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8) 本体の保護構造はIP64相当です。
これは一緒に使用される可能性のあるフィルタのドレン排出時の飛沫、ルブリケータの給油時
のオイル滴下等を想定し、保護構造をとっています。
直射日光、水、油などが直接かかる場所での使用は避けてください。
9) 電源が入っていない状態で、供給圧力を加えたまま放置しますと、2次側圧力が供給圧力ま
で上昇する場合があります。安全上、支障がある場合には供給側、または出力側にバルブを用
いるなどして、システム上で安全を構じてください。
10) 加圧状態で電源を落とすと制御圧力は保持されます。排気状態にしたい場合は設定圧力を
下げてから電源を落とすか、残圧排出弁などで排気してください。
また、この保持状態は長時間の保持を保証するものではありません。
11) 使用圧力は制御圧力に対し規定の圧力を供給するものです。「制御圧力+最高制御圧力×
0.1」を下回らないようにしてください。
特に2次圧力が0MPaを超え12%F.S.までの範囲に設定されている状態で1次圧力が長時間供
給されないと、製品寿命が短くなりますので、このような使い方はしないでください。
12) EV2509シリーズには、供給ポートが本体の左右両側にSUP1・SUP2の2系統設けてあります。
使用しない供給ポートがある場合には、必ず塞いでください。
13) エアーブローのように出力側の制御圧力を大気に解放してご使用の際には、配管条件 ・
ブロー条件によっては圧力変動を起こす場合があります。ご面倒ではございますが、実使用条
件でテスト確認して頂くか、弊社にお問い合わせください。
14) EV2000シリーズは、0MPa設定におきましても、5kPa以下の範囲で2次側圧力が抜けきらず残
ります。必ず0MPaが必要な場合には、2次側をブリードさせるが、2次側に3方弁を付け大気に切
りかえるなどの方策を講じてください。
15) EXHポートにプラグをされますと正常な圧力制御ができなくなりますので、必ず大気に開放し
てください。
注 意
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