Roland HP508 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland HP508デジタルピアノの取扱説明書です。このマニュアルでは、様々な音色、メトロノーム機能、録音機能、そしてピアノ・デザイナーによる音質調整など、HP508の機能を詳しく説明しています。初心者の方でも簡単に操作できるよう、分かりやすく解説しています。

Roland HP508デジタルピアノの取扱説明書です。このマニュアルでは、様々な音色、メトロノーム機能、録音機能、そしてピアノ・デザイナーによる音質調整など、HP508の機能を詳しく説明しています。初心者の方でも簡単に操作できるよう、分かりやすく解説しています。

* 5 1 0 0 0 3 4 9 1 9 - 0 1 *
録音
演奏録音す
演奏を録音することができます。
録音た曲 CD
録音した曲をパソコンにコピーして CD に書き込むことができます。
環境やさ
省電力
一定時間が経過す電源が切れ
演奏や操作をやめてから 30 分経過すると、自動的に電源が切れます。
※自動で電源を切りたくない場合は「オート・オフ」(P.46)で設定できます。
いろ音で
HP508 にはたくさんの音色が内蔵されています。
いろいろな音色を選んでみましょう。
2 つの音色を重ねて弾
1 つの鍵盤で 2 つの音色を重ねて鳴らすことができます。
右手左手音色で弾
鍵盤を左右に分けてそれぞれ別の音色を選んで鳴らすことができます。
2 人で
まるで 2 台のピアノを弾くように、鍵盤を左右に分けて演奏することができます。
練習
メトロノームを鳴らすことができます。
内蔵曲に合わせて練習す
HP508 にはたくさんの曲が内蔵されています。
曲名は『内蔵曲一覧』(P.61)をご覧ください。
片手ずつ練習す
曲に合わせて片手ずつ練習できるように、曲の「右手」と「左手」のパートを選
んで再生できます。
んな
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ページ
26
ページ
21
ページ
22
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28
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41
ページ
30
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32
ページ
34
ページ
46
ページ
2
調節
鍵盤弾いたきの
演奏者の好みに合わせて、鍵盤を弾いたときのタッチ感を調節できます。
に響をつ
ホールで演奏しているような残響音(アンビエンス)を加えることができます。
音の明を調節
ピアノの音をキラキラとした明るい音や、高音を抑えた落ち着いた音に調節する
ことができます。
便利
な機能
鍵盤や曲の調
「トランスポーズ機能」を使うと、鍵盤や曲を移調して演奏することができます。
が効かな
「パネル・ロック機能」を使うと、誤ってボタンを押して音色や設定が変わって
しまうことを防ぐことができます。
LAN 機能を使
ワイヤレス USB アダプター(別売:WNA1100-RL)を装着することで、ワイ
ヤレスに対応したアプリケーション(iPadアプリケーションなど)を使うこと
ができます。
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ページ
25
ページ
44
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45
ページ
45
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27
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自分だけピア
(ピアノ・デザイナー)
グラの大屋根の開き具合を調節す
閉めると柔らかな音に、開けると明るい音になります。
和音の響きを調節
ピアノ響板の鳴りかたを変えることによって、和音の響きを変えることができま
す。
調律法変え
バロックなどの古典音楽の調律に変えることができます。
3
かんたん操作ガイド 各部の名称とはたらき 演奏する前に 演奏する 練習する ピアノ・デザイナー 便利な機能 資料
ファンクション・モード
警告
警告
警告
完全に電源を切るときは、コンセント
からプラグを抜く
電源スイッチを切っても、本機
主電源から完全に遮断されては
ません。完全に電源を切る必要
あるときは、本機の電源スイッ
を切ったあと、コンセントからプラグを抜
いてください。そのため、電源コードのプ
ラグを差し込むコンセントは、本機にでき
るだけ近い、すぐ手の届くところのものを
使用してください。
Auto O󰮏 機能について
本機は、演奏や操作をやめてか
一定時間経過すると自動的に電
が切れます(AutoO󰮏 能)。自
動的に電源が切れないようにす
には、AutoO󰮏 機能を解除してください
(P.46)
分解や改造をしない
取扱説明書に書かれていないこ
はしないでください。故障の原
になります。
個人で修理や部品交換はしない
必ずお買い上げ店またはローラ
ドお客様相談センターに相談し
ください
次のような場所で使用や保管はしない
•温度が極端に高い場所(直射日
光の当たる場所、暖房機器の近
く、発熱する機器の上など)
•水気の近く(風呂場、洗面台、
濡れた床など)や湿度の高い
場所
•湯気や油煙が当たる場所
•塩害の恐れがある場所
•雨に濡れる場所
•ほこりや砂ぼこりの多い場
•振動や揺れの多い場所
不安定な場所に設置しない
転倒や落下によって、けがをす
恐れがあります
電源プラグは AC100V の電源コン
ントに差し込
電源プラグは、必ず交流(AC
100V の電源コンセントに差し
んでください。
付属の電源コードを使用す
電源コードは、必ず付属のもの
使用してください。また、付属
電源コードを他の製品に使用し
いでください。
電源コードを傷つけない
火災や感電の原因になります。
大音量で長時間使用しない
大音量で長時間使用すると、難
になる恐れがあります。万一、
力低下や耳鳴りを感じたら、直
に使用をやめて専門の医師に相
してください。
安全上のご注意
4
安全上のご注意
警告
異物や液体を入れない、液体の入った
容器を置かな
本機に、異物(燃えやすいもの
硬貨、針金など)や液体(水ジュー
スなど)を絶対に入れないでく
さい。また、この機器の上に液
の入った容器(花びんなど)を
かないでください。ショートや
動作など、故障の原因となるこ
があります。
異常や故障が生じたときは電源を切る
次のような場合は、直ちに電源
切って電源コードをコンセント
ら抜き、お買い上げ店またはロ
ランドお客様相談センターに修
を依頼してください。
•電源コードが破損したとき
•煙が出たり、異臭がしたりしたと
•異物が内部に入ったり、液体がこぼれた
りしたと
•機器が(雨などで)濡れたとき
•機器に異常や故障が生じたとき
お子様がけがをしないように注意する
お子様のいる場所で使用する場
やお子様が使用する場合、必ず
人のかたが、監視/指導してあ
てください。
落としたり、強い衝撃を与えたりしな
破損や故障の原因になります。
タコ足配線はしない
発熱、発火する恐れがあります
海外でそのまま使用しない
海外で使用する場合は、お買い
げ店またはローランドお客様相
センターに相談してください。
注意
風通しのよい場所に設置す
本機は、風通しのよい、正常な
気が保たれている場所に設置し
て、使用してください
電源コードはプラグを持って抜く
断線を防ぐため、電源コードを
器本体やコンセントから抜くと
は、必ずプラグを持ってください。
電源プラグを定期的に掃除する
電源プラグとコンセントの間に
ミやほこりがたまると、火災や
電の原因になります。
定期的に電源プラグを抜き、乾
た布でゴミやほこりを拭き取ってくだ
さい。
長時間使用しないときは電源プラグを
抜く
万一故障したとき、火災の原因
なります
電源コードやケーブルは煩雑にならな
いように配線する
足に引っかけると、本機の落下
転倒などにより、けがの原因に
ることがあります。
上に乗ったり、重いものを置いたりし
ない
転倒や落下によって、けがをす
恐れがあります
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない
感電の原因になります
移動するときの注意
本機を移動するときは以下のこ
を確認したあと、必ず 2 人以上で
水平に持ち上げて運んでくださ
い。このとき、手をはさんだり
足の上に落としたりしないように注意して
ください
•機器本体とスタンドを固定しているスタ
ンド用組み立てネジがゆるんでいない
か、認する。ゆるんでいる場合は、しっ
かり固定する。
•電源コードをはずす。
•外部機器との接続をはずす
•スタンドのアジャスターを上げ(P.65)
•蓋を閉じる
•譜面立てを倒す。
注意
お手入れするときは電源プラグをコン
セントから抜
コンセントから抜いておかない
感電の原因になります
落雷の恐れがあるときは電源プラグを
コンセントから抜く
コンセントから抜いておかない
故障や感電の原因になります。
指などをはさまないように注意す
下記の可動部を操作するときは
指などをはさまないように注意
てください。お子様が使用され
ときは、大人のかたが監視/指導してくだ
さい。
•フタ(P.18)
•譜面立て(P.18)
椅子を使用するときの注意
椅子を使用するときは、必ず次
事項を守ってください
•椅子で遊んだり、踏み台にした
りしない
•2 以上で腰掛けない。
•腰掛けたままで、高さ調節しない
•椅子の脚を止めているボルトがゆるん
でいたら、腰掛けないゆるみがある
ときは随時付属の工具で締め直してく
ださい)
•シート下の隙間(昇降装置の金属部)
には絶対に手を入れないでください。
手をはさんだりけがをしたりする恐れ
があります。
小さな部品はお子様の手の届かないと
ころに置く
下記の部品はお子様が誤って飲
込んだりすることのないよう手
届かないところへ保管してくだ
さい。
•付属品
ネジ類(P.64)
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ファンクション・モード
使用上のご注意
電源について
•本機を、インバーター制御の製品やモー
ターを使った電気製品(冷蔵庫、洗濯機、
電子レンジ、エアコンなど)と同じコ
セントに接続しないでください。電気
品の使用状況によっては、電源ノイズ
本機が誤動作したり、雑音が発生した
することがあります。電源コンセント
分けることが難しい場合は、電源ノイ
フィルターを取り付けてください。
設置について
•本機の近くにパワー・アンプなどの大型
トランスを持つ機器があると、ハム(
なり)を誘導することがあります。こ
場合は、本機との間隔や方向を変えて
ださい。
•本機をテレビやラジオの近くで動作させ
ると、テレビ画面に色ムラが出たりラ
オから雑音が出たりすることがあります。
この場合は、本機を遠ざけて使用して
ださい。
•本機の近くで携帯電話などの無線機器を
使用すると、着信時や発信時、通話時
本機から雑音が出ることがあります。
の場合は、無線機器を本機から遠ざけ
か、電源を切ってください。
•直射日光の当たる場所や発熱する機器の
近く、閉め切った車内などに放置しな
でください。また、至近距離から照ら
照明器具(ピアノ・ライトなど)や強
なスポット・ライトで長時間同じ場所
照らさないでください。変形、変色す
ことがあります
•極端に温湿度の違う場所に移動すると、
内部に水滴が付く(結露する)ことが
ります。そのまま使用すると故障の原
になります。数時間放置して、結露が
くなってから使用してください
•本機の上にゴム製品やビニール製品を長
時間放置しないでください。変形、変
することがあります。
•鍵盤の上にものを置いたままにしないで
ください。発音しなくなるなど、故障
原因になります
•本機にシールなどを貼らないでください
はがす際に外装の仕上げを損なうこと
あります
•本機の上に液体の入った容器などを置か
ないでください。また、表面に付着し
液体は、速やかに乾いた柔らかい布で
き取ってください。
お手入れについて
•お手入れは、柔らかい布で乾拭きするか
固く絞った布で汚れを拭き取ってくだ
い。木目にそって全体を均一の力で拭
ようにします。同じ所ばかり強くこす
と、仕上げを損なうことがあります。
•変色や変形の原因となる、ベンジン、シ
ンナー、アルコール類は使用しないで
ださい。
•本機のペダルは真鍮(しんちゅう)製で
す。真鍮は酸化して黒ずむ性質があり
す。酸化した場合のお手入れには、市
の金属みがきをお使いください
鏡面仕上げ製品のお手入れについ
(HP508-PE み)
•本機の塗装は鏡面仕上げになっており、
美しい表面は、高級木工家具同様デリケー
トですので、正しい定期的なお手入れ
必要です。必ず以下に従ってお手入れ
してください。
•お手入れは、柔らかい布やピアノ用の
毛ばたきで軽く拭いてください。小さ
な砂ぼこりでも、強く拭くと細かなす
り傷が付くことがありますのでご注意
ください
•仕上げ面の艶(つや)がなくなってき
たときは、外装手入れ剤を含ませた
柔らかい布でムラなく拭きあげてくだ
さい。
•各種洗剤などは、塗装面を変質させ、
ひび割れなどの原因となりますので使
用しないでください。また、化学ぞう
きんは使わないでください。
•外装手入れ剤についてのご注意
•ご使用方法については、外装手入れ剤
の取扱説明書をご覧ください。
•必ずピアノ鏡面塗装用のものをご利用
ください。それ以外のものを利用する
と、傷や変形・変色などの原因となり
ます。お求めは、最寄りの楽器店にご
相談ください。
•本機の鏡面仕上げ部分にのみ使用し、
表面全体を均一の力で丹念に拭いてく
ださい。同じところばかり強くこする
と、仕上げ面の光沢を損なう恐れがあ
ります。
•幼児の手の届かないところに保管して
ください。万が一飲み込んでしまった
場合は、直ちに吐かせてください。そ
の後、医師の診断を受けてください。
修理について
•お客様が本機または付属品を分解(取扱
説明書に指示がある場合を除く、改造さ
れた場合、以後の性能について保証で
なくなります。また、修理をお断りす
場合もあります
•修理を依頼されるときは、事前に記憶内
容をバックアップするか、メモしてお
てください。修理するときには記憶内
の保存に細心の注意を払っておりますが、
メモリー部の故障などで記憶内容が復
できない場合もあります。失われた記
内容の修復に関しましては、補償も含
ご容赦願います
•当社では、本機の補修用性能部品(製品
の機能を維持するために必要な部品)を、
製造打切 8 間保有しています。こ
部品保有期間を修理可能の期間とさせ
いただきます。なお、保有期間を過ぎ
あとでも、故障箇所によっては修理可
の場合がありますので、お買い上げ店
またはローランドお客様相談センター
ご相談ください
その他の注意につい
•記憶した内容は、機器の故障や誤った操
作などによって失われることがあります。
失っても困らないように、大切な記憶
容はバックアップしておいてください
•失われた記憶内容の修復に関しましては
補償を含めご容赦願います。
•故障の原因になりますので、ボタン、入
出力端子などに過度の力を加えないで
ださい。
•ディスプレイを強く押したり、叩いたり
しないでください。
•ケーブルを抜くときは、ショートや断線
を防ぐため、プラグ部分を持って引き
いてください。
•本機は多少発熱することがありますが、
故障ではありません。
•周囲に迷惑がかからないように、音量に
十分注意してください
•演奏時の打鍵音や振動は床や壁を通じて
意外によく伝わります。周囲に迷惑が
からないように注意しましょう
•輸送や引っ越しをするときは、本機を緩
衝材などで十分に梱包してください。
のまま移動すると、傷、破損、故障の
因になります。
•本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄
するときは、各地域のゴミの分別基準
従ってください
•譜面立てを使用するときは、譜面立てに
強い力を加えないでください。
•フタを開閉するときや、譜面立てを立て
たり倒したりするときは、可動部と本
の間に指をはさまないように注意して
ださい。お子様のいる場所で使用する
合は、必ず大人のかたが監視/指導し
ください
外部メモリーの取り扱い
•外部メモリーを使うときは次の点に注意
してください。また、外部メモリーに
属の注意事項を守ってお使いください
•読み込み中や書き込み中には取りはず
さない。
•静電気による破損を防ぐため、取り扱
う前に身体に帯電している静電気を放
電しておく。
ワイヤレス LAN 機能について
•ワイヤレス LAN 能を使用して、雑音が
出たり音切れしたりするときは、以下
対処をしてください。症状が改善され
ことがあります
•無線機器を本機から遠ざけて使用する
•接続方法を変更する(WPS /アドホッ
ク・モード)
6
使用上のご注意
•第三者の著作物(音楽作品、映像作品、
放送、実演、その他)の一部または全
を、権利者に無断で録音、録画、複製
るいは改変し、配布売、貸与、上演
放送などを行うことは法律で禁じられ
います。
•第三者の著作権を侵害する恐れのある用
途に、本製品を使用しないでください
お客様が本製品を用いて他者の著作権
侵害しても、当社は一切責任を負いま
せん。
•製品に内蔵、付属されたコンテンツ(音
色波形データ、スタイルデータ、伴奏
ターン、フレーズデータオーディオル
プ、画像データなど)の著作権は当社
保有しています
•製品に内蔵、付属されたコンテンツ(た
だしデモ曲などの楽曲データは除く)
素材として、お客様が新たな作品を制作、
演奏、録音、配布をすることに関しては、
当社の許諾を必要としません。
•製品に内蔵、付属されたコンテンツを、
そのまま、もしくは酷似した形態で取
出し、別の記録媒体に固定して配布し
り、コンピューターネットワークを通
て公開したりすることはできません。
•MMP(MooreMicroprocessor
Portfolio)はマイクロプロセッサー
のアーキテクチャーに関する TPL
(TechnologyPropertiesLimited)
の特許ポートフォリオです。当社は、
TPL よりライセンスを得ています
•XGlite(
)はヤマハ株式会社の登録
商標です
•本書では MicrosoftCorporation のガ
イドラインに従って画面写真を使用し
います。
•文中記載の会社名及び製品名は、各社の
登録商標または商標です。
•MIDI 社団法人音楽電子事業協会
(AMEI)の登録商標です。
•GM
GM2 )は、社団法
人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商
標です。
•Microsoft、Windows、Windows
Vista、DirectXは、米 Microsoft
Corporation の登録商標または商標
です。
•MacOS、iTunesは、米国 AppleInc.
の登録商標または商標です。
•Roland、GS、SuperNATURAL
AcousticProjection およ Ivory
Feel は、日本国およびその他の国に
けるローランド株式会社の登録商標ま
は商標です。
7
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ファンクション・モード
ール鍵盤つい
ール鍵盤の特長
ピアノ鍵盤で、最高の材料といわれる象牙(白鍵)と黒檀(黒鍵)、その触感質感を最新の技術で再現したのが、アイボリーフィー
ル鍵盤です。
アイボリー・フィール鍵盤には、以下のような特長があります。
•独特の触り心地で、弾き込むほどに風合いが変化して手になじんできます。
•吸湿性のある素材を縞状に入れることで、表面の触感と演奏性を高めています。
•光沢を抑えた落ち着きのある色調にすることで、質感と高級感を高めています。
•白鍵は、象牙を連想させる、やや黄色みを帯びた白色に仕上げています。
扱いついて
•ペンなどで書き込みをしたり、印を付けたりしないでください。インクが表面のラインに染み込んで落ちなくなります。
•シールなどを貼ったりしないでください。粘着力の強いものでは、シールがはがれなくなったり、粘着剤によって変色したりする
ことがあります。
お手入れかた
以下の点にご注意ください。表面の仕上げに傷や光沢などのダメージを与えたり、変色・変形したりする原因になります。
•汚れを落とすときは、柔らかい布をお使いください。
水を含ませて固く絞った布で、汚れを軽く拭き取るようにします。
表面を強くこすらないでください。
•ひどい汚れを落とすときは、研磨剤の入っていない市販の鍵盤クリーナーを使ってください。
はじめは軽く拭くようにします。汚れが落ちないときは、傷がつかないように徐々に力を入れながら拭くようにしてください。
•ベンジン、シンナーおよびアルコール類は使用しないでください。
8
MEMO
9
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ファンクション・モード
目次
こんなことができます                                                         2
安全上のご注意                                                              4
使用上のご注意                                                              6
アイボリー・フィール鍵盤について                                                8
かんたん操作ガイド                                                          12
各部の名称とはたらき                                                       16
演奏する前に                                                               18
譜面立てを使う. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .18
フタを開ける/閉める. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .18
電源を入れる/切る . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .19
演奏する                                                                  20
いろいろな音で演奏する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20
音色を変える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .20
2 つの音色を重ねる(デュアル演奏). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .21
右手と左手を違う音色にする(スプリット演奏). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .22
お好みの音に調整する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .24
音に響きをつける(アンビエンス). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .24
音の明るさを調節する(音の明るさ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .25
鍵盤を弾いたときのタッチ感を変える(キー・タッチ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .25
鍵盤を 2 つに分けて 2 人で演奏する(ツインピアノ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .26
移調して演奏する(トランスポーズ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .27
練習する                                                                  28
メトロノームを使って練習する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .28
テンポを変える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .28
拍子を変える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .28
メトロノームの音量を変える . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .29
カウント音をつけて演奏のタイミングを合わせる. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .29
曲に合わせて練習する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .30
曲を選ぶ/再生する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .30
曲を連続して再生する(オール・ソング・プレイ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .31
曲と鍵盤演奏の音量バランスを調整する(曲のバランス). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .31
曲のテンポを変えて練習する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .31
片手ずつ練習する(パート・ミュート). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .32
曲の一部をくり返して練習する(AB リピート). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .33
練習している曲を録音する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .34
SMF 録音する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .34
録音した曲に重ねて録音する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .35
SMF 録音した曲をオーディオに変換する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .38
オーディオ録音する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .39
曲を演奏しやすい調に変える(オーディオ・トランスポーズ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .40
オーディオ・ファイルでカラオケをする(センター・キャンセル). . . . . . . . . . . . . . . . .40
オーディオ録音した曲(WAV ファイル)をパソコンで CD にする. . . . . . . . . . . . . . . . .41
名前をつけて曲を保存する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .42
曲の名前を変更する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .43
自分だけのピアノ音色を作る(ピアノ・デザイナー)                                 44
ピアノ音色を細かく調整する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .44
便利な機能                                                                 46
ディスプレイの明るさを調節する(ディスプレイ・コントラスト). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .46
一定時間が経つと自動で電源が切れるようにする(オート・オフ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .46
電源を切っても設定が変わらないようにする(メモリー・バックアップ). . . . . . . . . . . . . . . . .46
お買い上げ時の設定に戻す(ファクトリー・リセット). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .47
保存した曲をコピーする(曲のコピー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .47
保存した曲を削除する(曲の削除). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .48
メモリーを初期化する(メディアの初期化). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .48
ボタンが効かないようにする(パネル・ロック). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .49
ワイヤレス LAN 機能について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .50
基本の接続方法(WPS で接続する). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .50
ワイヤレス LAN 機能の設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .51
ステータス表示. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .51
無線 LAN 親機を選択して接続する(AP 選択). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .51
その他の設定(オプション). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .52
いろいろな設定をする(ファンクション・モード)                                   53
ピアノ音にヘッドホン・3D・アンビエンス効果をかける(ヘッドホン・3D・アンビ
エンス). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53
10
目次
デュアル演奏の音量バランスを変える(デュアル・バランス). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53
他の楽器と音の高さを合わせる(マスター・チューニング).......................53
調律法を変える(調律法). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53
曲の主音を設定する(調律法主音). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .53
オーディオ再生機器の音量を調節する(インプット・ボリューム). . . . . . . . . . . . . . . . .53
オーディオ ファイルの中央の音を小さくして再生する(センター・キャンセル). . . . . .53
オーディオ ファイルを移調する(オーディオ・トランスポーズ). . . . . . . . . . . . . . . . .54
トランスポーズする対象を選ぶ(トランスポーズ・モード).......................54
音の高さをオクターブ単位で変える(オクターブ・シフト).......................54
録音するときの形式を選ぶ(録音モード). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .54
ペダルの効果のかけかたを変える(右ペダル・パート). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .54
ペダルのはたらきを変える(中央ペダル機能). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .54
シーケンサーとつないだときの 2 度鳴りを防ぐ(ローカル・コントロール). . . . . . . . . .54
MIDI 送信チャンネルを変える(MIDI 送信チャンネル). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .55
曲の名前を変更する(曲の保存). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .55
保存した曲をコピーする(曲のコピー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .55
保存した曲を削除する(曲の削除). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .55
メモリーを初期化する(メディアの初期化). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .55
USB ドライバーを設定する(USB ドライバ設定). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .55
USB メモリーの設定を切り替える(USB メモリー・モード). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .55
映像機器をコントロールする(VisualControl モード). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .55
VisualControl のチャンネルを設定する(VisualControl チャンネル). . . . . . . . . . . . .55
ワイヤレス LAN 機能の設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .56
ディスプレイの明るさを調節する(ディスプレイ・コントラスト). . . . . . . . . . . . . . . . .56
ボリュームの最大値を設定する(ボリューム・リミット). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .56
ディスプレイに表示される言語を変える(言語/ Language). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .56
一定時間が経つと自動で電源が切れるようにする(オート・オフ). . . . . . . . . . . . . . . . .56
電源を切っても設定が変わらないようにする(メモリー・バックアップ). . . . . . . . . . . .56
お買い上げ時の設定に戻す(ファクトリー・リセット). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .56
故障かな?と思ったら                                                       57
音色一覧                                                                  60
内蔵曲一覧                                                                 61
主な仕様                                                                  63
組み立てかた                                                               64
索引                                                                    66
こんな表示が出たら                                                          67
お問い合わせの窓口                                                          67
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』(P.4)『使用上のご注意』(P.6)をよくお読みください。また、
機の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができ
るよう、手元に置いてください。
1
2
囲みの中のボタンを 1 つ押します。
手順説明のの見か
ボタンを2 つ押します。 数字は手順番号を表しています。 ボタンを押しながら、別のボタンを押します。
©2013ローランド株式会社本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
11
かんたん操作ガイド 各部の名称とはたらき 演奏する前に 演奏する 練習する ピアノ・デザイナー 便利な機能 資料
ファンクション・モード
電源も設定を記憶ておがでプ)
HP508 はさまざまな設定を変更することができますが、電源を切ると初期設定に戻ります。
メモリー・バックアップすることで、変更した設定を記憶しておくことができます。
46
ページ
たん操作
鍵盤を変(キーチ)
鍵盤を弾いたときのタッチ感を変えます。
キー・タッチをオンにする
[キー・タッチ]ボタンを押して点灯させる。
キー・タッチを調節する
[キータッチ]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押す。
25
ページ
響きをつけ(アビエンス
音にコンサート・ホールで演奏しているような
響きをつけます。
アンビエンスをオンにする
[アンビエンス]ボタンを押して点灯させる。
音の響きを調節する
[アンビエンス]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押す。
24
ページ
移調て演奏す
スポーズ)
鍵盤や曲を移調します。
トランスポーズをオンにする
[トランスポーズ]ボタンを押し
て点灯させる。
移調の幅を調節する
[トランスポーズ]ボタンを押し
ながら[-][+]ボタンを押す。
27
ページ
音の明るを調節する
(音の明るさ)
鍵盤を弾いたと
きや、曲を再生
したときの音の
明るさを調節し
ます。
音の明るさを調節する
[アンビエンス]ボタンを押し
ながら[キー・タッチ]ボタ
ンを押して値を表示させ、[-]
[+]ボタンを押す。
25
ページ
全体の音量を調節す
ボタンで音量を調節
します。
小さく 大きく
19
ページ
1.
[曲バランス]ボタンを押しながら[AB リピート]ボ
タンを押す。
2.
(おそく/はやく)ボタンで
「メモリー・バックアップ」を選ぶ。
3.
[曲]ボタンを押す。
4.
(はやく)ボタンで「はい」を選ぶ。
鍵盤を分けて 2 人で演奏すピア
鍵盤を左右に分けて、2 人で同じ音域を演奏します。
ツインピアノをオンにする
[ツインピアノ]ボタンを押して点灯させる。
音の鳴りかたを変える
[ツインピアノ]ボタンを押しながら[-][+]ボタン
を押す。
ペア・モード
右側領域の鍵盤の音は左スピーカーより
も右スピーカーから大きく鳴ります。
左側領域の鍵盤の音は右スピーカーより
も左スピーカーから大きく鳴ります。
セパレート・モード
右側領域の鍵盤の音は右スピーカーから
のみ鳴ります。
左側領域の鍵盤の音は左スピーカーから
のみ鳴ります。
26
ページ
12
かんたん操作ガ
右手左手で違音色する(ス演奏)
鍵盤を左右に分けて、それぞれ違う音色で演奏します。
スプリットをオンにする
[トランスポーズ]ボタンを押しながら[ツインピアノ]ボタンを押す。
音色を変える
右手の音色
1.音色ボタンを押す。
2.[-][+]ボタンを押す。
左手の音色
1.[トランスポーズ]ボタンと[ツインピアノ]ボ
タンを押しながら音色ボタンを押す。
2.[トランスポーズ]ボタンと[ツインピアノ]ボ
タンを押しながら[-][+]ボタンを押す。
鍵盤の分かれる位置を変える(スプリット・ポイント)
[トランスポーズ]ボタンと[ツインピアノ]ボタンを押しな
がら、スプリット・ポイントにする鍵盤を押す。
22
ページ
音色ボ
1 つの音色を選ぶ
音色ボタンを 1 つ押してから、[-][+]ボタンを押す。
1 つ押す
2 つの音色を重ねる(デュアル演奏)
音色ボタンを 2 つ押す。
2 つ押す
音色を変える
音色 1 [-][+]ボタンを押す。
音色 2
点灯している右側の音色ボタンを押しながら[-][+]
ボタンを押す。
20
ページ
21
ページ
自分だけのピア音色をピアデザイナー)
グランドピアノの音の要素を調節して、好みのピアノの音を作ります。
1.
ピアノ[グランド]ボタンを押しながらピアノ[アップライト]ボタンを押す。
2.
(おそく/はやく)ボタンで設定したい項目を選ぶ。
3.
[ー][+]ボタンで設定値を変える。
44
ページ
ポや拍子を変え
メトロノームや曲のテンポを変えます。
テンポを変える
(おそく/はやく)ボタンを押す。
拍子を変える
[メトロノーム]ボタンを押しながら[ (おそく/は
やく)ボタンを押す。
28
ページ
ームを使
メトロノームを鳴らします。
メトロノームをオンにする
[メトロノーム]ボタンを押して点灯させる。
メトロノームの音量を調節する
[メトロノーム]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押す。
28
ページ
13
かんたん操作ガイド 各部の名称とはたらき 演奏する前に 演奏する 練習する ピアノ・デザイナー 便利な機能 資料
ファンクション・モード
かんたん操作ガ
曲を選ぶ
ソング画面を表示します。ソング画面で曲を選びます。
曲を選ぶ
1.
[曲]ボタンを押してソング画面を表示する。
カテゴリー
テンポ 拍子 小節
曲名
2.
[-][+]ボタンで曲を選ぶ。
USB メモリーに保存した曲を選ぶ
1.
[曲]ボタンを押してソング画面を表示す
る。
2.
[曲]ボタンを押しながら[-][+]ボタ
ンを押して「USB」を選ぶ。
USB メモリー
3.
[-][+]ボタンで曲を選ぶ。
30
ページ
音色名、曲名、テンポ、拍子などを表示します。
テンポ 拍子 小節 音色名
または
曲名
音色のバエー選ぶ/設定変え
音色のバリエーションや曲を選んだり、いろいろな設定を変え
たりします。
•[+][-]ボタンを押し続けると、値が連続的に変化します。
• 値を速く大きくしたいときは、[+]ボタンを押しながら[-]
ボタンを押します。
• 値を速く小さくしたいときは、[-]ボタンを押しながら[+]
ボタンを押します。
• 値を初期値に戻したいときは、[+]ボタンと[-]ボタンを同
時に押します。
曲の一部をて練習(AB ピー
曲の一部をくり返して鳴らします。
1.
(再生 / 停止)ボタンを押して、曲を再生
する。
2.
リピートを開始したい位置で[AB リピート]ボタン
を押す。
3.
リピートを終了したい位置でもう一度[AB リピート]
ボタンを押す。
33
ページ
曲の音量を調節す(曲のバラス)
再生する曲の音量を変えることで、鍵盤で演奏
する音量とのバランスを調節します。
曲のバランスをオンにする
[曲バランス]ボタンを押して点灯させる。
曲のバランスを調節する
[曲バランス]ボタンを押しながら[-][+]ボタンを押す。
31
ページ
14
かんたん操作ガ
再生すパーを選ぶ
再生するパートを選びます。
右手パートを選ぶ [右手]ボタンを押して点灯させる。
左手パートを選ぶ [左手]ボタンを押して点灯させる。
その他のパートを選ぶ [伴奏]ボタンを押して点灯させる。
パートのミュート音量を変える
音量を変えたいパートのいずれかのボタンを押しながら、[-]
[+]ボタンを押す。
32
ページ
が効かないにす(パネ
ディスプレイ右上に「 」マークが表示され
るまで、[右手]ボタンを押し続ける。
パネル・ロックを解除する
」マークが消えるまで、[右手]ボタンを
押し続ける。
49
ページ
録音す/再生す
曲を再生したり録音したりします。
曲の先頭に戻す (曲の頭)ボタンを押す。
再生/停止する
(再生 / 停止)ボタンを押す。
録音待機にする 停止中に[
(録音)ボタンを押す。
録音する
録音待機中に[
(再生 / 停止)ボ
タンを押す。
巻戻しする
(巻戻し)ボタンを押す。
早送りする
(早送り)ボタンを押す。
全曲再生する(オール・ソング・プレイ)
[曲]ボタンを押しながら[ (再生 / 停止)ボタンを押す。
新規録音する
1.
演奏する音色を選ぶ。
2.
(録音)ボタンを押す。
3.
(再生 / 停止)ボタンを押して録音を始める。
4.
(再生 / 停止)ボタンを押して停止する。
重ね録音する
1.
演奏する音色を選ぶ。
2.
重ね録音する曲を選ぶ。
3.
(録音)ボタンを押す。
4.
[+]ボタンを押す。
5.
録音するパートのボタンを押して点滅させる。
6.
(再生 / 停止)ボタンを押して録音を始める。
7.
(再生 / 停止)ボタンを押して停止する。
34
ページ
30
ページ
31
ページ
34
ページ
37
ページ
15
かんたん操作ガイド 各部の名称とはたらき 演奏する前に 演奏する 練習する ピアノ・デザイナー 便利な機能 資料
ファンクション・モード
各部の名称
[Power](電源)
電源をオン/オフします。
警告
※本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます(AutoO󰮏 機能)
自動的に電源が切れないようにするには、AutoO󰮏 機能を解除してください
(P.46)
※電源が切れると編集中の設定は失われます。残しておきたい設定は、『電源を切っても設定が変わらないようにする(メモリーバックアップ)(P.46)の手順
であらかじめ保存しておいてください。
※電源をオンにするときは、電源を入れ直してください。
※電源を入れ直すときは、電源を切ったあと 5 秒以上の間隔を開けてから電源を入れてください。この間隔が短いと、オート・オフ機能がリセットされず、正
常に電源が入らない場合があります。
19
ページ
パーダル
音に余韻を与えたいときに使います。このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音が切れずに長い余韻が続き
ます。踏みかたで余韻の深さを調節することができます。
アコースティック・ピアノのダンパー・ペダルには、踏み込み始めは軽く、途中から重くなる感触の変化があります。
HP508 ではこの感触の変化を再現しています。
アコースティック・ピアノでは、ダンパー・ペダルを踏んだときに、弦が開放された音や弾いた鍵盤の音が他の弦に共
鳴して豊かな響きと広がりが加わります。また、ハーフ・ペダル奏法では、音の芯(しん)がすぐに消えて豊かな広が
りや響きだけが残り、独特な音の余韻になります。HP508 ではこの開放音(ダンパーノイズ)や共鳴音(ダンパー
レゾナンス)を再現するのはもちろんのこと、ハーフ・ペダル奏法時の独特な余韻も再現しています。
ペダル
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけに余韻を与えます。
ペダル
音に柔らかさを与えたいときに使います。
このペダルを踏んだまま鍵盤を弾くと、通常同じ強さで弾いたときの音よりも柔らかい音が出ます。アコースティック
ピアノの左側のペダルと同じはたらきです。
ペダルを踏む深さによって、音の柔らかさが微妙に変わります。
ペダル
ヘッドホンを使わないときは、ヘッド
ホン・フックにヘッドホンをかけてお
くことができます。
※ヘッドホン・フックにヘッドホン以外のもの
をかけたり、無理な力を加えたりしないでく
ださい。ヘッドホン・フックを破損すること
があります。
パネル
ここに並んでいるボタンで HP508 を操作します。
『かんたん操作ガイド』
12
15
ページ
16
各部の名称はた
USB ー端子
USB メモリーをつなぐ
と、曲を再生したり保
存したりできます。
USB メモリーを使うと、以下のことができます。
• パソコンにある WAVE ファイルや MIDI ファイル(SMF)
HP508 で再生できます。
• HP508 の演奏をオーディオ録音できます。
• オーディオ録音した曲を、パソコンで再生したり、CD にし
たりできます。
※USB メモリーは挿入方向や表裏に注意して、確実に奥まで差
し込んでください。また無理な挿入はしないでください。
※USB メモリーは、ローランドが販売しているものを使用して
ください。それ以外の USB メモリーを使用したときの動作は
保証できません。
43
ページ
30
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USB ター端子
市販の USB ケーブルを使用して、HP508 USB コンピュー
ター端子とお使いのパソコンの USB 端子をつなぐと、以下の
ことができます。
• MIDI に対応したソフトウェアで再生し
SMF HP508 で鳴らすことができま
す。
• シーケンサー・ソフトウェア(別売)と
の間で MIDI 情報をやりとりして、より
多彩な音楽制作、編集などを行うことが
できます。
Phones(ヘ)端子
ステレオのヘッドホンをつなぎます。
HP508 にはヘッドホン端子が 2 つあるので、2 人で同時にヘッ
ドホンを使うことができます。
ヘッドホン使用時でもピアノ本体から音が聞こえ
るようなヘッドホン・3D・アンビエンス効果が
かかります。
※ヘッドホン・3D・アンビエンス効果はピアノ音色以外
には効きません。
※ヘッドホン・3D・アンビエンス効果はオフにすること
もできます(P.53)
※ヘッドホン・3D・アンビエンス効果は[アンビエンス]
ボタンで調節できます。
Input)端子
デジタル・オーディオ・プレーヤー
などのオーディオ再生機器をつな
ぐと、オーディオ再生機器の音を
HP508 から鳴らすことができます。
Input 端子につないだ機器の音量は、
インプットボリューム(P.53)で調
整することができます。
※他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
※抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、Input 端子に接続した機器の音量が小さくなることがあります。抵抗の入っていない接続ケー
ブルを使用してください。
AC In 端子
付属の電源コードをつな
ぎます。
Pedal 端子
専用スタンドのペダル・
コードをつなぎます。
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Output(ア)端子
アンプ内蔵スピーカーなどをつ
なぐと、それらから HP508 の音
を鳴らすことができます。
※本体の電源を切るときは、必ず
Output 端子に接続した機器の電源
を先に切ってください。
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かんたん操作ガイド 各部の名称とはたらき 演奏する前に 演奏する 練習する ピアノ・デザイナー 便利な機能 資料
ファンクション・モード
1.
2.
譜面立てを立て
1.
譜面立てを静かに起こします。
2.
譜面立てがお好みの角度になるように、金具をいずれか
の溝に合わせます。
譜面立てを倒す
1.
譜面立てを手で支え、金具を折り曲げてからゆっくりと
倒します。
譜面押使
譜面押さえを立てて、楽譜のページを押さえることができます。
使用しないときは、譜面押さえを倒しておきます。
押す
演奏
※フタを開閉するときや、譜面立てを立てたり倒したりするときは、可動部と本機の間に指を挟まないように注意してください。お子様
のいる場所で使用する場合は、必ず大人のかたが監視/指導してください。
譜面立てを使
を開/閉め
フタを開けるときは、フタを両手で持って軽く持ち上げ、奥に
スライドさせます。
フタを閉めるときは、ゆっくりと手前に引き、止まったところ
で静かに下におろします。
!
指をはさまないように注意して、フタを開け閉めしてくだ
さい。小さなお子様が使用される場合は、大人の方が補助
してください。
ピアノの移動は、危険防止のため必ずフタを閉じた状態で
行なってください。
や表示器を見(アコー
ン)
フタでボタンや表示器を覆うことができます。これによりボタ
ンや表示器を気にせず演奏に集中できます。
フタ
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演奏す前に
電源入れ/切る
!
正しく接続したら(P.17)必ず次の手順で電源を入れてください。手順を間違えると、誤動作をしたり故障したりすることがあります。
オン
オフ
2
1
小さく 大きく
電源入れ
1.
[Power](電源)スイッチを押します。
数秒後には、鍵盤を弾いて音を出せるようになります。
※本機は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しません。
2.
[ボリューム]ボタンで音量を調節します。
右側のボタンを押すと音が大きくなり、左側のボタンを押すと音が小さくなります。
本体スピーカー使用時はスピーカーの音量、ヘッドホン使用時(ヘッドホン接続時)はヘッドホンの音量を調節することができます。それ
ぞれの設定値は自動的に保存されます。
スピーカー使用時の音量調節画面 ヘッドホン使用時の音量調節画面
HP508 は小さな音量にしても演奏の強弱がはっきりと聴き取れ、大きな音量にしてもクリアな音のまま鳴るように設計されています。
電源
1.
[Power](電源)スイッチを押します。
電源が切れます。
※完全に電源を切る必要があるときは、本機の電源スイッチを切ったあと、コンセントからプラグを抜いてください。詳しくは「完全に
電源を切るときは、コンセントからプラグを抜く」(P.4)をお読みください。
警告
自動で電源を切ない場合は「オ」の設定ださ !
本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます(AutoO󰮏 機能)
自動的に電源が切れないようにするには、AutoO󰮏 機能を解除してください(P.46)
!
•電源が切れると編集中の設定は失われます。残しておきたい設定は、『電源を切っても設定が変わらないようにする(メモリーバッ
クアップ)(P.46)の手順であらかじめ保存しておいてください。
•電源をオンにするときは、電源を入れ直してください(P.16)
•電源を入れ直すときは、電源を切ったあと 5 秒以上の間隔を開けてから電源を入れてください。この間隔が短いと、オート・オ
フ機能がリセットされず、正常に電源が入らない場合があります。
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ファンクション・モード
演奏
な音で演奏す
HP508 では、ピアノやピアノ以外のさまざまな音(350 種類)で演奏を楽しむことができます。
これらの音を「音色」といいます。音色は 4 つのグループに分けられ、それぞれ音色ボタンに割り当てられています。
音色
まずは、ピアノの音色を鳴らしてみましょう。
電源を入れると音色は、「コンサートピアノ」になります。
1
2
1.
音色ボタンを押して、音色グループを選びます。
現在選ばれている音色番号と音色名が表示されます。
音色グルー
音色ボタン 説明
ピアノ[グランド]ボタン グランドピアノの音色が選べます。
ピアノ[アップライト]ボタン アップライトピアノの音色が選べます。
[E ピアノ]ボタン ポップスやロックで多用されるエレクトリック・ピアノの音色が選べます。
[ストリングス]ボタン
弦楽器やオルガン、伴奏用の音色など、さまざまな音色が選べます。
※音色番号 57 65 を選ぶと鍵盤でドラム・セットの音が鳴らせます。
※コンボ・オルガンやバラードオルガンなどのロータリー効果(*1)のかかるオルガン音色を選んでいるときに[ストリ
ングス]ボタンを押すと、ロータリー効果のうねりの速さを変えることができます。
詳しい音色については、『音色一覧』(P.60)をご覧ください。
*1 ロータリー効果:
ロータリー効果は、回転スピーカーを使ったときのように音にうねりをつける効果です。ロータリー効果は「速い」と「遅い」の 2
種類があります。
2.
[-][+]ボタンを押して、音色グループの中から音色のバリエーションを選びます。
※ドラム・セット音色や SFX(効果音)セット音色を選ぶと、音の鳴らない鍵盤があります。
音色試聴すデモ)
1.
音色ボタンを押しながら[ (再生 / 停止)ボタンを押します。
各音色グループの最初の音色のトーン・デモを聴くことができます。
2.
トーン・デモを終えるときは、[曲]ボタンまたは[ (再生 / 停止)ボタンを押します。
※本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)と
本文中の画面上の設定は一致していないことがあります。あらかじめご了承ください。
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Roland HP508 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland HP508デジタルピアノの取扱説明書です。このマニュアルでは、様々な音色、メトロノーム機能、録音機能、そしてピアノ・デザイナーによる音質調整など、HP508の機能を詳しく説明しています。初心者の方でも簡単に操作できるよう、分かりやすく解説しています。