NEC NP-VE282XJD-N2/VE282JD-N2NP-VE282XJD-N/VE282JD-NNP-VE282XJD/VE282JD 取扱説明書

カテゴリー
プロジェクター
タイプ
取扱説明書
1
3
4
5
6
7
7. 付録
NEC データプロジェクター
1. 添付品や名称を
確認する
2. 設置と接続
3. 映像を投写する
(基本操作)
4. 便利な機能
5. オンスクリーン
メニュー
6. 本体のお手入れ/
ランプの交換
本機を安全にお使いいただくために
ご使用の前に必ずお読みください
NP-VE282XJD-N2/NP-VE282JD-N
2
取扱説明[詳細版]
1
2
はじめに
このたびはNEC データプロジェクター(以降「本機」または「プロジェクター
と呼びます)をお買い上げいただき誠にありがとうございます。
本製品は、コンピュータや
DVD プレーヤなどに接続して、文字や映像をスクリーン
に鮮明に投写するプロジェクターです。
本機を安全に正しく使用していただくため、ご使用の前に、この取扱説明書(本書)
をよくお読みください。取扱説明書は、いつでも見られる所に大切に保存してくださ
い。万一ご使用中にわからないことや故障ではないかと思ったときにお読みください。
本書は、下記の機種についての共通の取扱説明書です。
NP-VE282XJD-N2 を主にし
て説明しています。
本製品には「保証書」を添付しています。保証書は、お買い上げの販売店から必ずお
受け取りのうえ、取扱説明書とともに、大切に保存してください。
本機は、日本国内向けモデルです。
本書で説明している機種名
NP-VE282XJD-N2/NP-VE282JD-N2
機種名について
本機に貼付しているラベルでは、機種名を「NP-VE282X」、「 NP-VE282」と表記
しています。
取扱説明書では、機種名の末尾に「JD-N2」を付けて表記しています。
この装置は、クラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用すること
を目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用
されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取
り扱いをしてください。
VCCI-B
ご注意
(1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
(2) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3) 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれ
などお気付きのことがありましたらご連絡ください。
(4) 本機の使用を理由とする損害、逸失利益等の請求につきましては、当社では(3)項にかか
わらず、いかなる責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。
© NEC Display Solutions, Ltd. 2012-2014 2014
8 月 6
NEC ディスプレイソリューションズ株式会社の許可なく複製改変などを行うことはできません。
絵表示について
この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正しくお使いいただき、あな
たや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示を
しています。その表示と意味は次のようになっています。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
3
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
警告
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡や大
がをするなど人身事故の原因となります。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人がけがをした
り周囲の家財に損害をあたえたりすることがあります。
絵表示の例
記号は注意(警告を含む)をうながすことを表しています。
図の中に具体的な注意内容(左図の場合は感電注意)が描かれています。
記号はしてはいけないことを表しています。
図の中に具体的な禁止内容(左図の場合は分解禁止)が描かれています。
記号はしなければならないことを表しています。
図の中に具体的な指示内容(左図の場合は電源プラグをコンセントから抜く)
描かれています。
4
警告
本機は日本国内専用です
 
国内では交流
100
ボルト以外使用禁止
日本国内で使用する場合は交流 10 0 ボルト
で使用してください。
添付の電源コードは国内使用専用です。
日本国外で本機を使用する場合は、電源コー
ドの仕様を確認してください。使用する国の
規格・電源電圧に適合した電源コードを使用
すれば、海外でも使用可能です。電源コード
は必ず使用する国の規格・電源電圧に適合し
たものを使ってください。
詳細に関しては NEC プロジェクター・カス
タマサポートセンターまでお問い合わせくだ
さい。
本機に添付している電源コードは、本機専用
です。安全のため他の機器には使用しないで
ください。
電源コードの取り扱いは大切に
 
電源コードは大切に取り扱ってください
コードが破損すると、火災・感電の原因とな
ります。
 ・ 添付されているもの以外の電源コードは
使用しない
 ・ コードの上に重い物をのせない
 ・ コードをプロジェクターの下敷きにしな
 ・ コードの上を敷物などで覆わない
 ・ コードを傷つけない、加工しない
 ・ コードを無理に曲げたり、ねじったり
引っ張ったりしない
 ・ コードを加熱しない
電源コードが傷んだら(芯線の露出・断線な
ど)NEC プロジェクター・カスタマサポー
トセンターに交換をご依頼ください。
故障したときは電源プラグを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
煙が出ている、変なにおいや音がする場合や
プロジェクターを落としたり、キャビネット
を破損した場合は、本体の電源を切り、電源
プラグをコンセントから抜いてください。火
・感電の原因となりますNEC プロジェ
クター・カスタマサポートセンターへ修理を
ご依頼ください。
水場や水にぬれるような所には置かない
 水ぬれ禁止
次のような水にぬれるおそれがある所では使
用しないでください。またプロジェクターの
上に水の入った容器を置かないでください
火災・感電の原因となります。
 ・ 雨天や降雪時、海岸や水辺で使用しない
 ・ 風呂やシャワー室で使用しない
 ・ プロジェクターの上に花びん、植木鉢を置
かない
 ・ プロジェクターの上にコップ、化粧品、薬
品を置かない
万一プロジェクターの内部に水などが入った
場合は、まず本体の電源を切り、電源プラ
グをコンセントから抜いて NEC プロジェク
ター・カスタマサポートセンターにご連絡く
ださい。
次のような所では使用しない
 
次のような所では使用しないでください。火
災・感電の原因となります。
 ・ ぐらついた台の上、傾いた所など、不安定
な場所
 ・ 暖房の近くや振動の多い所
 ・ 湿気やほこりの多い場所
 ・ 油煙や湯気の当たるような場所
 ・ 調理台や加湿器のそば
5
動作中にレンズにふたをしない
動作中にレンズにふたをしないでください。
ふたの部分が高温になり変形します。
動作中にレンズの前に物を置かないでくださ
い。物が高温になり、破損や火災の原因とな
ります。
プロジェクター本体に次の図記号を表示して
います。
内部に物を入れない
 異物挿入禁止
プロジェクターの通風孔などから内部に金属
類や燃えやすいものなど異物を差し込んだ
り、落とし込んだりしないでください。
火災・感電の原因となります。特にお子様の
いる家庭ではご注意ください。
万一異物がプロジェクター内部に入った場合
は、まず本体の電源を切り、電源プラグをコン
セントから抜いて
NEC プロジェクター・カス
タマサポートセンターにご連絡ください。
キャビネットは絶対にあけない
 
分解禁止
プロジェクターのキャビネットを外したり、
あけたりしないでください。
また改造しないでください。火災・感電の原
因となります。
内部の点検・調整・修理は NEC プロジェク
ター・カスタマサポートセンターにご相談く
ださい。
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れない
 
雷が鳴りだしたら、電源プラグに触れないで
ください。
感電の原因となります。
プロジェクターのレンズをのぞかない
 
レンズをのぞかない
プロジェクターのレンズをのぞかないでくだ
さい。
動作中は強い光が投写されていますので、目
を痛める原因となります。特にお子様にはご
注意ください。
プロジェクター本体に次の図記号を表示して
います。
天吊りの設置について
天吊りなどの特別な工事が必要な設置につい
ては販売店にご相談ください。お客様による
設置は絶対におやめください。落下してけが
の原因となります。
警告
注意
機器のアースは確実にとってください
 
本機の電源プラグはアースつき 2 芯プラグで
す。機器の安全確保のため、機器のアースは
確実にとってご使用ください。詳細は 37 ペー
をご覧ください。
ぬれた手で電源プラグに触れない
 ぬれた手は危険
ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないでく
ださい。感電の原因となることがあります。
通風孔をふさがない
プロジェクターの通風孔をふさがないでくだ
さい。またプロジェクターの下に紙や布など
のやわらかい物を置かないでください。
火災の原因となることがあります。
プロジェクターを設置する場所は周囲から適
当な空間(目安として 10c m 以上)あけてく
ださい。
移動するときは電源コードを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
移動する場合は、電源を切り必ず電源プラグ
をコンセントから抜き、機器間の接続ケーブ
ルを外したことを確認のうえ、行ってくださ
い。
長期間使用しないときは、電源プラグを抜く
 
電源プラグをコンセントから抜く
長期間、プロジェクターをご使用にならない
ときは安全のため必ず電源プラグをコンセン
トから抜いてください。
お手入れの際は電源コードを抜く
 電源プラグをコンセントから抜く
お手入れの際は、安全のため電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。
投写中および投写終了直後は排気口
をさわらない
投写中および投写終了直後は、排気口付近を
さわらないでください。排気口付近が高温に
なる場合があり、やけどの原因となることが
あります。
プロジェクター本体に次の図記号を表示して
います。
6
7
電池の取り扱いについて
 
電池の取り扱いには注意してください。火災、
けがや周囲を汚損する原因となることがあり
ます。
 ・ 電池をショート、分解、火に入れたりしない
 ・ 指定以外の電池は使用しない
 ・ 新しい電池と古い電池を混ぜて使用しない
 ・ 電池を入れるときは、極性(+と-の向き)
に注意し、表示どおりに入れる
電池を廃棄する際は、お買い上げの販売店
または自治体にお問い合わせください。
点検・本体内部の清掃について
内部の清掃は NEC ー・
カスタマサポートセンターで
1 年に一度くらいは内部の清掃を NEC プロ
ジェクター・カスタマサポートセンターにご
相談ください。プロジェクターの内部にほこ
りがたまったまま、長い間清掃をしないと火
災や故障の原因となることがあります。特に
湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、より効
果的です。なお、内部の清掃費用につきまし
ては NEC プロジェクター・カスタマサポー
トセンターにご相談ください。
電源コードはコンセントに接続する
プロジェクターの電源はコンセントを使用し
てください。直接電灯線に接続することは危
険ですので行わないでください。また、天吊
り設置のときは電源プラグを抜き差しできる
ように手の届くコンセントをご使用くださ
い。
注意
3D
映像を視聴する際の健康に関するご注意
 
健康に関する注意事項は、3D 映像のソフト
DVD、ゲーム、コンピュータの動画ファイ
ルなど)および液晶シャッタメガネに添付
されている取扱説明書に記載されている場
合がありますので、必ず視聴する前にご確
認ください。
健康への悪影響を避けるため、次の点に注
意してください。
3D 映像を視聴する以外の目的で、液晶
シャッタメガネを使用しないでください。
・スクリーンから 2m 以上離れて視聴してく
ださい。スクリーンに近い距離で視聴す
ると目への負担が増加します。
長時間連続して視聴しないでください1
時間視聴したら15 分以上休憩を取って
ください。
・本人または家族の中で光感受性発作を起こ
したことがあるかたは、視聴する前に医
師に相談してください。
視聴中に身体に異常(吐き気、めまい
むかつき、頭痛、目の痛み、視界のぼけ、
手足のけいれん、しびれなど)を感じた
ときは、すぐに視聴を中止し安静にして
ください。しばらくしても異常が治らな
い場合は医師に相談してください。
3D 映像はスクリーンの正面から視聴してく
ださい。3D 映像を斜めから視聴すると、疲
労や眼精疲労を起こす原因となることがあ
ります。
8
お願い
性能確保のため、次の点にご留意ください
振動や衝撃が加わる場所への設置は避けてください。
動力源などの振動が伝わる所に設置したり、車両、船舶などに搭載すると、本機に
振動や衝撃が加わって内部の部品がいたみ、故障の原因となります。
振動や衝撃の加わらない場所に設置してください。
高圧電線や動力源の近くに設置しないでください。
高圧電線、動力源の近くに設置すると、妨害を受ける場合があります。
本機を傾けて使用する場合は、チルトフットの傾き範囲以0 5°にしてくだ
さい。チルトフットの範囲を超えて傾けたり、左右に傾けたりすると、故障の原因
となります。
たばこの煙の多い場所での使用・長時間の使用
たばこの煙・ほこりの多い場所で使用する場合または長時間連続し5 時間/日
または
260 日/年を超えて使用する場合は、あらかじめ NEC ロジェクター・
カスタマサポトセンターにご相談ください。
本機を長時間にわたり連続して使用される場合は、ファンモード「高速にし
てください。
81 ページ)
標高約 1200m 以上の場所で本機を使用する場合は、ファンモードを「高地」に設
定することをおすすめします。「高地」に設定していないと、本機内部が高温になり、
故障の原因となることがあります。
詳しくは「ファンモード」をご覧ください。 81 ページ)
本機を高所(気圧の低い所)で使用すると、部品の交換時期が早まる場合があります。
スクリーンへの外光対策をしてください。
スクリーンには、照明など本機以外からの光が入らないようにしてください。
外光が入らないほど、ハイコントラストで美しい映像が見られます。
スクリーンについて
ご使用のスクリーンに汚れ、傷、変色などが発生すると、きれいな映像が見られま
せん。
スクリーンに揮発性のものをかけたり、傷や汚れが付かないよう取り扱いにご注意
ください。
持ち運びについて
振り回したりして、プロジェクター本体に強い衝撃を与えないでください。
ソフトケースに収納した状態で、宅配便や貨物輸送はしないでください。プロジェ
クターの故障の原因となります。
投写レンズ面は素手でさわらないでください。
投写レンズ面に指紋や汚れが付くと、拡大されてスクリーンに映りますので、レン
ズ面には手を触れないでください。
廃棄について
本体を廃棄する際は、お買い上げの販売店、または自治体にお問い合わせください。
9
ランプ取り扱い上の注意
本機は、お客様によるランプ交換はできません。ランプを交換する際は、NEC
ロジェクター・カスタマサポートセンターへご依頼ください。ランプ交換作業は有
料にて承ります。
本機で使用できる交換用ランプは販売しておりません。
プロジェクターの光源には、高輝度化を目的とした内部圧力の高い水銀ランプを使
用しています。このランプは、ご使用時間とともに輝度が徐々に低下する特性があ
ります。また、電源の入/切の繰り返しも、輝度低下を早めます。
ランプは衝撃や傷使用時間の経過による劣化などにより大きな音をともなっ
て破裂したり、不点灯状態となることがあります。また、ランプが破裂や不点灯に
至るまでの時間、条件には、ランプの個体差や使用条件によって差があり、本取扱
説明書に記載してある指定の使用時間内であっても、破裂または不点灯状態に至る
ことがあります。
なお、指定の使用時間を超えてお使いになった場合は、ランプが破裂する可能性が
高くなりますので、ランプ交換の指示が出た場合には、すみやかに新しいランプに
交換してください。
ランプ破裂時には、ランプハウス内にガラスの破片が飛び散ったり、ランプ内部に
含まれるガスがプロジェクターの通風孔から排出されることがあります。ランプ内
部に使用されているガスには水銀が含まれていますので、破裂した場合は窓や扉を
あけるなど十分に換気を行ってください。ガスを吸い込んだり、目に入ったりした
場合には、すみやかに医師にご相談ください。
ランプが破裂した場合には、プロジェクター内部にガラスの破片が散乱している可
能性があります。プロジェクター内部の清掃、ランプの交換その他の修理について、
必ず
NEC プロジェクター・カスタマサポートセンターに依頼し、お客様ご自身でプ
ロジェクター内部の清掃、ランプ交換を行わないでください。
電源プラグを抜く際の注意
電源を切ったとき、および投写中に AC 電源を切断したときは、一時的に本体が高
温になることがあります。取り扱いに注意してください。
投写する映像の著作権について
営利目的または公衆に視聴させることを目的として、本機を使って映像を投写する
場合、本機の機能を使ってオリジナルの映像に対して投写範囲を小さくしたり変形
したりすると、著作権法上で保護されている著作者の権利を侵害するおそれがあり
ます。
アスペクト、台形補正、部分拡大などの機能を使用する場合はご注意ください。
1010
本機のパワーマネージメント機能について
のお知らせ
本機は、消費電力を抑えるため、工場出荷時に以下のパワーマネージメント機能①、
②を設定しています。本機を外部機器から制御する場合は、オンスクリーンメニュー
を表示して①、②の設定を変更してください。
①スタンバイモード(工場出荷時の設定:ノーマル)
  外部機器から制御する場合は「ネットワークスタンバイ」に変
更してください。
②オートパワーオフ(工場出荷時の設定:
30 分)
  外部機器から制御する場合は「オフ」に変更してください。
「ノーマル」に設定されていると、スタンバイ状態のときに次の端子や機
能が動きません。
USB ポート(タイプ B)、 DDC/CI (Virtual Remote Tool)
30 分」に設定されていると、入力信号がなく、また本機を操作しない時
間が
30 分続いた場合、自動的に本機の電源が切れます。
11
1
2
1
3
4
5
6
7
目次
はじめに …………………………………………………………………… 表紙裏
本機を安全にお使いいただくために、ご使用の前に必ずお読みください
. 3
お願い ………………………………………………………………………… 8
目次 …………………………………………………………………………11
本書の表記について……………………………………………………………… 13
1. 添付品や名称を確認する ………………………… 14
1-1. 添付品の確認 …………………………………………………………………………… 14
1-2. 特長 ……………………………………………………………………………………… 16
1-3. 本体各部の名称 ………………………………………………………………………… 17
1-4.
リモコン各部の名称 …………………………………………………………………… 21
2. 設置と接続 ………………………………………… 24
2-1. 設置と接続の流れ ……………………………………………………………………… 24
2-2.
スクリーンとプロジェクターを設置する …………………………………………………… 25
2-3. コンピュータと接続する ……………………………………………………………… 26
2-4.
DVD プレーヤなどの AV 機器と接続する …………………………………………………… 28
2-5. 書画カメラと接続する ………………………………………………………………… 31
2-6. 電源コードを接続する ………………………………………………………………… 32
3. 映像を投写する(基本操作) ……………………… 33
3-1. 映像を投写する流れ …………………………………………………………………… 33
3-2. 本機の電源を入れる …………………………………………………………………… 34
3-3.
入力信号を選択する …………………………………………………………………… 36
3-4. 投写画面の位置と大きさを調整する ………………………………………………… 39
3-5. 台形歪みを調整する(台形補正) ……………………………………………………… 42
3-6.
コンピュータの映像を自動調整する ………………………………………………… 44
3-7. 本機の音量を調整する ………………………………………………………………… 45
3-8. 本機の電源を切る ……………………………………………………………………… 46
3-9. あとかたづけ …………………………………………………………………………… 47
4. 便利な機能 ………………………………………… 48
4-1. 映像と音声を消去する(AV ミュート) ……………………………………………… 48
4-2. 動画を静止画にする(静止) …………………………………………………………… 48
4-3. 映像の一部を拡大する(部分拡大) …………………………………………………… 49
4-4. エコモードと省エネ効果 ……………………………………………………………… 50
4-5.
別売のマウスレシーバを接続して本機のリモコンでコンピュータのマウス操作を行う ………… 52
4-6. コンピュータケーブルを使って本機を操作する(Virtual Remote Tool ………… 54
12
5. オンスクリーンメニュー ………………………… 64
5-1. オンスクリーンメニューの基本操作 ………………………………………………… 64
5-2.
オンスクリーンメニュー一覧 ………………………………………………………… 67
5-3. 入力端子 ………………………………………………………………………………… 69
5-4. 調整 ……………………………………………………………………………………… 70
5-5. セットアップ …………………………………………………………………………… 76
5-6. 情報 ……………………………………………………………………………………… 86
5-7. リセット ………………………………………………………………………………… 88
6. 本体のお手入れ/ランプの交換 ………………… 89
6-1. レンズの清掃 …………………………………………………………………………… 89
6-2. キャビネットの清掃 …………………………………………………………………… 90
6-3.
ランプの交換 …………………………………………………………………………… 91
7. 付 録 ……………………………………………… 92
故障かな?と思ったら ………………………………………………………………………… 92
インジケータ表示一覧 ………………………………………………………………………… 97
投写距離とスクリーンサイズ ………………………………………………………………… 99
対応解像度一覧 …………………………………………………………………………………101
外観図 ……………………………………………………………………………………………103
コンピュータ映像入力端子のピン配列と信号名 ……………………………………………104
仕様 ……………………………………………………………………………………………105
トラブルチェックシート ………………………………………………………………………107
索引 ……………………………………………………………………………………………109
別売品/商標について …………………………………………………………………………111
保証と修理サービス(必ずお読みください) ………………………………………………112
13
1
本書に載せている表示画面は、実際と多少異なる場合があります。
メニュー項目の表記例
本書の表記について
マークの意味
データが消えたり、もとに戻せない操作など、十分に注意していただ
きたいことを表しています。
注意や制限事項を表しています。
補足説明や役立つ情報を表しています。
本書内の参照ページを表しています。
特定の機種についての説明を表しています。
本体イラストについて
本体イラストは、特に区別する必要がある場合を除いて、NP-VE282XJD-N2 のものを使用し
ています。
操作ボタンの表記例
●本体の操作ボタン
上下左右の場合:
左右の場合:
下の場合:
ࡔ࠾ࡘ࡯
●リモコンの操作ボタン
「プリセット」
᳿ቯ
ᚯࠆ
14
1. 添付品や名称を確認する
1-1. 添付品の確認
添付品の内容をご確認ください。
次ページに続く
プロジェクター(本機)
コンピュータや DVD プレーヤなどを接続して、文字や
映像を大きなスクリーンに投写する機器です。
リモコン(7N900936
本機の電源の入/切や、投写する映像信号の切り替え操
作などができます。
ご購入後はじめて使用するときは、添付の単
4 乾電池 2
本をセットしてください。 23 ページ)
4 乾電池(リモコン用)2
添付のリモコンにセットします。
電源コード(アース付き)7N080125
AC100V のコンセントに本機を接続します。
日本国内用です。
コンピュータケーブル(ミニ D-Sub 15 ピン)
7N520087 / 7N520073
コンピュータの画面をスクリーンに投写する場合に使用
します。
26 ページ)
NEC Projector CD-ROM7N951846
取扱説明書[詳細版](本書) PDFPortable Document
Format
形式で収録されています。
また、ユーティリティソフト
Virtual Remote Tool を収
録しています。
1
15
1
添付品や名称を確認する
万一添付品などが不足していたり破損している場合は、お買い上げの販売店にご連
絡ください。
添付品の外観が本書のイラストと多少異なる場合がありますが、実用上の支障はあ
りません。

クイックスタートガイド(7N8N3105
機器の接続、電源オン、投写画面の調整、電源オフといっ
た、基本的な操作方法をコンパクトにまとめて説明して
います。
取扱説明書[簡易版]7N8N3114
安全のために守っていただきたいこと、保証とサービス
などについて記載しています。
保証書
プロジェクターの保証内容・条件を記載しています。
ビューライトクラブ申込書
ビューライトクラブに入会していただくと、会員ならで
はのサービスが受けられます。入会金・会費は無料です。
16
1-2. 特長
クイックスタート(7 秒)、クイックパワーオフ(0 秒)、ダイレクトパワーオフ
パワーオンからわずか 7 秒で映像が表示され始めます(クイックスタート)
パワーオフ後の冷却ファンの回転をなくしました(クイックパワーオフ)
また、投写中に
AC 電源を切断することができます(ダイレクトパワーオフ)
AC 電源を切断する場合は、本機の電源コードを接続しているテーブルタップのスイッチやブレーカなどを利
用してください。
スタンバイ時の消費電力が 0.3 ワットの省エネ設計
オンスクリーンメニューのスタンバイモードで「ノーマル」を設定すると、スタンバイ時の消費電力が 0.3 ワッ
トになります。
カーボンメータ表示
エコモード「オン」時の省エネ効果を CO2 排出削減量に換算して、電源切るときの「確認メッセージ」お
よびオンスクリーンメニューの「情報」に表示します。
7 ワットのモノラルスピーカ内蔵
広い会議室や教室で視聴していただけるように、7ワットのモノラルスピーカを内蔵しています。
DLP
®
Link 方式の 3D 映像に対応
3D 方式は、DLP
®
Link 方式に対応。液晶シャッタメガネ方式と言われる 3D 方式の1つです。スクリーンに
左目用の画像と右目用の画像を高速に交互に投写し、専用の液晶シャッタメガネを使って視聴します。
DLP
®
Link
方式の液晶シャッタメガネは、左目用の画像と右目用の画像に含まれる同期信号がスクリーンに反射した
ところを受光し画像が切り替わるタイミングと同期することにより、映像を立体的に視聴できるようにします。
圧縮表示により UXGA までの解像度に対応
NP-VE282XJD-N2-N XGA1024×768 ドット)NP-VE282JD-N2 SVGA800×600 ドット)にリ
アル対応しています。圧縮表示により
UXGA1600×1200 ドット)の入力信号までカバーしています。
オートパワーオン/オートパワーオフ機能
本機には次のような自動的に電源を入/切する機能があります。
ダイレクトパワーオン
…………… 本機に AC 電源が供給されると、自動的に電源が入り、映像を投写します。
オートパワーオン(
COMP. …… 本機がスタンバイ状態のときコンピュータ信号が入力されると、自動的
に電源が入り映像を投写します。
オートパワーオフ
………………… 設定した時間だけ信号入力がなく、また本機を操作しなかった場合、自
動的に本機の電源を切りスタンバイ状態になります。
Virtual Remote 機能
コンピュータから、コンピュータケーブルまたは USB ケーブルを経由して本機の「電源入 / 切」「入力切替」
などの操作を行うことができます。利用するには、添付の
NEC Projector CD-ROM 内のユーティリティソフ
Virtual Remote Tool をコンピュータにインストールする必要があります。
HDMI入力端子を装備し、デジタル映像信号を投写可能
HDMI 入力端子を装備しており、デジタル映像信号を投写することができます。また、HDMI 入力端子は音声
信号にも対応しています。
本機の
HDMI 入力端子は、HDCP に対応しています。
17
1
添付品や名称を確認する
フォーカスリング
映像のフォーカスを合わせます。
41 ページ)
リモコン受光部
リモコンの信号を受ける
部分です。
23 ページ)
排気口
ランプの熱を排気
します。
レンズ
ここから映像が投写されます。
チルトフット
チルトフットを回すと
上下に伸縮できます。
チルトフットを使って投写角
度を調整します。
40 ページ)
1-3. 本体各部の名称
本体前面
ズームレバー
投写した画面の大きさを微調整しま
す。
41 ページ)
本体操作部
本機の電源の入/切や、投写
する映像信号の切り替え操
作などができます。
19 ページ)
吸気口
18
盗難防止用ロックについて
盗難防止用ロックは、市販のケンジントン社製セキュリティワイヤーに対応してい
ます。製品については、ケンジントン社のホームページをご参照ください。
http://www.kensington.com/
本体背面
リアフット
投写した映像が水平になっていな
いとき、リアフット自体を回すと、
左右の傾きの微調整ができます
40-41 ページ)
AC IN 端子
添付の電源コードを接続します。
32 ページ)
接続端子部
各種映像信号や音声信号のケーブル
を接続します。
20 ページ)
盗難防止用ロック
盗難防止のためワイヤーケーブルを
付ける際に使用します。
詳しくはこのページの
をご覧く
ださい。
リアフット固定用ゴム
リアフットを伸縮させるときに取り
外します。リアフットを伸縮させ
ないときは取り付けておいてくださ
い。
排気口
スピーカ(モノラル)
音声入力端子から入力された音
を出します
45 ページ)
19
1
添付品や名称を確認する
本体操作部
4 ランプインジケータ
ランプの交換時期がきたことやエコモー
ドの状(オン/オフをお知らせします。
98ページ)
5
౉ജಾᦧ
ボタン
入力信号を検出します。
コンピュータ→ビデオ→ HDMI→コン
ピュータ… の順に自動でチェックし、入力
信号を検出すると、その信号を投写します
36ページ)
6
⥄േ⺞ᢛ
ボタン
コンピュータ画面を投写しているときに、最
適な状態に自動調整します。
44ページ)
1 ボタン(電源ボタン)
本機の電源を入/切(スタンバイ状態)しま
す。
電源を切る(スタンバイ状態)ときは、一度押
すと画面に電源切り確認メッセージが表示さ
れるので、続いてもう一度
ボタンを押し
ます。
2 電源インジケータ
電源が入っているときは緑色に点灯しま
34, 97ページ
電源が切れてい(スタンバイ状態ときはオ
レンジ色に点灯します(スタンバイモードが
「ネットワークスタンバイ」に設定されている
とき)
3 ステータスインジケータ
電源が切れているとき(スタンバイ状態)は緑
色に点灯します(スタンバイモードが「ネット
ワークスタンバイ」に設定されているとき)
本体キーロック中に操作ボタンを押したとき
や、本機に異常が発生したときに、点灯/点
滅します。
詳しく「インジケータ表示一覧をご覧く
ださい。 97ページ
1
4
3
2
56
20
接続端子部
1 コンピュータ映像入力端子
(ミニ
D-Sub 15
ピン)
2 ビデオ映像入力端子
RCA-
フォノ)
ビデオデッキや DVDプレーヤなどの映像出力
端子と接続します。
28, 31ページ)
3 HDMI入力端子
4 音声入力端子
(ステレオ・ミニ)
5 USB ポート(タイプB
32514
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16
  • Page 17 17
  • Page 18 18
  • Page 19 19
  • Page 20 20
  • Page 21 21
  • Page 22 22
  • Page 23 23
  • Page 24 24
  • Page 25 25
  • Page 26 26
  • Page 27 27
  • Page 28 28
  • Page 29 29
  • Page 30 30
  • Page 31 31
  • Page 32 32
  • Page 33 33
  • Page 34 34
  • Page 35 35
  • Page 36 36
  • Page 37 37
  • Page 38 38
  • Page 39 39
  • Page 40 40
  • Page 41 41
  • Page 42 42
  • Page 43 43
  • Page 44 44
  • Page 45 45
  • Page 46 46
  • Page 47 47
  • Page 48 48
  • Page 49 49
  • Page 50 50
  • Page 51 51
  • Page 52 52
  • Page 53 53
  • Page 54 54
  • Page 55 55
  • Page 56 56
  • Page 57 57
  • Page 58 58
  • Page 59 59
  • Page 60 60
  • Page 61 61
  • Page 62 62
  • Page 63 63
  • Page 64 64
  • Page 65 65
  • Page 66 66
  • Page 67 67
  • Page 68 68
  • Page 69 69
  • Page 70 70
  • Page 71 71
  • Page 72 72
  • Page 73 73
  • Page 74 74
  • Page 75 75
  • Page 76 76
  • Page 77 77
  • Page 78 78
  • Page 79 79
  • Page 80 80
  • Page 81 81
  • Page 82 82
  • Page 83 83
  • Page 84 84
  • Page 85 85
  • Page 86 86
  • Page 87 87
  • Page 88 88
  • Page 89 89
  • Page 90 90
  • Page 91 91
  • Page 92 92
  • Page 93 93
  • Page 94 94
  • Page 95 95
  • Page 96 96
  • Page 97 97
  • Page 98 98
  • Page 99 99
  • Page 100 100
  • Page 101 101
  • Page 102 102
  • Page 103 103
  • Page 104 104
  • Page 105 105
  • Page 106 106
  • Page 107 107
  • Page 108 108
  • Page 109 109
  • Page 110 110
  • Page 111 111
  • Page 112 112
  • Page 113 113

NEC NP-VE282XJD-N2/VE282JD-N2NP-VE282XJD-N/VE282JD-NNP-VE282XJD/VE282JD 取扱説明書

カテゴリー
プロジェクター
タイプ
取扱説明書