Dell PowerEdge R900 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
Dell™ PowerEdge™
R900 システム
アップデート情報
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明
しています。
注意 : 手順に従わない場合は、ハードウェアの損傷やデータの損失
の可能性があることを示しています。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があること
を示しています。
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本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2008-2009 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc.
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Dell
DELL
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Dell Inc.
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2009 6 Rev. A05
アップデート情報 35
アップデート情報
内蔵 USB メモリキーの取り付け
USB
メモリキーは、起動デバイス、セキュリティキー、または大容量スト
レージデバイスとして使用できます。内部
USB
コネクタを使用するには、
セットアップユーティリティの
Integrated Devices
(内蔵デバイス)画
面で
Internal USB Port
(内部
USB
ポート)オプションを有効にする必要
があります。
USB
メモリキーから起動するには、起動イメージを使用して
USB
メモリ
キーを設定し、セットアップユーティリティの起動順序で
USB
メモリ
キーを指定する必要があります。『ハードウェアオーナーズマニュアル』
の「
Integrated Devices
(内蔵デバイス)画面」を参照してください。
USB
メモリキー上に起動可能ファイルを作成する方法については、
USB
メモリキーに付属のユーザーマニュアルを参照してください。
警告: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことが
できます。お客様は、製品マニュアルで許可されている範囲に限り、また
はオンラインサービスもしくはテレホンサービスおよびサポートチームの
指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うことがで
きます。
メモ: 他のコンポーネントとの干渉を避けるために、USB キーの最大サ
イズは横幅 24 mm x 奥行き 79 mm x 縦幅 8.6 mm までに制限されます。
1
システムおよび接続されているすべての周辺機器の電源を切り、
電源コンセントから外します。
2
システムカバーを開きます。『ハードウェアオーナーズマニュアル』
の「上部カバーの取り外しと取り付け」を参照してください。
3
システム基板上の
USB
コネクタの位置を確認します。『ハードウェ
アオーナーズマニュアル』の図
6-1
を参照してください。
4
USB
コネクタに
USB
メモリキーを挿入します。
5
システムカバーを閉じます。『ハードウェアオーナーズマニュアル』
の「上部カバーの取り外しと取り付け」を参照してください。
6
システムを電源に接続し、システムの電源を入れます。
36 アップデート情報
1USB メモリキーの取り外しまたは取り付け
8 GB のメモリモジュールが使用可能に
Dell™ PowerEdge™ R900
システムでは、
8 GB
のメモリモジュールを使
用した次のメモリ構成がサポートされるようになりました。
32 GB — 8 GB
クアッドランクのメモリモジュール
4
64 GB — 8 GB
クアッドランクのメモリモジュール
8
メモ: 64 GB のメモリが取り付けられている場合、POST 中に認識さ
れて表示されるのは 63.75 GB のみです。
128 GB — 8 GB
クアッドランクのメモリモジュール
16
256 GB — 8 GB
クアッドランクのメモリモジュール
32
メモ: システムをアップグレードする前に、お使いのシステムにインス
トールされているシステム BIOS が最新バージョンであることを確認して
ください。support.dell.com から BIOS の最新バージョンを入手してインス
トールすれば、お使いのシステムは完全にサポートされます。
メモ: 一部の OS は、4 GB を超える物理メモリをサポートしていません。
サポートされるメモリの要件と制限事項の詳細については、システムに付
属の OS のマニュアルを参照してください。
1
USB メモリキー
2
USB メモリキーコネクタ
2
1
アップデート情報 37
BMC および DRAC5 のファームウェアのバー
ジョン要件
BMC
または
DRAC5
をアップグレードする際には、機能と互換性をすべ
て確保するために、両方のコンポーネントのファームウェアをアップデー
トする必要があります
たとえば、
DRAC5
バージョン
1.40
ファームウェアの節電機能は、
BMC
2.27
以降も併せてインストールしてある場合にのみ正常に働きます。
BMC 2.27
DRAC5
バージョン
1.33
、または
BMC 1.79
DRAC5
バー
ジョン
1.40
などの組み合わせでインストールされているために、
BMC
DRAC
のファームウェアが適合しない場合、節電機能が正常に働かないお
それがあります。
背面冷却ファン
2008
9
月以降に製造されたシステムには、それまでのシステムに取り
付けられていた
4
台の背面冷却ファンがありません。したがって、
BMC
バージョン
2.27
は背面ファンの存在を認識しません。背面ファンは旧シ
ステムでも動作しますが、システムはファンを認識せず、したがって監視
も行いません。そのため、背面ファンが故障しても、
SEL
、サーバー管理
ソフトウェア、およびリモートアクセスカードにエラーが記録されませ
ん。ただし、前面ファンに標準装備されているホットプラグ機能と冗長機
能には何ら影響せず、正常に動作します。
38 アップデート情報
新しい LCD エラーコード
お使いのシステムには、以下の
LCD
エラーコードが追加されています。
エラーコードの詳細なリストは、『ハードウェアオーナーズマニュアル』
の「システムについて」を参照してください
1LCD ステータスメッセージ
コード テスト 原因 対応処置
EB107 Proc
Machine
Check
Error
回復不能なハードウェ
アエラーが CPU
よって検知され
ました。
どのハードウェアが故障
したかについての具体的
な情報は、エラー EB113
を参照してください。
EB113 PCIE Fatal
Error
Slot XX
回復不能なハードウェ
アエラーが CPU
よって検知されまし
た。
XX」は、故障したハード
ウェアに関連するスロッ
トを示します。問題を解
決できない場合は、『ハー
ドウェアオーナーズマ
ニュアル』の「困ったと
きは」を参照してくだ
さい。
E1A18 PDB Ctrl
Cable
PDB コントロールケー
ブルがないか、接続に
緩みがあるか、または
不良です。
ケーブルを抜き差ししま
す。問題が解決しない場
合は、ケーブルを交換し
ます。『ハードウェアオー
ナーズマニュアル』の
「困ったときは」を参照し
てください。
E1118 CPU Temp
Interface
プロセッサの温度が許
容範囲を超えたため、
損傷を防ぐために無効
にされました。
『ハードウェアオーナーズ
マニュアル』の「システ
ム冷却問題のトラブル
シューティング」を参照
してください
E1716 Chipset
BIOS によってチップ
セットに問題があるこ
とが検知されました
が、原因は特定でき
ませんでした。
『ハードウェアオーナーズ
マニュアル』の「困った
ときは」を参照してくだ
さい。
アップデート情報 39
E1717 IERR
CPU が不良です。
BIOS 1.1.9 および
BMC 2.27 以降にのみ
適用されます。
CPU を交換します。『ハー
ドウェアオーナーズマ
ニュアル』の「プロセッ
サのトラブルシューティ
ング」を参照してくだ
さい。
E1914 DRAC5
Conn 2 Cbl
DRAC5 ケーブルがな
いか、接続に緩みが
あるか、または不良
です。
ケーブルを抜き差しし
ます。問題が解決しない
場合は、ケーブルを交換
します。『ハードウェア
オーナーズマニュアル』
の「困ったときは」を参
照してください。
E2122 Fatal Mem
Reset
システムメモリが不
良です。
『ハードウェアオーナーズ
マニュアル』の「システ
ムメモリのトラブル
シューティング」を参照
してください
I1915 Video Off
ローカルビデオが無効
にされています。
情報表示のみです。
I1916 Video Off
in XX
ローカルビデオをリ
モートから無効にす
るプロセスが進行中
です。
情報表示のみです。
メモ: この表で使用されている略語や頭字語の正式名称については、『ハード
ウェアオーナーズマニュアル』の「用語集」を参照してください。
1LCD ステータスメッセージ (続き)
コード テスト 原因 対応処置
40 アップデート情報
SEL センサーの新しいメッセージ
システム管理ソフトウェアとリモートアクセスカードソフトウェアに以下
SEL
センサーメッセージが追加されました。
システム基板の交換 - 暗号化されたデー
タの保護
Trusted Platform Module
TPM:
信頼済みプラットフォームモジュール)
および関連する暗号化プログラムをサポートする
OS
が使用されているシ
ステムでは、これらの機能を使用してハードドライブの内容を保護するこ
とができます。
暗号化プログラムと共に
TPM
を使用している場合は、システムまたはプ
ログラムのセットアップ中にリカバリキーの作成を求められることがあり
ます。このリカバリキーは必ず作成し、安全に保管しておいてください。
システム基板の交換が万一必要になった場合に、システムまたはプログラ
ムの再起動時にリカバリキーを入力しないと、ハードドライブ上の暗号化
されたデータにアクセスできません。
2 センサーメッセージの定義
センサー番号 メッセージ 定義
0x26 PCIE Non
Fatal error
致命的ではないエラーが発生しました。
システムは引き続き正常に動作します。
0x27 Generic Fatal
I/O Error
致命的な I/O エラーが発生しました。
システムはもはや応答しません。
0x28 Processor
Machine
Check Error
プロセッサエラーが発生しました。
システムはもはや応答しません。
メモ: この表で使用されている略語や頭字語の正式名称については、『ハード
ウェアオーナーズマニュアル』の「用語集」を参照してください。
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