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MAGNATをご購入されたお客様へ
このたびはMAGNAT製品をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございます。当社の製品がお客様の
ご要望に応え、ご満足いただけましたら幸いです。お客様がお選びになった当社製品は、その優れた品質に
おいて、世界中で認められております。
なお、お買い求めいただいたスピーカーをご使用いただく前に、下記の注意事項を必ず最後までお読みくだ
さい。
M AG N ATシネマウルトラ
フロントスピーカーLCR 100-THXとダイポールサラウンドスピーカーRD 200-THXは、共にMagnatシネマウル
トラスピーカーファミリーの一部です。その他のモデルは、サブウーファーSUB 300-THX とDolby Atmos対応
汎用追加スピーカー AEH 400-ATMです。
5.1システムは、3つのフロントスピーカーLCR 100-THX、2つのダイポールサラウンドスピーカーRD 200-
THX、および1つのサブウーファーSUB 300-THXから構成されており、THX Ultra2規格の条件を満たしてい
ます。システムの拡張(例えば5.2用の2つのサブウーファーまたは7.2用の追加サラウンドスピーカー) は、問
題なく可能です。さらに、シネマ ウルトラファミリー以外およびTHXライセンスのない デバイスのすべての
モデルにも 、非 常に強 力なホームシアターのコンポーネントとして使 用で きます。
スピーカーの接続に関する一般的なご注意
スピーカーを接続するためには、専門店でお買い求めになれる特別なスピーカーコー
ドが必 要 です。音 質 が 落ちないように 、長さが 3メートルまでのコードは、断 面 が 最 低
2.5 mm²、それ以上の場合は直径が最低4 mm²のコードを用いることをお勧めします。
アンプやレシーバーは、すべての接続作業が終了するまで、スイッチを切っておいてください。正確なコード
の長さを測ることができるように、スピーカーは予定された位置に配置しておきます。両方のチャンネルに
使用するコードは、どちらも同じ長さにしてください。
ここで、コードの先端を約10~15 mm 絶縁します。 先端は、錫メッキするよりはねじって端子に入れ たほ
うがよく、それをネジで固定します(図1)。CE準拠のバナナプラグ(4 mm) の付いたスピーカー ケーブルま
たはスペードラグを使用することができます。
コードを接続する時は、必ず位相に応じた接続をするよう、気をつけてください。つまり、スピーカーの黒い
端子(-)は、アンプの(-)端子と、それからスピーカーの赤い端子(+)は、アンプの(+)端 子と接続して
いなければなりません。市販のスピーカー・コードですと、位相に応じた接続が間違いなく行えるよう、コー
ドの内部が波型の起伏になっているか、色違いのストライプで印がついています。
コードがしっかり繋がれているか、また突き出た導線などでショートしていないかどうか、よく確かめてくだ
さい。この二つの事項は、アンプに重大な損傷を与える原因となることがありますので、ご注意ください。
設置に関する一般的な注意
フロントスピーカーLCR 100-THXは、 すべてのポジションで縦置きおよび横置きのTHX Ultra2規格を満たし
ています。それにより多彩な配置方法の可能性が生れています (写真 2 a-d) 。縦置きと横置き配置の混合使
用では、音響上の理由から左右のスピーカーに同一の調整を行うことをお勧めします。
本スピーカーでは、壁面取り付けのさまざまな方法を提供しております。垂直方向と同様水平方向に配置し
たフロントスピーカーの場合にも、壁面取り付け器具は、バックパネルに装着されています。またスピーカー
は、ウォールブラケットでVESA 標準に掛けることもできます。孔間の寸法は次のとおりです
- フロントスピーカーLCR 100-THX用 200x200mm M6
- ダイポールサラウンドスピーカーRD 200-THX用 200x100mm M4
スピーカースタンドや棚への設置のために、フロントスピーカーには4つの粘着ゴム足があります。