SonicWall™ SonicWave 432e および
SonicWave 432i
導入ガ イ ド
規定のモデル番号:
APL43-0C2 (SonicWave 432e)
APL43-0C3 (SonicWave 432i)
Copyright © 2017 SonicWall Inc. All rights reserved.
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るいかなるライセンスも、 本書または SonicWall 製品の販売に関 し て付与 さ れません。 本製品のラ イ セン ス契約で定義 される契約条件で明示的に
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こ と の暗示的な保証を含む (ただし これに限定されない)、 製品に関する明示的、 暗示的、 または法定的な責任を放棄 し ます。 いかなる場合におい
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本文書の使用または使用で き ない こ と から生 じ る、 直接的、 間接的、 結果的、 懲罰的、 特殊的、 ま たは付随的な損害 (利益の損失、 事業の中断、
または情報の損失を含むが、 これに限定 されない) について一切の責任を負わない も の と し ます。 SonicWall および/またはその関連会社は、 本書の
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を留保するものと します。 SonicWall Inc. および/またはその関連会社は、 本書に記載 されている情報を更新する義務を負わない も の と し ます。
詳細については、 https://www.sonicwall.com/ja-jp/legal/ を参照して く ださい。
SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガイ ド
更新日 - 2017 年
12 月
232-001663-50 Rev B
凡例
警告: 物的損害、 けが、 ま たは死亡に至る可能性があ る こ と を示 し ています。
注意: 手順に従わない と ハー ド ウ ェ アの破損やデー タ の消失が生 じ る恐れがあ る こ と を示 し ています。
重要、 メ モ、 ヒ ン ト 、 モバイル、 またはビデオ: 補足情報がある こ と を示 し ています。
SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
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はじめに
このガイ ドについて
この導入ガ イ ド では、 単一または複数の装置で構成する無線配備における SonicWall™ SonicWave 432e および SonicWave 432i 無線ア
クセス ポ イ ン ト の基本的な設置 と設定の手順を説明し ます。
最新の製品 ド キュ メ ン ト については、 https://www.sonicwall.com/ja-jp/support/technical-documentation を参照して く ださい。
第 1 章
トピック
はじめに (3 ページ) • SonicWave 432e 無線の概要 (6 ページ)
• SonicWave 432i 無線の概要 (6 ページ)
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SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
第 2 章
トピック
初期セ ッ ト ア ッ プ (11 ページ) • パ ッ ケージ内容の確認 (12 ページ)
• 配備に関する要件 (12 ページ)
• SonicWave 432e および SonicWave 432i で使用可能なポー ト /
ステータス LED (13 ページ)
• SonicWave 432e のアンテナの取り付け (15 ページ)
• イーサネッ ト ケーブルの接続 (15 ページ)
• 無線ア ク セス ポイ ン ト の配置に関する考慮事項 (17 ページ)
• SonicWave 432e および SonicWave 432i の取り 付け (19 ページ)
第 3 章
トピック
無線ア ク セス用の SonicOS の設定 (23 ページ) • SonicWave 432e または SonicWave 432i 用の SonicOS の設定
(23 ページ)
• SonicWave の動作確認 (29 ページ)
• トラブルシューティングのヒント (29 ページ)
第 4 章
トピック
サポー ト と 製品登録 (31 ページ) • 登録と サポー ト (31 ページ)
• オンライン サポー ト と ト レーニング (32 ページ)
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SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
SonicWave 432e 無線の概要
SonicWave 432e は、 SonicWall SonicPoint ACe の後継 と なるべ く
進化を遂げた次世代の無線ア ク セス ポイン ト を構成します。
SonicWave 432e は、 物理層 を 拡張 し て ス ルー プ ッ ト を 向上 さ
せ、 5 GHz で 1730 Mbps、 2.4 GHz で 800 Mbps の最大デー タ 速度
を実現します。 そのために、 SonicWave 432e では以下を使用 し
ます。
• より多くのアンテナ - 5 GHz 無線用の 4 本のアン テナ と、
2.4 GHz 無線用の 4 本のア ンテナ を使用。
• より広いチャンネル - 従来の 20/40 MHz チ ャ ンネルのサ
ポー ト を継続しつつ、 802.11ac 無線モ ジ ュール用の 80
MHz 帯チャ ンネルも使用。 これによ り、 チャ ンネル幅
に関するパケ ッ ト ご との動的なネゴシエーシ ョ ンが可能
にな り、 干渉発生時に SonicWave は一時的に 40 または
20 MHz チャンネルにフォールバック可能。
• よ り 空間的に広いス ト リ ーム - 802.11ac 無線モジ ュ ール
用の 4 x 4 MU-MIMO (多入力多出力) により、 マルチパス
伝搬を使用 し た無線 リ ン ク容量の倍増化が可能。
SonicWave 432i 無線の概要
SonicWave 432i は、 SonicWall SonicPoint ACi の後継 と な るべ く 進
化を遂げた次世代の無線ア ク セス ポイン ト を構成します。
SonicWave 432i は、 物理層を拡張 し てスループ ッ ト を向上 さ
せ、 5 GHz で 1730 Mbps、 2.4 GHz で 800 Mbps の最大デー タ速度
を実現します。 そのために、 SonicWave 432i では以下を使用し
ます。
• より広いチャンネル - 従来の 20/40 MHz チ ャ ンネルのサ
ポー ト を継続しつつ、 802.11ac 無線モ ジ ュール用の 80
MHz 帯チャ ンネルも使用。 これによ り、 チャ ンネル幅
に関するパケ ッ ト ご との動的なネゴ シエーシ ョ ンが可能
にな り、 干渉発生時に SonicWave は一時的に 40 または
20 MHz チ ャ ンネルに フ ォ ールバ ッ ク可能。
• よ り 空間的に広いス ト リ ーム - 802.11ac 無線モジ ュ ール
用の 4 x 4 MU-MIMO (多入力多出力) によ り、 マルチパス
伝搬を使用 し た無線 リ ン ク容量の倍増化が可能。
SonicWall 無線フ ァ イ アウ ォ ール処理
ある無線機器が SonicWall SonicWave 432e または SonicWave 432i
無線ア ク セス ポイン ト を使用して別のサブネッ ト またはまっ
た く 別のネ ッ ト ワーク上の無線機器 と通信する場合、 機器間の
トラフィックは SonicWall ネッ トワーク セキュ リ テ ィ装置を通
SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
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過する こ と を強いられます。 こ う し た誘導は、 SonicOS による
セキュ リテ ィ サービスの強制的な適用を可能に し ます。
無線フ ァ イ アウ ォ ール処理の標準的な実践法 (1 つの無線ク ラ
イ ア ン ト が別の ク ラ イ ア ン ト と 通信する場合) は、 重要 な セ
キュリテ ィ サービスの多 く をバイパス し ます。 次の図は、 無
線フ ァ イ アウ ォール処理の標準的な実践法を示し ています。
標準的な無線フ ァ イ アウ ォ ール処理
販売さ れている多 く のセキュ リ テ ィ 製品には、 一般的なハブま
たは無線ア ク セス ポ イ ン ト によ っ て接続 された 2 人のユーザが
デー タ を交換 し よ う と する と 、 こ う し た潜在的な脆弱性が発生
する と い う 共通点があ り ます。
SonicWall では、 SonicWave アクセス ポイン ト をネッ トワーク セ
キュリテ ィ装置から管理することにより、 このセキュリテ ィ上
の欠点に対処 し ています。 こ う する こ と で、 セキ ュ リ テ ィ
サービ スのゾーン執行やすべてが揃っ た フ ァ イ アウ ォール処理
機能な ど、 無線空間の完全な制御が可能にな り ます。
保護された無線フ ァ イ アウ ォ ール処理
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SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
周波数帯と チ ャ ンネル
現在、 802.11 無線ネ ッ ト ワー クの種別には、 広 く 採用 されている 5 つの規格 a、 b、 g、 n、 ac があ り ます。 802.11n と 802.11ac は最
新かつ処理能力が最大の規格ですが、 古い ク ラ イ アン ト 機器では これらの新 し い規格を利用で き ない こ と があ り ます。
それぞれの周波数帯で、 距離の範囲が異な り 、 信号の強度や品質はその範囲にわた っ て変化 し ます。 2.4 GHz 帯の信号は、 物理的な
バリア (障害物) を通過するので 5 GHz 帯の信号よ り も遠 く まで届 く 傾向があ り ますが、 デー タ速度はそれほど高速ではあ り ませ
ん。 5 GHz 帯の信号は、 デー タ速度に優れていてよ り 高いスループ ッ ト を実現で き ますが、 信号の減衰が早いのでオープン スペー
スでの使用に最も適 し ています。
RF (無線周波数) バ リ ア と 干渉の詳細については、 RF (無線周波数) バリアおよび RF 干渉 (18 ページ) を参照し て く ださい。
無線規格
802.11 (x)
周波数の規格 最大デー タ速度
802.11a 5GHz 54 Mbps
802.11b 2.4GHz 11 Mbps
802.11g 2.4GHz 54 Mbps
802.11n
2.4 GHz および 5 GHz
450 Mbps
802.11ac 5 GHz + MU-MIMO 2.34 - 3.47 Gbps
5 GHz と 2.4 GHz の各信号の長所と 短所
5GHz 2.4GHz
長所 高速、 チ ャ ンネル数が多い 長距離ま で届 く 、 信号の貫通性が高い
短所 壁面に対する貫通性に制限あ り、 ク ラ イ ア ン ト と の互
換性
干渉の原因と な る も の (干渉源) が多い
SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
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共有された閉空間で複数の分離された無線ネットワークを実現するには、 RF 媒体を複数のチャンネルに分割し ます。 5 GHz 帯の機器
(802.11a/n/ac) の場合、 最大で 23 の分離されたチャンネルを実現で きること にな り ます。
2.4 GHz 帯を使用する機器 (802.11b/g/n) の場合は、 同じ無線空間で最大で 13 の重複があるチャンネルしか実現できません。 このよう
にチャンネルに一部重複があるため、 2.4 GHz 帯の技術では、 完全に分離 されたチャンネルが合計 3 つしか得 られません。
802.11 信号の比較表
802.11 信号の特徴
802.11a 802.11b 802.11g 802.11n 802.11ac
米国でのチ ャ ンネル数
23 11 11 11 21
EU でのチャ ンネル数
23 13 13 13 16
日本でのチ ャ ンネル数
19 13 13 13
19
周波数帯
5GHz 2.4GHz 2.4GHz 2.4/5 GHz 5GHz
最大デー タ 速度
54 Mbps 11 Mbps 54 Mbps 800 Mbps (4 x 4
MU-MIMO の場合)
1.7 Gbps (QAM-64、 4 x
4 MU-MIMO、 80 MHz
チ ャ ンネルの場合)
半径 (範囲)90 フィート/25 m 120 フィート/35 m 120 フィート/35 m 300 フィート/90 m 120 フィート/35 m
メモ ： 802.11b/g/n 規格では 11 ～ 13 チャンネルを実現できますが、 そのうち完全に分離された (重複のない) チャンネルは 3
つだけです。
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SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
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初期セ ッ ト ア ッ プ
このセ ク シ ョ ン では、 梱包品の基本的なチ ェ ッ ク リ ス ト と ハー ド ウ ェ アに関する情報を提供 し、 SonicWall SonicWave 432e および
SonicWave 432i の物理的な要素 (LED、 ア ン テナ、 ケーブル、 配置、 取 り付けな ど) を接続および設定する方法について説明 し ます。
• パ ッ ケージ内容の確認 (12 ページ)
• 配備に関する要件 (12 ページ)
• SonicWave 432e および SonicWave 432i で使用可能なポー ト /ステータス LED (13 ページ)
• SonicWave 432e のアンテナの取り付け (15 ページ)
• イーサネッ ト ケーブルの接続 (15 ページ)
• 無線ア ク セス ポイ ン ト の配置に関する考慮事項 (17 ページ)
• SonicWave 432e および SonicWave 432i の取り 付け (19 ページ)
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SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
パ ッ ケージ内容の確認
次の手順に進む前に、 SonicWave 432e または SonicWave 432i の
パ ッ ケージに以下のも のが含まれている こ と を確認 し て く だ
さい。
足りないものはありませんか?
パッケージに足りないものがある場合は、 テクニカル サポー ト
(https://www.sonicwall.com/support/contact-support) までお問い
合わせ く だ さ い。 最新のサポー ト ドキュメントのリストは、
https://www.sonicwall.com/support/technical-documentation から
オン ラ イ ン で入手で き ます。
配備に関する要件
SonicOS ファームウェア
• SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i アクセス
ポイ ン ト は、 以下のバージ ョ ンの SonicOS を実行してい
る SonicWall ネッ トワーク セキュ リテ ィ 装置によって集
中管理さ れます。
• SonicOS 6.5 以降
電源
• マルチギガビ ッ ト 802.3at 規格に準拠 し た PoE インジェク
ターまたは PoE 対応ス イ ッ チ を使用 し て、 各 SonicWave
432e または SonicWave 432i に電力を供給し ます。
インターネッ ト接続
• フ ァ イ アウォ ールが最新の SonicWave ファームウェアを
ダウンロードするために、 アクテ ィ ブなイン ターネッ ト
接続が必要です。
ギガビ ッ ト イーサネッ ト接続
• SonicWave 432e または SonicWave 432i ハー ド ウ ェ アには、
1 ギガビ ッ ト イーサネ ッ ト 接続で処理で き る よ り も多 く
の帯域幅が必要です。 SonicWave 432e または SonicWave
432i のデー タ スループ ッ ト 容量を最大限に活用する た
めに、 SonicWave を (PoE 機器を通じ て) 2.5 Gb のイン
ターフェースに接続することをお勧めします。
製品の安全性 と規定に関する情報 (33 ページ) を参照し て く だ
さい。
SonicWave 432e または SonicWave 432i 装置のチ ェ ッ ク リ ス ト
SonicWave 432e (外部ア ンテナ) または SonicWave 432i (内蔵
アンテナ) 装置
アンテナ: SonicWave 432e (8) または SonicWave 432i (0)。
取り付け金具
CAT5e ケーブル
SERI ガイ ド
導入ガ イ ド
メモ：SonicWave 432i では内蔵ア ン テナを使用し ます。
SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
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SonicWave 432e および SonicWave 432i で使用可能なポー ト /ス
テータス LED
使用可能なポー ト
LAN1/PoE ポー ト :
イーサネッ ト または PoE (Power
over Ethernet) のケーブルを接続し
ます。
LAN2 ポー ト :
追加のイ ーサネ ッ ト 接続に対応で き ます。 使用例につい
ては、 『SonicOS
接続管理
』ドキュメントを参照してくだ
さい。
コンソール ポー ト 。
RJ45 から DB9 へのケーブルを使用 し た管理用の
接続を提供 し ます (コ マ ン ド ラ イ ン管理専用)。
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SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
ステータス LED
LED (lan2)
- オン (黄色または緑色の点灯、 イ ーサネ ッ ト リンク)
- 黄色の点滅 (1 GHz イーサネッ トのアクテ ィ ビテ ィ)
- 緑色の点滅 (10/100 M イーサネッ トのアクテ ィ ビテ ィ)
LED (lan1)
- オン (黄色または緑色の点灯、 イ ーサネ ッ ト リンク)
- 黄色の点滅 (2.5 G イーサネッ トのアクテ ィ ビテ ィ)
- 緑色の点滅 (1 G/100 M イーサネッ トのアクテ ィ ビテ ィ)
LED (5G)
- オン (緑に点灯、 5 GHz 無線 リ ン ク)
- 緑の点滅 (5 GHz 無線のア ク テ ィ ビ テ ィ )
LED (2.4G)
- オン (緑に点灯、 2.4 GHz 無線 リ ン ク)
- 点滅 (2.4 GHz 無線のア ク テ ィ ビ テ ィ )
LED (ツール)
- オン (黄色に点灯、 エ ラ ー)
- 点滅 (セーフ モード)
LED (電源)
- オン (青に点灯、 電源)
- 点滅 (起動中/ ファームウェア アップグ
レード)
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SonicWave 432e のアンテナの
取り付け
SonicWave 432e
にアンテナを取り付けるには
:
18 本のア ン テナすべて を袋から取 り 出し 、 各コ ネ ク タ に
1 つずつ取り付けます。
2 注意し ながら手で し っか り と 差し 込みます。
3 最適な受信がで き る よ う にア ンテナを垂直に調整し ます。
最適な無線通信範囲が得られる よ う に、 SonicWave 432e のアン
テナは垂直に立てて く だ さ い。 SonicWave の円形デザイ ンは、
強力な多方向の無線信号パ タ ーン を生成するのに役立っ ていま
す。 ほ と んどの場合は、 (図に示すよ う に) アンテナを真上に立
てておけば全体と し て最適な無線通信範囲が得られます。
イーサネッ ト ケーブルの接続
SonicWave 432e または SonicWave 432i には PoE (Power over Ethernet)
を通じて電力を供給します。 CAT5e イーサネッ ト ケーブルを
使って配線して く ださい。
ヒント ：アンテナを垂直に立てた状態で SonicWave 432e
を天井に取 り付ける と、 装置の直下に 「デ ッ ド 」 ゾーン
がで き る場合があ り ます。 この問題は、 ア ンテナに若干
の角度を付ける こ と で緩和で き ます。
注意 ： SonicWave 432e では、 SonicWall によって提供され
たアン テナの使用のみが認可 さ れています。 その他のア
ン テナを使用する場合には、 地域の規制に注意 し て く だ
さい。
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SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
PoE を使用する場合は、 各 SonicWave 432e または SonicWave 432i
に電力を供給するために、 SonicWall 802.3at 準拠の ミ ッ ド スパ
ン PoE ライン インジェクター (別売)、または 802.3at 準拠のス
イ ッ チが必要です。
PoE
を
SonicWave 432e
または
SonicWave 432i
に接続
するには
1 イーサネッ ト ケーブルを使用し て、 SonicWall PoE イン
ジェクターの データ イン ポー ト を フ ァ イアウォールの
既存の WLAN ゾーン インターフェース、 または SonicOS
で後ほど設定する未使用のイ ン タ ー フ ェ ースに接続 し
ます。
22 本目のイーサネ ッ ト ケーブルを使用して、 SonicWall PoE
インジェクターの PoE OUT ポー ト を SonicWave 432e ま
たは SonicWave 432i の LAN1/PoE ポー ト に接続し ます。
3SonicWall PoE イ ン ジ ェ ク タ ーの電源コ ー ド を適切な電源
コンセントに接続します。
4 SonicWave 432e または SonicWave 432i の LAN1 LED が点灯
する まで待ち ます。 これは接続がア ク テ ィ ブにな っ た こ
とを示します。
製品の安全性 と規定に関する情報 (33 ページ) を参照して く だ
さい。
重要 ： ケーブルは正し く 接続 し て く だ さ い。
注意 ： 各 SonicWave 432e または SonicWave 432i に電力を供
給するには、 マルチギガビ ッ ト 802.3at 規格に準拠 し た
PoE インジェクターまたは PoE 対応ス イ ッ チが必要です。
SonicWave 432e または SonicWave 432i への電力供給を維
持するには、 802.3at PoE インジェクターから SonicWave
432e または SonicWave 432i までの CAT5e ケーブルの長さ
を 100 メートル (333 フィート) 以内に し ます。
SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
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無線ア ク セス ポイン トの配置
に関する考慮事項
SonicWave 432e または SonicWave 432i 無線ア ク セス ポイン トの
物理的な配置は、 ユーザが無線信号にア ク セスで き るかど う か
大きな影響を及ぼします。
アクセス ポイン トは、 RF (無線周波数) 干渉源の近 く には配置し
ないで く ださい。 複数のアクセス ポイン ト を配備すると、 RF
バリア (障害物) を迂回できます。
実地調査は最適な無線ア ク セス ポイン トの配置を探る うえで
役立ち ますが、 実地調査を し な く て も有効な場所を探す こ と は
できます。
考慮すべき点は次のと お り です。
• アクセス ポイン ト数に対するユーザ密度 - 1 つのア クセス
ポイ ン ト からサービ ス を受けるユーザが増えすぎ る と 、
最大転送速度に達 し、 そのア ク セス ポイン トがシステ
ム全体のボ ト ルネ ッ ク にな る可能性があ り ます。
• 帯域幅 - 特定のユーザ種別で、 ア ッ プ ス ト リ ームおよび
ダウン ス ト リ ーム方向に移動するデー タ の量はどれ く ら
いですか。
• イーサネッ ト ケーブルの配線 - 電力を供給する イーサネ ッ
ト (PoE) ケーブルの取 り 回 し を どんな場所で行い、 その
ケーブルを どのよ う に保護 し ますか。 すべてのア ク セス
ポイ ン ト への電力供給に、 マルチギガビ ッ ト 802.3at 規
格に準拠し た PoE インジェクターまたはスイッチを使用
していますか。
SonicWave 432e または SonicWave 432i への電力供給を維
持するために、 802.3at PoE インジェクターから SonicWave
432e または SonicWave 432i までの CAT5e ケーブルの長さ
は 100 メートル (333 フィート) 以内にする こ と を お勧め
します。
• ハブ/スイッチ - 無線の配備は、 ご利用のネ ッ ト ワー ク セ
キュ リ テ ィ 装置や LAN リ ソ ースに関連付ける必要があ
り ます。 主要なネ ッ ト ワーキング機器がど こ に配備 さ れ
ているか、 また無線装置 との接続を効率的に行 う にはど
う すればよいかを考慮し て く だ さ い。 設置する ア ク セス
ポイ ン ト の数に対応するには、 ご利用のイーサネ ッ ト で
どれ く ら いの速度が必要にな り ますか。 SonicWave 432e
または SonicWave 432i と ご利用の SonicWall ネッ トワー
ク セキ ュ リ テ ィ 装置と の接続には、 ギガビ ッ ト イーサ
ネッ ト イ ン タ ー フ ェ ースが推奨 されます。
• 旧来のク ラ イ アン ト - 古いラ ッ プ ト ッ プやモバイル機器
は、 802.11ac をサポート していない場合があります。
802.11a/g/b ハー ド ウ ェ ア を搭載し たク ラ イ アン ト は
SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i でサポー
ト さ れていますが、 こ う し た旧来のク ラ イ アン ト が無線
ネ ッ ト ワーク の範囲内に存在する と、 802.11ac クライア
ン ト の接続速度に影響を与える こ とがあ り ます。
たとえば、 ある 802.11b 機器が SonicWave 432e または
SonicWave 432i に対し て認証 される と、 その無線に接続
し ているすべてのク ラ イ アン ト のデー タ 速度の上限が
802.11b のデー タ 速度にな る可能性があ り ます。
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SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
RF (無線周波数) バリア
RF バ リ ア を どのよ う に し て迂回するかの決定が、 配置プ ロセス
の難し い部分になる こ と があ り ます。 し か し、 RF バリアは、 通
信から除外 し たい信号の遮断を試みる う え で有効利用する こ と
もできます。 5 GHz 帯の周波数は、 RF バ リ アの影響を よ り 強 く 受
けます。 2.4 GHz の無線ネ ッ ト ワー クの運用には支障のない壁に
よって、 5 GHz の無線信号が遮断 される こ とがあ り ます。
RF 干渉
家庭、 オ フ ィ ス、 および医療用の機器によ る RF 干渉は、 無線
配備における一般的な課題にな っ ています。
RF 干渉源について考える際には、 ほとんどの携帯/無線電話や
Bluetooth 機器が 2.4 GHz 周波数帯のみを利用 し ている こ と を念
頭に置いて く だ さい。 そのため、 こ う し た機器が 5 GHz 周波数
帯で動作する無線ネ ッ ト ワー ク と の間に大き な干渉を起こ すこ
とはないはずです。
一般的な RF バリアの種別
バ リ アの種別
RF 信号の遮断性
戸外 非常に低い
ガ ラ ス、 木材、 乾式壁、 キ ューブ パー
ティション
低い
床、 外壁、 水槽
(レンガ/大理石/花崗岩/水)
中間
コンクリート、防犯ガラス、金網、山
積みの本/書類
高い
金属製パーテ ィ シ ョ ン、 机、 鉄筋コ ン
クリート
非常に高い
一般的な RF 干渉源
干渉源 干渉が生じ 得る範囲 影響を受ける帯域
2.4 GHz 帯の電話 100 フィート (約 35
メートル)
2.4GHz
(802.11 b/g/n)
Bluetooth 機器 30 フィート (約 10
メートル)
2.4GHz
(802.11 b/g/n)
電子レ ン ジ 10 ～ 20 フィート (約
3 ～ 7 メートル)
2.4 GHz および 5 GHz
(シールド処理による)
科学および医療
機器
短い距離 (機器に
よってさまざま)
2.4 GHz および 5 GHz
(シールド処理による)
SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
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SonicWave 432e および
SonicWave 432i の取 り 付け
SonicWave 432e および SonicWave 432i は、 壁や天井に取 り 付け
た り、 そのま ま平面上に置いた り で き ます。
SonicWave 432e および SonicWave 432i を取 り 付ける際の安全上
のヒン トについては、 製品の安全性 と規定に関する情報 (33
ページ) を参照し て く ださい。
天井ブ ラ ケ ッ ト を使用し た取 り 付け
取 り付けキ ッ ト には、 天井ブ ラ ケ ッ ト (大) が含まれています。
天井ブ ラ ケ ッ ト (大)
SonicWave 432e および SonicWave 432i の裏面には 2 箇所のね じ穴
があ り、 こ こに同梱のねじ を差し込んでブ ラケ ッ ト を固定でき
ます。 これらのねじ穴を使用して、 ブラケッ ト (大) を SonicWave
432e および SonicWave 432i に取り付けます。
メモ：実際の製品は図 と異な る場合があ り ます。
ねじ穴
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SonicWall SonicWave 432e および SonicWave 432i 導入ガ イ ド
ブラケッ ト (大) を使用して SonicWave 432e または SonicWave 432i
を天井パネル間のク ロ スバーに取 り 付けるには:
1 同梱の 2 本のねじ を使用 し て ブ ラ ケ ッ ト (大) を SonicWave
の裏面に取 り 付けます。
2 片手で SonicWave を支えながら、 ブラケッ ト の端にあ
る ク リ ッ プの位置を天井のク ロスバーの端に合わせ、
ブラケッ トがクロスバーにしっかりと固定されるまで
SonicWave を
反時計回り に
(下から見て左に) 回転さ せ
ます。
SonicWave 432e または SonicWave 432i を天井の ク ロ ス
バーから取り外すには、 ク ロスバーから外れるまでブ ラ
ケッ トを
時計回 り に
(下から見て右に) 回転さ せます。
メモ：実際の製品は図 と 異なる場合があ り ます。
ねじ を締めて天井ブ ラ ケ ッ ト (大)
をしっかりと固定します。
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