3
ヘッドの張り具合を調節する
ご使用になる前に、必ずヘッドの張り具合を調節してください。
張り具合は、アコースティック・ドラムの打感触と同じくらいが適
切です。
誤動作の原因となりますので、以下の点に注意してください。
5
ヘッドにたるみがないように調節してください。
5
チューニング・ボルトにがたつきがないように調節してくだ
さい。
1
2
3
4
57
86
1.
それぞれのチューニング・ボルトを少しずつ、図のように
対角線を結ぶ順に調節してください。
※ 1 箇所のチューニング・ボルトを一度に強く締めないでくださ
い。ヘッドを均一に張れないため、適切な打感触が得られな
くなるだけでなく、誤動作や故障の原因にもなります。
2.
ヘッドの張り具合が均等になるように、各チューニング・
ボルトの締め具合を調整します。
メモ
5
ヘッドの張り具合の調節は打感触の調節をするもので、アコー
スティック・ドラムのように音の高さ(ピッチ)を調節するもの
ではありません。ピッチは、ドラム音源の音色エディットで調
節します。詳しくは、使用するドラム音源の取扱説明書をご覧
ください。
5
長く使っているとヘッドの張り具合が変わってくることがありま
す。必要に応じて調節しなおしてください。
ヘッド、フープ・ラバーの交換
ヘッドやフープ・ラバーは、使っている年月とともに性能が劣化
する消耗部品です。ヘッド面やフープ・ラバーが破れたり、ヘッ
ドの張り具合を正しく調節してもヘッド面にたるみが残ったりする
ような場合は、ヘッドやフープ・ラバーを交換してください。
交換用ヘッドのお求めやフープ・ラバーの交換は、お買い上げ店
またはローランドお客様相談センターにお問い合わせください。
ヘ ッド を 交 換 す る
ご注意 !
ヘッドの下にあるセンサーに無理な力をかけないでください。
打撃を正しく感知できなくなったり、破損したりすることがあ
ります。
1.
すべてのチューニング・ボルトを取り外します。
それぞれ、少しずつ反時計方向に回してゆるめてください。
2.
フープと古いヘッドを取り外します。
フープ
ヘ ッド
センサーに触れないようにしてくだ
さい。
破損や故障の原因になります。
3.
新しいヘッドとフープをシェルにのせます。
4.
チューニング・ボルト 8 個をすべて取り付けます。
※ 各ボルトには、ワッシャーが 2 個付いています。
5.
ヘッドの張り具合を調節します。
「ヘッドの張り具合を調節する」参照。