Contec ZCA1300 取扱説明書

  • こんにちは!CONTEC ZCA1300 無線LANアクセスポイントのセットアップガイドについて、ご質問にお答えします。このドキュメントには、ハードウェアの設定、外部機器との接続、初期設定、Webブラウザを使った詳細な設定方法などが記載されています。ZCA1300の機能、仕様、トラブルシューティングなど、何でもお気軽にご質問ください!
  • 初期設定のIPアドレスは何ですか?
    5GHz帯の無線LANを使用するにはどうすればよいですか?
    本製品を初期化するにはどうすればよいですか?
    Webブラウザで設定を行う場合、デフォルトのIPアドレスは何ですか?
    本製品は、どの無線LANコントローラと接続できますか?
ZCA1300
セットアップガイド
1
ZCA1300
FLEXLAN ZC
シリーズ
耐環境アクセスポイント
(
親局
)
ZCA1300
セットアップガイド
本製品は、無線
LAN
標準規格の
IEEE802.11n/a/b/g
に対応した無線
LAN
アクセスポイント
(
親局
)
です。
集中管理型と自律型の両方の設定が可能です。集中管理型に設定した場合、
FLEXLAN ZC
シリーズの無線
LAN
コントローラで制御することができます。(
FLEXLAN FX
シリーズ、その他シリーズの無線
LAN
コン
トローラは非対応ですので、あらかじめご了承ください。)
◆構成品リスト
本体
(ZCA1300)
ガスケット
5GHz
帯用
オム二アンテナ
天井・
ポール設置板金
セットアップガイド
セットアップ
ガイド
T
字バークリップ 自己融着テープ ロックナット
ゴム
ストッパー
シーリング
キャップ
T
字バークリップ用ネジ
T
字バークリップ
用ワッシャ
T
字バークリップ
用スプリングワッシャ
タッピングネジ タッピングネジ用アンカー
本体・板金接続ネジ
L
字金具
・本体[ZCA1300]1 5GHzアンテナ用コネクタカバー(金属)(本体付属)2
5GHz帯用オムニアンテナ…2 ・天井・ポール設置板金…1
・板金設置用ネジ・ワッシャ(設置板金付)M6×164
・セットアップガイド…1 T字バークリップ…1
・自己融着テープ(15cm)2
・コネクタカバー(ロックナット、ゴムストッパー、ガスケット、シーリングキャップ)1
T字バークリップ用ネジ M6×602 T字バークリップ用ワッシャ…2
L字金具…2 T字バークリップ用スプリングワッシャ…2
・本体・板金接続ネジ M4×84 ・タッピングネジ…4・タッピングネジ用アンカー…4
■説明書について
本製品の説明書は、当社ホームページにてPDFファイルとして提供しています。説明書ではハードウェアの
設定、外部機器との接続、製品仕様などの情報を記載しておりますので、必要に応じて参照ください。
■問い合わせ
当社製品に関する技術的なお問い合わせは、総合インフォメーションで受け付けています。
または
FAX
でお問い合わせください。専門のスタッフが対応します。ホームページ
(http://www.contec.co.jp/support/contact/)
にある
Question
用紙に必要事項を記入の上、お送りください。その他、
製品の価格・納・見積もり依頼などのお問い合わせは、販売店または当社各支社営業所までお問い合わ
せください。
◆オプション製品
ZCA1300
用ブラケット
ZC-BRA13
IEEE802.3at
対応
PoE
給電ユニット
POW-CB60AT
※詳細は、当社ホームページでご確認ください
◆出荷時のおもな初期設定
本製品を手動設定する場合は、Webラウザを使
用してネットワーク経由で設定を行います。PC
本製品をLANケーブルで有線LAN接続し、Web
ラウザでデフォルトIPアドレスにアクセスしてく
ださい。本製品の初期設定は右表のとおりとなり
ます。
設定項目 デフォルト値
IPアドレス
192.168.1.1(DHCP)
サブネットマスク
255.255.255.0
APモード 集中管理型AP
ユーザ名
admin
パスワード
password
◆各部の名称と機能
1 234
(1)
LANポート
(2)
コンソールポート(未使用)/ Resetボタン
(3)
未使用
(4)
未使用
LED表示
LEDの名称 状態 動作機能
Smart Function
点灯()
スマート機能準備中
点灯()
スマート機能準備完了
消灯
スマート機能無効
AP Mode
Connecting
点滅()
集中管理型で起動中
点灯() 集中管理型で動作中
点灯() 自律型で動作中
System
点滅()
初期化中
点灯() 動作中
Resetボタン
No.
項目 動作/機能
1 Reset
本製品を初期化する(出荷時設定に戻す)場合に使用します。このボタンを5秒以上押すとResetが開始され、ボタン
を押すのを止めた後約2分間でハードウェアリセットが完了します。LED表示に変化はありませんが、動作はして
おります。
VCCI クラスA注意事項
この装置は、クラスA情報技術装置です。この装置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使
用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。 VCCI-A
VCCIクラスA付帯条項
本製品は、以下の条件で使用することにより、
VCCI
クラス
A
に適合します。
LAN
ケーブルは、
UTP
ケーブルを使用する。
◆電源供給
LANケーブル接続
本体の
LAN
ポート
1
LAN
ケーブルを接続してください。
■屋外使用時のLANケーブル接続
屋外で使用する際は、添付のシーリングキャップ等を使用して
防水対策を行う必要があります。以下の手順で接続してくださ
い。
・それぞれのコネクタ方向を確認します。
LAN
ケーブルにシーリングキャップを通しておきます。
・ガスケットとゴムストッパーに
LAN
ケーブルを挟み込み
ます。
LAN
ケーブルにロックナットを通します。
LAN
ケーブルを本体
LAN
ポートに接続します
・ロックナットを本体にねじり入れ、固定します。
・ガスケットとゴムストッパーをスライドさせ、ロックナット
に挿し込みます。
・シーリングキャップをロックナットにねじり固定し、
密閉されていることを確認します。
LANポート
RJ45コネクタ
イーサネットケーブル
ロックナット
ゴムストッパー
ガスケット
シーリングキャップ
本体
PoE給電アダプタの接続
本製品は
PoE(LA
N
ケーブルからの電源供給
)
に対応しております。
IEEE802.3at
準拠の給電製品をご用意ください。
注意
IEEE802.3at
準拠の他社製品との相互間接続を保証するものではありません。
他社製品と組み合わせて使用する際は、事前に評価機を利用して十分に評価を行ってください。
給電ユニットが適切にアースされていることを確認してください。
本製品と
PC
または
HUB
間のケーブル長は
100m
以下にしてください。
1000BASE-T
を使用する場合はカテゴリ
5e
以上のケーブル、
100BASE-TX
を使用する場合はカテゴリ
5
以上のケーブル、
10BASE-T
を使用する場合はカテゴリ
3
以上のケーブルを使用してください
◆設置
■天井への設置
本製品は右図にある通り、水平下向きに設置することで最
適な性能を発揮するよう設計されています。右図を参考に
添付のベース金具ブラケットT字バーを使用して本体を
取り付け、ネジを締めてください。
なお、LANの特性上、高く見晴らしが良い位置に設置し
たほうが電波の届く範囲が広がりますので、できるだけ高
い位置に設置することをお奨めします。
また、本体背面以外を金属/コンクリート製の壁(鉄骨を含
む)に近づけすぎると通信品質の劣化を引き起こす可能性
がありますので注意してください。
–{‘Ì
板金設置用ネジ
Tバークリップ
T字バー
天井・ポール設置板金(ブラケット)
天井・ポール設置板金(ベース)
注意
落下の危険があるため、ポール取り付けの際にはネジをきつく締めてください。ネジが緩い場合は、本体が落下する恐れが
あります。
壁面に設置する際は、オプションの壁面設置用金具が必要となります。製品添付の金具では本体を垂直方向にしか設置でき
ず、本来の無線
LAN
性能を発揮できないことがあります。
5GHz
帯無線
LAN
アンテナの接続
5GHz
帯無線
LA
N
を使用する場合は、添添付アンテナ
2
本の接
続が必要となります。本体のコネクタカバー
(
金属
)
を外し、
添付の
L
字金具を取り付けた後、同梱のオムニアンテナを取
り付けます。接続後は、アンテナコネクタの上から付属の自
己融着テープを巻きつけ、市販の粘着ビニルテープを自己融
着テープの上から巻いてください。
5GHz
帯無線
LAN
を使用
しない場合は、コネクタカバー
(
金属
)
を外さず、取り付け
状態でご使用ください。
注意
アンテナの取り付け
/
取り外しをする際は、電源が入っていないことを確認して行ってください。電源が投入されたままアンテナ
の取り付け
/
取り外しを行うと、故障の原因となります。
◆機器への接続と設定方法
本製品は、
FLEXLAN ZC
シリーズの無線
LAN
コントローラと接続すれば設定なしでも使用することができ
ますが、
IP
アドレスを固定で使用する、パスワードを変更する、自律型アクセスポイントで使用するなどの
場合は、
Web
ブラウザを使用してネットワーク経由で設定を行う必要があります。
Webブラウザで本製品へ接続する
Web
ブラウザを起動し、アドレスバーに
http://
に続けて本製品の
IP
アドレスを入力してください。初めて接続
する場合は、出荷時設定
IP
アドレスは
192.168.1.1
ですので、次のように入力します。
http://192.168.1.1/
本製品に接続すると、「ログイン画面」が表示されます。
表示されない場合は、
PC
IP
アドレス設定、ブラウザ設定、または
ブラウザのアドレスバーに入力する
URL
のいずれかが間違っている
可能性があります。
ログイン画面
ログイン画面では「ユーザ名」と「パスワード」を入力し、「
OK
」ボタンをクリックしてログインしてく
ださい。出荷時設定では「ユーザ名:
admin
」、「パスワード:
password
」に設定されておりますので、初
めて接続するときは上記を入力し「
OK
」ボタンをクリックしてください。
Webブラウザで設定する
左側のメニュー
(
右図中の「設定」から設定項目を
んでください。設定項目の詳細については、「ヘル
プ」
(
同②
)
を参照してください。設定は、それぞれ
ページで変更後、必ず「確定」ボタンをクリックし、
本製品に設定を一時的に記憶させる必要がありま
す。すべての設定完了後、左側メニューの「設定保
存」項目から設定保存を行ってください。「確定」
ボタンによる一時記憶で設定は反映されますが、保
存をせずに再起動すると、元の設定に戻ります。
各機能の説明および設定方法については、当社ホームページ上に公開されている説明書または、「ヘルプ」を参照してください。
注意
設定の保存には
j
時間がかかります。
Web
ブラウザでカウントダウンが表示されますので、カウントダウン表示が終了するまで、
電源の切断をしないでください。保存中に再起動や電源の切断が行われた場合、設定ファイルやファームウェアなどが破損し、
正常に起動できなくなる恐れがあります。
コンソールポート(未使用)
リセットボタン
(2)拡大図
ZCA1300
セットアップガイド
◆仕様
項目 仕様
ユニットタイプ*1 アクセスポイント(集中管理型/自律型)
有線LAN
イーサネット規格
IEEE802.3(10BASE-T)IEEE802.3u(100BASE-TX)IEEE802.11ab(1000BASE-T)
データ転送速度/ポート数 10/100/1000Mbps
通信方式 半二重(Half Duplex)、全二重(Full Duplex)
無線LAN
IEEE802.11n
チャネル
5GHz帯:19ch(36, 40, 44, 48ch[W52], 52, 56, 60, 64ch[W53],
100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140ch[W56])
2.4GHz帯:13ch(1-13ch)
データ転送速度 *2
300 - 6.5Mbps[MSC0 - 15, Short/Long GI] (固定/自動) 54, 48, 36, 24, 18, 12, 9, 6Mbps(固定/
)
IEEE802.11a
チャネル
19ch(36, 40, 44, 48ch[W52], 52, 56, 60, 64ch[W53],
100, 104, 108, 112, 116, 120, 124, 128, 132, 136, 140ch[W56])
データ転送速度 *2
54, 48, 36, 24, 18, 12, 9, 6Mbps(固定/自動)
IEEE802.11b
チャネル
13ch(1-13ch)
データ転送速度*2 11, 5.5, 2, 1Mbps(固定/自動)
IEEE802.11g
チャネル
13ch(1-13ch)
データ転送速度 *2
54, 48, 36, 24, 18, 12, 9, 6Mbps(固定/自動)
セキュリティ
IEEE802.11n
WPA(AES), WPA2(AES), WPA-PSK(AES), WPA2-PSK(AES),
IEEE802.11a/b/g
WEP(open/ Shared Key /Auto), WPA(AES, TKIP), WPA-PSK(AES,TKIP), WPA2(AES,
TKIP), WPA2-PSK(AES,TKIP), IEEE802.1X(EAP-TLS, PEAP),
アンテナ 2.4GHz7.5dBi (内蔵)5HGz7.0dBi (外付け)
アンテナコネクタ N
外形寸法(mm) 本体のみ:248(W)×242(D)×146(H)
質量
1.7kg
*1 ユニットタイプの詳細は、当社ホームページ掲載の説明書を参照願います。
*2 無線LAN規格の理論値であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。
◆本体設置環境条件
(
環境仕様
)
項目 仕様
本体
入力電圧範囲 48VDC (IEEE802.3at準拠PoE)
使用周囲温度 本体:
-
20 - 50
使用周囲湿度 10 - 95%RH (ただし、結露しないこと)
腐食性ガス ないこと
保護構造
IP67*3
耐振動性
掃引耐久
10 - 57Hz/片振幅0.375 mm 57 - 150Hz/0.5G
XYZ方向 60(JIS C 60028-2-6準拠、IEC 60068-2-6準拠)
耐衝撃性 10G XYZ方向11ms正弦半波 (JIS C 60068-2-27準拠、IEC 60068-2-27準拠)
耐ノイズ
ラインノイズ ACライン/±2kV 、信号ライン/±1kV (IEC61000-4-4 Level 3EN61000-4-4 Level 3)
静電耐久
接触/±4kV (IEC61000-4-2 Level 2EN61000-4-2 Level 2)
気中/±8kV (IEC61000-4-2 Level 3EN61000-4-2 Level 3)
許容瞬時停電時間 17ms以内 (100VAC@25), 低電圧検出時、自動的にリセットを行う
*3 粉塵が内部に侵入せず(耐塵)、規定の圧力・時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない(水中への浸漬に対する保護)
◆外形寸法図
4-M6
4-M4
FG
M4
242.1
242.1
247.9
57.9
140.9
145.4
102
60
60
130
◆速度表記について
本書や設定画面等で使用する送信レートのリンク速度の数値は、無線LAN規格の理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度を示すものではあり
ません。
◆安全情報の表記
本書では、人身事故や機器の破壊をさけるため、次のシンボルで安全に関する情報を提供しています。内容を良く理解し、安全に機
器を操作してください。
危険
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う危険が差し迫って生じることが想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が損害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示してい
ます。
◆使用上の注意
本製品は、電波法における「小電力データ通信システムの無線局の無線設備」であり、無線免許は必要ありません。
本製品の内部を改造することは法律で禁止されています。また、本製品は、国内の電波法により認定されたもので、海外ではご使用になれません。
◆セキュリティに関する注意事項
無線
LAN
では、
LAN
ケーブルを使用する代わりに、電波を利用してパソコン等と無線アクセスポイント間で情報のやり取りを行うため、電波の届く
範囲であれば自由に
LAN
接続が可能であるという利点があります。その反面、電波はある範囲内であれば障害物
(
壁等
)
を越えてすべての場所に届くた
め、セキュリティに関する設定を行っていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。通信内容を盗み見られる悪意ある第三者が電波
を故意に傍受し、
ID
やパスワードまたはクレジットカード番号等の個人情報、メールの内容等の通信内容を盗み見られる可能性があります。
不正に侵入される悪意ある第三者が、無断で個人や会社内のネットワークへアクセスし、
・個人情報や機密情報を取り出す
(
情報漏洩
)
、・特定の人物になりすまして通信し、不正な情報を流す
(
なりすまし
)
、・傍受した通信内容を書き換え
て発信する
(
改ざん
)
、・コンピュータウィルスなどを流しデータやシステムを破壊する
(
破壊
)
などの行為をされてしまう可能性があります。
本来、無線
LAN
カードや無線アクセスポイントは、これらの問題に対応するためのセキュリティの仕組みを持っていますので、無線
LAN
製品の
セキュリティに関する設定を行って製品を使用することで、その問題が発生する可能性は少なくなります。無線
LAN
機器は、購入直後の状態におい
ては、セキュリティに関する設定が施されていません。したがって、お客様がセキュリティ問題発生の可能性を少なくするためには、無線
LAN
カー
ドや無線
LAN
アクセスポイントをご使用になる前に、必ず無線
LAN
機器のセキュリティに関するすべての設定を説明書にしたがって行ってください。
なお、無線
LAN
の仕様上、特殊な方法によりセキュリティ設定が破られることもあり得ますので、ご理解の上、ご使用ください。セキュリティの
設定などについて、お客様ご自分で対処できない場合には、総合インフォメーションまでお問い合わせください。
お客様がセキュリティの設定を行わないで使用した場合の問題を充分理解した上で、お客様自身の判断と責任においてセキュリティに関する設定を
行い、製品を使用することをお奨めします。
◆電波干渉に関する注意
本製品が使用する
2.4GHz
帯域では、電子レンジ等の産業・科学・医療用機器のほか、移動体識別用の構内無線局
(
免許を要する無線局
)
および特定小電
力無線局
(
免許を要しない無線局
)
ならびにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。
1.
本製品を使用する前に、近くで移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局ならびにアマチュア無線局が運用されていないことを確認して
ください。
2.
万一、本製品から移動体識別用の構内無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合は、速やかに使用周波数を変更するか電波の発射を停
止した上、総合インフォメーションまでご連絡いただき、混信回避のための処置等(例えばパーティションの設置など)についてご相談ください。
3.
無線端末同士を近くに配置すると、相互干渉のために通信速度が低下することがあります。
目安として、ステーション間は
1m
アクセスポイントとステーション間は
3m
アクセスポイント間は
3m
程度の間隔を空けるようにしてください。
4.
その他、本製品から移動体識別用の特定小電力無線局あるいはアマチュア無線局に対して有害な電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りの
ことが起きたときは、総合インフォメーションまでお問い合わせください。
DFS機能について
DFS
対応チ
ネル
(5GH
z
のみ
)
設定時
は、レー
ダ波を検出
た場合
気象レーダなどへの電波干渉を避けるために、チャネルを変更す
る必要がありますので、以下の点にご注意ください。
起動後、
1
分間、当該チャネルにレーダ波がないかの確認を行う
ため、少なくとも
1
分以上の時間が必要となります。
起動時もしくは、起動中にレーダ波が検出された場合、設定チャ
ネルとは別のチャネルを使用しなければならないため、別のチャ
ネルで起動する場合があります。
設定項目 デフォルト値
W5236, 40, 44, 48 無効
W5352, 56, 60, 64 有効
W56100, 104, 108, 112, 116, 120,
124, 128, 132, 136, 140
有効
設定
DFS
ルで
を変更す
場合があります
・レーダ波を検出した場合、検出後、30分間電波を停止する必要があるため、30分間は検出チャネルを使用できません。
◆用途制限
本商品は人の生命に直接関わる装置等
(*1)
や人の安全に関与し、公共の機能維持に重大な影響を及ぼす装置等
(*2)
を含むシステムに使用できるよう開
発・製作されたものではありませんので、それらの用途に使用しないようにしてください。
*1
生命維持装置や手術室用機器などの医療用機器
*2
原子力発電所の主機制御システム、原子力施設の安全保護系システム、その他安全上重要な系統およびシステム集団輸送システムの運転制御シス
テムおよび航空管制制御システム
5.2GHz帯および5.3GHz帯での屋外使用は、電波法により禁止されています。
また、日本国外での使用は、当該国の電波関連法令に抵触する恐れがあります。日本国外では使用しないでください。
◆防水・防塵性能について
本製品の防水・防塵性能は以下の仕様となっており、継続的な防水構造ではありませんのでご注意ください。
JIS
保護等級
6
「耐塵形」粉塵が中に入らない。
JIS
保護等級
7
「防浸形」一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない。
注意
次のような使い方をすると、防水・防塵性能が発揮できませんのでご注意ください。
・本製品のコネクタカバーを開けたとき、・本製品に接続されている
LAN
ケーブルを外したとき、・外付けオムニアンテナを使用する場合、自己融
着テープを巻かない状態で使用したとき、・雨の中や水滴が付着、または濡れた手でアンテナをつけたり、外したりしたとき、・砂や泥などが本製品
に付着した状態で放置したとき、・落下など外的用衝撃により、ケースの変形、歪み、ひび割れ等が発生した場合や薬品の付着により筐体、ムパッ
キンに劣化が生じたとき・薬品等の蒸気が発散、または薬品に触れたところに設置したとき、・高い水圧をかけたとき、・蛇口からの水や湯を直接当
てたとき
◆取り扱い上の注意事項
危険
周囲に発火性、腐食性のガスがある場所で使用しないでください。爆発、火災、感電、故障の原因となります。
注意
本製品は、精密な電子部品でできていますので、衝撃、振動の加わる場所での使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の原因に
なります。
高温や低温の場所、また温度変化の激しい場所での使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
直射日光のあたる場所や、ストーブなどの発熱する器具の近くでの使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
強い磁界、電波を発生する機器の近くでの使用、保存は避けてください。誤動作、発熱、故障、破損の原因になります。
異常な臭いや過熱に気がつきましたら、ただちに電源を切ってください。
異常や故障が発生しましたら、お買い求めの販売店、または総合インフォメーションへご連絡ください。
本製品は機能追加、品質向上のため予告なく仕様を変更する場合があります。継続的にご利用いただく場合でも、必ず当社ホームページの説明書
を読み、内容を確認してください。機能追加したことで増えた設定項目等の説明は、ブラウザ設定画面のヘルプを参照してください。最新のファ
ームウェアのヘルプには、最新の説明が記述されています。なお、最新版のファームウェアについては、当社ホームページよりファームウェアを
ダウンロードしていただき、お客様ご自身でバージョンアップを行ってください。
・ 本製品を改造しないでください。改造をしたものに対しては、当社は一切の責任を負いません。
製品の移動・譲渡する場合、本書
(
セットアップガイド
)
を必ず添付してください。
本製品の修理・交換は、センドバックとなります
無線
LAN
機器は、設置環境・本体の設定・ネットワークシステムの通信負荷などの要因により、無線通信が正常に動作しない場合があります。
客様の使用用途に合った環境で、事前に検証を行い問題ないことを確認してください。無線
LAN
機器の導入
/
設置については、無線
LAN
のネット
ワークシステム構築に精通しているシステムインテグレータなどの専門業者に依頼してください
本製品(
FLEXLAN ZC
シリーズ)と別シリーズの無線
LAN
機器(
FLEXLAN FX
シリーズ等)から置き換えて使用される際は、製品仕様や機能な
どの違いにより、ネットワークシステムの再構築が必要となる場合があります。本製品をご採用する際は、実際にご使用になる環境において、当
社の貸出機を使用して評価を十分に行って頂くことを推奨いたします。
過電流や過電圧(雷サージ等)の影響を受けるような場所で使用する際には、全ての進入経路
(
電源線、
LAN
など)に対し適切なサージ保護デバ
イス
(SPD)
を選定し使用してください。
SPD
の選定
/
導入
/
設置については、専門の業者で行ってください。
本製品の運用を理由とする損失、逸失利益などの請求につきましては、前項にかかわらず、
いかなる責任も負いかねますのであらかじめご了承く
ださい。
Powered by Z-COM
本製品は、
Z-COM
社と共同開発製造しています。他の無線
LAN
製品とは保証内容などが異なりますので、ご注意ください。
免責事項について
火災、地震、水害、落雷その他天災地変、公害や異常電圧による故障及び破損、誤使用により生じた損害に関して、当社は一切責任を負いません。本製
品の運用に際して発生した付随的な障害(利益の損失、事業の中断、データの消失や変化など)に関して、当社は一切責任を負いません。
他の機器との組み合わせによる誤動作などから生じた損害に関しては、当社は一切の責任を負いません。
本説明書の内容が正確であり漏れがないよう万全を期しておりますが、あらゆる詳細、状態、バリエーションが本書に記載されているわけではあ
りません。また、本製品の取り付けもしくは使用に関し、起こり得るあらゆる不測の事態を説明しているわけでもありません。
本書に記載された情報は、予告またはその義務なしに変更されることがあります。コンテックは本書の内容に関して、明示または黙示に関わりな
く、一切の保証をいたしません。また、本書の情報の正確さ、完全性、または十分性に関しても、一切の責任を負いかねます。
使用状態、使用方法及び使用環境などが、取扱説明書、マニュアルなどに記載された条件、注意事項などに従った正常な状態で使用されていない
場合については、一切の責任を負いかねます。
お買い上げ後の輸送、移動時の落下、衝撃等、お客様又は当社以外の第三者の取扱いが適正でないために生じた故障、損傷の場合については一切
の責任を負いかねます。
お客様又は当社以外の第三者における不適切な保管や取扱い、不注意、過失などにより生じた故障、損傷の場合については一切の責任を負いかね
ます
本製品以外のハードウェア、ソフトウェアに起因して生じた故障、損傷の場合については一切の責任を負いかねます。
当社が承認する作業員以外による改造などの手を加えたことに起因する故障、損傷の場合については一切の責任を負いかねます。
本製品の故障又は瑕疵に起因するお客様あるいはお客様の顧客における機会損失、業務に対する補償、データ若しくは情報の毀損、本製品以外へ
の損傷又はその他保証書に記載のない事項に関しては、当社は免責されるものといたします。
法令上許容される限度において、明示又は黙示の保証から免責されるものとします。示の保証が法令上免責されない場合であっても、可能な限
り、黙示の保証は明示の保証の期間内に限定されるものとします。
発行
株式会社コンテック
大阪市西淀川区姫里
3-9-31
555-0025
201
4
1
0
月改
日本語
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