Shimano WH-M785 Service Instructions

  • シマノWH-M785-F前車輪の取扱説明書の内容を理解しました。この説明書には、組み立て方、スポークの交換方法、メンテナンス、安全上の注意などが詳しく記載されています。WH-M785-Fに関するご質問がありましたら、お気軽にお尋ねください。
  • WH-M785-Fの空気圧はどのくらいですか?
    スポークテンションの調整は自分でできますか?
    リムテープは使用できますか?
    ローターの取り付けトルクは?
安全の為に必ずお守りください
警告
乗車前に車輪が固定されていることを確認してください。転倒して大怪我をすることがあり
ます。
乗車前にはスポークの折れ、ゆるみ、リム面のへこみ、キズ割れがないかどうか車輪を点検し、
これらの症状がある場合は使用しないでください。
クイックレリーズの使用方法を誤りますと車輪の脱落等により重傷を負うことがあります。
クイックレリーズの取扱い説明書を十分にお読みください。
車輪はクロスカントリー用に設計されています。ダウンヒル用に使用されると車輪の変形
あるいは破損により転倒の恐れがあります。
車輪はディスクブレーキ専用車輪です。リムブレーキには対応しません。
キャリパー、ローターはブレーキ操作により高温になりますので、乗車中、あるいは下車後
すぐに触れないでください。やけどを負う恐れがあります。ブレーキシステムの整備は温度
が十分に下がったことを確認してから行ってください。
ディスクブレーキの取扱い説明書も十分にお読みください。
製品を取付ける際は、必ず取扱い説明書等に示している指示を守ってください。またその際、
シマノ純正部品の使用をお勧めします。ボルト、ナット等が緩んだり、製品が破損しますと
突然に転倒して重傷を負う場合があります。
取扱い説明書はよくお読みになった後、大切に保管してください。
注意
リムテープは使用しないでください。タイヤの脱着が困難になり、その際タイヤチューブを
傷つけることがあり、突然のパンクによる転倒などの恐れがあります。
慣らし運転
ディスクブレーキには慣らし運転期間があり、慣らし運転がすすむにつれブレーキ制動力が
上がっていきますので、ブレーキの制動力増加に対し注意を払い順応してください。ブレー
キパッドあるいはローターを交換した場合も同様です。
シマノ製純正のスポーク、ナット、プラグ、ワッシャーを使用してください。リム、ハブ体
を破損する恐れがあります。
空気圧は、200kPa/29psi 400kPa/58psi の範囲で使用してください。
スポークテンション調整の場合はプラグを締め過ぎないようご注意ください。締めすぎると、
リムが破損する恐れがありますので、慎重に作業してください。
(認定店に調整を依頼されることをお勧めします)
一般的なアルカリ性パンク修理剤は、リムが腐食してエアー漏れを起こす可能性があるので
使用をお勧めできません。
使用上の注意 :
車輪の回転が重たくなった場合はグリスアップを行ってください。
ハブの内部には注油は行わないでください。グリスが流れ出します。
別売品の専用スポークレンチがあります。
初期ブレが出た場合か、使用開始から 1,000Km 走行を目安に認定店でのスポークテンショ
ン調整をお勧めいたします。
リムの継ぎ目に塗られているエアシール剤が剥がれますので洗浄液や薬品等を使用して車輪
を拭かないでください。
リムのステッカーが剥がれますので洗浄液や薬品等を使用して車輪を拭かないでください。
別売りリフレクターがございます。自転車専門店にご相談ください。
モデルナンバー 規格
RR-550-WUW SW W/O BRACKET JIS / CPSC
RR-550-WUA SW W/O BRACKET AS アンバー
RR-317-WUA SW W/O BRACKET DIN アンバー
通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の劣化は保証いたしません。
ブレーキキャリパーの取付け台座とエンドが平行でない場合、ローターとキャリパーの接触
のもとになります。
ローターが摩耗した場合あるいは割れ、ひずみが生じた時にはローターを交換してください。
ご使用方法
SI-4S10A-001
WH-M785-F
前 車 輪
機能を充分に発揮させるために、次のラインナップによる使用を推奨いたします。
ローター SM-RT79
仕様
スポーク数 24
リム幅 23.4 mm
リムサイズ 26
対応タイヤサイズ 26 x 1.5 ~ 2.25
対応ブレーキ ディスクブレーキ
スポークの交換
1. スポークに、ワッシャー、プラグを通します。
2. ハブフランジの穴にスポークを通した後、ナットを
組みつけます。
組みつける時にはスポーク回り止め工具を使用して
スポークが回らないように固定しナットの溝にドラ
イバー等を使用してナット をねじ込んでください。
3. プラグをリム側のねじ穴へ時計回りにねじ込みます。
このときスポーク回り止めを使用して、スポークが
回らないようにしてください。
ご注意:
ワッシャーを忘れるとスポークテン
ションの調整ができなくなりますの
で必ずワッシャーを入れてください。
ナットはねじ山の最後まで締め込ん
でください。
スポークの編み方
図のように編んでください。
メンテナンス
図のように分解できます。定期的に各部のグリスアップをしてください。
ご注意:
フロントハブはハブ体左側(ローター固定セレーション側)からの分解はできません。
シール部の脱着は変形に十分気をつけて慎重に行ってください。再組立時にはシールの表裏を確認し、奥の
当りまで組みつけてください。
ハブ軸にかしめている防水カバーは分解しないでください。
グリス塗布
DURA-ACE グリス
(Y-04110000)
シール
防水カバー
〈組立〉
図のようにハブ軸を取付け専用工具 (TL-HS23 / 18mm) 5mm アレンキーを使用してロックナットを締め
付けダブルロックしてください。
締付トルク:
15 - 17 N
·
m {150 - 170 kgf
·
cm}
ハブ軸
5mm アレンキー
TL-HS23
締付け
ローターの取付け
締付トルク:
40 - 50 N
·
m {400 - 500 kgf
·
cm}
ローター取付け用ロックリング
TL-LR15
1
2
3
スポーク回り止め
ワッシャー
プラグ
ナット
スポーク
スポークテンション値
右側 左側
600 - 1000 N
(60 - 100 kgf)
900 - 1350 N
(90 - 135 kgf)
※この数値は目安です。
取扱い説明書は下記にてご覧いただけます。
http://techdocs.shimano.com
⵾ຠᡷ⦟䈱䈢䉄䇮઀᭽䈱৻ㇱ䉕੍๔䈭䈒ᄌᦝ䈜䉎䈖䈫䈏䈅䉍䉁䈜䇯
႓Ꮢ႓඙⠧᧻↸㪊ৼ㪎㪎⇟࿾㩷䇾㪌㪐㪇㪄㪏㪌㪎㪎
0570-031961 Fax. 072-243-7847
SI-4S10A-001-00
/