WH-M985

Shimano WH-M985 Service Instructions

  • シマノWH-M985-Rホイールの取扱説明書の内容を理解しました。この説明書には、ホイールの安全な使用方法、メンテナンス方法、そしてHGギアやローターの取り付け方などが詳細に記載されています。このホイールに関するご質問があれば、お気軽にお尋ねください。
  • このホイールはどのようなタイプのブレーキに対応していますか?
    ホイールの空気圧はどのくらいに設定すればよいですか?
    スポークの交換やテンション調整はどのように行いますか?
    フリーホイールの交換方法は?
    ローターの取り付けトルクは?
HG ギアの取付けは専用工具(TL-LR15 / LR10)で
ロックリングを締め付けます。
締め付けトルク:
30 - 50 Nm {300 - 500 kgfcm}
HG ギアの交換は専用工具
TL-LR15 / LR10)と
TL-SR21 でロックリング
を取り外します。
警告
乗車前に車輪が固定されていることを確認してください。転倒して
大怪我をすることが有ります。
乗車前にはスポークの折れ、ゆるみ、リム面のへこみ、キズ割れがな
いかどうか車輪を点検し、これらの症状がある場合は使用しないでく
ださい。
クイックレリーズの使用方法を誤りますと車輪の脱落等により重傷を
負うことがあります。クイックレリーズの取扱い説明書を十分にお読
みください。
車輪はクロスカントリー用に設計されています。ダウンヒル用に使用
されると車輪の変形、あるいは破損により転倒の恐れがあります。
車輪はディスクブレーキ専用車輪です。リムブレーキには対応しません。
キャリパー、ローターはブレーキ操作により高温になりますので、乗
車中、あるいは下車後すぐに触れないでください。やけどを負う恐れ
があります。ブレーキシステムの整備は温度が十分に下がったことを
確認してから行ってください。
ディスクブレーキの取扱い説明書も十分にお読みください。
製品を取付ける際は、必ず取扱い説明書等に示している指示を守って
ください。その際、シマノ純正部品の使用をお勧めします。またボル
トやナット等が緩んだり、破損しますと突然に転倒して重傷を負う場
合があります。
取扱い説明書はよくお読みになった後、大切に保管してください。
注意
リムテープは使用しないでください。タイヤの脱着が困難になり、そ
の際タイヤチューブを傷つけることがあり、突然のパンクによる転倒
などの恐れがあります。
注意
シマノ製純正のスポーク、ナット、プラグ、ワッシャーを使用してく
ださい。リム、ハブ体を破損する恐れがあります。
空気圧は、200kPa/29psi 400kPa/58psi の範囲で使用してください。
スポークテンション調整の場合はプラグを締め過ぎないようご注意く
ださい。締めすぎると、リムが破損する恐れがありますので、慎重に
作業してください。
(認定店に調整を依頼されることをお勧めします)
一般的なアルカリ性パンク修理剤は、リムが腐食してエアー漏れを起
こす可能性があるので使用をお勧めできません。
使用上の注意 :
車輪の回転が重たくなった場合はグリスアップを行ってください。
ハブの内部には注油は行わないでください。グリスが流れ出します。
別売品の専用スポークレンチがあります。
初期ブレが出た場合か、使用開始から 1,000Km 走行を目安に認定店で
のスポークテンション調整をお勧めいたします。
リムの継ぎ目に塗られているエアシール剤が剥がれますので洗浄液や
薬品等を使用して車輪を拭かないでください。
リムのステッカーが剥がれますので洗浄液や薬品等を使用して車輪を
拭かないで下さい。
別売りリフレクターがございます。自転車専門店にご相談ください。
モデルナンバー 規格
RR-550-WUW SW W/O BRACKET
JIS / CPSC
RR-550-WUA SW W/O BRACKET
AS アンバー
RR-317-WUA SW W/O BRACKET
DIN アンバー
別売りスポークプロテクターがございます。自転車専門店にご相談く
ださい。
CP-WH14A CS-M980
通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の劣化は保証いたし
ません。
安全のために必ずお守りください。
ご使用方法
SI-4G00A-001
WH-M985-R
車 輪
機能を充分に発揮させるために、次のラインナップによる使用を推
奨いたします。
チェーン CN-M980
カセットスプロケット CS-M980
ローター SM-RT98
仕様
段数 10
スポーク数 24
リム幅 23.2 mm
リムサイズ 26
対応タイヤサイズ 26 x 1.5 ~ 2.25
対応ブレーキ ディスクブレーキ
スポークの交換
1. スポークに、ワッシャー、プラグを通します。
2. ハブフランジの穴にスポークを通した後、ナットを組み
つけます。組みつける時にはスポーク回り止め工具を使
用してスポークが回らないように固定しナットの溝にド
ライバー等を使用してナットをねじ込んでください。
3. プラグをリム側のねじ穴へ時計回りにねじ込みます。こ
のときスポーク回り止めを使用して、スポークが回らな
いようにしてください。
ご注意:
ワッシャーを忘れるとスポークテ
ンションの調整ができなくなりま
すので必ずワッシャーを入れてく
ださい。
ナットはねじ山の最後まで締め込
んでください。
スポークの編み方
図のように編んでください。
左側 右側
スポークテンション値
左側 右(ギア)側
600 - 1000 N
(60 - 100 kgf)
900 - 1350 N
(90 - 135 kgf)
この数値は目安です。
HG ギアの取付け
メンテナンス
ご注意:
シール部の脱着は変形に十分気をつけて慎重に行ってください。再組立時にはシールの表裏を確認し、奥の当りまで組みつけてください。
玉押しにかしめている防水カバーは分解しないでください。
図のように分解できます。定期的に各部のグリスアップをしてください。
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最初に図の手順でハブ軸を抜き取ってください。
組立は分解の逆手順で行ってください。
フリーホイール部側のダブルロック部は分解できません。
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左側締め付けトルク:
15 - 20 Nm {150 - 200 kgfcm}
フリーホイール部の交換
ハブ軸を抜き取った後、フリーホイール部内のフリーホイール部取付ボル
トを取り外し、フリーホイール部を交換してください。
ご注意 :
フリーホイール部交換時はフリーホイール部取付けボルトもあわせて交換
してください。ゆるみやかじりつきの原因になりますので、フリーホイー
ル部取付けボルトのねじ部には必ずグリスを塗布してください。
フリーホイール部の分解は、トラブルの原因となりますので行わないでく
ださい。
ローターの取付け
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(TL-SR21)
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TL-LR15 / LR10
取扱い説明書は下記にてご覧いただけます。
http://techdocs.shimano.com
各ギアとも刻印のある面をトップ側にし、フ
リーホイール部の A 部(溝幅が広いところ)
とギアの凸部の広いところをあわせてセット
してください。
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締め付けトルク:
45 - 50 Nm {450 - 500 kgfcm}
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TL-LR15
締め付けトルク:
40 - 50 Nm {400 - 500 kgfcm}
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