Contec CPS-TM341GMB-ADSC1-931は、計測したデータを記録、メール送信できる高性能ロガーです。デジタル入力、アナログ入力、カウンタ入力の3種類に対応しており、計測データは本体に保存されるほか、メールで送信することも可能です。また、計測データを元にイベントを発生させ、メールを送信したり、コマンドを実行することもできます。工場などの現場で、機器の稼働状況や環境データなどを計測して記録するのに最適です。
具体的な使用例として、例えば、工場の生産ラインで、機器の稼働状況を計測して記録することで、稼働率や故障率を分析することができます。また、環境データとして温度や湿度を計測して記録することで、工場内の環境を管理することができます。さらに、計測データに基づいて、機器の異常を検知したり、アラートメールを送信したりすることも可能です。
Contec CPS-TM341GMB-ADSC1-931は、計測したデータを記録、メール送信できる高性能ロガーです。デジタル入力、アナログ入力、カウンタ入力の3種類に対応しており、計測データは本体に保存されるほか、メールで送信することも可能です。また、計測データを元にイベントを発生させ、メールを送信したり、コマンドを実行することもできます。工場などの現場で、機器の稼働状況や環境データなどを計測して記録するのに最適です。
具体的な使用例として、例えば、工場の生産ラインで、機器の稼働状況を計測して記録することで、稼働率や故障率を分析することができます。また、環境データとして温度や湿度を計測して記録することで、工場内の環境を管理することができます。さらに、計測データに基づいて、機器の異常を検知したり、アラートメールを送信したりすることも可能です。
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かんたんセットアップガイド
Setup Guide
本製品を使って、計測からメール送信までの手順を説明します。
別紙「製品ガイド」をお読みになったうえで、作業をはじめてください。
1. 必要な物の確認
本製品をセットアップする際は以下のものが必要です。これらがそろっ
ているか確認してください。
コントローラ(本体) パソコン 電源ユニット
(別売の CPS-PWD-15AW12-01)
AC 電源ケーブル
(別売の IPC-ACCODE3 推奨)
LAN ケーブル 電源ケーブル
(電源ユニットに付属)
※メール送信をする場合インターネット環境をご用意ください。
2. 機器と接続
下記の図を参考にパソコン、コントローラ(本体)、電源ユニットを接続
します。
電源ユニットを AC コンセントに接続し、パソコンのスイッチを ON にし
ます。
※電源ユニットを AC コンセントに接続してから本コントローラの起動が
完了するまで、しばらく時間がかかります(1～2 分)。
3. パソコンのネットワーク設定
以下のような IP アドレスになるようにネットワーク設定を行います。
パソコン側
コントローラ側(LAN2)
IP アドレス
192.168.1.200
IP アドレス
192.168.1.100
サブネットマスク
255.255.255.0
サブネットマスク
255.255.255.0
[ ]をクリックした後、[ ]をクリックして設定を開きます。
[Windows の設定]画面で[ネットワークとインターネット]をクリックし
ます。
[アダプターのオプションを変更する]をクリックする。
必要な物の確認
パソコンの
ネットワーク設定
機器と接続
計測値の確認
計測値の保存
ネットワーク
の設定
イベントの設定
とメール送信
ACコンセント
コントローラ
AC電源ケーブル
LANケーブル
パソコン
電源ユニット
接続図
電源コネクタ
に接続する
FG (緑)
GND (黒)
+12V (赤)
FG (緑)
N (白)
L (黒)
電源ケーブル
電源ケーブル
AC電源ケーブル
AC電源ケーブル
FG
(緑)
GND
(黒)
+12V
(赤)
FG
(緑)
N
(白)
L
(黒)
AC
(L)
AC
(N)
FG
(G)
-V +V
LAN 2の方
に接続する
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[ローカルエリア接続]または[イーサネット]をクリックする。
[プロパティ]をクリックする。
[インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)]をダブルクリック
する。
4. 計測値の確認
ブラウザを開いて URL 部分に「192.168.1.100」と入力して、コントロ
ーラ(本体)に接続します。
[メンテナンス]の[ユーザー]をクリックして、ログインパスワードを変更
します。
ダブルクリック
IP アドレス ：192.168.1.200
サブネットマスク：255.255.255.0
192.168.1.100
【初期値】
ユーザー名
：admin
パスワード ：Contec123
ソフトウェア利用許諾契約書をお読みください
同意される場合は、[同意する]を
クリックしてください。
新しいパスワードは、
8 桁以上の複雑なパスワード
を入力してください。
新しいパスワードは大切に保管してください
3
[設定]の[基本]をクリックして、基本設定をします。
※本書の例ではデジタル入力としてスイッチを例に解説します。
DI 0 と DI NCOM にスイッチを接続し、ON にする。
※リード線で短絡させてテストしてください。
[閲覧]の[データ一覧]をクリックして、計測値を確認します。
5. 計測値の保存
[設定]の[データ保存]をクリックして、計測値の保存設定をします。
DI0 のスイッチを ON、OFF を数回行います。
[閲覧]の[保存データ]をクリックして、保存された計測値を確認します。
※ファイルがなければ、計測値の保存設定を見直してください。
本書ではデジタル入力 0[I:0]を使用します。
設定の変更は必要ありません。
RS-422A/485
+
+
- -
AI1AI0DI
+
++
+
DO0
DO1
LAN1
LAN2
RS-232C
12-24VDC
RESETSHUT
DOWN
スイッチ(センサー)
DI 0 DI NCOM
① ② ③ ④ ⑤ ⑥
スイッチを ON/OFF することで値の変化が、確認できます。
現在、デジタル１の入力があるため値が変化しています。
①ID②名称③現在値(アナログ、カウンタ用)④ON の回数
⑤ON の時間(ミリ秒)
⑥ランプ(デジタル入力が ON： 、OFF： )
有効
保存する項目に☑
完了後[確定]
デフォルトでは毎秒保存され、最新 100 レコードがファイルとして保存されます。
RS-422A/485
+ +
- -
AI1
AI0DI
++++
DO0 DO1
LAN1 LAN2
RS-232C
12-24VDC
RESE
TSHUT
DOWN
DI 0 DI NCOM
スイッチ(センサー)
[ ]をクリック
デジタル入力１を ON/OFF
したのが確認できます。
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6. ネットワークの設定
[設定]の[ネットワーク]をクリックして、ネットワークの設定をします。
※インターネットにつながる環境に本体を接続してください。
※IP アドレスの設定は、システム管理者にお問い合わせください。
7. イベントの設定とメール送信
[設定]の[メール送信]をクリックして、送信内容を設定します。
[ ]をクリックして、送信先メールアドレスを設定します。
[テスト送信]をクリックして、テストメールを送信します。
メールが受信されていれば、テスト成功です。
ゲートウェイに接続する LAN ポートと
デフォルトゲートウェイの IP アドレス
を入力します。
設定はシステム管理者にお問い合わせ
ください。
送信内容を入力し、[確定]をクリックする。
送信先のメールアドレスを入力し、[確定]をクリックする。
※複数のアドレスに送信する場合、「,」区切りで入力する。
最後の行が
<- 250 2.0.0 Ok:～～～～～
-> QUIT
となっていることを確認する。
CPS-TM
2018/04/19 16:03:03
test
test-mail
[CPS-TM] test
5
[設定]の[イベント]をクリックして、メールを送信するイベント(トリガ)
を設定します。
※イベント機能はメール送信以外にイベントの記録やコマンド実行も行
えます。
[閲覧]の[データ一覧]、[イベント状態]をクリックして、イベントの状態
を確認する
メールが受信されていれば、テスト成功です。
[閲覧]の[イベント履歴]をクリックして、イベントの履歴を確認する。
■Q＆A
モニタリング画面を作成したい。
[モニタ]の[表示][編集]から CONPROSYS HMI がご利用いただけます。
工業値変換した値を保存したい。
[設定]の[内部演算]から計算した値を設定できます。
計算式の設定後、保存設定の保存項目に☑を入れてください。
PLC の値を保存したい。
[設定]の[外部通信]から Modbus Slave 機能の設定ができます。
外部通信の設定後、保存設定の保存項目に☑を入れてください。
クラウドで計測値を見たい。
別紙の「クラウドサービス注文手続きのご案内」でお申し込みくださ
い。
有効
任意の名称
トリガにする入力
発生と復旧条件
送信先と内容を先ほど
設定したものを選択
発生と復旧の条件
デジタル入力 1 を 1 秒以上 ON にすると E:0 の
イベント状態が変化します。
CPS-TM
2018/04/19 16:08:34
E:0 [状態]
デジタル入力１がオンになりました
デジタル入力 1ON=0 [OFF]
[CPS-TM] デジタル入力１がオンになりました
イベント状態の履歴が
確認できます。
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■セキュリティに関する注意
ネットワークに接続する際は、存在するセキュリティリスクを考慮の上、セキ
ュリティ対策事例を参考に本体および関連するネットワーク機器を適切に設定
してください。
【セキュリティリスク】
● 外部ネットワークからの不正侵入に伴うシステムの停止、データの破損、情
報の窃取、マルウェア
*1への感染
● 侵入後にその機器を踏み台として、外部ネットワークへの攻撃(被害者から
加害者になる)
● 外部へのネットワーク接続の許可に伴う、意図しない情報漏えい
● これら事故の二次被害として、風評被害、損害賠償負担、信用の失墜、機会
損失等
*1…マルウェア(Malicious Software) : 悪意あるプログラム。ユーザーの望ま
ない動作をするプログラム
【セキュリティ対策事例】
● 初期パスワードを変更する(パスワード設定方法は、各製品の解説書/マニュ
アルを参照してください)
● パスワード強度の高いものを設定する。
半角英字小文字、大文字、数字等を含み、類推されにくいものを使用する
● 定期的にパスワードを変更する
● 不要なネットワークサービスや、不要な機能を停止(無効化)する
● ネットワーク接続機器において、ネットワークでのアクセス元を制限する
● ネットワーク接続機器において、ネットワークの解放ポートを制限する
● 専用ネットワークやVPN *2など閉域網を使ってネットワークを構築する
*2…VPN(Virtual Private Network) : 通信経路を認証や暗号化を用いて保護す
ることにより、第三者が侵入することのできない、安全なネットワーク
株式会社コンテック
〒555-0025 大阪市西淀川区姫里 3-9-31
https://www.contec.com/
本製品および本書は著作権法によって保護されていますので無断で複写、複製、転載、
改変することは禁じられています。
E
-mail：tsc@jp.contec.com TEL：050-3736-7861
NA06070 (LYVU801) [04262018] 2018 年 4 月制定
テクニカルサポートセンター
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Contec CPS-TM341GMB-ADSC1-931 取扱説明書
- タイプ
- 取扱説明書
- このマニュアルも適しています
Contec CPS-TM341GMB-ADSC1-931は、計測したデータを記録、メール送信できる高性能ロガーです。デジタル入力、アナログ入力、カウンタ入力の3種類に対応しており、計測データは本体に保存されるほか、メールで送信することも可能です。また、計測データを元にイベントを発生させ、メールを送信したり、コマンドを実行することもできます。工場などの現場で、機器の稼働状況や環境データなどを計測して記録するのに最適です。
具体的な使用例として、例えば、工場の生産ラインで、機器の稼働状況を計測して記録することで、稼働率や故障率を分析することができます。また、環境データとして温度や湿度を計測して記録することで、工場内の環境を管理することができます。さらに、計測データに基づいて、機器の異常を検知したり、アラートメールを送信したりすることも可能です。
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