Dell PowerVault 775N (Rackmount NAS Appliance) ユーザーガイド

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ユーザーガイド
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Dell™ PowerVault™ 775N システム
アップデート情報
メモ、注意、警告
メモ: メモは、コンピュータをより良く使用するために役立つ重要な情報を意味します。
注意 : 注意は、ハードウェアへの損傷またはデータ損失の可能性を示し、問題の避け方を説明
します。
警告: 警告は、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示し
ます。
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この文書の情報は、事前の通知なく変更されることがあります。
© 2003 Dell Computer Corporation. All rights reserved.
Dell Computer Corporation の書面による許可のない複写は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書で使用されている商標について: DellDELL ロゴ、および PowerVault Dell Computer Corporation の商
標です。Microsoft および Windows Microsoft Corporation の登録商標です。Xeon および Intel Intel
Corporation の登録商標です。
本書では、必要に応じて上記記載以外の商標および会社名が使用されている場合がありますが、 これらの商
標や会社名は、一切 Dell Computer Corporation に所属するものではありません。
2003 7 P/N H2083 Rev. A00
アップデート情報 5-1
本書には、以下のトピックに関するシステムのアップデート情報が記載されています。
SCSI ケーブルのストレインリリーフブラケットの取り付け
システムの機能
マイクロプロセッサの機能
システムメモリの機能
システム基板のメモリモジュールコネクタ
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Server Adapter
コンソールリダイレクション特殊キーファンクション
SCSI ケーブルの
ストレインリリーフブラケットの取り付け
1 システムの電源を切り、システムに接続されているすべての周辺機器の電源を切って、
システムを電源コンセントから取り外します。
2 システムがラックのいちばん奥まで押し込まれていることを確認します。
3
I/O ケーブルを接続する前に、すべての SCSI ケーブルをシステムに接続します。
メモ: ストレインリリーフブラケットを使用すると、各 I/0 スロットに対して SCSI ケーブル
を一度に
2 本ずつしか接続できなくなります。 1 本のケーブルにもう 1 本を重ねることはでき
ません。横に並べるか、対角線上に配置する必要があります。
4 システム背面にストレインリリーフブラケットを取り付けます。
a ストレインリリーフブラケットの
3 本の長く突き出た部分の端を、レールブラケッ
トの対応する
3 つの穴に差し込みます(図 5-1 参照)
b 拘束ネジをシステム背面に固定します(図
5-1 参照)
5
I/0 ケーブルをシステム背面に接続します。
システムケーブルの配線の詳細については、『ラック取り付けガイド』を参照し
てください。
5-2 アップデート情報
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5-1. ストレインリリーフブラケットの取り付け
システムの機能
お使いのシステムには、次のような新しいシステム機能があります。
フロントサイドバス速度
533 MHz、内部処理速度 2.0 GHz 以上、内部レベル -2 キャッ
シュ
512 KB Intel
®
Xeon マイクロプロセッサを最大 2
メモ: お使いのシステムでは、異なるフロントサイドバスをもつデュアルマイクロプロセッサ
はサポートしていません。
266 MHz DDR SDRAM メモリモジュールを登録した PC-2100
メモ: お使いのシステムは、バージョン A13 またはそれ以上の BIOS を搭載していければな
りません。
レールブラケット
の対応する穴(
3
ストレインリリーフ
ブラケット
拘束蝶ネジ
アップデート情報 5-3
マイクロプロセッサの機能
お使いのシステムに内蔵されている Intel Xeon マイクロプロセッサは、NetBurst マイク
ロアーキテクチャと
Hyper-Threading(ハイパースレッディング)テクノロジを採用する
ことにより、マイクロプロセッサのパフォーマンスを大幅に向上させます。ハイパースレッ
ディングは、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムで、
1 のマイクロ
プロセッサを
2 個の論理プロセッサとして認識させるものです。 また、共有のハードウェア
リソースを使用して、それぞれのマイクロプロセッサで同時に複数のタスクを実行すること
ができます。
これらの新しいマイクロプロセッサテクノロジにより、マルチスレッドタスクで以下のような
効果が得られます。
システムパフォーマンスの向上
システムのリアクションおよびレスポンスタイムの向上
システムがサポートできるユーザ数の増加
システムで同時に実行できるトランザクション数の増加
セットアップユーティリティのメイン画面の
CPU InformationCPU 情報)オプション
には、システムに内蔵されている各プロセッサの情報(速度、キャッシュサイズなど)が表示
されます。マイクロプロセッサの情報が表示されたら、
Logical Processor オプションの
設定を変更することにより、
Hyper-Threading テクノロジを有効または無効にできます
(デフォルトは Enabled(有効)です)
システムメモリの機能
システムは冗長メモリ機能を採用しています。アクティブなメモリバンクに過剰なシングル
ビットエラーが発生すると、フェイルオーバ用のメモリバンクに切り替わります。
フェイル
オーバ時には、システムを停止したり再起動したりする必要はありません。
この機能は、セッ
トアップユーティリティで有効にします。
セットアップユーティリティの詳細については、
『ユーザーズガイド』を参照してください。
セットアップユーティリティで
Redundant Memory(冗長メモリ)オプションを有効に
するには、同じ種類とサイズのメモリモジュールをシステムのすべてのメモリスロットに装着
する必要があります。
冗長メモリオプションは、取り付けられているメモリバンクの数や、各バンクに同じメモリモ
ジュールが装着されているかどうかによって異なります。
Disabledバンクが取り付けられていないか、メモリモジュールの種類やサイズが同
一ではありません。
Disabled および Spare Bank Enabled — 3 個のメモリバンクすべてに同じ種類と
サイズのメモリモジュールが装着されています。
5-4 アップデート情報
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システム基板のメモリモジュールコネクタ
システム基板上のメモリモジュールコネクタの場所および最新の説明は、 を参照してください
5-2
システム基板のコネクタの詳細については、
Installation and Troubleshooting Guide
を参照してください。
5-2. システム基板のメモリモジュールコネクタ
BANK1_A コネクタ
BANK1_B コネクタ
BANK2_A コネクタ
BANK2_B コネクタ
BANK3_A コネクタ
BANK3_B コネクタ
アップデート情報 5-5
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Server
Adapter
Broadcom NetXtreme Gigabit Ethernet Server Adapter が取り付けられており、
Wake on LANWOL)が有効になっている場合、お使いのシステムの接続速度は 10/100
Mbps
です。WOL が有効になっており、システムが Microsoft
®
Windows
®
2000 Server
および Advanced Server の休止状態にある場合、Broadcom NetXtreme Gigabit
Ethernet Server Adapter
10/100Mbps リンクしかサポートしません。
オペレーティングシステムがロードされ、適切なドライバがインストールされると、
10/100/1000 Mbps の接続速度がサポートされます。 WOL のサポートが必要な場合は、内
Broadcom NetXtreme Gigabit Server Adapter を、オートネゴシエーションモードで
10/100/1000
対応のリンク先に接続することをお勧めします。
WOL は、システム管理ポートを除く、システム内の 1 つの Ethernet ポートでの使用のみサ
ポートされています。
内蔵 NIC を使用する場合は、NIC 1 コネクタを使用する必要がありま
す。
WOL は、Broadcom NetXtreme Gigabit 5703 Ethernet adapter での使用はサポー
トされていません。
Hyper-Threading テクノロジの詳細については、developer.intel.com を参照してくだ
さい。
コンソールリダイレクション特殊キーファンク
ション
5-1 は、特殊キーまたは機能を表す追加の ANSI エスケープシーケンスの一覧です。 コン
ソールリダイレクションおよび特殊キー機能の設定の詳細については、『ユーザーズガイド』
の「
Console Redirection」を参照してください。
メモ 5-1 ANSI エスケープシーケンスキーの組み合わせは、大文字小文字を区別します。
たとえば、キャラクタ <Insert> を作成するには、<Esc> を押してから <Shift><+> を押す必
要があります。
5-1. 追加の ANSI エスケープシーケンス
キー 対応するシーケンス ターミナルエミュレー
ション
<Home> <Esc><h> ANSI
<End> <Esc><k> ANSI
<Insert> <Esc><Shift><+> ANSI
<Delete> <Esc>- ANSI
<Page Up> <Esc><Shift><?> ANSI
<Page Down> <Esc></> ANSI
<Shift> <Esc><[><Shift><z> ANSI
5-6 アップデート情報
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