Messoa NID318, UFD706 クイックスタートガイド

  • MESSOA NID318とUFD706屋内IRドームネットワークカメラのクイックスタートガイドについて、ご質問にお答えします。このガイドの内容は、製品の概要、設置手順、ネットワーク接続、トラブルシューティングなどです。カメラの機能や使用方法に関するご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。
  • デフォルトのIPアドレスは何ですか?
    カメラの設置方法は?
    カメラの映像を見るにはどうすればよいですか?
    カメラを工場出荷時の設定にリセットするにはどうすればよいですか?
日本語
21
注意
本機器はPoE●(IEEE●802.3af●Class●0)で動作します。
保証を有効に保つためには、取り付けおよび保守は、地域のすべての規定に準拠し、資格を有する経験のある技術者
が行う必要があります。
火災または感電の危険を減らすために、本装置を雨または湿気に晒さないでください。
本体の清掃には、柔らかで乾いた布を使います。目立った汚れには、中性洗剤を薄めて少量使用し、柔らかで乾いた
布で拭います。
カメラにベンゼンやシンナーを使用しないでください。ユニット表面が溶けたり、レンズが曇ったりする恐れがあり
ます。
レンズは長時間、非常に明るい物体(例:照明器具)に焦点を合わせないでください。
下記の場所で本体を操作したり保管したりしないでください。
»
極度に高湿、ホコリの多い、または高低温環境(推奨動作温度:-10ºC●~●+50ºC)
»
強い電波の発生源またはTVトランスミッターの付近
»
蛍光灯または光を反射する物体の付近
»
不安定または点滅する光源の下
WEEE ( 電子電気装置廃棄物 )。本製品の正しい処理方法 ( ヨーロッパ共同体および分別収集シ
ステム採用のヨーロッパ諸国に適用 )。本製品は製品寿命の後で、地元の条例、規制および手
続きに従って処理される必要があります。
FCC 準拠声明
ユーザー各位への情報:この装置は、FCC 規則のパート 15 に基づいてテストされ、クラス B デジタル機器に関する制限
に準拠することが認められています。操作は、以下の 2 条件に服します:(1) この機器は有害な干渉を起こさない。また、
(2) ここの機器は好ましくない操作による干渉を含むすべての干渉に対応する必要がある。これらの制限は、住宅に設置
する際に有害な電波障害から適切に保護することを目的としています。この装置は無線周波エネルギーを発生、使用、お
よび放射するため、取り扱い説明書に従わずに設置および使用した場合は、無線通信に有害な干渉を起こすことがあります。ただし、
特定の設置方法において電波障害が発生しないという保証はありません。
このユニットがラジオやテレビの受信に有害な干渉を生じる場合 ( ユニットの電源オン・オフによって判別可能 ) は、ユーザーは下記
の方法の幾つかによって干渉を是正するよう勧められています。
受信アンテナの向きまたは位置を変えます。
この装置と受信機の距離を離します。
受信機が接続されているものと、別系統のコンセントにこの装置を接続します。
販売代理店または熟練のラジオ/テレビ技術者に相談します。
ご注意
準拠を管轄する団体によって明確に許可されない限り、当機器に変更または改造を施すと、機器を操作するユーザー
の権利が無効となります。
CE 声明
操作は、以下の 2 条件に服します:(1) この機器は有害な干渉を起こさない。また、(2) ここの機器は好ましくない操作に
よる干渉を含むすべての干渉に対応する必要がある。製造元は、当ガイドの付属したユニットが放射の規格 EN55022、耐
性の EN●55024WiFi EN●300 および EN●328 で構成される EMC 指示および一般製品安全指示 GPSD に準拠すると宣言しま
す。
注意
感電の危険、開けな
いでください
このマークはユニット内に感
電の原因となる高電圧が存
在することを示します。
注意:感電の危険を減らすため、カバー
を開けないでください。内部にユーザー交
換可能な部品はありません。修理は、資
格ある修理人員にお問い合わせください。
このマークは、本機器に関す
る重要な操作およびメンテナ
ンス手順を表しています。
日本語
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1 製品概要
1 - 1:外寸
1 - 1:各部番号内容
1 - 2:各部番号
インデ
ックス
名称
1 カメラ本体
2
プラグ付きケーブル通し用底
面穴
3 上部カバー
4 ラッチボタン●x●2
5
プラグ付きケーブル通し用側
面穴
1
2
3
4
5
1.1
形状仕様
日本語
23
1 - 3:I/O コネクタ
インデ
ックス
名称 説明
1
Micro●SD カードス
ロット
録画および保存のために、マイクロ SDHC/SDXC カードをこのスロット
に挿入します
2 リセットボタン ボタンを押すと、カメラが再起動されます。
3 デフォルトボタン 5 秒間ボタンを押し続けると、カメラが工場デフォルト設定に戻ります。
4
RJ-45 イーサネッ
トコネクタ /PoE
PoE●(Power●over●Ethernet) のネーク行う RJ-45
ケーブルを装着します。
オレンジ LED
リンクが確立されるとLED は点灯状態を保ちます
LED がオレンジで点滅すると、パッケージデータがカメ
ラとインターネット間で転送中であることを示します。
緑色 LED
LED がグリーンで点灯すると、接続帯域幅は 100M
ット /s 以内で確立されていることを示します。
LED がグリーンで点灯していない時は、接続帯域幅は
10●M ビット /s 以下であることを示します。
1 - 2:I/O 定義
1
2
3
4
リセット
デフォルト
日本語
24
2 設置方法
2.1
パッケージ内容
注文書と内容リストに照らして、包装内容を全部チェックします。このマニュアルに加えて、下記の品目が包装内
容に含まれます。
ネットワークIRドームカメラ1台
クイックインストールガイド1枚
マウントテンプレート
ねじアンカーx●2
ねじx●2本
足りない項目がある場合、販売店にご連絡ください。
2.2
設置方法
以下の工具が、設置を完了するのに役立ちます。
ドリル
ドライバ
ペンチ
2.2.1 外観のチェック
最初に開梱した時、カメラおよび付属品の外観に損傷がないかどうか、チェックしてください。包装のために使わ
れる保護材料は、輸送中、カメラを大部分の事故から保護できるようになっています。
パッケージ内容
のリストに
従って、すべての品目をチェックするときは、本体の保護材料を取り除いてください。
2.2.2 カメラの分解
分解の正しい順序については下図に示す手順を参照してください。
1. 上部カバーの左右のラッチボタンを押したままにします。
2. 上部カバーを静かに引っ張り、カメラ本体から外します。
2 - 1:カメラの分解
左ラッチボタン 右ラッチボタン
日本語
25
2.2.3 ケーブル類の接続
分解後、カメラ本体の PoE RJ-45 イーサネットポートが見えるようになり、ここに電源およびネットワーク接続用の
イーサネットケーブルを接続します。カメラには側面および底面にケーブル通し用穴が備わっているので、種々の
適用場面に合ったネットワークケーブルの取り回しが可能です。詳細は、以下の図及び説明をご参照ください。
側面ケーブル通し用穴を使った取回し:側面ケーブル通し用穴のプラグを外して、ネットワークケーブルが側面の穴
から取り回せるようにします。カメラがホコリにさらされた時に備えて、底面ケーブル通し用穴にプラグをきちんと
はめてください。
底面ケーブル通し用穴を使った取回し:底面ケーブル通し用穴のプラグを外して、ネットワークケーブルが側面の穴
から取り回せるようにします。カメラがホコリにさらされた時に備えて、上面カバー上の側面ケーブル通し用穴にプ
ラグをきちんとはめてください。
2 - 2:側面ケーブル通し用穴を使った取回し
  
2 - 3:底面ケーブル通し用穴を使った取回し
2.2.4 カメラの取り付け
ステップ 1、取り付けの準備
付属のガイドパターンを IP カメラり付け位置となる壁や天井に張り付けます。そしてガイドパターン (2-Ø4.5● )
に示された箇所にしたがって 2 つの穴を開け、そこに 2 つのプラスチックアンカーを打ち込みます。また、底面ケ
ーブル通しの位置にしたがって別の穴も開けます ( 側面ケーブル通しを行う場合はケーブル穴は不要です )。
2 - 4:ガイドパターン
ステップ 2、カメラの設置
カメラをきちんと仕上げられた取り付け面に置き、打ち込んであるプラスチックアンカーにねじ 2 本を差してカメ
ラを固定します。
2 - 5:カメラの設置
( プラスチックアンカー用 )
ケーブル穴
ロゴの方向
日本語
26
ステップ 3、カメラの組み立て
上部カバーを上向きに取り付けてカメラ構造を完成させます。これでカメラは設置面にしっかり固定されます。
2 - 6:カメラ設置の組立ておよび完成
2.2.5 カメラ位置の調節
本機器には種々の設置状況に合わせて表示範囲を調節できるよう、3 軸が備わっています。モニターにライブ表示を
写している間に、ご希望する焦点位置になるように同時に下記手順に従って位置調節を行います。
パン調節(A)
望まれる表示範囲になるようレンズベースを回転させます。底面ケーブル通し穴がカメラ回転時の限度点とな
ることにご注意ください。
水平回転(B)
レンズの 3D アセンブリを回転させますが、限度を超えて回さないでください。超えると内部のケーブルの捻れ、
接続不良、破損が生じる可能性があります。
チルト調節(C)
望まれる表示範囲になるよう、カメラレンズの角度を調節範囲内 (35º - 90º) 調節します。
2 - 7:カメラ位置の調節
ご注意
3 軸の位置限界:
パンの範囲:± 177º
回転の範囲:± 177º
チルトの範囲:35º ~ 90º
A
B
C
日本語
27
カメラはイーサネット RJ-45 ネットワークインターフェースを備えており、インターネットまたはイントラネット
によってリアルタイムでビデオ画像および音声を送信できます。以下に示される概略図をご参照ください。
3 - 1:ネットワーク・トポロジー
3 接続
3.1
ネットワーク・トポロジー
下表には、本体を導入して操作するのに必要な要件がリストアップされています。要件に満たないハードウェア /
フトウェアコンポーネントは、推薦されません。
3 - 1:システム要件
システムハードウェア
CPU Intel Pentium 4 2.4 GHz または同等品
RAM 1 GB 以上
表示 NVIDIA GeForce 6 Series または ATI Mobility Radeon 9500
システムソフトウェア
オペレーティングシステ
Microsoft Windows XP、Windows Vista、Windows 7 またはそれ以降
ブラウザ Microsoft Internet Explorer 9
~
11、Chrome、Firefox
本体
電源 PoE (IEEE 802.3af Class 0)
ネットワーク機能
接続性 * 10/100 BASE-T イーサネット (RJ-45 コネクタ )
* 複数の本体による監視には、スイッチが必要です。
すべてのインストールと操作は、地元の電気安全規則に準拠する必要があります。
3.2
システム要件
IP カメラ
リモート PC
インターネット
ルーター / スイッチ
クライアント PC
モデム
3.3.1 デフォルト IP アドレス
これはネットワークをベースとしたユニットなので、最初に IP アドレスは割り当てる必要があります。●ユニットの
デフォルト IP アドレスは 192.168.1.30、サブネットマスクは 255.255.255.0 です。しかし、ご使用のネットワークで
DHCP サーバーがあるならば、本体が自動的に DHCP サーバーから IP アドレスを取得し、カメラの IP アドレスを変
える必要はないでしょう。但し、必ず「ネットワーク設定」で DHCP を有効にしてください。
3.3
接続プロセス
日本語
28
3.3.2 コンピュータからの接続および表示の準備
コンピュータからの接続
1.● 本体とご使用のコンピュータが同じサブネットであることを確認してください。
2.● 本体とコンピュータの間で利用できるネットワークがあるかどうかは、デフォルトIPアドレスにpingを実行する
ことでチェックできます。これを行うには、コマンド・プロンプトを起動します(Windows:スタートメニューか
ら、プログラムを選びます。●それから、アクセサリを選び、コマンド・プロンプトを選びます。)、そして、「Ping●
192.168.1.30」とタイプ入力します。「Reply●from●…」のメッセージが表示されるならば、接続が利用できることを
意味します。
3.● Internet●Explorerなどのブラウザを起動し、以下のIPアドレス:192.168.1.30を入力します。ログインウインドウがポ
ップアップ表示されます。●ウィンドウでは、デフォルトのユーザー名:admin、およびパスワード:1234を入力しま
す。
ユニットでのさらなる管理については、「ユーザーマニュアル」に記載されています。
3 - 2:ログインウインドウ
表示の準備
本機器の画像は各種ブラウザによって表示できます。表示の前に、以下の手順に従って表示を可能にしてください。
4.● 以下の指示のように、クッキーを有効にしてください。
Internet●Explorerでは、ツールメニューでインターネットオプションをクリックします。
プライバシータブの上で、設定スライダーを低の方へ動かすか、すべてのクッキーを受け入れます。
「OK」をクリックします。
5.● プロキシサーバーが使用される場合、Internet●Explorerのツールメニューで、インターネットオプションをクリ
ックし、選択タブを選んで、LANボタンをクリックしてから、プロキシサーバーを設定します。
6.● 下の指示に従って、インターネットオプションのセキュリティを変更します
ツールメニューで、インターネットオプションをクリックします。
セキュリティタブを押します。
カメラがイントラネット内で動作するならば、イントラネットアイコンをクリックします。
カメラがイントラネット外で動作するならば、インターネットアイコンをクリックします。
カスタムレベルをクリックします。これで、セキュリティ設定-インターネットゾーン画面-が開かれま
す。
3 - 3:セキュリティ設定 1/4
日本語
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ActiveXコントロールとプラグインのラジオボタンまでスクロールダウンして、以下のように設定します。
【署名された ActiveX コントロールのダウンロード】→●ダイアログを表示する ( 推奨 )
【未署名の ActiveX コントロールのダウンロード】→●ダイアログを表示する
【スクリプトを実行しても安全だとマークされていない ActiveX コントロールの初期化とスクリプトの実
行】→●ダイアログを表示する
3 - 4:セキュリティ設定 2/4
【ActiveX コントロールに対して自動的にダイアログを表示】→●有効にする
3 - 5:セキュリティ設定 3/4
【ActiveX コントロールとプラグインの実行】→●有効にする●
【スクリプトを実行しても安全だとマークされている ActiveX コントロールのスクリプトの実行 *】→
効にする
3 - 6:セキュリティ設定 4/4
OKを押すと、設定が保存されます。
ブラウザのウィンドウを全部閉じてから、ブラウザを再起動させます。これで、新しい設定が有効になります。
ブラウザに設定用IPアドレスを入力します。
その後、スクリーンでカメラ画像を見ることができます。
日本語
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IP●Finder はユーザーが、コンピュータが接続されているローカルエリアネットワーク内のユニットを見つけるの
す。IP●Finder Microsoft●Windows●XP、Microsoft●Windows●Vista
Microsoft●Windows●7 またはそれ以降でのみ動作する点にご注意ください。ユーティリティプログラムを実行可能に
する手順は、以下に記載されています。
1.● MESSOAウェブサイトからコンピュータにIPファインダをダウンロードします。
2.● IP●FinderのフォルダーでIPFinder.exeをダブルクリックすると、IPファインダのウィンドウがポップアップ表示されま
す。
3.● ウィンドウには、現在動作中の本体の情報がリスト表示されます。FIND●CAMERAをクリックすると、より多くのユニ
ットが検出されます。
4.● リスト表示からネットワークの設定を設定したいカメラを見つけて、ダブルクリックします。複数のカメラをローカ
ルネットワークに接続してある場合、対象のカメラと他とを区別するために、カメラのMACアドレスを参照してくだ
さい。
5.● 必要に応じて以下の設定を行ってください。
ユーザー名:カメラを記述する名前を入力します。
ネットワークの設定:ネットワーク装置にIPアドレスを割り当てるDHCPサーバーがネットワーク上に存在する
場合、DHCPオプションを有効にしてください。または、手動でIPアドレス、ネットマスクおよびゲートウェイ
の値を入力してください。
ユーザー名およびパスワード:手動で、お好みのユーザー名とパスワードを設定します。
設定:カメラの設定を変更するときはいつでも、「設定」をクリックすると有効になります。
SWデフォルト:選ばれたカメラのネットワークの設定を除いて、設定が工場デフォルトに戻されます。
HWデフォルト:選ばれたカメラの工場出荷時の設定の復帰を実行します。
リセット:選ばれたカメラを再起動します。
保存をクリックすると、設定が有効となり、終了をクリックするとユーティリティが終了します。
3 - 7:IP カメラファインダ
3.4
IP Finder
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