16 | HI FIDELITY FOR LOW FREQUENCY
EDEN
| D-SERIES |
あなたは、プラグインの前に - 5
あなたは、プラグインの前に
キャビネットを接続する前に お使いのキャビネットは、プロフェッショナルな音楽環境で最高の機能と性能を発揮するよう設計され
ています。これらのキャビネットの設計は、ツアーの苛酷な条件にも耐えるものですが、何年にもわたって最高の状態で使用し続
けられるよう、キャビネットをアンプに接続する前に、キャビネットの取り扱いについての以下の説明をお読みください。 キャビネッ
トを過負荷で作動しないでください。お使いのキャビネットの定格の出力は、キャビネットが処理できる最大入力です。表示された
入力レベルを超えると、スピーカーの破損の原因になります。 キャビネットを移動するときは、ツアー用ケースやカバーをお使いく
ださい。カバーはキャビネットをほこりや汚れから守り、ロード・ケースはキャビネットやハードウェアの輸送中の破損を防ぎます。 D
シリーズ・キャビネットは、かなり重量があるものもあります。持ち上げたり移動したりするときは、キャビネットを破損しないようご注
意ください。他の人の力を借りて運ぶことによって、キャビネットの破損やけがを防止できます。 キャビネットに使用されている耐久
性の高いカーペットを良好な状態に保つため、適切なノズルがついた掃除機を使用して埃やゴミを取り除いてください。液体や洗
剤を使用しないでください。 ベース・アンプは、さまざまな音響技術を組み合わせ、活用するものです。キャビネットとアンプの性
能を最大限に引き出すために、ニーズに合った機材を組み合わせることが重要です。 キャビネットとアンプの組み合わせ…… ハ
イブリッド・アンプ、オールチューブ・アンプ以外のアンプ* これらのアンプは、さまざまな負荷(インピーダンス)を接続して動作す
ることができます。負荷とは、接続するキャビネットの中に搭載されたスピーカーによる抵抗のことです。一般に、アンプに使用す
るインピーダンスが低いほどアンプの出力は高くなります。(オールチューブ・アンプを除きます。)適切なキャビネットを選ぶため
に、アンプのインピーダンスと消費電力(ワット数)の両方が適合していることをご確認ください。誤ったインピーダンスに接続するこ
とや、アンプのパワーを処理できないキャビネットとの組み合わせは、アンプとキャビネットの両方の破損の原因となります。 オー
ルチューブ・アンプ* パワーアンプ部にチューブ(バルブ)を使用しているアンプです。一般に「オールチューブ」または「オール
バルブ」アンプと呼ばれます。オールチューブ・アンプに使用するキャビネットを選択する際には、メーカーが指定するアンプの負
荷に適合したものを選ぶことが重要です。適合していないものの使用は、アンプのパワーアンプ部の故障の原因になることが多
く、これは修理に非常に費用がかかる場合があります。一般に、ほとんどのベース・アンプは、接続できるインピーダンスが固定さ
れています。キャビネットを接続する前に、必ずインピーダンスについての記載を読み、確認してください。疑問がある場合は、ア
ンプの電源を入れる前にメーカーに問い合わせてください。