Roland RD-300NX 取扱説明書

カテゴリー
楽器
タイプ
取扱説明書
202+3a
©2011 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
Roland、GS、SuperNATURAL は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の商標
または登録商標です。
201a
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」(P.4)と「使
用上のご注意」(P.6)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理
解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにす
ぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
安全上のご注意
4
002c
この機器および AC アダプターを分解したり、改造した
りしないでください。
003
修理/部品の交換などで、取扱説明書に書かれていない
ことは、絶対にしないでください。必ずお買い上げ店
またはローランドお客様相談センターに相談してくださ
い。
004
次のような場所に設置しないでください。
•温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房
機器の近く、発熱する機器の上など)
•水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた床など)や湿度
の高い場所
•湯気や油煙が当たる場所
•塩害の恐れがある場所
•雨に濡れる場所
•ほこりや砂ぼこりの多い場所
•振動や揺れの多い場所
005
この機器の設置には、ローランドが推奨するスタンド
(KS-G8)を使用してください(P.13)
006
この機器の設置にスタンド(KS-G8)を使用する場合、
ぐらつくような所や傾いた所にスタンド(KS-G8)を
設置しないでください。安定した水平な所に設置してく
ださい。機器を単独で設置する場合も、同様に安定した
水平な所に設置してください。
008c
AC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V の電
源で使用してください。
008e
電源コードは、必ず付属のものを使用してください。ま
た、付属の電源コードを他の製品に使用しないでくださ
い。
009
電源コードを無理に曲げたり、電源コードの上に重いも
のを載せたりしないでください。電源コードに傷がつき、
ショートや断線の結果、火災や感電の恐れがあります。
010
この機器を単独で、あるいはヘッドホン、アンプ、スピー
カーと組み合わせて使用した場合、設定によっては永久
的な難聴になる程度の音量になります。大音量で、長時
間使用しないでください。万一、聴力低下や耳鳴りを感
じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相談してくだ
さい。
011
この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)
や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでくださ
い。また、この機器の上に液体の入った容器を置かない
でください。ショートや誤動作など、故障となることが
あります。
012b
次のような場合は、直ちに電源を切って AC アダプター
をコンセントから外し、お買い上げ店またはローランド
お客様相談センターに修理を依頼してください。
•AC アダプター本体、電源コード、またはプラグが破
損したとき
•煙が出たり、異臭がしたとき
•異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりしたとき
•機器が(雨などで)濡れたとき
•機器に異常や故障が生じたとき
013
お子様のいるご家庭で使用する場合、お子様の取り扱い
やいたずらに注意してください。必ず大人のかたが、監
視/指導してあげてください。
014
この機器を落としたり、この機器に強い衝撃を与えない
でください。
USING THE UNIT SAFELY
5
安全上のご注意
015
電源は、タコ足配線などの無理な配線をしないでくださ
い。特に、電源タップを使用している場合、電源タップ
の容量(ワット/アンペア)を超えると発熱し、コード
の被覆が溶けることがあります。
016
外国で使用する場合は、お買い上げ店またはローランド
お客様相談センターに相談してください。
023
CD-ROM を、一般のオーディオ CD プレーヤーで再生
しないでください。大音量によって耳を痛めたり、スピー
カーを破損する恐れがあります。
101b
この機器と AC アダプターは、風通しのよい、正常な通
気が保たれている場所に設置して、使用してください。
101c
この機器は当社製のスタンド(KS-G8)とのみ、組み
合わせて使用できるよう設計されています。他のスタン
ドと組み合わせて使うと、不安定な状態となって落下や
転倒を引き起こし、けがをするおそれがあります。
101f
取扱説明書に記載の注意事項が守られていても、取り扱
いによってはスタンドから本製品が落下したりスタンド
が転倒したりする可能性があります。使用にあたっては
事前に安全を確認したうえでお使いください
102c
AC アダプターを機器本体やコンセントに抜き差しする
ときは、必ずプラグを持ってください。
103b
定期的に AC アダプターを抜き、乾いた布でプラグ部分
のゴミやほこりを拭き取ってください。また、長時間使
用しないときは、AC アダプターをコンセントから外し
てください。AC アダプターとコンセントの間にゴミや
ほこりがたまると、絶縁不良を起こして火災の原因にな
ります。
104
接続したコードやケーブル類は、繁雑にならないように
配慮してください。特に、コードやケーブル類は、お子
様の手が届かないように配慮してください。
106
この機器の上に乗ったり、機器の上に重いものを置かな
いでください。
107c
濡れた手で AC アダプターのプラグを持って、機器本体
やコンセントに抜き差ししないでください。
108d(選択)
この機器を移動するときは以下のことを確認した後、必
2 人以上で水平に持ち上げて運んでください。この
とき、手をはさんだり、足の上に落とさないように注意
してください。
2
•電源コードを外す。
3
•外部機器との接続を外す。
109b
お手入れをするときには、電源を切って AC アダプター
をコンセントから外してください(P.14)
110b
落雷の恐れがあるときは、早めに AC アダプターをコン
セントから外してください。
118a_edit
小さなお子様が誤って飲み込む恐れがあるので、取り外
した機能接地端子ネジは放置しないでください。
6
使用上のご注意
電源について
301
• 本機を冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどのインバーター
制御の製品やモーターを使った電気製品が接続されているコンセ
ントと同じコンセントに接続しないでください。電気製品の使用
状況によっては、電源ノイズにより本機が誤動作したり、雑音が
発生する恐れがあります。電源コンセントを分けることが難しい
場合は、電源ノイズ・フィルターを取り付けてください。
302
• AC アダプターを長時間使用すると AC アダプター本体が多少発
熱しますが、故障ではありません。
307
• 接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必
ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
351
• この機器の近くにパワー・アンプなどの大型トランスを持つ機器
があると、ハム(うなり)を誘導することがあります。この場合は、
この機器との間隔や方向を変えてください。
352a
• テレビやラジオの近くでこの機器を動作させると、テレビ画面に
色ムラが出たり、ラジオから雑音が出ることがあります。この場
合は、この機器を遠ざけて使用してください。
352b
• 携帯電話などの無線機器を本機の近くで使用すると、着信時や発
信時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場合は、
それらの機器を本機から遠ざけるか、もしくは電源を切ってくだ
さい。
354a
• 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、閉め切った車内
などに放置しないでください。変形、変色することがあります。
355b
• 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴がつく(結露)
ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になりますので、
数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。
358
• 鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。発音しなくなる
などの故障の原因になります。
360
• 設置条件(設置面の材質、温度など)によっては本機のゴム足が、
設置した台などの表面を変色または変質させることがあります。
ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使いいただ
けます。この場合、本機が滑って動いたりしないことを確認して
からお使いください。
361
• 本機の上に水の入った容器(花びんなど)殺虫剤、香水、アルコー
ル類、マニキュア、スプレー缶などを置かないでください。また、
表面に付着した液体は、すみやかに乾いた柔らかい布で拭き取っ
てください。
お手入れについて
401a
• 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、堅く絞った布で
汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含
んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてくださ
い。
402
• 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよびアルコール類
は、使用しないでください。
修理について
451c
• お客様がこの機器や AC アダプターを分解、改造された場合、以
後の性能について保証できなくなります。また、修理をお断りす
る場合もあります。
452
• 修理に出される場合、記憶した内容が失われることがあります。
大切な記憶内容は、USB メモリーに保存するか、記憶内容をメ
モしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心
の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が
復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しま
しては、補償も含めご容赦願います。
453a
• 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するた
めに必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有しています。この部
品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有
期間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能の場合があり
ますので、お買い上げ店、またはローランドお客様相談センター
にご相談ください。
その他の注意について
551
• 記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などにより、失われる
ことがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバッ
クアップとして USB メモリーに保存しておいてください。
552
• USB メモリー、本体メモリーの失われた記憶内容の修復に関し
ましては、補償を含めご容赦願います。
553
• 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子などに
過度の力を加えないでください。
554
• ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。
555
• ディスプレイから多少音がすることがありますが、故障ではあり
ません。
556
• ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐため、プラグを持っ
てください。
558a
• 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかからないように、
音量に十分注意してください。ヘッドホンを使用すれば、気がね
なくお楽しみいただけます。
558d_edit
• 演奏時の打鍵音や振動は、床や壁を通じて意外によく伝わります。
特にヘッドホン使用時の演奏は、隣近所に迷惑がかからないよう
に注意しましょう。
559a
• 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入っていたダンボール
箱と緩衝材、または同等品で梱包してください。
559c
• この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する場合、各地域の
ゴミの分別基準に従って行ってください。
561
• エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:EV-5、
EV-7)をお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障
の原因になる場合があります。
7
使用上のご注意
外部メモリーの取り扱い
704
• USB メモリーは、確実に奥まで差し込んでください。
705
• USB メモリーの端子の部分に触れたり、汚したりしないでくだ
さい。
708
• USB メモリーは精密な電子部品で作られていますので、取り扱
いについては次の点に注意してください。
• 静電気による破損を防ぐため、取り扱う前に身体に帯電してい
る静電気を放電しておく。
• 端子部に手や金属で触れない。
• 曲げたり、落としたり、強い衝撃を与えたりしない。
• 直射日光の当たる場所や、閉め切った自動車の中などに放置し
ない。
• 水に濡らさない。
• 分解や改造をしない。
CD の取り扱い
801
• ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりしないでく
ださい。データの読み出しがうまくいかないことがあります。ディ
スクの汚れは、市販の専用クリーナーでクリーニングしてくださ
い。
商標について
C-01-1
• 第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、実演、その他)の
一部または全部を、権利者に無断で録音、録画、複製あるいは改
変し、配布、販売、貸与、上演、放送などを行うことは法律で禁
じられています。
C-01-2
• 第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本製品を使用しな
いでください。お客様が本製品を用いて他者の著作権を侵害して
も、当社は一切責任を負いません。
C-03-4
• 製品に内蔵、付属されたコンテンツ(音色波形データ、スタイル
データ、伴奏パターン、フレーズデータ、オーディオループ、画
像データなど)の著作権は当社および/またはアトリエビジョン
株式会社が保有しています。
C-03-5
• 製品に内蔵、付属されたコンテンツを素材として、お客様が新た
な作品を制作、演奏、録音、配布をすることに関しては、当社お
よび/またはアトリエビジョン株式会社の許諾を必要としませ
ん。
C-03-6
• 製品に内蔵、付属されたコンテンツを、そのまま、もしくは酷似
した形態で取り出し、別の記録媒体に固定して配布したり、コン
ピュータネットワークを通じて公開したりすることはできませ
ん。
2a-2
• MMP(Moore Microprocessor Portfolio)はマイクロプ
ロセッサーのアーキテクチャーに関する TPL(Technology
Properties Limited)社の特許ポートフォリオです。当社は、
TPL 社よりライセンスを得ています。
T-01
• 文中記載の会社名及び製品名は、各社の登録商標または商標です。
T-04
• MIDI は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
T-05
• GM( GM2( )は、社団法人 音楽電子事業協会
(AMEI)の登録商標です。
8
目次
安全上のご注意. 4
使用上のご注意. 6
各部の名称とはたらき. 10
フロント・パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
10
リア・パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
12
演奏する前に. 13
スタンドに設置する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
13
AC アダプターを接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
14
外部機器と接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
15
ペダルを接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
16
電源を入れる/切る . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
17
電源を入れる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
17
電源を切る . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
17
音量を調節する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
18
ディスプレイの明るさを調節する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
18
USB メモリーを接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
18
CD ドライブを接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
19
RD-300NX の概要. 20
RD-300NX の基本構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
20
メモリーについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
20
ライブ・セットについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
21
RD-300NX の基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
22
主な画面. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
22
ファンクション・ボタンのはたらき . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
23
カーソル・ボタンのはたらき . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
23
設定値の変更 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
24
デモ曲を聴く(DEMO). 25
演奏する. 26
ピアノ演奏をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
26
いろいろな音色(ライブ・セット)で演奏する . . . . . . . . . . . . . . . .
27
鍵盤で複数のトーンを鳴らす . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
28
トーンを重ねて演奏する(デュアル・モード) . . . . . . . . . . . .
28
鍵盤を 2 つの音域に分けて別々のトーンで演奏する
(スプリット・モード) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
28
音を鳴らすレイヤーを選ぶ(レイヤー・スイッチ) . . . . . . . .
29
レイヤーのトーンの変えかた . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
30
レイヤーごとの音量を調節する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
30
鍵盤の音の高さを変える(TRANSPOSE) . . . . . . . . . . . . . . . . . .
31
音に響きをつける(REVERB) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
32
音に広がりをつける(CHORUS DELAY) . . . . . . . . . . . . . . . . .
32
音の高さをリアルタイムに変化させる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
33
音にメリハリをつける(COMPRESSOR) . . . . . . . . . . . . . . . . . .
33
音の輪郭をはっきりさせる(SOUND FOCUS). . . . . . . . . . . . . . .
34
音の各帯域のレベルを調節する(EQUALIZER) . . . . . . . . . . . . . .
34
ボタンを効かないようにする(パネル・ロック) . . . . . . . . . . . . . . .
35
多彩な機能を使って演奏する. 36
リズムを鳴らす . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
36
リズムのテンポを変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
36
リズムのパターンを変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
36
曲を再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
37
曲を選ぶ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
37
曲のテンポを変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
38
曲を早送り/巻き戻しする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
38
曲の頭に戻す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
38
音に効果をかける(MFX) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
39
記憶させた設定を選ぶ(ライブ・セット) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
40
お気に入りのライブ・セットを登録する . . . . . . . . . . . . . . . .
40
設定をライブ・セットに保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
41
ONE.TOUCH 音色の詳細設定をする. 42
ピアノ音色の詳細設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
42
設定を保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
42
鍵盤のタッチ感を設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
44
チューニングを微調整する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
44
ペダルを踏んだときの共鳴音を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . .
44
設定を初期状態にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
45
E. ピアノ音色の詳細設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
46
設定を保存する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
46
設定を初期状態にする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
46
音色の詳細設定をする. 47
トーンの設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
47
レイヤーの設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
49
RD-300NX をマスター・キーボードにする. 51
MIDI とは . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
51
MIDI 端子について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
51
レイヤーごとに音量を調節する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
52
音を鳴らすレイヤーを選ぶ(レイヤー・スイッチ) . . . . . . . .
52
出力する MIDI 端子を選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
52
MIDI 送信チャンネルを設定する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
53
外部 MIDI 音源の音色を切り替える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
54
MIDI 送信パートの詳細設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
55
音量/パンを設定する(Volume Pan) . . . . . . . . . . . . . .
55
リバーブ/コーラスのレベルを設定する
(Reverb Chorus) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
55
単音で発音させる(Mono/Poly) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
55
レイヤーごとに移調の設定をする(Transpose) . . . . . . . . .
55
レイヤーごとの鍵域を設定する(Key Range) . . . . . . . . . . .
55
鍵盤を弾く強さによって鳴る鍵域を変える
(Velocity Range) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
56
トーンの要素を変化させる
(ATK DCY REL COF RES) . . . . . . . . . . . . . . . .
56
音をなめらかに変化させる(Portamento) . . . . . . . . . . . . .
56
鍵盤を弾く強さによる音量変化を設定する
(Velocity Sense/Max) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
56
音の高さを変える(Coarse Tune Fine Tune) . . . . . . . .
56
ピッチ・ベンド・レバーによるピッチ変化の幅を設定する
(Bend Range) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
57
モジュレーションのかかり具合を設定する
(Modulation Depth) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
57
各コントローラーのオン/オフを設定する . . . . . . . . . . . . . .
57
コントロール・チェンジを送信する(User CC) . . . . . . . . .
57
各機能の詳細設定をする. 58
パラメーターの選びかた . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
58
システムの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
59
他の楽器と音の高さを合わせる(Master Tune) . . . . . . . . .
60
全体の音量を設定する(Master Volume) . . . . . . . . . . . . . .
60
ペダルの設定が切り替わらないようにする(Pedal Mode) .
60
トーンを変えても発音中の音を残す(Tone Remain) . . . . .
60
[S1][S2]ボタンの設定が切り替わらないようにする
(S1/S2 Mode) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
60
プログラム・チェンジ情報でライブ・セットを切り替える
(LIVE SET Ctrl Ch) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
61
USB ドライバ(USB Driver) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
61
USB メモリー・モード(USB Memory Mode) . . . . . . . . .
61
ペダルの極性を切り替える
(Damper FC1 FC2 Polarity) . . . . . . . . . . . . . . . . . .
61
パート数を選ぶ(Part Mode) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
62
調律法を設定する(Temperament Key) . . . . . . . . . . . .
62
GM/GM2 システム・オン、GS リセットの受信を切り替え
る(Rx GM GM2 Sys On、Rx GS Reset) . . . . . . . . . .
62
同期情報を送る(Clock Out) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
62
鍵盤タッチの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
63
鍵盤のタッチ感を変える(Key Touch) . . . . . . . . . . . . . . . .
63
鍵盤のタッチ感を微調整する(Key Touch Offset) . . . . . .
63
9
目次
弾く強さによる音量を一定にする(Velocity) . . . . . . . . . . .
63
弾く強さによって発音のタイミングを変える
(Velo Delay Sens) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
64
鍵域によるタッチ感を変える(Velo Keyw Sens) . . . . . . .
64
ノート・オフする鍵盤の深さを設定する(Key Off
Position) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
64
ペダル/[S1][S2]ボタンの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
64
ペダルに機能を割り当てる(FC1 FC2 Pedal Assign) . .
65
[S1][S2]ボタンに機能を割り当てる(S1/S2 Assign) .
65
リバーブ/コーラスの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
66
リバーブの設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
66
コーラス/ディレイの設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
66
コンプレッサーの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
67
コンプレッサーの種類を選ぶ(Type) . . . . . . . . . . . . . . . . . .
67
コンプレッサーの詳細を設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
67
ファイルの管理 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
68
ライブ・セット・ファイルを保存する(LIVE SET Save) . .
68
ライブ・セット・ファイルを呼び出す(LIVE SET Load) . .
69
ライブ・セット・ファイルを削除する(LIVE SET Delete) .
69
ライブ・セット・ファイルをコピーする(LIVE SET Copy)
.
70
曲を削除する(SONG Delete) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
71
曲をコピーする(SONG Copy) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
71
メモリーを初期化する(Format) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
72
リズムの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
73
テンポを変える(Tempo) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
73
音量を設定する(Volume) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
73
パターンを変える(Pattern) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
73
リズム・セットを変える(Rhy Set) . . . . . . . . . . . . . . . . . .
73
MIDI 出力する端子を選ぶ(MIDI OUT Port) . . . . . . . . . . . .
73
MIDI 出力するチャンネルを選ぶ(MIDI Channel) . . . . . . . .
73
V-LINK を使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
74
V-LINK をオン/オフする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
74
V-LINK の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
74
V-LINK の詳細を設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
74
Local ON/OFF . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
74
曲の再生の設定を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
75
音を鳴らすパートを選ぶ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
75
製品出荷時の設定に戻す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
76
Factory Reset Current . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
76
Factory Reset All . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
76
外部 MIDI 機器との接続 . 77
RD-300NX の演奏を外部 MIDI シーケンサーに録音する . . . . . . . .
77
外部シーケンサーと接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
77
録音するときの設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
77
演奏を録音する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
77
Rec Mode を解除する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
78
ローカル・スイッチについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
78
外部 MIDI 機器から RD-300NX の音源部を鳴らす . . . . . . . . . . . .
79
接続のしかた . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
79
外部 MIDI 機器から RD-300NX の音色を切り替える . . . . . .
79
パソコンと接続する. 80
USB MIDI 端子を使ってパソコンと接続する . . . . . . . . . . . . . . . . .
80
USB ドライバの設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
81
USB メモリーの設定を切り替える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
81
資料 . 82
故障かな?と思ったら . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
82
メッセージ一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
85
エラー・メッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
85
その他のメッセージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
86
エフェクト一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
87
マルチ・エフェクト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
87
コーラス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
87
リバーブ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
87
主な仕様. 88
索引 . 89
目的別目次. 92
10
各部の名称とはたらき
1.[VOLUME]スライダー
リア・パネルの OUTPUT 端子と PHONES 端子から出力される
全体の音量を調節します(P.18)
2. EQUALIZER
[LOW]つまみ
音の低域を調節します(P.34)
[MID]つまみ
音の中域を調節します(P.34)
[HIGH]つまみ
音の高域を調節します(P.34)
[EXIT/SHIFT]ボタンを押しながら EQUALIZERつまみ[LOW]
つまみ/[MID]つまみ/[HIGH]つまみ)を回すと、それぞ
れの帯域の中心周波数を変えることができます。
3. REVERB、CHORUS、COMPRESSOR、SOUND.
FOCUS
[REVERB]ボタン
リバーブ効果(残響)をオン/オフします(P.32)
リバーブ効果のかかり具合を調節します(P.32)
[REVERB]ボタンを押しながら[CHORUS]ボタンを押すと、
接続した V-LINK 対応の外部映像機器をコントロールできます
(P.74)
[CHORUS]ボタン
コーラス効果をオン/オフします(P.32)
コーラス効果のかかり具合を調節します(P.32)
[REVERB]ボタンを押しながら[CHORUS]ボタンを押すと、
接続した V-LINK 対応の外部映像機器をコントロールできます
(P.74)
[COMPRESSOR]ボタン
コンプレッサーをオン/オフします(P.33)
コンプレッサーのかかり具合を調節します(P.33)
[SOUND.FOCUS]ボタン
サウンド・フォーカスをオン/オフします(P.34)
音の輪郭をはっきりさせます(P.34)
4. CONTROL
LAYER.LEVEL スライダー
各レイヤーの音量を調節します(P.30)
SONG/RHYTHM[SELECT]ボタン
ソングやリズムを選択する画面を表示します(P.36、P.37)
SONG/RHYTHM[ ]ボタン
ソングやリズムを再生/停止します(P.36、P.37)
[MIDI]ボタン
RD-300NX で外部 MIDI 音源をコントロールします(P.77)
[TRANSPOSE]ボタン
鍵盤の音域の移調を設定します(P.31)
[SPLIT]ボタン
鍵域を 2 つに分けて、右側と左側で別の音色で演奏する「スプリッ
ト・モード」にします(P.28)
また、このボタンと[DUAL]ボタンを同時に押すと、デモ曲を
聴くことができます(DEMO PLAY)(P.25)
[DUAL]ボタン
全鍵で UPPER 1 UPPER 2 のトーンを重ねて演奏する「デュ
アル・モード」にします(P.28)
また、このボタンと[SPLIT]ボタンを同時に押すと、デモ曲を
聴くことができます(DEMO PLAY)(P.25)
フロント・パネル
9
10
1
2
3
4
11
各部の名称とはたらき
5. ディスプレイ
ライブ・セット名や、さまざまな設定を表示します。
[LAYER.EDIT]ボタン
レイヤーの設定を変更することができます(P.49)
また、画面によって、ボタンに機能が割り当てられます。機能名
は画面の一番下に表示されます。
[TONE.EDIT]ボタン
トーンの設定を変更することができます(P.47)
また、画面によって、ボタンに機能が割り当てられます。機能名
は画面の一番下に表示されます。
[DEC]ボタン、[INC]ボタン
値を変更します。
片方のボタンを押しながら、もう一方のボタンを押すと、値が速
く変わります。
カーソル[
]ボタン
画面の切り替えや、カーソルを移動するときに押します。
[EXIT/SHIFT]ボタン
元の画面に戻ったり、実行中の機能を中断します。
また、このボタンを押しながら、ボタンやつまみ、コントローラー
を操作すると、関係する設定画面を呼び出すことができます。
[ENTER]ボタン
値の確定や操作を実行するときに使います。
6. ONE.TOUCH
[PIANO]ボタン
ピアノ演奏に最適な設定にします(P.42)
[E.PIANO]ボタン
エレクトリック・ピアノ演奏に最適な設定にします(P.46)
7. FUNCTION
[MENU]ボタン
いろいろな設定を変更します(P.58)
[WRITE]ボタン
現在の設定を「ライブ・セット」に記憶します(P.41)
BANK[PRESET]ボタン
プリセット・バンクのライブ・セットを選びます。
BANK[USER]ボタン
ユーザー・バンクに保存されているライブ・セットを選びます。
ユーザー・バンクには、設定したライブ・セットが保存できます
(P.41)
8. LIVE.SET ボタン
ライブ・セットのカテゴリーを選びます(P.27)
9.[S1]ボタン、[S2]ボタン
これらのボタンに、いろいろな機能を割り当てられます(P.64)
演奏中にこれらのボタンを押して、割り当てられた機能を使いま
す。
10.ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー
ピッチ(音の高さ)を変化させたり、ビブラートをかけたりしま
す(P.33)
5 6 7
8
12
各部の名称とはたらき
リア・パネル
19
20
1811 12 13 14 15 16 17
11.USB.MEMORY 端子
別売の USB メモリーや CD-ROM ドライブなどを接続します
(P.18)
USB メモリーや CD-ROM ドライブは、ローランド製品をお使
いください。
12.USB.MIDI 端子
パソコンと接続して、演奏情報をやりとりします(P.80)
13.[DISPLAY.CONTRAST]つまみ
ディスプレイの表示の濃さを調節します(P.18)
14.PEDAL 端子(DAMPER、FC1、FC2)
DAMPER 端子に付属のペダルを接続すると、ダンパー・ペダル
として使用することができます。
また、FC1、FC2 端子に接続したペダルにいろいろな機能を割
り当てることができます(P.64)
15.MIDI 端子(IN、OUT)
外部MIDI器と接続してMIDIメッセージを送受信します(P.77)
16.OUTPUT.L(MONO)/R 端子
オーディオ信号の出力端子です。アンプなどと接続します。モノ
ルで出力するときは、LMONO端子に接続してくさいP.15
17.PHONES 端子
ヘッドホンを接続します(P.15)
ヘッドホンを接続しても、OUTPUT 端子からはオーディオ信号
が出力されます。
18.機能接地端子
設置条件によっては本体の金属部に触れると、違和感を覚えたり
ざらつくような感じになるときがあります。これは人体に全く害
のない極微量の帯電によるものですが、気になる方は、必要に応
じ、接地端子(図参照)を使って外部のアースか大地に接地して
ご使用ください。接地した場合、設置条件によってはわずかにハ
ム(うなり)が混じる場合があります。なお接続方法がわからな
いときはローランドお客様相談センターにご相談ください。
接続してはいけないところ
• 水道管(感電の原因になります)
• ガス管(爆発や引火の原因になります)
• 電話線のアースや避雷針(落雷のとき危険です)
19.[POWER]スイッチ
電源をオン/オフします(P.17)
20.DC.IN 端子
付属の AC アダプターを接続します(P.14)
927
13
演奏する前に
スタンドに設置する
RD-300NX をスタンドに設置する場合は、必ず KS-G8(別売)を使用してください。スタンドの上に設置するときは、以下の位置に
RD-300NX を置きます。
!
他のスタンドと組み合わせて使うと、不安定な状態となって落下や転倒を引き起こし、けがをする恐れがあります。
スタンドの組み立てかたについては、スタンドの取扱説明書をご覧ください。
スタンド側のゴム・パッドを RD-300NX
の後端に合わせます。
後ろから見た図
RD-300NX のゴム足の隣のネジが、スタ
ンド側のゴム・パッドに乗り上げないよう
に設置します。
下から見た図
!
RD-300NX をスタンドの上に設置するときは、本体とスタンドの間に手をはさまないように注意してください。
14
演奏する前に
ACアダプターを接続する
1.[POWER]スイッチがオフになっていることを確認します。
2.[VOLUME]スライダーを下げ、音量を最小にします。
3. 付属の AC アダプターに電源コードを接続します。
AC アダプターは、インジケーター(図参照)のある面が上になるように設置してください。
AC アダプターをコンセントに接続すると、インジケーターが点灯します。
4. AC アダプターを RD-300NX リア・パネルの DC.IN 端子に接続し、電源コードを電源コンセントに差し込みます。
932
15
演奏する前に
外部機器と接続する
RD-300NX は、アンプやスピーカーを内蔵していません。音を出すにはモニター・スピーカーやステレオ・セットなどのオーディオ機器、
または、ヘッドホンなどをご用意ください。
※.オーディオ・ケーブル、USB ケーブル、MIDI ケーブル、ヘッドホン、エクスプレッション・ペダル、USB メモリーは付属していません。
ご購入の際は、本機をお求めになった販売店にお問い合わせください。
!
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切ってください。
ステレオ・
ヘッドホン
パソコン
ダンパー・ペダル
(DP シリーズ)
エクスプレッション・ペダル(EV-5、EV-7)
またはペダル・スイッチ(DP シリーズ)
モニター・スピーカー
(アンプ内蔵)
MIDI 音源など
シーケンサーなど
電源コンセントへ
MIDI IN
MIDI OUT
RD-300NX リア・パネル
ペダル・ユニット
(RPU-3)
921
16
演奏する前に
1. 接続を始める前に、次のことを確認します。
本体および接続するアンプなどの音量が最小になっていますか?
本体および接続するアンプなどの電源がオフになっていますか?
2. 付属の AC アダプターを本体の DC.IN 端子につなぎ、電源コードを電源コンセントに差し込みます。
3. RD-300NX と外部機器を接続します。
アンプやスピーカーなどのオーディオ機器を接続するには、オーディオ・ケーブルを使います。
MIDI 機器は MIDI ケーブルを使って接続します。また、パソコンと接続するときは、USB ケーブルを使います。
ヘッドホンを使う場合は、PHONES 端子にプラグを差し込みます。
また、必要に応じて、ペダル・スイッチ、エクスプレッション・ペダルも接続します。
!
• ヘッドホンはステレオ標準タイプのものをお使いください。
また、ヘッドホンは、ローランド製品をお使いください。他のものを使用すると、充分な音量を得られないことがあります。
• エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:EV-5、EV-7)をお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障の原因
になる場合があります。
USB MEMORY 端子に、CD ドライブを接続することができます。CD ドライブを使って CD の曲を再生することができます。
ペダルを接続する
付属のペダルを、PEDAL 端子のいずれかに接続します。
DAMPER 端子に接続すると、ダンパー・ペダルとして使用することができます。
FC1 または FC2 端子に接続すると、さまざまな機能を割り当てることができます(P.50、P.65)
!
付属のペダルを接続するときは、ペダル側面のスイッチを「Continuous」にしてお使いください。
925
17
演奏する前に
電源を入れる/切る
!
正しく接続したら(P.15)必ず次の手順で電源を投入してください。手順を間違えると、誤動作をしたりスピーカーなどが破損する恐れ
があります。
電源を入れる
1. 電源を入れる前に、[VOLUME]スライダーで音量を最小にします。
接続している外部オーディオ機器などの音量も最小にしてください。
2. RD-300NX の背面にある[POWER]スイッチを押します。
電源が入り、ディスプレイが点灯します。
オン
オフ
!
• ピッチベンド/モジュレーションレバー(P.33)操作時の誤動作を防ぐため、電源投入時にはピッチベンド/モジュレーションレバー
に触れないようにしてください。
• この機器は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しません。
• 音量を絞ってから電源を入れてください。音量を絞っても、電源を入れるときに音がすることがありますが、故障ではありません。
• 万が一、ファクトリーリセット(P.76)の途中で電源を切るなどした場合、本体内のデータが破損し、次回起動時に時間がかかることが
あります。
3. 接続している外部機器の電源を入れます。
4. 接続している外部機器の音量を調節します。
5. RD-300NX の音量を調節します。
電源を切る
1. 電源を切る前に、[VOLUME]スライダーで音量を最小にします。
接続している外部オーディオ機器などの音量も最小にしてください。
2. 接続している外部機器の電源を切ります。
3. RD-300NX の背面にある[POWER]スイッチを押します。
電源が切れます。
941
942
943
18
演奏する前に
音量を調節する
1.[VOLUME]スライダーで音量を調節します。
上に動かすと音が大きくなり、下に動かすと音が小さくなります。
接続している機器も適当な音量に調節してください。
ディスプレイの明るさを調節する
電源を入れた直後や長時間使用した後、または設置条件などによって、ディスプレイの文字が見づらくなることがあります。このようなと
きは、リア・パネルにある[DISPLAY CONTRAST]つまみを回して、ディスプレイの明るさを調節してください。
リア・パネル
USBメモリーを接続する
ライブ・セット・ファイルや曲ファイルを、保存用として別売の USB メモリーにコピーしておくことができます。
また、USB メモリーに保存されている SMF ミュージックデータやオーディオ・ファイルを再生することもできます(P.37)
1. USB メモリーを本体背面にある USB.MEMORY 端子に接続します。
リア・パネル
!
• USB メモリーは、ローランドが販売しているものを使用してください。それ以外の USB メモリーを使用したときの動作は保証できま
せん。
• 本体の電源を入れたまま、USB メモリーの抜き差しをしないでください。本体や USB メモリー内のデータが失われる可能性があります。
• USB メモリーは挿入方向や表裏に注意し、確実に奥まで差し込んでください。また無理な挿入はしないでください。
新しい USB メモリーを使う場合は、まず RD-300NXで初期化(フォーマット)してください。詳しくは『メモリーを初期化する(Format)
(P.72)をご覧ください。
930
931
19
演奏する前に
CDドライブを接続する
スタンド(KS-G8)を使う場合は、下図のように本体底面にある取り付け穴を利用して CD ドライブ(別売)を取り付けることができます。
音楽 CD のオーディオ・トラック、CD-ROM SMF ミュージック・データやオーディオ・ファイルが再生できます。
CD ドライブの電源の入れかた/切りかた、CD の入れかた/取り出しかたについては、お使いになる CD ドライブの取扱説明書をご覧
ください。
1. CD ドライブを付属の USB ケーブルで USB.MEMORY 端子に接続します。
リア・パネル
!
USB ケーブルを接続する場合は、挿入方向に注意し、確実に奥まで差し込んでください。また無理な挿入はしないでください。
2. 接続した CD ドライブの電源を入れます。
3. RD-300NX の電源を入れます。
!
• CD ドライブは、ローランドが販売しているものを使用してください。それ以外の CD ドライブを使用したときの動作は保証できません。
• 音楽トラックとデータが混在する CD は、正しく再生できません。
• 市販 CD の再生は、正式な CD 規格のロゴマーク「COMPACT disc DIGITAL AUDIO」が印刷されているもののみ対応しています。
• 著作権保護技術付き音楽ディスク等、CD 規格外ディスクに対しましては、動作および音質の保証はできません。
• 著作権保護技術付き音楽ディスクに関する詳細については、ディスクの発売元にお問い合わせください。
• CD に曲を保存したり、CD の曲を削除したりすることはできません。CD をフォーマットすることもできません。
20
RD-300NX
書き換えができるメモリー
USB メモリー
ソング
ライブ・セット
書き換えができないメモリー
プリセット・メモリー
ライブ・セット
200
書き換えができるメモリー
ユーザー・メモリー
ソング
ライブ・セット
60
システム・メモリー
一時的なメモリー(テンポラリー・エリア)
ライブ・セット
一時的なメモリー
テンポラリー・エリア
ここには、パネル上のボタンなどで選んだライブ・セットのデー
タが呼び出されます。
鍵盤で演奏したり、SMF を再生したりするときは、テンポラリー
エリアの設定で音が鳴ります。また、ライブ・セットを変更する
ときも、そのメモリーのデータを直接変更することはなく、いっ
たんテンポラリー・エリアに呼び出してから変更します。
テンポラリー・エリアの設定は一時的なもので、電源を切ったり、
他の設定を呼び出したりすると失われます。テンポラリー・エリ
アの設定を残しておきたいときは、設定の書き換えができるメモ
リーに保存します。
書き換えができるメモリー
システム・メモリー
システム・メモリーには、RD-300NX の動作環境を決めるシス
テム・パラメーターの設定を記憶することができます。
ユーザー・メモリー
ユーザー・メモリーにはライブ・セットやソングなどを記憶する
ことができます。
USB メモリー(P18)
ユーザー・メモリーと同様に USB メモリーにもライブ・セット
やソングなどを記憶することができます。
書き換えができないメモリー
プリセット・メモリー
プリセット・メモリーのデータは書き換えができません。
プリセット・メモリーから呼び出したデータを変更したときは、
書き換えができるメモリー(ユーザーメモリー、USB メモリー)
に記憶することができます。
RD-300NX の概要
RD-300NXの基本構成
RD-300NX は大きく分けて、コントローラー部と音源部で構成されています。
コントローラー部.
(鍵盤、ピッチ・ベンド・レバーなどのコントローラー)
音源部
演奏
コントローラー部
鍵盤、ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバー、パネル上の
つまみ、スライダー、およびリア・パネルに接続したペダルなど
が含まれます。キーを押す/離す、ダンパー・ペダルを踏むなど
の演奏情報を MIDI メッセージに変換して、音源部や外部 MIDI
機器に送信します。
音源部
音を発生させる部分です。コントローラー部や外部 MIDI 機器か
らの MIDI メッセージを楽音信号に変換して、OUTPUT 端子や
PHONES 端子からアナログ信号として出力します。
メモリーについて
ライブ・セットなどの設定を記憶する場所をメモリーと呼びます。メモリーを機能別に整理すると、「一時的なメモリー」「書き換えができ
るメモリー」「書き換えができないメモリー」の 3 つに分けられます。
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その他のドキュメント