[SM-353500] -8-
6) 配管の際は、空気圧機器に接続する直前にフラッシングを必ず実施してください。
配管時に内部に入った異物が空気圧機器内部に入らないことが必要です。
7) 配管接続が完了して圧縮空気を供給する場合、急激に高い圧力が掛からないように供給してください。
配管接続がはずれ、配管チューブが飛びはねて、事故が発生します。
8) 配管接続が完了して圧縮空気を供給する際、必ず、配管接続部分のすべての部分の空気もれを確認し
てください。
配管接続部分に漏洩検知液をはけで塗布して空気の漏れをチェックします。
9) 配管接続部の結合部が装置の動き、振動、引張りなどによって離脱しないように配管してください。
空気圧回路の排気側配管の離脱によりアクチュエータの速度制御ができなくなります。
チャック保持機構の場合にはチャック解放となり、危険な状態が生じます。
チューブは確実に差し込んだことを確認し、使用中は引っ張り力がかからないように使用してくださ
い。引っ張り力によりチューブの抜け及び破損の原因となります。
10) ナイロンチューブおよびウレタンチューブは下記に注意し使用してください。
指定されたチューブおよび弊社プラスチックプラグ(GWPシリーズ)をご使用ください。金属プラグは
トラブルの原因となりますので、使用しないでください。
チューブ外径精度
・ナイロンチューブ ·························································· ±0.1mm以内
・ウレタンチューブ(~φ6) ··········································· ±0.1mm以内
(φ8~) ··········································· mm以内
で硬度92°以上のチューブを使用してください。径精度、硬度を満足しないチューブの場合チャック
力が低下し抜けたり、逆に挿入しにくくなる場合があるため使用しないでください。
指定以外のチューブ、プラブをご使用する場合はご相談ください。
スパイラルチューブに標準のワンタッチ継手を使用する場合は、チューブ根元をホースバンドで固
定してください。回転が発生し、保持能力が減少します。
チューブは専用カッターで必ず直角に切断しご使用ください。
チューブが摩耗したり、傷がつかないようにして使用してください。チューブのつぶれ、破裂する恐
れがあります。
一度使用したチューブは劣化・変形があるため再使用しないでください。
他の構造物と直接チューブが接触すると摩耗・破損の可能性があるため避けてください。
継手とチューブにねじり、引張り、モーメント荷重がかからないようにしてください。
-0.15