Contec FXA1200 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
FXA1200
セットアップガイド
1
FXA1200
IEEE802.11n/a/b/g準拠 アクセスポイント(親局) 同時接続タイプ
FXA1200
セットアップガイド
本製品は、無線
LAN
標準規格の
IEEE802.11n/a(W52/W53/W56)/b/g
に準拠し、ワイド入力電源
(5 - 30VDC)
PoE
に対応したアクセスポイントです。
◆構成品リスト
本体
AC
アダプタ
AC
ケーブル
キーキャップ
キー
マグネット
セットアップガイ
セットアップガイド
( 本書 )
登録カード&保証書
登録カード
保証書
外歯付きネジ
タッピングネジ
XXXXXXX XXXXXX
XXXXXXX XXXXXX
シリアルナンバー
ラベル
・本体[FXA1200(CFカード挿入済み)]1pcs ・キー:2pcs
・壁面設置パネル(本体に取り付け済み)1pcs ・マグネット:4pcs
・コネクタカバー(本体に取り付け済み)1pcs ・外歯付きネジ:1pcs
ACアダプタ:1pcs ・タッピングネジ:4pcs
ACケーブル:1pcs ・セットアップガイド(本書)1pcs
・キーキャップ:1pcs ・登録カード&保証書:1pcs
・シリアルナンバーラベル:1pcs
■解説書について
本製品の解説書は、当社ホームページにてPDFファイルとして提供しています。解説書ではハードウェアの
設定、外部機器との接続、製品仕様などの情報を記載しておりますので、必要に応じて参照ください。
■問い合わせ
当社製品に関する技術的なお問い合わせは、総合インフォメーションで受け付けています。
または
FAX*1
でお問い合わせください。専門のスタッフが対応します。ホームページ
(http://www.contec.co.jp/support/contact/)
にある
Question
用紙に必要事項を記入の上、お送りください。その他、
製品の価格・納期・見積もり依頼などのお問い合わせは、販売店または当社各支社営業所までお問い合わ
せください。
*1 FAX
番号は
Question
用紙に記載されています。
◆各部の名称と機能
(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7)
ON *
3421 56
LAN CONS OLE USB SW CF5VDC
(1)
電源ジャック
(2)
アースターミナル
(3) LANポート (4)
コンソール
(5) USBポート (6) DIPスイッチ
POWER ERROR LINK ACT WLINK WACT
IEEE802.11n/a/b/g
FLEXLAN
(7)
CFスロット
LED
DIP
スイッチ
項目 動作/機能
1 INIT
本製品を初期化する(設定を出荷時設定に戻
)場合に使用します。このスイッチをON
するとすべてのLEDが点滅を始めます。点滅
し始めて点灯にかわるまでの間(3)に、
DIPスイッチをOFFにすると本製品のす
べての設定が、次回の起動後に出荷時設定に
戻ります。
2 USB
USB接続時のモード設定に使用します。この
スイッチがOFFの場合、マスストレージモー
ドで動作します。PCUSBケーブルで接続
することで、CFカードをリムーバブルディ
スクとして認識させることができます。この
スイッチがONの場合、シリアルモードで動
作します。仮想COMポートとして動作する
ため、ターミナル接続ができます。
3 LOG
本製品の電源を安全に切断する際に使用し
ます。このスイッチをONにするとすべての
LEDが点灯し、しばらくしてLEDが消灯し
ます。その後、本製品の電源を安全に切断す
ることができます。(ログ機能を有効にしてい
る場合は、使用することを推奨します)
4
予約
OFF
5
予約
OFF
LED
状態 表示内容
点灯 動作中
POWER
点滅 起動中(電源を投入してから起動完了まで)
ERROR
消灯 正常起動
ERROR
2回点滅
LINK
点灯
有線LANエラー
ERROR
2回点滅
WLAN1
点灯
無線LAN1エラー
ERROR
2回点滅
WLAN2
点灯
無線LAN2エラー
点灯 有線LAN接続中
LINK
消灯 有線LAN未接続
ACT
点滅 有線LANデータ送受信中
点灯 無線1にステーション(子局)がログイン中
点滅
無線1が無線LANデータ送受信中
本製品起動後に行うレーダ波チェック
(W53W56設定時)
WLAN1
消灯 無線1がステーション(子局)と無線未接続
点灯 無線2にステーション(子局)がログイン中
点滅 無線2が無線LANデータ送受信中
WLAN2
消灯 無線2がステーション(子局)と無線未接続
すべての
LED
同時点滅 ファームウェア書き込み中
6
予約
OFF
◆コネクタ
項目 動作/機能
電源ジャック
電源入力用
ジャック
す。添付
A
C
アダ
タを使用する場合は、
この
電源ジャック
接続し
くださ
アースターミナル アースをとる場合に使用します。
LANポート 10BASE-T100BASE-TX1000BASE-Tに接続する際に使用します。
コンソール 使用しません。
USBポート USB接続する際に使用します。(ミニBレセクタプル)
CFスロット システム起動用CFカードの挿入口です。(TYPE II)
◆出荷時のおもな初期設定
設定項目 デフォルト値
IPアドレス 底面にある筐体シールに記載しています
サブネットマスク
255.0.0.0
ESSID(WLAN1) LocalGroup1
ESSID(WLAN2) LocalGroup2
暗号化 なし
本製品は、Webブラウザ等を使用してネットワー
ク経由で設定を行います。PCと本製品をLANケー
ブルで有線LAN接続し、Webブラウザで底面にあ
る筐体シールに記載しているデフォルトIPアドレ
スにアクセスしてください。
パスワード なし(空白)
■コネクタカバーの取り外し
添付の鍵を使用し、キーロックを90度時計周りに回転(図中①)させてください。
コネクタカバー中心の凹み部分(図中②)を軽く押しながらカバー全体をスライ
(図中③)させ、コネクタカバーを取り外してください。
2
1
3
■本体の取り外し
壁面設置パネルの中心にある突起部分
(
図中④
)
を押しながら、
本体をスライド
(
図中⑤
)
させてください。そのまま持ち上げ
(
中⑥
)
、本体を取り外してください。
4
5
6
■ケーブル接続
①アース線 ACアダプタ LANケーブル
①アース線
アース線は本体のアースターミナルに添付の外歯付きネジを使用して
アース線を接続してください。壁面設置パネルの固定軸に引っ掛けた
後ケーブル取り出し口より引き出すことで、アース線の抜けを防止す
ることができます。
ACアダプタ
ACアダプタを接続します。PoE給電時には併用しないでください。
付のACケーブルとACアダプタ本体を接続し、ACケーブルをコンセン
トに、ACアダプタのDCプラグを本体の電源ジャックに接続してくだ
さい。壁面設置パネルの固定軸に引っ掛けた後ケーブル取り出し口よ
り引き出すことで、DCジャックの抜けを防止することができます。
注意
PoE
で電源供給する場合は、本製品に添付してい
AC
アダプタと併用しないでください。
LANケーブル
LANケーブルは最後に接続します。LANポートに接続した後、ケーブル取り
出し口より引き出してください。
■コネクタカバー取り付け
壁面設置パネルにコネクタカバーを取り付けます。取り外した時と逆の手順で取り付けてください。
■セキュリティワイヤー取り付け
左右の側面に設けられたセキュリティスロ
ットに市販のセキュリティワイヤーを取り
付けることができます。
セキュリティ
スロット
セキュリティ
スロット
■キーロックを使用しない場合
コネクタカバーに付いているキーロッ
クを使用しない場合は、添付のキーキ
ャップを取り替えることができます。
鍵を水平にした状態
(
ロックのかかっていない状態
)
にした後、コの字型の金具を外し、キーロック全体を
取り外してください。キーロックを取り外した穴に、添付のキーキャップを取り付けてください。
■ネジを利用して壁面設置にする
右図を参考に壁面に添付ネジの頭を約
3mm
程度残
し、ネジを
4
つ打ち込んでください。丈夫で垂直な
壁面に取り付け、周囲には換気に必要なスペース
(
5cm)
を確保してください。本体裏面の取り付け
穴にネジ頭を引っかけて取り付けてください。本体
の構造上、ネジを利用した壁面設置ではコネクタ
を上に取り付け時のみ対応です。
[mm]
135±0.2
99±0.2
3mm
ネジの頭を約
3mm
程度残してください。
無線
LAN
では高く見晴らしが良い位置に設置したほうが電波の届く範囲が広がりますので、できるだけ高い位
置に設置することをお奨めします。また、金属
/
コンクリート製の壁
(
鉄骨を含む
)
に本製品を近づけすぎると通
信品質の劣化を引き起こす可能性がありますので注意してください。
注意
落下の危険があるため、ネジを利用して天井設置やコネクタ面を下向き・横向きにした設置などはできません。天井設置などが必要な場合は、必ず壁面設置パネルを使用し
てください
■マグネットを利用して壁面設置
添付のマグネットを本体裏面に
4
か所あるマグネット取り付
位置からマグネットを矢印方向に押し込みながら、取り付け穴
に差し込み取り付けてくさい。パーティションや机などの金属
部分に設置してください。
注意
本体のコネクタ面を上向きまたは下向きにするように設置してくださいコネクタ面が横向きになるような設置は、製品内部の温度上昇によって故障や事故の原因となりま
すので十分に注意してください。マグネットをモニタ等の磁気に弱いものには近付けないでください。マグネットを取り付けたまま本体をずらすと、塗装面によっては傷付
くことがあります。
◆周囲温度
本製品では右図のように複数の測定ポイントの温度を周囲温度と
しています。ご使用の際はその測定ポイントの温度がすべて仕様
度を超えないように空気の流れを調整してください。
注意
周囲温度が使用範囲内であっても、高温発熱する機器が近くにある場合は放射
(
輻射
)
の影響を受け本体の
温度が上昇し動作不良を起こす可能性がありますのでご注意ください。クーラーなどで内部温度の調整
が可能な場合を除き、本製品を完全密閉された空間への設置は避けてください。長時間の使用による温
度上昇で製品の動作不良などのトラブルを引き起こす可能性があります
[mm]
POWER ERROR LINK ACT WLINK WACT
IEEE802.11n/a/b /g
FLEXLAN
50 50
22
50 50
50
50
注意
本製品に取り付けてられているコネクタカバーは、ケーブルや
CF
カードの抜
き取り、
DIP
スイッチの切り替え等のいたずらを抑止する目的で備えておりま
す。そのため、キーロック部分の鍵形状は、全て同一となっておりますので、
本製品に添付されているキーは、どのキーでも開閉可能であることをご了承
ください。万が一、キーを紛失された場合は、キーロック
(
キー含む
)
自体を修
理扱い
(
有償
)
にてご対応をさせて頂きます。
ご購入された代理店、当社営業所または
E-mail (sales@contec.jp)
にてお問い合
わせください。
VCCI
クラス
A
注意事項
この装置は、クラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使
用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。 VCCI-A
UTPケーブルでのPoE給電でご使用の場合は、VCCI クラスAに適合さ
るために、フェライトコア「星和電機製:E04SRM281312」を取り付け
てください。フェライトコアは右図のようにFXA1200LANポートに
続するLANケーブルのコネクタから70mmのところに2回巻いて取り付
けてください。
キーロック
コネクタカバ
FXA1200 LANポートへ接続
FXA1200
セットアップガイド
◆機器への接続と設定方法
本製品には次の
3
種類があります。
Web
ブラウザ
Web
ブラウザを使用した設定方法です。
TELNET
TELNET
を使用したターミナル設定方法です。
USB
シリアルモード:本製品
USB
コネクタ経由で設定する設定方法です。
本紙では
Web
ブラウザ使用での設定を記載しています。そのほかの方法については当社ホームページ上の解
説書を参照してください。
Web
ブラウザで設定する
Web
ブラウザを起動し、アドレスバーに
http://
に続けて本製品の
IP
アドレスを入力してください。初めて接続
する場合は、出荷時設定の
IP
アドレスを入力します。
例えば、本製品の出荷時設定
IP
アドレスが
10.164.0.1
であった場合、次のように入力します。
http://10.164.0.1/
本製品に接続すると、「ログイン画面」が表示されますので、「パスワード」を入力し、「ログイン」ボタ
ンをクリックしてログインしてください。
*
「ログイン画面」が表示されない場合は、
PC
IP
アドレス設定、ブラウザ設定、またはブラウザのアドレ
スバーに入力する
URL
のいずれかが間違っている可能性があります。
出荷時設定ではパスワードは設定されていませんので、初めて接続するときはパスワードを何も入力せずに、
「ログイン」ボタンをクリックしてください。
なお、セキュリティ向上のため、初期パスワードについては変更することをお推めします。
画面左にあるメニューまたはログイン直後の画面のメニューから設定項目を選んでください。選択した設定
ページへジャンプします。
すべての設定完了後、設定を保存し、本製品を再起動することで設定が有効になります。
左側メニューの「終了」を開き、「保存と再起動」をクリックしてください。
「保存」だけ行い、必要に応じて後で「再起動」をしても問題ありません。そのとき、保存しただけでは本
製品の設定は変更されないので、必ず後で再起動をするようにしてください。
各機能の説明および設定方法については、当社ホームページ上に公開されている解説書または、「ヘルプ」を参照してください。
◆本体仕様
項目 仕様
有線LAN
イーサネット規格
IEEE802.3(10BASE-T)IEEE802.3u(100BASE-TX)
IEEE802.3ab(1000BASE-T)IEEE802.3af
データ転送速度 / 通信方式 / ポート数 10/100/1000Mbps / 半二重(Half Duplex)、全二重(Full Duplex) / 1
無線LAN
無線LAN1
対応規格
IEEE802.11n, IEEE802.11a
チャネル
19ch(36, 40, 44, 48ch[W52], 52, 56, 60, 64ch[W53],100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132,
136, 140ch[W56])
IEEE802.11n
300 - 6.5Mbps[MSC0 - 15, Short/Long GI] (自動)
データ転送
速度*1
IEEE802.11a
54, 48, 36, 24, 18, 12, 9, 6Mbps(固定/自動)
無線LAN2
対応規格
IEEE802.11n, IEEE802.11g, IEEE802.11b
チャネル 1-14ch (14chIEEE802.11b のみ)
IEEE802.11n
300 - 6.5Mbps[MSC0 - 15, Short/Long GI] (自動)
IEEE802.11g
54, 48, 36, 24, 18, 12, 9, 6Mbps(固定/自動)
データ転送
速度*1
IEEE802.11b
11, 5.5, 2, 1Mbps(固定/自動)
IEEE802.11n
WPA(AES), WPA2(AES), WPA-PSK(AES), WPA2-PSK(AES),
WSL(上記暗号と併用可)
セキュリティ
IEEE802.11a/b/g
WEP, WPA(AES, TKIP), WPA-PSK(AES,TKIP), WPA2(AES, TKIP),
WPA2-PSK(AES,TKIP), IEEE802.1X,
WSL(上記暗号と併用可)
アンテナ チップアンテナ(内蔵)
コンパクトフラッシュスロット CF TYPE
USBコネクタ ミニBコネクタ
外形寸法(mm) 本体のみ:180(W)×140(D)×34(H) (突起物を含まず)
壁面設置パネル取り付け時:180(W)×180(D)×44(H) (突起物を含まず)
質量
0.6kg
入力電圧範囲 5VDC±10% (DCジャック)36 - 57VDC (PoE)
定格入力電流 2.0A (5VDC入力時), 0.24A(PoE給電48V)
使用周囲温度 0 - 45(ACアダプタ使用時), 0 - 40(PoE電源供給時)
使用周囲湿度 10 - 90%RH (ただし、結露しないこと)
浮遊粉塵 / 腐食性ガス 特にひどくないこと / ないこと
許容瞬時停電時間 17ms以内 (100VAC@25), 低電圧検出時、自動的にリセットを行う
ラインノイズ ACライン/±2kV 、信号ライン/±1kV (IEC61000-4-4 Level 3EN61000-4-4 Level 3)
耐ノイズ性
静電耐久
接触/±4kV (IEC61000-4-2 Level 2EN61000-4-2 Level 2)
気中/±8kV (IEC61000-4-2 Level 3EN61000-4-2 Level 3)
耐振動性 掃引耐久
10 - 57Hz/片振幅0.375 mm 57 - 500Hz/0.5G
XYZ方向 60(JIS C 60028-2-6準拠、IEC 60068-2-6準拠)
耐衝撃性 10G XYZ方向11ms正弦半波 (JIS C 60068-2-27準拠、IEC 60068-2-27準拠)
※本書や設定画面等での送信レートのリンク速度の数値は無線
LAN
規格の理論上の最大値です。実際のデータ転送速度を示すものではありません。
AC
アダプタ仕様
項目 仕様
入力電圧範囲/定格入力電流 / 周波数 100 - 240VAC / 240VAC 0.19A100VAC 0.34A / 47 - 63Hz
定格出力電圧 / 出力電流
5.0VDC / 2.0A (Max.)
外形寸法(mm) /質量 50(W)×78(D)×30(H) (ただし、ケーブルや突起物は含まない) / 157g
使用周囲温度 / 周囲湿度 0 - 40 / 20 - 80%RH(ただし、結露しないこと)
浮遊粉塵 / 腐食性ガス 特にひどくないこと / ないこと
◆安全情報の表記
本書では、人身事故や機器の破壊をさけるため、次のシンボルで安全に関する情報を提供しています。内容を良く理解し、安全に機
器を操作してください。
危険
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
◆アダプタ
(
オプション
)
AC
アダプタ
FX-AC052
PoE
給電ユニット
POW-CB30(af)
PoE
給電ユニット
POW-CB50AF
◆外形寸法図
POWER ERR OR LINK ACT W LINK WACT
ON *
3421 56
LAN CONSOLE USB SW CF5VDC
IEEE802.11n/a/b /g
FLEXLAN
POWER ERROR LINK ACT WLINK WACT
IEEE802.11n/a/b/g
FLEXLAN
180
180
34
34
10
140
180
[mm]
外形寸法図(本体のみ) 外形寸法図(コネクタカバー装着)
50±1
[mm]
75±1
78±1
47±0.5
31.5±0.5
30±1
ACアダプタ外形寸法図
◆使用上の注意
■速度表記について
本書や設定画面等で使用する送信レートのリンク速度の数値は、無線
LAN
規格の理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度を示すものではあり
ません。
■無線免許について
本製品は、電波法における「小電力データ通信システムの無線局の無線設備」であり、無線免許は必要ありません。
本製品の内部を改造することは法律で禁止されています。また、本製品は、国内の電波法により認定されたもので、海外ではご使用になれません。
■セキュリティに関する注意事項
無線
LAN
では、
LAN
ケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコン等と無線アクセスポイント間で情報のやり取りを行うため、電波の届く
範囲であれば自由に
LAN
接続が可能であるという利点があります。その反面、電波はある範囲内であれば障害物
(
壁等
)
を越えてすべての場所に届くた
め、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。通信内容を盗み見られる悪意ある第三者が電波
を故意に傍受し、
ID
やパスワードまたはクレジットカード番号等の個人情報、メールの内容等の通信内容を盗み見られる可能性があります。
不正に侵入される悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、・個人情報や機密情報を取り出す
(
情報漏洩
)
・特定の人物に
なりすまして通信し、不正な情報を流す
(
なりすまし
)
・傍受した通信内容を書き換えて発信する
(
改ざん
)
・コンピュータウィルスなどを流しデータや
システムを破壊する
(
破壊
)
などの行為をされてしまう可能性があります
本来、無線
LAN
カードや無線アクセスポイントは、これらの問題に対応するためのセキュリティの仕組みを持っていますので、無線
LAN
製品の
セキュリティに関する設定を行って製品を使用することで、その問題が発生する可能性は少なくなります
無線
LAN
機器は、購入直後の状態においては、セキュリティに関する設定が施されていません。
したがって、お客様がセキュリティ問題発生の可能性を少なくするためには、無線
LAN
カードや無線
LAN
アクセスポイントをご使用になる前に、
必ず無線
LAN
機器のセキュリティに関するすべての設定を解説書にしたがって行ってください。
なお、無線
LAN
の仕様上、特殊な方法によりセキュリティ設定が破られることもあり得ますので、ご理解の上、ご使用ください。セキュリティの
設定などについて、お客様ご自分で対処できない場合には、総合インフォメーションまでお問い合わせください。
お客様がセキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を充分理解した上で、お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する設定を行
い、製品を使用することをお奨めします。
■電波干渉に関する注意
本製品が使用する
2.4GHz
帯域では、電子レンジ等の産業・科学・医療用機器のほか、移動体識別用の構内無線局
(
免許を要する無線局
)
および特定小電
力無線局
(
免許を要しない無線局
)
ならびにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。
1.
本製品を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局ならびにアマチュア無線局が運用されていないことを確認し
ください。
2.
万一、本製品から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合は、速やかに使用周波数を変更するか電波の発射を停
止した上、総合インフォメーションまでご連絡いただき、混信回避のための処置等(例えばパーティションの設置など)についてご相談ください。
3.
無線端末同士を近くに配置すると、相互干渉のために通信速度が低下することがあります。
目安として、ステーション間は
1m
アクセスポイントとステーション間は
3m
アクセスポイント間は
3m
程度の間隔を空けるようにしてください
4.
その他、本製品から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合など何かお困り
ことが起きたときは、総合インフォメーションまでお問い合わせください。
■用途制限
本商品は人の生命に直接関わる装置等
(*1)
や人の安全に関与し、公共の機能維持に重大な影響を及ぼす装置等
(*2)
を含むシステムに使用できるよう開
発・製作されたものではありませんので、それらの用途に使用しないようにしてください。
*1
生命維持装置や手術室用機器などの医療用機器
*2
原子力発電所の主機制御システム、原子力施設の安全保護系システム、その他安全上重要な
系統およびシステム集団輸送システムの運転制御システムおよび航空管制制御システム
5.2GHz帯および5.3GHz帯での屋外使用は、電波法により禁止されています。
また、日本国外での使用は、当該国の電波関連法令に抵触する恐れがあります。日本国外では使用しないでください。
◆取り扱い上の注意事項
危険
周囲に発火性、腐食性のガスがある場所で使用しないでください。爆発、火災、感電、故障の原因となります。
注意
本製品は、精密な電子部品でできていますので、衝撃、振動の加わる場所での使用、保存は避けてください。
誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
高温や低温の場所、また温度変化の激しい場所での使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
直射日光のあたる場所や、ストーブなどの発熱する器具の近くでの使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
強い磁界、電波を発生する機器の近くでの使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
異常な臭いや過熱に気がつきましたら、ただちに電源ケーブルを抜いてください。
異常や故障が発生しましたら、お買い求めの販売店、または総合インフォメーションへご連絡ください。
本製品は機能追加、品質向上のため予告なく仕様を変更する場合があります。
継続的にご利用いただく場合でも、必ず当社ホームページの解説書を読み、内容を確認してください。
物を載せるなどして、本製品の通風孔を塞がないでください。
本製品を改造しないでください。改造をしたものに対しては、当社は一切の責任を負いません。
製品の移動・譲渡する場合、本書
(
セットアップガイド
)
を必ず添付してください。
本製品の運用を理由とする損失、逸失利益などの請求につきましては、前項にかかわらず、いかなる責任も負いかねますのであらかじめご了承ください。
発行
株式会社コンテック
大阪市西淀川区姫里
3-9-31
555-0025
2013
9
月改
NA02742(LYQR062
)
日本語
http://www.contec.co.jp/
英語
http://www.contec.com/
中国語
http://www.contec.com.cn/
09102013_rev2 [08302013]
本製品および本書は著作権法によって保護されていますので無断で複写、複製、転載、改変することは禁じられています。
Copyright 2013 CONTEC CO., LTD. All Rights Reserved.
1830 ± 50
1828.8 Min.
FIAJ RC5320
No. 2 L TYPE
[mm]
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Contec FXA1200 取扱説明書

タイプ
取扱説明書