PowerEdge 2650

Dell PowerEdge 2650 ユーザーガイド

  • こんにちは!Dell PowerEdge Xeon 2650 サーバーシステムの情報更新ドキュメントの内容を理解しています。SCSIケーブルの取り付けからメモリ構成、ネットワーク設定、そして冗長メモリ機能まで、このマニュアルに記載されているあらゆる内容について質問にお答えできます。お気軽にご質問ください!
  • SCSIケーブルの取り付け方法を教えてください。
    メモリモジュールの取り付け位置はどこですか?
    Wake-on-LAN(WOL)機能を使用する場合、注意点はありますか?
    冗長メモリ機能とは何ですか?
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Dell™ システム
アップデート情報
メモ、注意および警告
メモ:メモは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意:注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、その危険
を回避するための方法を説明しています。
警告:警告は、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。
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ここに記載されている内容は予告なく変更されることがあります。
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Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書で使用されている商標についてDell および DELL ロゴは Dell Inc. の商標です。Microsoft および
Windows Microsoft Corporation の登録商標です。Intel Intel Corporation の登録商標です。Xeon
Intel Corporation の商標です。
本書では、必要に応じて上記記載以外の商標および会社名が使用されている場合がありますが、これらの商
標や会社名は、一切 Dell Inc. に所属するものではありません。
2003 9 P/N 9Y853 Rev. A03
アップデート情報 5-1
本書には、以下のトピックに関するシステムのアップデート情報が記載されています。
•SCSI ケーブルのストレインリリーフブラケットの取り付け
システム基板のメモリモジュールコネクタ
拡張カードの取り付けガイドライン
•SCSI バックプレーンドーターカードの取り付け
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Server Adapter
マイクロプロセッサの機能
システムの機能
コンソールリダイレクション特殊キーファンクション
システムメモリの機能
SCSI ケーブルのストレインリリーフブラケッ
トの取り付け
1 システムと周辺機器の電源を切り、システムの電源プラグをコンセントから抜き
ます。
2 システムがラックの一番奥まで押し込まれていることを確認します。
3 まず、SCSI ケーブルをすべてシステムに接続し、次に I/O ケーブルを接続します。
メモストレインリリーフブラケットを使用すると、 I/0 スロットに対して SCSI
ケーブルを一度に 2 本しか接続できなくなります。2 本のケーブルを重ねることは
できません。横に並べるか、対角線上に配線する必要があります。
4
システム背面にストレインリリーフブラケットを取り付けます。
a ストレインリリーフブラケットの 3 本の棒状の先端部分を、レールブラ
ケットの対応する 3 つの穴に差し込みます(図 5-1 参照)
b システムの背面に保持用つまみネジを固定します(図 5-1 参照)
5 I/0 ケーブルをシステム背面に接続します。
システムケーブルの配線方法については、『ラック取り付けガイド』を参照して
ください。
5-2 アップデート情報
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5-1. ストレインリリーフブラケットの取り付け
レールブラケットの対応する穴(3
ストレインリリーフブラケット
拘束蝶ネジ
アップデート情報 5-3
システム基板のメモリモジュールコネクタ
システム基板上のメモリモジュールコネクタの位置および最新の説明は、
5-2 を参照してください。
システム基板のコネクタの詳細については、『インストール & トラブルシューティン
グガイド』を参照してください。
5-2. システム基板のメモリモジュールコネクタ
BANK1_A コネクタ
BANK1_B コネクタ
BANK2_A コネクタ
BANK2_B コネクタ
BANK3_A コネクタ
BANK3_B コネクタ
5-4 アップデート情報
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拡張カードの取り付けガイドライン
スロット 1 には、フルレングスの拡張カードを取り付けないでください。
同じバス上に異なる動作速度の拡張カードを取り付けることができますが、バ
スはそのバス上でもっとも遅いカードの動作速度で動作します。拡張カードス
ロットとバスを識別するには、『インストール トラブルシューティングガイ
ド』の図 A-4 を参照してください。
SCSI
バックプレーンドーターカードの取り付け
注意:SCSI バックプレーンドーターカードを取り付ける前に、データのバックアップを
取り、データの損失を防いでください。
2/3 スプリット構成で SCSI バックプレーンを動作させるには、ドーターカードを取
り付ける必要があります。SCSI バックプレーンドーターカードの取り付けの詳細に
ついては、『インストール & トラブルシューティングガイド』を参照してください。
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Server
Adapter
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Server Adapter が取り付けられており、
Wake on LANWOL)が有効になっている場合、お使いのシステムの接続速度は
10/100 Mbps です。WOL が有効で、システムが Microsoft
®
Windows
®
2000 Server
および Advanced Server の休止状態にある場合、Broadcom NetXtreme Gigabit
Ethernet Server Adapter 10/100 Mbps リンクしかサポートしません。
オペレーティングシステムがロードされ、適切なドライバがインストールされると、
10/100/1000 Mbps の接続速度がサポートされます。WOL のサポートが必要な場合
は、内蔵 Broadcom NetXtreme Gigabit Server Adapter を、オートネゴシエーショ
ンモードで 10/100/1000 対応のリンク先に接続することをお勧めします。
WOL はシステムの 1 つの Ethernet ポートのみでサポートされています。これには
システム管理ポートは含まれません。内蔵 NIC をこの目的で使用するには、NIC 1
ネクタを使う必要があります。Broadcom NetXtreme Gigabit 5703 Ethernet アダ
プタは WOL をサポートしていません。
アップデート情報 5-5
マイクロプロセッサの機能
システムに搭載された Intel
®
Xeon™ マイクロプロセッサは、NetBurst マイクロ
アーキテクチャおよびハイパースレッディングテクノロジを採用しています。これ
はマイクロプロセッサのパフォーマンスを飛躍的に高めるテクノロジです。ハイ
パースレッディングによって、オペレーティングシステムやアプリケーションプロ
グラムに、1 のマイクロプロセッサを 2 個の論理プロセッサとして認識させるこ
とができます。また、共有のハードウェアリソースを使用して、それぞれのマイク
ロプロセッサで同時に複数のタスクを実行することができます。
これらの新しいマイクロプロセッサテクノロジにより、マルチスレッドタスクで以
下のような効果が得られます。
システムパフォーマンスの向上
システムのリアクションおよびレスポンスタイムの向上
システムがサポートできるユーザー数の増加
システムで同時に実行できるトランザクション数の増加
セットアップユーティリティのメイン画面の
CPU Information
CPU
情報)オプ
ションには、システムに搭載された各プロセッサの情報(速度、キャッシュサイズな
ど)が表示されます。マイクロプロセッサの情報が表示されたら、
Logical
Processor
(論理プロセッサ)オプションの設定を変更することにより、ハイパース
レッディングを有効または無効にできます。(デフォルトは
Enabled
(有効)です)
ハイパースレッディングテクノロジの詳細については、developer.intel.com
を参照してください。
システムの機能
お使いのシステムには、次のような新しいシステム機能があります。
フロントサイドバス 533 MHz、内部処理速度 2.0 GHz 以上、内部キャッシュ
512 KB 以上の Xeon マイクロプロセッサ 2 つまで搭載。
メモ:お使いのシステムでは、異なるフロントサイドバスをもつマイクロプロセッ
サはサポートしていません。
PC-2100 Registered 266 MHz DDR SDRAM メモリモジュール。
5-6 アップデート情報
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コンソールリダイレクション特殊キーファンク
ション
5-1
に、特殊キーまたはファンクションを表す追加の
ANSI
エスケープシーケンスの
一覧を示します。コンソールリダイレクションおよび特殊キー機能の設定の詳細につい
ては、『ユーザーズガイド』の「コンソールリダイレクション」を参照してください。
メモ 5-1 に示す ANSI エスケープシーケンスキーの組み合わせでは、大文字と小文字
が区別されます。たとえば<Insert> キャラクタを生成するには、<Esc> を押してから
<Shift> <+> を押す必要があります。
システムメモリの機能
システムには冗長メモリ機能があるので、アクティブなメモリバンクに過剰なシン
グルビットエラーが発生すると、フェールオーバー用のメモリバンクに切り替わり
ます。フェイルオーバ時には、システムを停止したり再起動する必要はありません。
この機能は、セットアップユーティリティで有効にします。セットアップユーティ
リティの詳細については、『ユーザーズガイド』を参照してください。
セットアップユーティリティで Redundant Memory(冗長メモリ)オプションを
有効にするには、同じ種類とサイズのメモリモジュールをシステムのすべてのメモ
リスロットに装着する必要があります。
冗長メモリオプションは、取り付けられているメモリバンクの数や、各バンクに同
じメモリモジュールが装着されているかどうかによって異なります。
Disabled(無効) メモリモジュールが装着されていないバンクがあるか、
メモリモジュールの種類やサイズが同一ではありません。
Disabled
(無効)
および
Spare Bank Enabled
(スペアバンク有効)
3
個の
メモリバンクすべてに同じ種類とサイズのメモリモジュールが装着されています。
5-1. 追加の ANSI エスケープシーケンス
キー 対応するシーケンス ターミナルエミュレーション
<Home> <Esc><h> ANSI
<End> <Esc><k> ANSI
<Insert> <Esc><Shift><+> ANSI
<Delete> <Esc><-> ANSI
<Page Up> <Esc><Shift><?> ANSI
<Page Down> <Esc></> ANSI
<Shift><Tab> <Esc><[><Shift><z> ANSI
/