Dell DL1000 クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dell E10S Series DL1000 アプライアンスのセットアップガイドに関するご質問にお答えします。このガイドには、ハードウェアの取り付けから電源投入、オペレーティングシステムのインストールまで、詳細な手順が記載されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください!
  • ラックなしでシステムを使用できますか?
    オペレーティングシステムはプリインストールされていますか?
    電源ケーブルをどのように固定しますか?
    システムの技術仕様はどこで確認できますか?
Dell DL1000 アプライアンス
はじめに
規制モデル: E10S Series
規制タイプ: E10S003
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明して
います。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
著作権 © 2014 Dell Inc. 無断転載を禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知的財産
法で保護されています。Dell
、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。
本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。
2014 - 07
Rev. A00
取り付けと設定
警告: 次の手順を実行する前に、システムに付属の安全に関する注意事項をお読みください。
ラックシステムの開梱
システムを箱から取り出し、同梱品がすべて揃っていることを確認します。
ラックへのレールとシステムの取り付け
レールの組み立てとラックへのシステムの取り付けの際は、システムに付属しているマニュアルの「安全に
お使いいただくために」およびラックへの取り付け手順に従ってください。
1. ラックへのレールとシステムの取り付け
ラックなしでのシステムの使用
システムはサーバーラックなしで使用することができます。ラックなしでシステムを使用しているときは、
次のガイドラインに従うようにしてください。
システムは、システム全体をサポートするしっかりと安定した面に設置する必要があります。
メモ: システムを縦に設置しないようにする必要があります。
システムは床に設置しないでください。
システムの上に物を置かないでください。重さで上部パネルが歪み、システムが損傷する恐れがありま
す。
適切な換気のため、システム周辺に十分な空間を確保してください。
本書の「技術仕様 - 環境」の項に記載されている推奨温度状態でシステムを取り付けるようにしてくださ
い。
注意: これらのガイドラインに従わない場合、システムの損傷、またはケガの原因となる可能性があり
ます。
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2. ラックなしでのシステムの使用
キーボード、マウス、およびモニタ(オプション)の接続
3. キーボード、マウス、およびモニタ(オプション)の接続
キーボード、マウス、モニタ(オプション)を接続します。
お使いのシステムの背面にあるコネクタには、各コネクタに接続するケーブルの種類を示すアイコンがあり
ます。モニタのケーブルコネクタにネジがある場合は、ネジを締めるようにしてください。
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電源ケーブルの接続
4. 電源ケーブルの接続
システムの電源ケーブルをシステムに接続し、モニタを使用する場合は、モニタの電源ケーブルをモニタに
接続します。
電源ケーブルの固定
5. 電源ケーブルの固定
システムの電源ケーブルを曲げてケーブルを固定クリップ内に固定します。
電源ケーブルのもう一方の端をアースされたコンセント、または無停電電源装置(UPS)または配電装置
PDU)などの個別の電源に接続します。
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システムの電源投入
6. システムの電源投入
システムの電源ボタンを押します。電源インジケータが点灯します。
ベゼル(オプション)の取り付け
7. ベゼル(オプション)の取り付け
ベゼル(オプション)を取り付けます。
セットアップの完了
システムにはオペレーティングシステムが事前にインストールされています。オペレーティングシステムを
再インストールする場合は、オペレーティングシステム用のインストールおよび設定マニュアルを参照して
ください。必ず、オペレーティングシステムをインストールしてから、システムとは別に購入されたハード
ウェアまたはソフトウェアをインストールしてください。
6
Dell ソフトウェア製品ライセンス契約
このシステムをお使いになる前に、システムに付属する Dell ソフトウェア製品ライセンス契約をお読みくだ
さい。デルがインストールしたソフトウェアのメディアはすべて、お客様のシステムにインストールされて
いるソフトウェアの「バックアップ」コピーとしてお取り扱いいただく必要があります。同ライセンス契約
の条項に同意されない場合は、カスタマーサービスまでご連絡ください。米国のお客様は、800-WWW-DELL
800-999-3355
にお電話ください。米国外のお客様の場合は、dell.com/support のページ左上から該当
の国または地域をお選びください。
その他の情報
警告: システムに付属のマニュアルで安全および認可機関に関する情報を参照してください。保証に関
する情報は、この文書に含まれている場合と、別の文書として付属する場合とがあります。
Owner’s Manual(オーナーズマニュアル)では、システムハードウェアの機能、システムのトラブル
シューティング方法、およびシステムコンポーネントの取り付けや交換の方法について説明しています。
このマニュアルは、dell.com/support/manuals で入手できます。
Release Notes(リリースノート)は、ハードウェアおよびソフトウェアに関する問題についての情報
と、マニュアル各種のいずれの部分にも含まれていない、ユーザー用最新情報を提供します。このマニュ
アルは、
dell.com/support/manuals で入手できます。
User’s Guide(ユーザーズガイド)は、システムの使用方法についての情報を提供します。このマニュ
アルは、
dell.com/support/manuals で入手できます。
Deployment Guide(導入ガイド)では、システムの配線方法および ソフトウェアのインストールと初
期設定の方法について説明しています。このマニュアルは、dell.com/support/manuals で入手できま
す。
ラックソリューションに付属のマニュアルでは、システムをラックに取り付ける方法について説明してい
ます(必要な場合)
システムに付属のメディアには、OS、システム管理ソフトウェア、システムアップデート、およびシス
テムと同時に購入されたシステムコンポーネントに関するものを含め、システムの設定と管理用のマニュ
アルとツールが収録されています。
メモ: アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれている場合がよくあることから、
dell.com/support/manuals でアップデートがないかどうかを常に確認し、最初にお読みください。
メモ: お使いのシステムをアップグレードする時は、dell.com/support からシステム管理ファームウェ
アをダウンロードしてお使いのシステムにインストールすることをお勧めします。
テクニカルサポートの利用法
本書で説明されている手順がよくわからない、またはシステムの期待通りに動作しない場合は、お使いのシ
ステムのオーナーズマニュアルを参照してください。デルでは包括的なハードウェアトレーニングと認定制
度をご用意しております。詳細については、support.software.dell.com を参照してください。地域によって
は、このサービスをご利用いただけない場合もあります。
仕様
メモ: 次の仕様には、システムの出荷に際し、法により提示が定められている項目のみを記載していま
す。お使いのシステムの仕様を記載した完全な最新リストについては dell.com/support をご覧くだ
さい。
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電源
AC 電源ユニット
ワット数
250 W
熱消費
メモ: 熱消費は電源装置のワット数定格に基づいて算出し
たものです。
最大 1040 BTU/
電圧 100240 V AC自動範囲設定、50/60
Hz
4.02.0 A
最大突入電流
55 A
バッテリー
コイン型電池 3.0 V CR2032 コイン型リチウムバッ
テリ
物理的仕様
高さ 4.24 cm1.67 インチ)
43.4 cm17.09 インチ)
奥行き 39.37 cm15.5 インチ)
最大構成重量 7.7 kg16.97 ポンド)
空の構成での重量 4.55 kg10.03 ポンド)
環境
メモ: 特定のシステム構成でのその他の環境条件の詳細については、dell.com/
environmental_datasheets
を参照してください。
温度
稼働時 1 時間当たり最大 10 °C の温度変化で 1035 °C5095 °F
メモ: 高度が 950 m3,117 フィート)を超えると、動作時の
許容最大温度は、300 m ごとに 1°C547 フィートごとに
F)ずつ低下します。
保管時 1 時間当たり最大 20 °C の温度変化で –40 65 °C–40 149
°F
相対湿度
稼働時
最大露点 29 °C84.2 °F)で 1080% の相対湿度(RH
保管時 最大露点 33 °C91 °F)で 595% の相対湿度。空気は常に非結
露状態であること。
最大振動
稼働時 0.26 G
rms
5350 Hz)で 15 分間(全稼働方向)
8
環境
非動作時 1.88 G
rms
10500 Hz)で 15 分間(全 6 面で検証済)
最大衝撃
稼働時 稼働方向で 2.6 ミリ秒間の 31 G 1 衝撃パルス(システムの各面
に対して
1 パルス)
非動作時 xyz 軸の正および負方向に 6 連続衝撃パルス(システムの各面
に対して
1 パルス)2 ミリ秒以下で 71 G
xyz 軸の正および負方向に、270 インチ / 秒(686 cm / 秒)
の速度変化で、32 G フェア-ドスクエアパルス波の 6 連続衝撃パ
ルス
(システムの各面に対して 1 パルス)
高度
稼働時
–163048 m10,000 フィート)
メモ: 高度が 950 m3,117 フィート)を超えると、動作時の
許容最大温度は、300 m ごとに 1°C547 フィートごとに
F)ずつ低下します。
保管時 -15.212,000 m-5039,370 フィート)
空気汚染物質レベル
クラス G1ISA-S71.04-1985 の定義による)
粒子汚染
メモ: 本項では、 粒子汚染およびガス汚染による IT 装置の損傷および / または故障を避けるために
役立つ制限を定義します。
粒子またはガス汚染のレベルが下記に指定される制限を越えており、
れらがお使いの装置の損傷および / または故障の原因であると判断された場合、損傷および / また
は故障の原因となっている環境状態を改善する必要が生じる場合があります。環境状態の改善は、
お客様の責任となります。
空気清浄
メモ: データセンター環境のみ
に該当します。空気清浄要件
は、事務所や工場現場などのデ
ータセンター外での使用のため
に設計された
IT 装置には適用
されません。
データセンターの空気清浄レベルは、ISO 14644-1 ISO クラス
8 の定義に準じて、95 上限信頼限界です。
メモ: データセンターに吸入される空気は、MERV11 または
MERV13 フィルタで濾過する必要があります。
伝導性ダスト
メモ: データセンターおよびデ
ータセンター外環境の両方に該
当します。
空気中に伝導性ダスト、亜鉛ウィスカ、またはその他伝導性粒子
が存在しないようにする必要があります。
腐食性ダスト
空気中に腐食性ダストが存在しないようにする必要がありま
す。
空気中の残留ダストは、潮解点が相対湿度 60% 未満である必
要があります。
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環境
メモ: データセンターおよびデ
ータセンター外環境の両方に該
当します。
ガス状汚染物
メモ: ≤50% 相対湿度で測定された最大腐食汚染レベル
銅クーポン腐食度 クラス G1ANSI/ISA71.04-1985 の定義による)に準じ、ひと月あ
たり
300 Å 未満。
銀クーポン腐食度 AHSRAE TC9.9 の定義に準じ、ひと月あたり 200 Å 未満。
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