1
ネットワーク・アナライザボード
ファーストステップガイド
このたびは、本製品をご購入いただきまして、ありがとうございます。
本製品は、周波数特性の測定を行うインターフェイスボードです。
構成品リストで構成品を確認してください。万一、構成品が足りない場合や破損している場合
は、お買い求めの販売店、または総合インフォメーションにご連絡ください。
■構成品リスト
・
ボード本体
[VNA-300M-PCI]
…
1
・
ファーストステップガイド
(
本書
)
…
1
・
API-PAC(W32) (CD-ROM)
…
1
・
登録カード＆保証書…
1
・
シリアル
No
ラベル…
1
■ 説明書について
本製品の説明書は、添付CD-ROM内またはインターネット上の
PDFファイルとして提供しています。
説明書ではハードウェアの設定、外部機器との接続
(
コネクタ
の信号配置
)
、製品仕様などの情報を記載しておりますので、
必要に応じて参照してください。
添付CD-ROMの自動起動画面から
「ハードウェア解説書の参照」
で説明書を表示することができます。
ファイル格納先：
¥UsersGuide
説明書を読むためには
Adobe Reader
が必要です。
■インストール方法の参照先
情報 参照先
Windowsでのインストール Windows XPについては本書、および説明書に記載
他のWindows含め詳細情報は以下参照
¥Help¥VNA¥JPN¥APITOOL.chmファイル
■
CD-ROM
の内容
￥
APIPAC
各インストーラ本体
AIOWDM
CNTWDM
DIOWDM
VNAWDM
・
・
HELP HELP
ファイル
INF INF
ファイル
LINUX LINUX
用ドライバ
README
各ドライバの
Readme
ファイル
SOFTWARE
計測ソフトウェア
UsersGuide
ハードウェアの説明書
(PDF
形式
)
Analog
Counter
Digital
NetworkAnalizer
・
・
UTILITY
ネットワーク・アナライザボード
ファーストステップガイド
2
■最新製品情報
当社製品に関する最新情報は当社ホームページ
(URL
は本書最終ページ
)
を参照してください。
■問い合わせ
当社製品に関する技術的なお問い合わせは、総合インフォメーションで受け付けています。
E-mail([email protected])
または
FAX*1
でお問い合わせください。専門のスタッフが対応します。
添付
CD-ROM
の
Question
用紙に必要事項を記入の上、お送りください。
*1 FAX
番号は
Question
用紙に記載されています。
その他、製品の価格・納期・見積もり依頼などのお問い合わせは、販売店または当社各支社・
営業所までお問い合わせください。
■取り扱い上の注意事項
注意
・
本製品には、あらかじめ設定を必要とするスイッチやジャンパがあります。
拡張スロットに実装する前に必ず確認してください。
・
本製品のスイッチやジャンパは、指定以外の設定にしないでください。
誤動作、発熱、故障の原因になります。
・
本製品に衝撃を与えたり、曲げたりしないでください。
誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
・
本製品の金メッキ端子部
(
エッジコネクタ
)
には手を触れないでください。
誤動作、発熱、故障の原因になります。
触れた場合は、工業用アルコールできれいにふいてください。
・
本製品の電子部品には手を触れないよう注意してください。
静電気による破損を防ぐため、本製品を取り扱う際には帯電防止対策を行ってください。
・
仕様上、高温になる部品があるので動作中は本製品に触らないでください。
・
パソコンまたは拡張ユニットの電源が入った状態で、本製品を拡張スロットに実装したり、
抜いたりしないでください。
誤動作、発熱、故障の原因になります。
必ずパソコン本体の電源を切ってから行ってください。
・
パソコンまたは拡張ユニットから、実装するすべての本製品に十分な電力が供給できること
を確認してください。
十分な電力が供給できない場合は、誤動作、発熱、故障の原因になります。
・
本製品は機能追加、品質向上のため予告なく仕様を変更する場合があります。
継続的にご利用いただく場合でも、必ず説明書を読み、内容を確認してください。
・
本製品を改造しないでください。
改造をしたものに対しては、当社は一切の責任を負いません。
・
本製品の運用を理由とする損失、逸失利益などの請求につきましては、前項にかかわらず、
いかなる責任も負いかねますのであらかじめご了承ください。
ネットワーク・アナライザボード
ファーストステップガイド
3
■ソフトウェアのインストール
ここでは、
Windows XP
を中心に説明しています。
OS
によって画面表示が異なる場合もありま
すが、基本的な手順は同じです。インストール時は
Administrator
権限を持つユーザーでログイ
ンしてください。
(1) CD-ROM [API-PAC(W32)]
をパソコンにセットします。
(2)
「インストーラ」画面が自動的に表示されます。
(1
ページの画面
)
(3)
「実行環境または開発環境のインストール」ボタンをクリックします。
(4)
「インストールするドライバ」と「イ
ンストールオプション」「ドライバ
の使用手順」の選択画面が表示さ
れます。
(5)
「ネットワーク・アナライザ用ドライ
バ」を選択します。
(6)
「インストール」ボタンをクリックし
ます。
(7)
画面の指示に従ってインストール作
業を進めます。
(8)
インストール終了後、
Readme
ファ
イルが表示されます。
これでソフトウェアのインストールは完了です。
■ハードウェアのインストール
Windows
では、周辺機器を
OS
に認識させる必要があります。
(1)
ボードを実装する前にシステムをシャットダウンし、コン
セントからパソコンの電源ケーブルを抜いてください。
(2)
パソコンのカバーを外し、ボードを実装できるようにして
ください。
(3)
拡張スロットにボードを実装してください。
(4)
ボードのブラケットをパソコンにネジで固定してくださ
い。
(5)
パソコンのカバーを取り付け、もとの状態にしてください。
(6)
パソコンの電源を入れてください。
(7)
「新しいハードウェアの検出ウィ
ザード」が起動した場合は、「ソ
フトウェアを自動的にインストール
する」を選択し「次へ」ボタンをク
リックします。
*
使用する
OS
によっては、ウィザー
ドが起動せず、インストール処理
が自動的に行われます。この場合
は、ソフトウェアの初期設定へ進
んでください。
ネットワーク・アナライザボード
ファーストステップガイド
発行 株式会社コンテック 2013年3月制定
大阪市西淀川区姫里3-9-31 〒555-0025
日本語 http://www.contec.co.jp/
英語 http://www.contec.com/ NA02499 (LYQB561)
中国語 http://www.contec.com.cn/ [03042013]
本製品および本書は著作権法によって保護されていますので無断で複写、複製、転載、改変する
ことは禁じられています。
■ソフトウェアの初期設定確認
ドライバライブラリを使用するには、デバイス名が必要となります。
デバイス名の確認と変更は、デバイスマネージャから行うことができます。
(1)
デバイスマネージャを起動します。
(2)
インストールしたハードウェアは、
CONTEC
Devices
ツリーの下に登録されています。デバ
イスツリーを開くと、インストールされたデ
バイスと、デバイスに割り当てられたデバイ
ス名の確認ができます。
デバイス名を変更するには、デバイスを選択
してプロパティページを表示してください。
(3)
共通設定タブでデバイス名を入力して
[OK]
をクリックしてください。
ここで設定したデバイス名は、後のプログラ
ミング時に必要になります。
(4)
再度、デバイスを選択してプロパティページ
を表示し、詳細設定タブでπネットワーク冶
具の有無、リファレンスクロックを設定して
[
設定
]
をクリックした後、
[OK]
をクリックし
てください。
これでソフトウェアの初期設定は完了です。
デバイス名を入力
・VNA-300M-PCI
実装したボード名と
デバイス名が表示されます。
・VNA-300M-PCI
/