Pioneer SGY-PM900H79 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
販売店様での取付作業マニュアル
販売店様用資料
HOLLOWTECH II の場合(SM-BB7900 / SM-BB6700
マグネットリングの取り付け
ボトムブラケット(BB)の左右にマグネットリングを取り付けます。
お使いのBB により、取り付け方法が異なります。
本製品に付属のマグネットリングアタッチメントを使用します。BBSM-BB9000の場合は、アタッチメン
トに同梱されている「SM-BB9000用マグネットリング取付説明書」をご参照ください。
1 BB の周辺を清掃し、BB が固定されていることを確認します。
BB が固定されていないと、けがや部品の破損の原因となることがあります。
BB が汚れている場合は、ウエスで拭き取るなどして清掃してください。
2 マグネットリング内側の透明の剥離紙をはがします
3 マグネットリングのつめ(3 か所)をアタッチメントの凹みに合わせ、パチッと音がするまで強く
押しつけてはめ込みます。
×
マグネットリングのつめが折れないように注意してください。またマグネットリングのつめの幅に対
して、アタッチメント側の凹みの幅が広くなっており、回転方向にガタツキますので位置合わせは
凹みの中央につめがくるように合わせて下さい
4 自転車を水平な場所に設置し、ローラー台に固定します。
前輪と後輪の高さが同じになるように前輪の高さを調整します。
5 マグネットリングに水準器を貼り付けます。
水準器の長辺が、右側は“R”、左側はL”のマーカーに重なるように、水準器用両面テープを使用
して貼り付けます。
6 マグネットリングの表面(マーカーのある面)とBB 面が一致する位置まで押し込みます。
水準器を使用して、気泡が中央にくるようにマグネットリングを回転して調整します。
ペダリングモニターセンサーSGY-PM900H79
7 六角レンチ(2mm)を使用して、ネジ(3 )を均等に締め付けて固定します
ネジを締め付けるときは、トルク測定工具を使用してください
締め付けトルク:1.0 N•m
BB にネジの締め付けあとがつきます。ご了承ください
8 水準器、両面テープを取り外します。
BB86/BB30/PF30 の場合
オプションの専用BB(別売)にマグネットリングを取り付けます
1 既存のBB86/BB30/PF30 が取り付けられている場合は、取り外します。
取り外し方法は、お使いのBB の取扱説明書をご覧ください。
2 オプションの専用BB を圧入し、BB マグネットリング取り付け面を清掃します。
圧入方法は、お使いの専用BB の取扱説明書をご覧ください。
3 自転車を水平な場所に設置し、ローラー台に固定します。
前輪と後輪の高さが同じになるように前輪の高さを調整します。
4 マグネットリングに水準器を貼り付けます。
水準器の長辺が、右側は“R”、左側はL”のマーカーに重なるように、水準器用両面テープを
使用して貼り付けます。
5 マグネットリング内側の透明の剥離紙をはがします。
詳しくは、30 ページの手順2 をご覧ください。
6 マグネットリングの位置を調整し、マグネットリングをBB にはめ込みます。
水準器を使用して、気泡が中央にくるようにマグネットリングを回転して調整します。
パチッと音がするまで、マグネットリングを強く押しつけます。
マグネットリングのつめが折れないように注意してください。
取り付ける前に、マグネットリングの位置をよく確認してください。マグネットリングをBB
取り付けてから回転することはできません。
7 水準器、両面テープを取り外します。
クランクセットの取り付け
自転車にクランクセットを取り付けます。
クランクセットの取り付け方法については、お使いのクランクセットの取扱説明書をご覧ください。
マグネットリングの動作確認
マグネットリングが正常に動作していることを確認します。
1 センサーの送信機のカバーを外して、クランクを回転します。
およそ1 秒間に1 回転の速度でクランクを3 回転させたあと、LED が見やすい場所でクランクを止めて
LED が緑色に点灯していることを確認します。クランクの回転中および1 回転ごとに、LED が約3 秒間
点灯します。マグネットリングの動作確認は、電池を入れてから約2 分間行うことができます。
2 送信機のカバーを取り付けてネジで固定します。
ジを締め付けるときは、トルク測定工具を使用してください。
・締め付けトルク:18 cN•m
サイクルコンピューターとの接続
自転車に取り付けたペダリングモニターセンサーをサイクルコンピューターSGXCA900に接続します。
本製品を他社のサイクルコンピュー ターと使用する場合は、接続の方法が異なります。
お使いのサイクルコンピューターの取扱説明書をご覧ください。
1 SGX-CA900 のホーム画面で[センサー]のアイコンをタップするセンサーリスト画面が表示されます
2 自転車のクランクセットを1 転して、送信機を起動します。
送信機を起動してから5 分以内にサイクルコンピューターとの接続を行ってください。
3 SGX-CA900 のセンサーリスト画面にて。
[新規接続]をタップするセンサー接続メニューが表示されます。
4 [デバイスタイプ]-[ペダリング ニタR]の順にタップします。
左送信機の場合は[ペダリングモニタL]をタップします。
複数のセンサーが起動している場合は、接続したいセンサーに本機を近づけるか、
バイス番号を指定して接続を行ってください。
バイス番号を指定して接続する方法については、サイクルコンピューター
SGX-CA900 の「ユーザーズガイド(WEB 編)」をご覧ください。
5 [検索]をタップします。
センサーの検索がはじまります。[検索中 しばらくお待ちください]というメッセージが表示されます。
6 センサーの情報を確認する
センサーが見つかると、センサーの情報が表示されます。次の項目を確認します
[デバイス番号]
デバイス番号が送信機のデバイス番号と同じであることを確認します。
[エラー率]
OK」と表示されていることを確認します。
送信機のデバイス番号については、取付・取扱説明書(WEB 編)をご覧ください。
[デバイス番号]に表示された番号が送信機のデバイス番号と異なる場合は、デバイス番号を
指定して接続を行ってください。デバイス番号を指定して接続する方法については、サイクル
コンピューターSGX-CA900 の「ユーザーズガイド(WEB 編)」をご覧ください。
[エラー率]に「NG」と表示されている場合は、通信状態が悪化しているため、センサー情報が
正しく受信されていません。接続するセンサーが起動していることを確認してから、センサーに
SGX-CA900 を近づけ、再度接続操作を行ってください。
• 2.4GHz 帯電波の影響で接続できない場合があります。センサーにSGXCA900を近づけて接続
をしても「NG」が表示される場合は、Wi-Fi などの無線LAN 機器、電子レンジなどから十分離れ
たところで再度接続操作を行ってください。
以上で右送信機の接続は終了です続けて左送信機の接続を行ってください
校正の準備
正確な校正を行うため、左側のクランクアームに負荷をかけ、本製品とクランクの結合部分を
なじませます。
この作業は左側のクランクアームのみ必要です。また、パワーメーターモードで使用する場合も、
校正の前にはこの作業を行ってください。
1 自転車をローラー台などの安全なスタンドに固定します。
2 左クランクアームを前方に向け、クランクアームが地面に対して水平になるようにリアホイール
回転します。
3 リアブレーキでリアホイールをロックし、左ペダルに足を載せて、約5 秒間体重をかけます。
このとき、右のペダルには足を載せないでください。
右クランクについては上記作業は不要です。
センサーの校正
サイクルコンピューターSGX-CA900 を使って、自転車に取り付けたペダリングモニターセンサー
のゼロ点校正を行います。
ここでは右側のペダリングモニターセンサーを例に説明します。左側の校正方法は右側と
同様です。
パワーメーターモードの校正方法は、お使いのサイクルコンピューターの取扱説明書を
ご覧ください。
ゼロ点の校正
2 SGX-CA900 のホーム画面で[センサー]のアイコンをタップします。
センサーリスト画面が表示されます。
3 [ペダリングモニターR]-[校正(ゼロ点)]の順にタップします。
4 [校正スタート]をタップします。
校正がはじまります。校正に成功すると、[結果]欄に「成功」と表示されます。
「失敗」と表示された場合は、クランクが動くなど安定しない状態で校正が行われた可能性
ります。クランクを静止させた状態で再度校正を行ってください。
1 クランクアームを地面に対して垂直になる位置で止めます。
ゼロ点の確認
1 クランクアームを地面に対して垂直になる位置で止めます。
2 SGX-CA900 のセンサーリスト画面で[ペダリングモニターR]をタップします。
3 [フォースプレビュー]の値を確認します。
[接線方向フォース]と[法線方向フォース]が次の値であることを確認します。
接線方向フォース:0± 3N
法線方向フォース:0± 3N
以上で右側の校正は終了です。同様に左側の校正を行ってください。
本機は学習機能によって、温度(気温)の変化に応じて自動的にゼロ点を補正します。この学習
機能は何度かゼロ点校正(キャリブレーション)を行うことで温度変化に対する安定性が向上しま
す。ワークアウトする前にフォースプレビューを確認し、必要に応じてゼロ点校正を行ってください。
チェーンリングボルトの増し締め
自転車店様へのお願い
チェーンリングボルトは
クランク取付け前に
必ず増し締めしてください。
また、定期的な点検、増し締めを
行ってください。
ペダリングモニターセンサーの取付を行う際、チェーンリングボルトを外して作業を行って
おります。ボルトの取付についてはメーカー指定トルクにて締めておりますが、クランク取
付前に必ず増し締めして頂きますようお願いいたします。また定期的な点検、増し締めを
ユーザー様へお伝えください。クランクには下記シールを添付してご返却しております。
対応部品
■クランクセット
本製品は、次のクランクセットに対応しています。
本書では、クランク長170 mm のクランクセットを例に説明しています。
■ボトムブラケット(BB
本製品は、次のBB に対応しています。
下記のBB をお使いの場合は、取り付けに専用オプションパーツ(別売)が必要です。
クランクセット 備考
SHIMANO FC-7900 165 / 167.5 / 170 / 172.5 / 175 mm のクランク長、50-34T(FC-7950)
SHIMANO FC-7950 /52-39T(FC-7900) / 53-39T(FC-7900) のクランクセットに対応。※
BB 製品名称 備考
HOLLOWTECH II SHIMANO SM-BB7900 マグネットリングアタッチメントを使用
JIS68 SM-BB6700 ※
BB 製品名称 備考
BB86 Pioneer SGY-BB86 オプションパーツ(別売)マグネットリングを
SGY-BB86C 直接取り付け。
BB30 Pioneer SGY-BB30
SGY-BB30C
PF30 Pioneer SGY-BBPF30
SGY-BBPF30C
本製品の取り付け、接続、および校正は専門技術、専用工具を必要とします。取り付け、接続、
および校正を行う際は、必ず本製品の取扱店舗にご依頼ください。本製品の取り付けにより、ク
ランクセットおよびボトムブラケットに傷がつきます。ご了承ください。
本製品は取付センターで取り付けた後、使用しなかった付属品を商品の個装箱に入れ
お返しております。チェーンリングを交換した際などにご利用下さい。
■マグネットリング
BBSM-BB7900SM-BB6700でない場合は、本マグネット
リングアタッチメントは使用しません。
BBSM-BB9000の場合は、SM-BB9000マグネットリン
グアタッチメントを使用します。別紙の「SM-BB9000用マグ
ネットリング取付説明書」を参照ください
■結束バンド(18本)
取付けに使用した後の余り品は予備となります。バンドが切
れた場合などにご利用ください。
■プラスネジ(8本)
取付けに使用した後の余り品は予備となります。
付属品【SGY-PM900H79用】
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Pioneer SGY-PM900H79 取扱説明書

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