5
HS-5 の使いかた
インプット・タイプを選ぶ
セクションごとに、ギターやベース、ボーカルに適したアンプ・シミュレーター/エフェクトの
効果を加えることができます。また演奏に合わせて、加える効果を変更することも可能です。
インプット・タイプの切り替え
インプット・タイプは、[INPUT]ボタン押して切り替えます。
タイプ 説明
LINE
楽器の音に効果を加えず、そのままの音で聴くことができます。
GTR
ギター用のアンプ・シミュレーターの効果を加えることができます。
ナチュラルな響きのサウンドから、ファットな歪みのサウンドまで表現することできます。
(L/MONO)/R 端子からの入力信号に効果がかかります。
BASS
ベース用のアンプ・シミュレーターの効果を加えることができます。
低音の音をより大きく、太くすることができます。
(L/MONO)/R 端子からの入力信号に効果がかかります。
MIC
ボーカル用のエフェクトをかけることができます。
音圧を上げ、ボーカルの存在感を出すことができます。
マイク端子からの入力信号に効果がかかります。
ギター、ベース、ボーカルに効果を加えたくない場合は、「LINE」を選びます。
また、加える効果は変更することができます。詳しくは次項をお読みください。
効果(アンプ・シミュレーター/エフェクト)の変更とパラメー
ターの調整
HS-5 は、ギター、ベース、ボーカル用のアンプ・シミュレーター/エフェクトが複数用意されて
います。演奏に合わせて変更することができます。
パラメーターの調整
選択したアンプ・シミュレーター/エフェクトは、[A]〜[E]つまみを動かして、パラメーター
を調整することができます。各つまみで調整できるパラメーターは、つまみの下側に印字されて
います。
1.
自分のセクションの[INPUT]ボタンを長
押しします。
[INPUT]ボタンが点滅します。
2.
[A]〜[E]つまみで、パラメーターを調整
します。
効果(アンプ・シミュレーター/エフェクト)の変更
インプット・タイプで加える効果は、演奏に合わせて変更することができます。
1.
[INPUT]ボタンを押して、インプット・タイプを切り替えます。
2.
自分のセクションの [INPUT] ボタンを長押しします。
3.
[INPUT]ボタンを押しながら[A]つまみを回して、加える効果(アンプ・シミュレー
ター/エフェクト)を変更します。
タイプ
インジケー
ター
効果(アンプ・シミュレーター/エフェクト)
LINE
– LINE 楽器の音に効果を加えず、そのままの音で聴くことができます。
GTR
1 JC-120 ローランド JC-120 のサウンドをモデリングしています。
2
CLEAN
TWIN
Fender の Twin Reverb をモデリングしています。
3 TWEED Fender の Bassman 4x10”Combo をモデリングしています。
4
DELUXE
CRUNCH
Fender の Deluxe Reverb をモデリングしています。
5 VO DRIVE
VOX AC-30TB のドライブ・サウンドをモデリングしています。60 年代
ブリティッシュ・ロックに適したサウンドです。
6
MS
HIGAIN
ビンテージ Marshall に COSM ならではのモデリング技術によって特別
な改造を施した、ハイ・ゲイン・サウンドです。
7 BG LEAD
Mesa/Boogie コンボ・アンプのリード・サウンドをモデリングしていま
す。70 年代後半〜 80 年代を代表する真空管アンプのサウンドです。
8
MS1959
I+II
Marshall 1959 のインプット I と II をパラレル接続したサウンドをモデ
リングしています。
9
R FIER
VNT
MESA/Boogie DUAL Rectier のチャンネル 2 VINTAGE モードをモデ
リングしています。
10 T AMP Hughes & Kettner Triamp の AMP3 をモデリングしています。
BASS
1
COMP
BASS
ベース用コンプレッサー
2
COMP
SLAP
スラップ・ベース用コンプレッサー
3
AMP
CLEAN
ベースに適したクリーン・サウンドです。
4
AMP
CRUNCH
ベースに適した、自然な歪みが得られるクランチ・サウンドです。
5
AMP
HIGAIN
ベースに適したハイ・ゲインなサウンドです。
MIC
1 コンプレッサー
2 コンプレッサー + エコー
3 コンプレッサー + ディレイ 1
4 コンプレッサー + ディレイ 2
5 コンプレッサー + ショート・ディレイ
音の定位
低域、中域、高域の音量
エフェクトのかかり具合