Dell PowerEdge 2850 ユーザーマニュアル

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Dell

™

PowerEdge

™

2850 システム

アップデート情報

メモ、注意、警告

メモ：操作上、知っておくと便利な情報が記載されています。

注意：ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険を回避するための方法を

説明しています。

警告：物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。

略語について

略語の説明は、『ユーザーズガイド』の「用語集」を参照してください。

____________________

本書の内容は予告なく変更されることがあります。

Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。

本書で使用されている商標について： Dell、PowerEdge、および DELL ロゴは、Dell Inc. の商標です。

Red Hat は、 Red Hat, Inc. の登録商標です。Microsoft および Windows は Microsoft Corporation の登録商標です。

Intel は Intel Corporation の登録商標です。

本書では、必要に応じて上記記載以外の商標や会社名が使用されている場合がありますが、これらの商標や会社名は、

一切 Dell Inc. に所属するものではありません。

2005 年 7 月 P/N N1840 Rev. A03

アップデート情報 55

本書では、以下のトピックについて、お使いのシステムに関するアップデート情報を提供

します。

•

システム仕様

•

Microsoft

®

Windows

®

Server 2003

オペレーティングシステムでのビデオハードウェ

アアクセラレータ機能の有効化

•

Microsoft Windows Server

2003

オペレーティングシステムインストール時のフラッ

トパネルディスプレイで発生するビデオ問題の修正

•

リアパネルの排気の確保

•

Red Hat

®

Enterprise Linux

（バージョン

2.1

）が動作するシステムで

usb-ohci

ドライ

バのロードに失敗したというメッセージ

•

単一メモリモジュールの取り付け

•

NIC

チーミング機能の制限

•

冗長電源装置インジケータコードのアップデート

•

システム

ID

とシステム名の

LCD

表示の変更

•

LCD

ステータスメッセージのアップデート

•

システムメモリのトラブルシューティング

システム仕様

表

1-1

は、『ユーザーズガイド』に一覧表示されている電源仕様を更新するものです。

Microsoft Windows Server 2003

オペレーティングシステム

でのビデオハードウェアアクセラレータ機能の有効化

Microsoft Windows Server 2003

オペレーティングシステムは、デフォルトで、ビデオ

ハードウェアアクセラレータ機能を低次のレベルに設定します。

お使いのシステムのビデオ

コントローラは拡張機能をサポートしており、ビデオハードウェアアクセラレータ機能を

最大

の設定にする必要があります。ビデオハードウェアアクセラレータ機能を最大に設定

しないでシステムを動作させると、特定の条件下でシステムが不安定になることがありま

す。ビデオハードウェアアクセラレータを設定するには次の手順に従います。

1

スタート

をクリックし、

コントロールパネル

をポイントして

画面

をクリックします。

デスクトップで右クリックして、

プロパティ

をクリックしても同じです。

2

画面のプロパティ

ウィンドウの

設定

タブをクリックし、

詳細

をクリックします。

表 1-1 電源仕様

電源

電圧

AC 100

～

240 V

、

50/60 Hz

、

9

～

4.5A DC -

（

48

～

60

）

V

、

12 A

N1840jb3.fm Page 55 Thursday, August 18, 2005 10:20 AM

56 アップデート情報

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3

トラブルシューティング

タブをクリックし、ハードウェアアクセラレータのスライダ

を

最大

にします。

4

OK

をクリックし、もう一度

OK

をクリックします。

ビデオドライバを再インストールまたはアップデートした場合、または

Windows Server 2003

を再インストールした場合は、ビデオハードウェアアクセラレータ機能をもう一度

最大

設定に

します。

Microsoft Windows Server 2003 オペレーティングシステ

ムインストール時のフラットパネルディスプレイで発

生するビデオ問題の修正

メモ：以下の情報は、特定のフラットパネルディスプレイが接続され、かつ、セットアップ

ユーティリティでコンソールリダイレクションが有効になっているシステムに、Microsoft

Windows Server 2003 オペレーティングシステムをインストールする場合にのみ適用されます

（コンソールリダイレクションはデフォルトでは無効です）。 CRT モニタが接続されたシステ

ム、またはそのほかのオペレーティングシステムをインストールするシステムは、対象とは

なりません。

Microsoft Windows Server 2003

オペレーティングシステムのインストール中に、ある特

定の条件下で、一部のフラットパネルディスプレイの画面が乱れることがあります。

原因

は、セットアップユーティリティでコンソールリダイレクションが有効になっているため

です（コンソールリダイレクションはデフォルトでは無効です）。

コンソールリダイレクションは、システムのシリアルポートに、ターミナルを接続してシ

ステム管理を行う機能です。

Windows Server 2003

は、コンソールリダイレクションが有

効であることを検出すると、インストール画面を

VT100

互換ターミナルとして低解像度の

テキストモードに最適化します。

一部のフラットパネルディスプレイは、この表示モードに

同期できません。

問題を修正するには、システムを再スタートし、セットアップユーティリティに入り、コ

ンソールリダイレクションを無効にします。

その後、

Windows Server 2003

オペレーティ

ングシステムのインストールが完了したら、必要に応じてセットアップユーティリティに

入りコンソールリダイレクションを有効にします。

背面パネルの排気の確保

お使いのシステムの背面パネルは、システム内部を適切に冷却する排気口としての働きを

持っています。

排気口部分にシールを貼ったり空気の流れの障害となるような物を置かない

でください。

アップデート情報 57

Red Hat Enterprise Linux（バージョン 2.1）が動作するシ

ステムで usb-ohci ドライバのロードに失敗したという

メッセージが表示される

システム起動中に

Initializing USB controller (usb-ohci)

が表示されたときに

失敗のメッセージが表示されることがあります。

Red Hat Enterprise Linux

（バージョン

2.1

）の

Update 4

より前のアップデートバージョンは、

USB 2.0

コントローラ

用ドライバを誤ってロードしようとします。

Red Hat Enterprise Linux

（バージョン

2.1

）は

USB 2.0

をサポートしていません。

Update 4

より前のバージョンでこのようなエラーメッ

セージを出さないようにするには、

usb-ohci

をロードする行を

/etc/modules.conf

から

削除します。

または、

Red Hat Enterprise Linux

（バージョン

2.1

）

Update 4

をインストー

ルすればこの問題は起こりません。

単一メモリモジュールの取り付け

メモリモジュールを

1

個のみ取り付ける場合は、かならずソケット

DIMM1_A

またはソ

ケット

DIMM1_B

に取り付けます。この構成では

2

ウェイインターリーブはサポートされ

ません。

メモリモジュールの詳細については、『インストール＆トラブルシューティング』

を参照してください。

NIC チーミング機能の制限

ベースボード管理コントローラ（

BMC

）をプライマリ内蔵

NIC

（

NIC1

）を使ってシステム

にアクセスするように設定した場合、表

1-2

に示すように、特定の状況でチーミング機能

と

BMC

機能の両方が影響を受けます。

表 1-2 BMC がチーミング機能を持つ NIC1 を使用したときの影響

AFT、ALB/RLB、および

SFT チーミングモード

IEEE 802.3ad および Ether Channel

チーミングモード

動作結果結果

チームを作成する前に

NIC1

を

BMC

に割り当てた

通常のチーミング機能および

BMC

機能。

BMC

と

NIC1

は、アダプティブ

フェールオーバー発生時に、管理

トラフィックの損失に関する警

告メッセージを出力する。

通常のチーミング機能。

管理ト

ラフィックの損失によって

BMC

機能に影響が生じることがある。

BMC

と

NIC1

は、アダプティブ

フェールオーバー発生時に、管理

トラフィックの損失に関する警

告メッセージを出力する。

58 アップデート情報

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メモ：間違ったエラーメッセージを回避するには、弊社提供の Intel

®

NIC ドライバのみを使

用してください。

冗長電源装置インジケータコードのアップデート

表

1-3

に冗長電源装置インジケータコードの適切な解釈を示します

冗長電源装置の詳細に

ついては、『インストール＆トラブルシューティング』を参照してください。

チームを作成した後に

NIC1

を

BMC

に割り当てた

通常のチーミング機能および

BMC

機能。

BMC

は、アダプティブフェール

オーバー発生時に、管理トラ

フィックの損失に関する警告

メッセージを出力する。

NIC1

は警告メッセージを表示し

ないが、チーミング機能は通常ど

おり。

通常のチーミング機能。

管理ト

ラフィックの損失によって

BMC

機能に影響が生じることがある。

BMC

は、アダプティブフェール

オーバー発生時に、管理トラ

フィックの損失に関する警告

メッセージを出力する。

NIC1

は警告メッセージを表示し

ないが、チーミング機能は通常ど

おり。

チームを作成する前に

NIC1

BMC

アクセスを無効にした。

通常のチーミング機能。通常のチーミング機能。

チームを作成した後に

NIC1

BMC

アクセスを無効にした。

通常のチーミング機能。通常のチーミング機能。

表 1-3 電源装置インジケータコード

インジケータインジケータコード

パワーオン緑色は電源装置が動作中であることを示します。

障害橙色は電源装置に問題（ファン障害、電圧エラーなど）があることを示します。

電源接続緑色は商用電源が電源装置に供給されている状態で、すなわちシステムが

AC

電源に接続されていることを示します。

表 1-2 BMC がチーミング機能を持つ NIC1 を使用したときの影響（続き）

AFT、ALB/RLB、および

SFT チーミングモード

IEEE 802.3ad および Ether Channel

チーミングモード

動作結果結果

アップデート情報 59

システム ID とシステム名の LCD 表示の変更

システム

ID

とシステム名の

LCD

表示を変更するには、『ユーザーズガイド』の説明に従っ

てセットアップユーティリティを起動し、ユーティリティのメイン画面で

Embedded

Server Management

を選択します。次に、表示される画面で

User-Defined

を選択し、

User Defined LCD String

で希望のシステム

ID

を

Line 1

に、希望のシステム名を

Line 2

に入力します。

LCD ステータスメッセージのアップデート

表

1-4

に、

LCD

ステータスメッセージとその考えられる原因のアップデートを、一覧形式

で示します。表示される

LCD

メッセージは、システムイベントログ（

SEL

）に記録された

イベントに基づきます。

SEL

およびシステム管理設定の情報については、システム管理ソフ

トウェアのマニュアルを参照してください。

表 1-4 LCD ステータスメッセージ

1 行目の

メッセージ

2 行目の

メッセージ

原因対応処置

SYSTEM ID SYSTEM NAME

SYSTEM ID

は、ユーザーが定義

した

5

文字以下の一意の

名前です。

SYSTEM NAME

は、ユーザーが定

義した

16

文字以下の一意の名

前です。

システム

ID

とシステム名は、以

下の状況で表示されます。

•

システムの電源が入っ

ている。

•

電源が切れており、アクティ

ブ

POST

エラーが表示されて

いる。

このメッセージは情報表示のみ

です。

システムの

ID

と名前はセット

アップユーティリティで変更で

きます。変更手順については、

『ユーザーズガイド』を参照して

ください。

E0000 OVRFLW CHECK

LOG

LCD

オーバーフローメッセージ

LCD

は最大で

3

つまでのエラー

メッセージを連続して表示可能

です。

4

番目のメッセージは標準

オーバーフローメッセージとし

て表示されます。

イベントの詳細については、

SEL

を確認してください。

60 アップデート情報

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E0119 TEMP AMBIENT

TEMP BMC

システム環境温度が許容範囲外

です。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある

「

Troubleshooting System

Cooling Problems

」（システム冷

却問題のトラブルシューティン

グ）を参照してください。

E0119 TEMP RISER

ライザ

×

カードの温度が許容範

囲外です。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある「シ

ステム冷却問題のトラブル

シューティング」

（

Troubleshooting System

Cooling Problems

）を参照して

ください。

E0212 VOLT PG n

電源装置の電圧が許容範囲外で

す。電源装置に障害があるか、正

しく取り付けられていません。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティングガイド』に

ある「

Troubleshooting

Redundant Power Supplies

」

（冗長電源装置のトラブル

シューティング）を参照してく

ださい。

E0212 VOLT BATT ROMB

RAID

バッテリの不良です。

RAID

バッテリを交換します。

お

使いの『インストール＆トラブ

ルシューティング』にある

「

Activating the Optional

Integrated RAID Controller

」

（オプションの内蔵

RAID

コント

ローラの有効化）を参照してく

ださい。

E0212 VOLT BATT CMOS

システムバッテリの不良です。システムバッテリを交換しま

す。

お使いの『インストール

&

ト

ラブルシューティング』にある

「

System Battery

」（システムバッ

テリ）を参照してください。

表 1-4 LCD ステータスメッセージ（続き）

1 行目の

メッセージ

2 行目の

メッセージ

原因対応処置

アップデート情報 61

E0212 VOLT RISER 5V

VOLT RISER

ライザ

×

カード

の電圧が許容範

囲を超えています。電源装置に

障害があるか、電源が適切に取

り付けられていないか、あるい

はシステム基板の障害です。

拡張カードケージをもう一度取

り付けなおします。

お使いの『イ

ンストール＆トラブルシュー

ティングガイド』にある

「

Installing the Expansion- Card

Cage

」（拡張カードケージの取り

付け）を参照してください。

問題

が解消しない場合は、お使いの

『インストール＆トラブル

シューティング』にある「困った

ときは」を参照してください。

E0412 RPM FAN n

FAN REDUNDANCY

LOST

表示されている冷却ファンに障

害があるか、または取り付けが

不適正か未装着です。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある

「

Troubleshooting System

Cooling Problems

」（システム冷

却問題のトラブルシューティン

グ）を参照してください。

E0780 PROC n

PRESENCE

マイクロプロセッサがソケット

n

に取り付けられていません。

マイクロプロセッサをソケット

n

に取り付けます。

お使いの『イ

ンストール＆トラブルシュー

ティング』にある「

Replacing a

Processor

」（プロセッサの交換）

を参照してください。

E07F0 PROC n IERR

マイクロプロセッサに障害があ

るか、正しく取り付けられてい

ません。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある

「

Troubleshooting the

Microprocessors

」（マイクロプロ

セッサのトラブルシューティン

グ）を参照してください。

表 1-4 LCD ステータスメッセージ（続き）

1 行目の

メッセージ

2 行目の

メッセージ

原因対応処置

62 アップデート情報

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E07FA PROC n

THERMTRIP

表示されているマイクロプロ

セッサが温度の許容範囲を超え

たため動作を停止しました。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある

「

Troubleshooting System

Cooling Problems

」（システム冷

却問題のトラブルシューティン

グ）を参照してください。

問題が

解消されない場合は、マイクロ

プロセッサのヒートシンクが正

しく取り付けられているか確認

します。

お使いの『インストール

＆トラブルシューティング』に

ある「

Replacing a Processor

」（プ

ロセッサの交換）を参照してく

ださい。

メモ：

システムの電源コードを

AC コンセントから抜いてもう一

度つなぐか、Server Assistant ま

たは BMC Management Utility のい

ずれかを使用して SEL をクリア

するまで、LCD にはこのメッ

セージが表示されます。ユー

ティリティの使い方について

は、『Dell OpenManage Baseboard

Management Controller User's

Guide』を参照してください。

E0876 PS n MISSING

PS n STATUS

表示されている電源装置から電

力が得られません。表示されて

いる電源装置に障害があるか、

正しく取り付けられてい

ません。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある

「

Troubleshooting Redundant

Power Supplies

」（冗長電源装置

のトラブルシューティング）を

参照してください。

E0876 PS n

PREDICTIVE

電源電圧が許容範囲にありませ

ん。表示されている電源が正し

く取り付けられていないか障害

を起こしています。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある

「

Troubleshooting Redundant

Power Supplies

」（冗長電源装置

のトラブルシューティング）を

参照してください。

E0876 PS n AC LOST

PS n AC RANGE

表示されている電源ユニットに

AC

電源が与えられていないか、

AC

電源電圧が許容範囲にあり

ません。

表示されている電源ユニットの

AC

電源を確認してください。

表 1-4 LCD ステータスメッセージ（続き）

1 行目の

メッセージ

2 行目の

メッセージ

原因対応処置

アップデート情報 63

E0D76 BP DRIVE n

1x2 DRIVE

FAIL n

SCSI CONNECTOR

ハードドライブまたは

RAID

コ

ントローラが不良または正しく

取り付けられていません。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある

「

Troubleshooting SCSI Hard

Drives

」（

SCSI

ハードドライブの

トラブルシューティング）と

「

Troubleshooting the

Integrated RAID Controller

」

（内蔵

RAID

コントローラのトラ

ブルシューティング）を参照し

てください。

EB107 PROC BUS ERR

PROC INIT ERR

PROC PROTOCOL

ERR

マイクロプロセッサまたはシス

テム基板に障害があるか、正し

く取り付けられていません。

お使いの『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある

「

Troubleshooting the

Microprocessors

」（マイクロプロ

セッサのトラブルシューティン

グ）を参照してください。

問題が

解消しない場合は、お使いの『イ

ンストール＆トラブルシュー

ティング』にある「困ったとき

は」を参照してください。

EB107 PCIE FATAL ERR

CHIPSET ERR

PCI-e

カードが不良または適切

に取り付けられていません。

ライザ

×

カードに障害があるか、

または正しく取り付けられてい

ません。

システム基板の不

良です。

PCI-e

拡張カードを取り外して

取り付けなおします。

問題が解

消しない場合は、お使いの『イン

ストール＆トラブルシューティ

ング』にある「

Troubleshooting

Expansion Cards

」（拡張カード

のトラブルシューティング）を

参照してください。

拡張カードケージをもう一度取

り付けなおします。

お使いの『イ

ンストール＆トラブルシュー

ティング』にある「

Installing the

Expansion- Card Cage

」（拡張

カードケージの取り付け）を参

照してください。

問題が解消しない場合は、ライ

ザ

×

カードまたはシステム基板

に障害があります。

お使いの『イ

ンストール＆トラブルシュー

ティング』にある「困ったとき

は」を参照してください。

表 1-4 LCD ステータスメッセージ（続き）

1 行目の

メッセージ

2 行目の

メッセージ

原因対応処置

64 アップデート情報

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システムメモリのトラブルシューティング

システムメモリの障害に対して、より改善を図ったトラブルシューティング手順を以下に

示します。

問題

•

メモリモジュールの不良

•

システム基板の不良

•

システムステータスインジケータが橙色に点灯した

•

LCD

エラーコードまたはシステムビープコードがメモリに問題があることを示した

•

システム管理ソフトウェアが、

LCD

ディスプレイまたはシステム管理ソフトウェアを

通じて、メモリに関連したメッセージを発した

EB107 MEMORY

MIRRORED

メモリのミラーリングが有効に

なっています。

このメッセージは情報表示のみ

です。

EB107 MEMORY

SPARED

メモリのスペアバンクが有効に

なっています。

このメッセージは情報表示のみ

です。

EFFF2 ROMB

PRESENCE

内蔵

RAID

コントローラが有効

になっています。

このメッセージは情報表示のみ

です。

IB110 SBE LOG

DISABLED

LOGGING

DISABLED

このメッセージは情報表示のみ

です。

IS000 INTRUSION

システムカバーが取り外されて

います。

このメッセージは情報表示のみ

です。

メモ：

この表で使用されている略語や頭字語の正式名称については、『ユーザーズガイド』の用語集

を参照してください。

表 1-4 LCD ステータスメッセージ（続き）

1 行目の

メッセージ

2 行目の

メッセージ

原因対応処置

アップデート情報 65

対処方法

システム起動時にメモリに関連するビープコードが鳴動した。

警告：システムカバーを取り外して内部の部品に手を触れる作業は、訓練を受けたサービス

技術者のみが行ってください。安全上の注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害

への対処の詳細については、『製品情報ガイド』を参照してください。

1

システムの電源とシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電

源コンセントから取り外します。

2

システムカバーを開きます。

『インストール＆トラブルシューティング』にある

「システムのトラブルシューティング」の「

Opening the System

」

（カバーの取り外し）を参照してください。

3

各メモリモジュールをソケットに装着し直します。

『インストール＆トラブルシュー

ティング』にある「

Installing System Components

」（システム部品の取り付け）の

「

Installing Memory Modules

」（メモリモジュールの取り付け）を参照してください。

4

システムカバーを閉じます。

『インストール＆トラブルシューティング』にある

「

Troubleshooting Your System

」（システムのトラブルシューティング）の

「

Closing the System

」（カバーの取り付け）を参照してください。

5

電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れます。

メモリに関連したビープコードが鳴動しなければ問題は解決しています。

6

システムとシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電源コン

セントから外します。

a

システムカバーを開きます。

『インストール＆トラブルシューティング』にある

「

Troubleshooting Your System

」（システムのトラブルシューティング）の

「

Opening the System

」（カバーの取り外し）を参照してください。

b

システムからメモリモジュールをすべて取り外します。

『インストール＆トラブル

シューティング』にある「

Installing System Components

」（システム部品の取り

付け）の「

Removing Memory Modules

」（メモリモジュールの取り外し）を参照

してください。

c

メモリモジュールの

1

つをソケット

DIMM1_B

に取り付けます。

d

システムカバーを閉じます。

『インストール＆トラブルシューティング』にある

「

Troubleshooting Your System

」（システムのトラブルシューティング）の

「

Closing the System

」（カバーの取り付け）を参照してください。

e

電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れます。

f

メモリに関連したビープコードが鳴動しなければメモリモジュールは正常です。

ビープコードが再び鳴動する場合はメモリモジュールに障害があり交換が必要です。

66 アップデート情報

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7

次の手順を実行します。

a

システムおよび接続されている周辺機器の電源を切り、電源コンセントから抜き

ます。

b

システムカバーを開きます。

『インストール＆トラブルシューティング』にある

「

Troubleshooting Your System

」（システムのトラブルシューティング）の

「

Opening the System

」（カバーの取り外し）を参照してください。

c

インストールされているメモリモジュールに対して、手順

6

にある手順

手順

c

か

ら

手順

f

を繰り返します。

8

すべてのメモリモジュールをテストしても問題が解決しないか、またはどのメモリモ

ジュールでもビープコードが鳴動する場合は、システム基板の不良です。

『インス

トール＆トラブルシューティング』にある「困ったときは」を参照してください。

システムは正常に起動するが、メモリに関連したエラーメッセージが表示される。

警告：システムカバーを取り外して内部部品に手を触れる作業は、訓練を受けたサービス技

術者のみが行ってください。安全上の注意、コンピュータ内部の作業、および静電気障害へ

の対処の詳細については、『製品情報ガイド』を参照してください。

1

システムの電源とシステムに接続されている周辺機器の電源を切って、システムを電

源コンセントから取り外します。

2

システムカバーを開きます。

『インストール＆トラブルシューティング』にある

「

Troubleshooting Your System

」（システムのトラブルシューティング）の

「

Opening the System

」（カバーの取り外し）を参照してください。

3

メモリバンクにメモリが正しく装着されていることを確認します。

「

Installing System

Components

」（システム部品の取り付け）にある「

General Memory Module

Installation Guidelines

」（メモリモジュール取り付けガイドライン）を参照してくだ

さい。

メモリモジュールが正しく装着されている場合は、次の手順に進みます。

4

各メモリモジュールをソケットに装着し直します。

『インストール＆トラブルシュー

ティング』にある「

Installing System Components

」（システム部品の取り付け）の

「

Installing Memory Modules

」（メモリモジュールの取り付け）を参照してください。

5

システムカバーを閉じます。

『インストール＆トラブルシューティング』にある

「

Troubleshooting Your System

」（システムのトラブルシューティング）の

「

Closing the System

」（カバーの取り付け）を参照してください。

6

電源ケーブルをコンセントに差し込んで、システムと周辺機器の電源を入れます。

メモリに関連したエラーメッセージが表示されなければ問題は解決しています。

問題が解消しない場合は、『インストール＆トラブルシューティング』にある

「困ったときは」を参照してください。

アップデート情報 67

システムの LCD または SEL に、メモリに関連したエラーメッセージが表示される。

1

冗長メモリが有効に設定されている場合は、セットアップユーティリティを起動して

Redundant Memory

（冗長メモリ）オプションを無効にします。『ユーザーズガイ

ド』の「

Using the System Setup Program

」（セットアップユーティリティの使い方）

を参照してください。

2

適切な診断テストを実行します。

『インストール＆トラブルシューティング』にある

「

Running System Diagnostics

」（システム診断プログラムの実行）の「

Using Server

Administrator Diagnostics

」（

Server Administrator

診断プログラムの使い方）を参照

してください。

3

診断プログラムで特定されたメモリモジュールを交換します。

『インストール＆トラ

ブルシューティング』にある「

Installing System Components

」（システム部品の取り

付け）の「

Installing Memory Modules

」（メモリモジュールの取り付け）を参照して

ください。

4

冗長メモリが手順

1

で無効に設定されている場合は、セットアップユーティリティを

起動して

Redundant Memory

（冗長メモリ）オプションを有効にします。

5

システムを再起動します。

それでもシステム

LCD

またはシステムイベントログ（

SEL

）

からメモリ関連のエラーが消えない場合は、『インストール＆トラブルシューティン

グ』にある「困ったときは」を参照してください。

68 アップデート情報

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