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はじめに
• Microsoft Windows
、
Red Hat Enterprise Linux
、または
SUSE Linux
Enterprise Server
。
メモ
: オペレーティングシステムのインストールは、ネイティブまたはハイ
パーバイザーのゲスト構成が可能です。
メモ
: サポートされるハイパーバイザーは、Microsoft Hyper-V、Citrix
XenServer
、および VMware です。サポートされるバージョンの詳細につい
ては、
support.dell.com/manuals で『サポートマトリクス』 を参照してく
ださい。
•
システム管理者またはそれと同等の権限。
ストレージアレイについて
RAID
コントローラモジュールを通じてアクセスされる物理ディスクを含むエン
クロージャは、
RAID
エンクロージャと呼ばれています。ストレージアレイには、
物理ディスク、
RAID
コントローラモジュール、ファン、電源ユニットなどのさ
まざまなハードウェアコンポーネントが含まれており、これらがエンクロージャ
内に収められています。
ストレージアレイに接続されている
1
台または複数のホストサーバーは、スト
レージアレイ上のデータにアクセスできます。どのパスが
1
つだけ失われても
(ホストサーバーポートの障害などにより)、ストレージアレイに保存されている
データへのアクセスが全面的に失われることがないように、ホストとストレージ
アレイの間に複数の物理パスを確立することも可能です。
ストレージアレイは、次で実行されている
MDSM
で管理されます。
•
ホストサーバー
—
ホストサーバーシステムでは、
MDSM
とストレージア
レイは
SAS
接続を経由して管理リクエストとイベント情報を通信します。
•
管理ステーション
—
管理ステーションでは、
MDSM
はストレージアレイ
管理ポートへのイーサネット接続、またはホストサーバーへのイーサネット
接続を経由してストレージアレイと通信します。イーサネット接続は
SAS
接続を使って管理ステーションとストレージアレイの間で管理情報をやりと
りします。
MDSM
を使用して、ストレージアレイ内の物理ディスクを構成し、ディスクグ
ループと呼ばれる論理コンポーネントを作成します。次に、ディスクグループを
仮想ディスクに分割します。ディスクグループは、ストレージアレイの未設定容
量内に作成されます。仮想ディスクは、ディスクグループの空き容量に内に作成
されます。
未設定容量は、ディスクグループにまだ割り当てられていない物理ディスクで構
成されます。未設定の容量を使用して仮想ディスクを作成すると、ディスクグ
ループが自動的に作成されます。ディスクグループ内の唯一の仮想ディスクが削
除されると、そのディスクグループも削除されます。空き容量とは、仮想ディス
クに割り当てられていないディスクグループ内の容量です。