirror
(ミラーの追加)をクリックします。
4
ミラーの成に使用する
Disk 1
を選択し、
Add Mirror
(ミラーの追加)
をクリックします。
オペレーティングシステムボリュームの同化が開始されます。理が完了すると、
オペレーティングシステムボリュームはフォールトトレラントな状態になります。
メモ: ミラーを追加した後のボリュームの同期中に、電力障害が発生するか、またはシステ
ムを再起動した場合は、ミラーが失われ、ボリュームはフォールトトレラントな状態になって
いません。ミラーを追加したときは、同期プロセスが完了していることと、ボリュームの状態
Healthy(正常)になっていることを必ず確認してください。
メモ: オペレーティングシステムドライブまたはデータドライブの同期中は、
全体的なシステム性能が低下することがあります。
RAID 1
データボリュームを成するには、次の手順を実行します。
1
Disk 0
を右クリックし、
New Volume
しいボリューム)を選択します。
New Volume Wizard
しいボリュームウィザード)が表示されます。
2
Next
(次へ)をクリックします。
3
Mirrored Volume
(ミラーボリューム)を選択します。
4
Next
(次へ)をクリックします。
ダイナミックディスクを選択し、ボリュームサイズを指定するよう指示されます。
5
Disk 1
を選択し、
Add
(追加)をクリックします。
6
Next
(次へ)をクリックします。
56 Microsoft ディスクの管理ユーティリティによるソフトウェア RAID
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7
Assign a drive letter
(ドライブ文字の割りて)をクリックしてドライブ文字を選
択し、
Next
(次へ)をクリックします。
8
Format this volume
(このボリュームを次の設定でフォーマットする)および
NTFS
が選択されていることを確認します。
9
ボリュームラベルを入力します。
10
Perform a quick format
(クイックフォーマットする)を選択します。
11
Next
(次へ)をクリックし、
Finish
(完了)をクリックします。
しいボリュームが自動にフォーマットおよび同化されます。理が完了するとボ
リュームはフォールトトレラントな状態になり、ボリュームの状態は
Healthy
正常
と表示されます。
メモ: オペレーティングシステムドライブまたはデータドライブの同期中は、
全体的なシステム性能が低下することがあります。
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