PowerVault MD3620f

Dell PowerVault MD3620f, PowerVault MD3600f 取扱説明書

  • こんにちは!Dell PowerVault MD3600fおよびMD3620fストレージアレイの導入ガイドの内容を理解しています。ハードウェアの接続方法からソフトウェアのインストール、初期設定、そして拡張エンクロージャの追加方法まで、このマニュアルに記載されているあらゆる質問にお答えできます。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください!
  • PowerVault MD3600fシリーズとMD3620fシリーズの違いは何ですか?
    ホストサーバーとの接続方法は?
    ストレージ容量を拡張するにはどうすればよいですか?
    MD Storageソフトウェアのインストール方法は?
    RAIDレベルの設定は可能ですか?
Dell PowerVault MD3600f
および MD3620f
ストレージアレイ
導入ガイド
メモ、注意、警告
メモ
: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意
: 手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性がある
ことを示しています。
警告:
物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し
ています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
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2011 - 09 Rev. A01
目次
3
目次
1 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
システム要件 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
ストレージアレイについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
2 ハードウェアの取り付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
ストレージ構成の計画. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
ストレージアレイの接続 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
ストレージアレイのケーブル接続. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
冗長および非冗長構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
PowerVault MD1200 シリーズ 拡張エンクロージャの
ケーブル接続
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
以前に構成された PowerVault MD1200 シリーズ
拡張エンクロージャで拡張する . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
新しい PowerVault MD1200 シリーズ拡張エンクロージャで
拡張する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
3 MD ストレージソフトウェアのインストール . . . 15
ホストバスアダプタおよびドライバのインストール . . . . . . . . . . 16
グラフィカルインストール(推奨). . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
コンソールインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
サイレントインストール . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
プレミアム機能の有効化(オプション). . . . . . . . . . . . . . . . . 19
PowerVault MD
ストレージソフトウェアのアップグレード . . . . . . 19
4
目次
4 インストール後のタスク. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
ストレージアレイ検知の検証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
初期セットアップタスク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
5 MD Storage ソフトウェアのアンインストール . . 25
Windows からの MD Storage ソフトウェアのアンインストール. . . . 25
Linux
からの MD Storage ソフトウェアのアンインストール . . . . . . 26
A 付録負荷バランス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
Windows 負荷バランスポリシー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
サブセット付きラウンドロビン . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
サブセット付き最小のキューの深さ 27
Windows Server 2008 における負荷バランスポリシーの
変更 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
Linux での負荷バランスポリシーの設定 . . . . . . . . . . . . . . 28
B 付録 SFP モジュールおよび光ファイバ
ケーブルとの作業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
SFP モジュールの使用ガイドライン. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
SFP
モジュールの取り付けと取り外し . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
光ファイバケーブルの使用ガイドライン . . . . . . . . . . . . . . . . 31
ファイバチャネルケーブルの取り付けと取り外し . . . . . . . . . . . 32
C 付録 ハードウェアのケーブル配線における
ベストプラクティス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
静電気に敏感な部品の取り扱い . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
リモートレプリケーションのためのホスト配線 . . . . . . . . . . . . 33
性能を高める配線 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
シングルコントローラおよびデュアルコントローラのトポロジ . . . . 34
ケーブルのラベル付け . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34
はじめに
5
はじめに
メモ
: 本書において、Dell PowerVault MD3600f シリーズストレージアレイとは
Dell PowerVault MD3600f
および Dell PowerVault MD3620f の両方を指します。
本ガイドには、
Dell PowerVault MD3600f
および
MD3620f
ストレージアレ
イの導入に関する情報を記載しています。導入プロセスには、次の手順が含まれ
ます。
ハードウェアの取り付け
Modular Disk Storage Manager
MDSM
)ソフトウェアのインストー
初期システム設定
その他、システム要件、ストレージアレイの構成、ユーティリティに関する情報
が記載されています。
メモ
: 製品マニュアルの詳細については、support.dell.com/manuals を参照し
てください。
管理者は
MDSM
を使用して、ストレージアレイを最も使いやすい状態に設定し、
監視することができます。
PowerVault MD
シリーズのリソースメディアに含ま
れる
MDSM
のバージョンは、
PowerVault MD3600f
シリーズと以前の
PowerVault MD
シリーズストレージアレイ両方の管理に使用することができま
す。
MDSM
は、
Microsoft Windows
および
Linux
の両オペレーティングシス
テムと互換性があります。
システム要件
MD3600f
シリーズのハードウェアとソフトウェアを設置し、設定する前に、オ
ペレーティングシステムがサポートされていること、および最小システム要件が
満たされていることを確認します。詳細については、
support.dell.com/manuals
『サポートマトリクス』
を参照してください。
管理ステーションの必要条件
管理ステーションは、
MDSM
を使用してネットワーク全体のストレージアレイを
設定および管理します。管理ステーションは、次の最小システム要件を満たして
いる必要があります。
Intel Pentium
または同等のプロセッサ(
1333 MHz
以上)
512 MB
RAM
1024 MB
を推奨)
•1 GB
のディスクスペース
画面解像度
1024x768
1677
万色(
1280x1024 32
ビット推奨)
6
はじめに
Microsoft Windows
Red Hat Enterprise Linux
、または
SUSE Linux
Enterprise Server
メモ
: オペレーティングシステムのインストールは、ネイティブまたはハイ
パーバイザーのゲスト構成が可能です。
メモ
: サポートされるハイパーバイザーは、Microsoft Hyper-VCitrix
XenServer
、および VMware です。サポートされるバージョンの詳細につい
ては、
support.dell.com/manuals で『サポートマトリクス』 を参照してく
ださい。
システム管理者またはそれと同等の権限。
ストレージアレイについて
RAID
コントローラモジュールを通じてアクセスされる物理ディスクを含むエン
クロージャは、
RAID
エンクロージャと呼ばれています。ストレージアレイには、
物理ディスク、
RAID
コントローラモジュール、ファン、電源ユニットなどのさ
まざまなハードウェアコンポーネントが含まれており、これらがエンクロージャ
内に収められています。
ストレージアレイに接続されている
1
台または複数のホストサーバーは、スト
レージアレイ上のデータにアクセスできます。どのパスが
1
つだけ失われても
(ホストサーバーポートの障害などにより)、ストレージアレイに保存されている
データへのアクセスが全面的に失われることがないように、ホストとストレージ
アレイの間に複数の物理パスを確立することも可能です。
ストレージアレイは、次で実行されている
MDSM
で管理されます。
ホストサーバー
ホストサーバーシステムでは、
MDSM
とストレージア
レイは
SAS
接続を経由して管理リクエストとイベント情報を通信します。
管理ステーション
管理ステーションでは、
MDSM
はストレージアレイ
管理ポートへのイーサネット接続、またはホストサーバーへのイーサネット
接続を経由してストレージアレイと通信します。イーサネット接続は
SAS
接続を使って管理ステーションとストレージアレイの間で管理情報をやりと
りします。
MDSM
を使用して、ストレージアレイ内の物理ディスクを構成し、ディスクグ
ループと呼ばれる論理コンポーネントを作成します。次に、ディスクグループを
仮想ディスクに分割します。ディスクグループは、ストレージアレイの未設定容
量内に作成されます。仮想ディスクは、ディスクグループの空き容量に内に作成
されます。
未設定容量は、ディスクグループにまだ割り当てられていない物理ディスクで構
成されます。未設定の容量を使用して仮想ディスクを作成すると、ディスクグ
ループが自動的に作成されます。ディスクグループ内の唯一の仮想ディスクが削
除されると、そのディスクグループも削除されます。空き容量とは、仮想ディス
クに割り当てられていないディスクグループ内の容量です。
はじめに
7
データは、
RAID
テクノロジを使用してストレージアレイ内の物理ディスクに書
き込まれます。データがどんな方法で物理ディスクに書き込まれるかは、
RAID
のレベルによって決まります。
RAID
のレベルが異なれば、アクセスの容易さ、
冗長性、容量のレベルが異なります。ストレージアレイ上の各ディスクグループ
と仮想ディスクについて、特定の
RAID
レベルを設定できます。
RAID
の使用およびストレージステーション内でのデータ管理の詳細については、
support.dell.com/manuals
『オーナーズマニュアル』
を参照してくださ
い。
8
はじめに
ハードウェアの取り付け
9
ハードウェアの取り付け
本ガイドを使用する前に、次の手順を確認するようにしてください。
『はじめに』
ストレージアレイに付属の『はじめに』にはシステムの
初期セットアップを設定するための情報が記載されています。
『オーナーズマニュアル』計画の項
計画の項では、ストレージソリュー
ションのセットアップ前に知っている必要のある重要なコンセプトについて
説明されています。
support.dell.com/manuals
で『オーナーズマニュ
アル』を参照してください。
Configuring Fibre Channel With the Dell PowerVault MD3600f
Series Storage Array
Dell PowerVault MD3600f
シリーズストレージ
アレイでのファイバチャネルの設定)-この文書には、設定、ホストバスア
ダプタ(
HBA
)の取り付け、およびゾーニングについての情報が記載され
ています。
support.dell.com
を参照してください。
ストレージ構成の計画
ストレージアレイを設置する前に、次の点を検討してください。
データストレージのニーズと管理上の必要条件を評価します。
可用性の要求を計算します。
完全バックアップを毎週、差分バックアップを毎日行うなど、バックアップ
の頻度とレベルを決めます。
パスワード保護、およびエラーが発した場合の電メールアラート通知な
ど、ストレージアレイのオプションを検討します。
データ構成計画にって、仮想ディスクとディスクグループの構成を設計し
ます。たとば、
1
つの仮想ディスクを在庫管理に、
2
財務・税務
報に、
3
顧客情報に使います。
障害の発した物理ディスクと自動的に置き換わるホットスペアのためのス
ペースを設けるかどうかを決めます。
10
ハードウェアの取り付け
ストレージアレイの接続
ストレージアレイは、
2
台のホットスワップ対応
RAID
コントローラモジュール
でホストに接続されます。
RAID
コントローラモジュールは、
RAID
コントローラ
モジュール
1
RAID
コントローラモジュール
2
として識別されます。
RAID
コントローラモジュールには
4
FCIN
(ホスト)ポートコネクタが
あり、このコネクタでホストまたはノードに
FC
接続します。各
RAID
コント
ローラモジュールには、イーサネット管理ポートと
SAS
出力ポートコネクタも
されています。イーサネット管理ポートには、用の管理ステーション(サー
バーまたはスタンドアロンシステム)を取り付けることができます。
SAS
出力
ポートでストレージアレイをオプションの拡張エンクロージャに接続して、スト
レージ容量を拡張することができます。
詳細については、
support.dell.com/manuals
で『はじめに』を参照してく
ださい。
メモ
: ホストサーバーを FCIN ポートコネクタに接続する際は、サーバーのホスト
バスアダプタ(
HBA)の出力ポートのすべてが使用可能です。
ストレージアレイのケーブル接続
ストレージアレイとホストサーバーは、次のようにル接続できます。
シングルパスデータ構成
シングルパス構成では、最
8
つのホストを接
続することができます。これは冗長構成です。
デュアルパスデータ構成
デュアルパス構成では、最
4
つのホストを接
続することができます。
データ構成は、次の事柄本に選択してください。
必要なホスト数
必要なデータ冗長性レベル
冗長および非冗長構成
冗長構成は、一のホストからストレージアレイまでのパスをの提供する
構成です。この種類の構成は、重要でないデータストレージにの推奨されます。
障害が発したか取りされたル、障害が発した
HBA
、または
障害が
したか取りされた
RAID
コントローラモジュールによるパスの障害は、ホ
ストが
ストレージアレイのストレージにアクセスできなくなる原因になります。
冗長性は、個別のデータパスをホストとストレージアレイ間にインストールする
ことによって確立され、このとき各パスはストレージアレイに設置されている
2
台の
RAID
コントローラモジュールのうれか
1
つに接続します。両方の
RAID
コントローラモジュールがストレージアレイ内のすてのディスクにアク
セスできることから、冗長性により、パスに障害が発した場合でも、ホストが
データにアクセスできないという態が回避できます。
ハードウェアの取り付け
11
メモ
: 直接および SAN 接続ホスト、リモートレプリケーション環境での配線、
ゾーニングの使用、そして
HBA のインストールを含むすべてのケーブル設定の詳
細情報は、
support.dell.com/manuals で『Configuring Fibre Channel With
the Dell MD3600f Series Storage Array
Dell MD3600f シリーズストレージアレ
イでのファイバチャネルの設定)を参照してください。
PowerVault MD1200 シリーズ 拡張エンクロー
ジャのケーブル接続
PowerVault MD1200
シリーズ
拡張エンクロージャを追加して、
PowerVault
MD3600f
シリーズストレージアレイの容量を拡張することができます。物理
ディスクプールは、最
7
台の拡張エンクロージャを使用することにより、最
120
台(プレアム能の有効化により可能な場合
192
台)の物理ディスクを
使用するよう拡張できます。
以前に構成された PowerVault MD1200 シリーズ拡張エンクロージャで
拡張する
拡張エンクロージャが
Dell PowerEdge RAID Controller
PERC
H800
アダ
プタに接接続され、構成されている場合は、この手順を使います。
PERC H800
アダプター上で作成された仮想ディスクからのデータは、
PowerVault
MD3600f
シリーズストレージアレイ、または
PowerVault MD3600f
シリーズ
ストレージアレイに接続された
PowerVault MD1200
シリーズストレージアレ
イに行することはできまん。
注意
: 以前 PERC H800 アダプタに接続されていた PowerVault MD1200 シリーズエ
ンクロージャを
PowerVault MD3600f シリーズストレージアレイの拡張エンクロー
ジャとして使用した場合、この拡張エンクロージャの物理ディスクは再初期化さ
れ、データが失われます。拡張を行う前に、拡張エンクロージャのすべてのデータ
をバックアップしておく必要があります。
以前に構成済み
PowerVault MD1200
シリーズ拡張エンクロージャを
PowerVault MD3200
シリーズストレージアレイに接続するには、次の手順を
実行します。
1
エンクロージャ上のすてのデータのバックアップを取ります。
2
エンクロージャを
PERC H800
コントローラに接続したままの状態で、拡張
エンクロージャのファームウェアを
support.dell.com
で最バージョ
ンにアップデートします。
Windows
システムのユーーは
DUP.exe
パッージを参照してくださ
い。
Linux
ーネルについては
DUP.bin
パッージを参照してください。
3
拡張エンクロージャを追加する前に、ストレージアレイソフトウェアがイン
ストールされ、最の状態であることを確認します。
12
ハードウェアの取り付け
詳細については、
support.dell.com/manuals
『サポートマトリク
ス』
を参照してください。
a
PowerVault MD
シリーズのリソースメディアにあるソフトウェアと
ドライバのパッージをインストールします。
ソフトウェアのインストールの詳細については、
15
ページの
MD
トレージソフトウェアの
インストール
を参照してください。
b
PowerVault MDSM
を使用して、ストレージアレイ
RAID
コントロー
ラモジュールのファームウェアと
NVSRAM
support.dell.com
で入手できる最バージョンにアップデートします。
c
エンタープライズ管理ウィンドウ
EMW
)で、
ツール
RAID
コント
ローラモジュールファームウェアのアップグレード
とクリックします。
4
ての
I/O
理を停止し、システムおよび接続されている置の電源を
ります。
a
アレイにするすての
I/O
理を停止し、ストレージアレイに接続さ
れているホストシステムの電源をります。
b
ストレージシステムの電源をります。
c
影響けるシステム内にある拡張エンクロージャの電源をります。
5
拡張エンクロージャをストレージアレイにルで接続します。
6
次の手順で、接続されている置の電源を入れます。
a
拡張エンクロージャの電源を入れます。エンクロージャのステータス
LED
色に点するまで待ちます。
b
ストレージアレイの電源を入れ、ステータス
LED
置の準備ができ
たことをすまで待ちます。
ステータス
LED
色に点している場合、ストレージアレイは
まだオンライン状態になっていまん。
ステータス
LED
色に点している場合は、エラーが発して
います。エラーは
PowerVault MDSM
を使用して確認できます。
ステータス
LED
色に点している場合、ストレージアレイは
準備ができた状態です。
c
ストレージアレイがオンラインで準備ができた状態になったら、接続さ
れているすてのホストシステムの電源を入れます。
7
PowerVault MD1200
シリーズ拡張エンクロージャがストレージアレイの
拡張エンクロージャであることが確認されたら、手順
1
でバックアップを
行ったデータを復元します。
PowerVault MD1200
シリーズ拡張エンクロージャがオンラインになると、ス
トレージアレイの一としてアクセスが可能になります。
ハードウェアの取り付け
13
新しい PowerVault MD1200 シリーズ拡張エンクロージャで拡張する
次の手順を実行して、
PowerVault MD3600f
ストレージにしい
MD1200
リーズ拡張エンクロージャを接続します。
メモ
: 拡張エンクロージャを追加する前に、ストレージアレイソフトウェアがイン
ストールされ、更新されていることを確認します。詳細については、
support.dell.com/manuals 『サポートマトリクス』 を参照してください。
1
拡張エンクロージャを追加する前に、ストレージアレイソフトウェアがイン
ストールされ、最バージョンであることを確認します。詳細については、
support.dell.com/manuals
『サポートマトリクス』
を参照してく
ださい。
a
PowerVault MD
シリーズのリソースメディアにあるソフトウェアと
ドライバのパッージをインストールします。
ソフトウェアのインストールの詳細については、
15
ページの
MD
トレージソフトウェアの
インストール
を参照してください。
b
PowerVault MD1200
シリーズ拡張エンクロージャを設定します。
PowerVault MD1200
シリーズ拡張エンクロージャの設定の詳細につ
いては、
support.dell.com/manuals
『オーナーズマニュアル』
を参照してください。
c
PowerVault MDSM
を使用して、
RAID
コントローラモジュールの
ファームウェアと
NVSRAM
support.dell.com
で入手できる最
バージョンにアップデートします。
d
エンタープライズ管理ウィンドウ(
EMW
)で、
ツール
RAID
コン
トローラモジュールファームウェアのアップグレード
とクリックしま
す。
2
次の手順で、すてのシステムの
I/O
理を停止し、電源をります。
a
ストレージアレイにするすての
I/O
理を停止し、ストレージアレ
イに接続されている対象となるホストシステムの電源をります。
b
ストレージシステムの電源をります。
c
影響けるシステム内にある拡張エンクロージャの電源をります。
3
拡張エンクロージャをストレージアレイにルで接続します。
4
次の手順で、接続されている置の電源を入れます。
a
拡張エンクロージャの電源を入れます。エンクロージャのステータス
LED
色に点するまで待ちます。
b
ストレージアレイの電源を入れ、ステータス
LED
置の準備ができ
たことをすまで待ちます。
ステータス
LED
色に点している場合、ストレージアレイは
まだオンライン状態になっていまん。
14
ハードウェアの取り付け
ステータス
LED
色に点している場合は、エラーが発して
います。エラーは
PowerVault MDSM
を使用して確認できます。
ステータス
LED
色に点している場合、ストレージアレイは
準備ができた状態です。
c
ストレージアレイがオンラインで準備ができた状態になったら、接続さ
れているすてのホストシステムの電源を入れます。
5
PowerVault MDSM
を使用し、必要にじて接続されているすての拡張
エンクロージャファームウェアをアップデートします。
a
エンタープライズ管理ウィンドウで、アップデートしたいエンクロー
ジャを選択して、
アレイ管理ウィンドウ
AMW
)を動します。
b
詳細設定
メンテナンス
ダウンロード
EMM
ファームウェア
クリックします。
c
すべて選択
選択し、接続された拡張エンクロージャすてを同
アップデートします。
MD
ストレージソフトウェアの
インストール
15
MD
ストレージソフトウェアの
インストール
Dell PowerVault MD
シリーズのリソースメディアには、
Linux
および
Microsoft Windows
両方のオペレーティングシステムのソフトウェアとドライ
バが含まれています。
メディアのルートには、
Linux
Windows
の両方に用されるソフトウェアの
変更、アップデート、修正プログラム、パッチ、およびその他の重要なデータが
されている
readme.txt
ファイルが入っています。
readme.txt
ファイル
にはまた、マニュアルを参照するための必要条件が定されているか、メディ
アに収されているソフトウェアのバージョンに関する情報、ソフトウェアの実
行に必要なシステム要件が記載されています。
Dell PowerVault
システム用としてサポートされているハードウェアとソフトウェ
アの詳細については、
support.dell.com/manuals
で『サポートマトリックス』
を参照してください。
メモ
: support.dell.com で入手可能な最新のアップデートをすべてインストール
することをお勧めします。
PowerVault MD3600f
シリーズのストレージソフトウェアインストーラには、
コアソフトウェア、プロバイダなどの能が用されています。コアソフトウェア
能には、ホストベースのストレージエージェント、マルチパスドライバ、スト
レージアレイソリューションの設定、管理、および監視に使用される
MD
Storage Manager
アプリーションが含まれます。 
プロバイダ能には、
Microsoft Virtual Disk Service
VDS
)および
Microsoft Volume Shadow-
Copy Service
VSS
)フレームワークのプロバイダが含まれます。
メモ
: Microsoft VDS および Microsoft VSS プロバイダの詳細については、
support.dell.com/manuals で『オーナーズマニュアル』を参照してください。
メモ
: Windows または Linux システムにソフトウェアをインストールするには、
Administrator または root 権限が必要です。
PowerVault MD
シリーズのリソースメディアでは、次のインストールオプショ
ンが提供されています。
グラフィルインストール(推奨)
とんどのユーーに推奨されるオ
プションです。インストーラには、インストールするコンポーネントを選択
できるグラフィルウィード方のインタフェースが表示されます。
コンソールインストール
サポートされている
Linux
プラットフーム
に、
X-Window
環境のインストールを希望しない
Linux
ユーーには、こ
のオプションをおめします。
16 MD
ストレージソフトウェアの
インストール
サイレントインストール
スクリプトインストールを作成するユーーに
は、このオプションが用です。
ホストバスアダプタおよびドライバのインス
トール
メモ
: この手順を続行する前に「Dell MD3600f シリーズストレージアレイでの
ファイバチャネルの設定」文書をお読みください。
1
ホストバスアダプタ(
HBA
)をインストールします。
2
ルを接続します。
3
HBA
ドライバ、およびオペレーティングシステムの
HBA
パッチ
/
ホット
フィックスをインストールします。
4
推奨
HBA
設定が用されていることを確認してください。
グラフィカルインストール(推奨)
MD
ストレージ管理アプリーションは、ストレージアレイを設定、管理、およ
び監視します。
MD
ストレージソフトウェアをインストールするには、次の手順
を実行します。
1
PowerVault MD
シリーズリソースメディアを入します。
お使いのオペレーティングシステムによっては、インストーラが自動的に
動する場合があります。インストーラーが自動的に動しない場合は、イン
ストールメディア(またはダウンロードしたインストーライメージ)のルー
トディレクトリに動し、
md_launcher.exe
ファイルを実行してくださ
い。
Linux
ベースのシステムでは、リソースメディアのルートに動し、
autorun
ファイルを実行します。
メモ
: デフォルトで、Red Hat Enterprise Linux はリソースメディアをnoexec
mount
オプションでマウントします。このオプションでは起動可能ファイルを実
行できません。この設定を変更するには、インストールメディアのルートディレク
トリにある
readme ファイルを参照してください。
2
MD
ストレージソフトウェアのインストール
選択します。
3
ライセンス契約読み、それに合意します。
4
インストール設定
ドロップダウンメニューから、次のインストールオプ
ションのいれかを選択します。
完全(推奨)
— MD Storage Manager
(クライアント)ソフトウェ
ア、ホストベースのストレージエージェント、マルチパスドライバ、お
よびハードウェアプロバイダをインストールします。
ホストの
ホストベースのストレージエージェントおよびマルチパ
スドライバをインストールします。
MD
ストレージソフトウェアの
インストール
17
管理
管理ソフトウェアおよびハードウェアプロバイダをインストー
ルします。
スタム
特定のコンポーネントを選択することができます。
5
このホストサーバー用のデータストレージとして能するようにセットアッ
プしている、
PowerVault MD
ストレージアレイのモデルを選択します。
6
イベント監視サービスを、ホストサーバーの再起に自動で開始するか、
手動で開始するかを選択します。
メモ
: このオプションは、Windows クライアントソフトウェアのインストー
ルに限り適用可能です。
7
インストールを確認して、
インストール
をクリックします。
8
インストールの完了後、プロンプトが表示されたらホストサーバーを再起
します。
9
MD Storage Manager
動してアレイを検します。
メモ
: PowerVault MD ストレージアレイの管理ポートが接続されているネッ
トワークで
Dynamic Host Configuration ProtocolDHCP)が使用されてい
ない場合、ストレージアレイを検出するために管理ステーションで
IPv6 を有
効化することをお勧めします。
10
ファイバチャネルスイッチには、シングルイニシエータおよびマルチター
ットゾーニングを設定してください。
11
当する場合、お使いのストレージアレイと併せご購入いただいたプレ
アム能をアクティブ化します。プレアム能をご購入いただいた場合
は、お使いのストレージアレイに同印刷アクティベーションードを参
照してください。
メモ
: MD Storage Manager のインストーラは、ストレージアレイの動作に必要
なドライバ、ファームウェア、およびオペレーティングシステムのパッチ
/ ホット
フィックスを自動でインストールします。またこれらのドライバおよびファーム
ウェアは、
support.dell.com からも入手可能です。さらに、お使いの特定のスト
レージアレイに必要な追加設定および
/ またはソフトウェアについては、
support.dell.com/manuals で『サポートマトリクス』を参照してください。
コンソールインストール
メモ
: コンソールインストールは、グラフィカル環境を実行していない Linux シス
テムにのみ適用されます。
リソースメディアのルートにある
autorun
スクリプトは、グラフィ環境が実
行されていない場合にこれを検知し、インストーラをテストベースモードで自動
的に開始します。このモードでは、グラフィルインストールと同じオプションが
選択できます。
18 MD
ストレージソフトウェアの
インストール
サイレントインストール
Windows
システムでサイレントインストールを実行するには、次の手順に
ます。
1
インストールメディアまたはイメージの
/windows
フォルダにある
custom_silent.properties
ファイルを、ホストサーバー上の書き込
み可能な場所にコピーします。
2 custom_silent.properties
ファイルを修正して、使用する機能、モデ
ル、およびインストールのオプションを反映します。次に、ファイルを保
存します。
3 custom_silent.properties
ファイルが希望する特定のインストールを反
映するよう修正されたら、次のコマンドを実行してサイレントインストー
ルを開始します。
mdss_install.exe –f <host_server_path>¥
custom_silent.properties
Linux
システムでサイレントインストールを実行するには、次の手順にいます。
メモ
: Red Hat Enterprise Linux 6
オペレーティングシステムで、次のスク
リプトをルートディレクトリから実行し、必須パッケージをインストール
します。
# md_prereq_install.sh
1
インストールメディアまたはイメージの
/windows
フォルダにある
custom_silent.properties
ファイルを、ホストサーバー上の書き込
み可能な場所にコピーします。
2 custom_silent.properties
ファイルを修正して、使用する機能、モ
デル、およびインストールのオプションを反映します。次に、ファイルを
保存します。
3 custom_silent.properties
ファイルを修正したら、次のコマンドを
実行してインストールを開始します。
./mdss_install.bin –f
<host_server_path>/custom_silent.properties
MD
ストレージソフトウェアの
インストール
19
プレミアム機能の有効化(オプション)
プレアム能をご注文いただいた場合、プレアムード
の手順にって
追加能をインストールします。
PowerVault MD ストレージソフトウェアの
アップグレード
以前のバージョンの
PowerVault MD Storage Manager
アプリーションか
らアップグレードするには、以前のバージョンをアンインストール(
25
ページの
MD Storage
ソフトウェアのアンインストール
を参照)してから、
15
ページ
MD
ストレージソフトウェアの
インストール
の手順にってバージョン
をインストールしてください。
20 MD
ストレージソフトウェアの
インストール
/