Contec CPS-MG341-ADSC1-931 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

このマニュアルも適しています

Contec CPS-MG341-ADSC1-931 は、PLC 機能、データロガー機能、マルチ I/O 機能、OPC UA サーバー機能、MTConnect 機能を備えたコンパクトな M2M コントローラです。さまざまな産業用センサーや機器と接続し、収集したデータをクラウドや上位システムに送信できます。CPS-MG341-ADSC1-931 は、工作機械、ロボット、コンベヤーなどの産業用機器の稼働状況を監視したり、データ収集や制御を行うのに最適なソリューションです。また、CPS-MG341-ADSC1-931 は、PLC として使用することもでき、シーケンス制御や位置決め制御を行うことができます。

Contec CPS-MG341-ADSC1-931 は、PLC 機能、データロガー機能、マルチ I/O 機能、OPC UA サーバー機能、MTConnect 機能を備えたコンパクトな M2M コントローラです。さまざまな産業用センサーや機器と接続し、収集したデータをクラウドや上位システムに送信できます。CPS-MG341-ADSC1-931 は、工作機械、ロボット、コンベヤーなどの産業用機器の稼働状況を監視したり、データ収集や制御を行うのに最適なソリューションです。また、CPS-MG341-ADSC1-931 は、PLC として使用することもでき、シーケンス制御や位置決め制御を行うことができます。

テクニカルガイド
FANUC
社製
CNC
接続
2
目次
はじめに ........................................................... 4
1. 関連マニュアルのご案内 ............................................................................................... 5
概要 ................................................................. 6
1. 主な機能 ................................................................................................................... 7
2. システム構成 ............................................................................................................. 8
3. 前提条件 ................................................................................................................... 9
1. FANUC社製CNC 対応機種 ........................................................................................ 9
2. CONPROSYS対応機種 ............................................................................................. 9
3. シリアル通信 ......................................................................................................... 9
4. その他................................................................................................................ 10
4. 設置・接続方法......................................................................................................... 11
1. シリアル通信ケーブル(オプション) .......................................................................... 11
CNC の設定 ..................................................... 12
1. シリアル通信機能概要 ................................................................................................ 13
1. 外部出力指令(DPRNT)のできること ......................................................................... 13
2. 外部出力指令 ....................................................................................................... 13
3. 外部出力指令の出力情報 ........................................................................................ 15
2. CNCの通信設 ........................................................................................................ 16
3. データ出力方法(出力プログラム) .................................................................................. 17
1. 外部出力指令(DPRNT)記述方法 ............................................................................... 17
2. 部品名、加工部品数の出力例 ................................................................................... 17
3. サイクルタイム(加工時間)の出力例 .......................................................................... 18
4. 補正量(工具摩耗量)の出力例 ................................................................................... 18
CONPROSYS の設定 ......................................... 19
1. 基本操作方法 ........................................................................................................... 20
2. ネットワーク設定 ...................................................................................................... 21
3. CNC通信設定 ........................................................................................................... 22
4. OPC UA設定・仕様 ................................................................................................... 23
1. OPC UA設定........................................................................................................ 23
2. 認証ユーザー設定 ................................................................................................. 24
3. OPC UAサーバー仕様 ............................................................................................ 25
5. デジタル入力仕様 ...................................................................................................... 26
6. その他、上位通信機能 ................................................................................................ 28
MT-LINKi の設定 ............................................. 29
1. OPC UA通信設定 ...................................................................................................... 30
3
目次
各種サービス・お問い合わせ ................................ 42
1. 各種サービス ........................................................................................................... 43
2. お問い合わせ ........................................................................................................... 44
4
はじめに
ご使用になられる製品に関連する各種マニュアルを紹介
しています。必要に応じて製品をお使いの前にご利用くだ
さい。
はじめに
FANUC 社製 CNC 接続
5
1. 関連マニュアルのご案内
ご使用になられる製品に関連するマニュアルは以下のように構成しています。
必要に応じてマニュアルを活用ください。
必要に応じてお読みください
名称
用途
内容
入手先
製品ガイド(または商品案)
本製品開封後に必ずお読みくだ
さい。
本製品をご使用になる前に同梱品を確
認、注意いただくことについて説明し
ています。
製品に同梱(刷物)
セットアップマニュア
本製品をセットアップする時に
お読みください。
セットアップに準備するものや接続、
設置方法について説明しています。
当社ホームペー
ジよりダウンロ
ード(PDF)
リファレンスマニュア
(ハードウェア編)
本製品を運用する時にお読みく
ださい。
本製品の機能、設定などハードウェア
に関する説明をしています。
当社ホームペー
ジよりダウンロ
ード(PDF)
リファレンスマニュア
(ソフトウェア編)
CONPROSYS WEB
Setting』を設定する時にお読
みください。
CONPROSYS WEB Setting』の各
種設定方法について説明しています。
当社ホームペー
ジよりダウンロ
ード(PDF)
各種マニュアルのダウンロー
各種マニュアルは、以下のURLよりダウンロードしてご使用ください。
ダウンロード
6
概要
本テクニカルガイドにて、設定説明を行うシステム構成
前提条件等について説明します
概要
FANUC 社製 CNC 接続
7
1. 主な機能
本書では、以下の機能についての設定手順を説明しています。
必要に応じて「リファレンスマニュアル(ハードウェア編)「リファレンスマニュアル(ソフトウェア編)」な
どの各種マニュアルと併せて活用ください。
FANUC社製CNCが出力する外部出力指令(DPRNT)取得する
CNC等の稼働情報を本製品搭載のデジタル入力、アログ入力にて取得する
FANUC社製の稼働管理ソフトウェア(MT-LINKi)OPC UA通信を実現する
上記機能によりCNC外部出力指令で取得した情報を稼働管理ソフトウェアに転送す
概要
FANUC 社製 CNC 接続
8
2. システム構成
本テクニカルガイドは、下記システム構成を前提に説明します。
CONPROSYSは、シリアル通信、デジタルアナログ入力により収集した情報を稼働監視ソフトウェア(MT-
LINKi)に伝達するコンバータとして使用できます
下記構成を実現するためのCNCの設定CONPROSYSの設定」MT-LINKiの通信設定」について説明しま
す。
MT-LINKi (稼働監視システム)
Ethernet
OPC UA サーバー
デジタル入力
アナログ入力
CNC 通信
M2M コントローラ
工作機械(CNC
シリアル通信
CONPROSYS
OPC UA 通信
OPC UA クライアント
MT-LINKiの設」章を
参照ください
CNCの設定」章を
参照ください
CONPROSYSの設定章を
参照ください
概要
FANUC 社製 CNC 接続
9
3. 前提条件
FANUC社製CNCとシリアル通信を行い、情報を取得するための条件を以下に示します。
1. FANUC社製CNC 対応機種
対応機種情報を下表で示します。
FANUC社製CNC機種
LANコンバータ機能
I/O信号
(デジタル、アナログ入)
シリアル通信(RS-232C)
外部出力指令(DPRNT)
FANUC Series 0
FANUC Series 15
FANUC Series 16/18/20/21
FANUC Power Mate D/F/H
FANUC Series 16i/18i/21i
FANUC Power Mate i
FANUC Series 15i
FANUC Series 0i
FANUC Series 30i/31i/32i/35i
FANUC Power Motion i
2. CONPROSYS対応機種
対応機種情報を下表で示します。
CONPROSYS対応機種
型式
モデル
コンパクトタイプ
CPS-MC341-ADSC1-931
マルチI/O + OPC UA サーバー + MTConnect搭載
CPS-MG341-ADSC1-931
PLCデータロガー + マルチI/O + OPC UAサーバー + MTConnect搭載
CPS-MG341G-ADSC1-930
PLCデータロガー + マルチI/O + 3G WAN(日本国内専用) +
OPC UAサーバー + MTConnect搭載
スタックタイプ
CPS-MCS341-DS1-131
CPUモジュール + OPC UA サーバー + MTConnect搭載
3. シリアル通信
CNCとシリアル通信を行い、情報を収集するための件を下記に示します。
1.「カスタムマクロ」のインストール状
CNC「カスタムマクロ」オプションがインストールされており、外部出力指令DPRNT機能が使用
可能であること
2. RS-232Cポートの空き状況
情報出力するためのRS-232Cポートに空きがあること(本機能のために占有可能なこと。)
または、運用条件で切り替え等が可能であること
3. 外部出力指令の記述
情報出力するためには、外部出力(DPRNT)命令をCNCプログラムに記述する必要があります。
概要
FANUC 社製 CNC 接続
10
4. その他
対応機種・未対応機種であってもCNCのセットアッ構成・設定条件により対応状況が変わります。
詳細は、設備を構築された作機械メーカーにご確認ください
概要
FANUC 社製 CNC 接続
11
4. 設置・接続方法
設置・接続方法は各コントローラの「リファレンスマニュアル(ハードウェア編)をご確認ください
各コントローラは、DINレール設置可能な機構を持っております。
1. シリアル通信ケーブル(オプション)
FANUC社製CNCCONPROSYS接続するためのRS-232Cーブル(シリアル通信ケーブル)を用意してい
ます。必要に応じて、ご購入ください。
CONPROSYSオプションケーブル
FANUC社製CNCCONPROSYS接続するケーブル
CPS-CAB-S01-1 [ケーブル長 1m]
CPS-CAB-S01-3 [ケーブル長 3m]
CPS-CAB-S01-5 [ケーブル長 5m]
12
CNCの設
FANUC社製CNCとシリアル通信を行う際の設定内容、手
法について説明します
CNCの設定
FANUC 社製 CNC 接続
13
1. シリアル通信機能概要
CONPROSYSFANUC社製CNCから情報を収集する機能は、CNCから情報を出力するための機能「外部出力
指令(DPRNT)により実現します。CNCプログラミングに外部出力指令の記およびデータ出力を行うポー
ト設定を行う必要があります。
また、外部出力指令は下記で示す指定フォーマットで情報出力することでCONPROSYSは出力情報の管理
が行えます。
1. 外部出力指令(DPRNT)のできるこ
・加工部品名や加工部品数の取得
・ワーク加工時のサイクルタイム(加工時間)を取得
・工具補正量(工具摩耗量)を取
・マクロ変数を使用して砥石などの摩耗量を取得
Mコード等のモーダル情報の取得
・マクロアラームを取
・カスタムマクロ専用インターフェイス信号を取得
2. 外部出力指令
・オープン指令:POPEN
データ出力ポートのオープン指令です。一連の外部出力指令の前に指令が必要です。
・外部出力指令:DPRNT
文字列と変数の内容を出力します。
記述フォーマットDPRNT[a b #c [de] b1 #c1 [d1e1]・・・]
a:識別子(出力先ノー) ※次項を参照ください。
b:出力する文字列
c:出力するデータの格納された変数番
d:変数の小数点以上の有効桁数
e:変数の小数点以下の有効桁数
クローズ指令:PCLOS
データ出力ポートのクローズ指令です。一連のデータ出力完了後に指令を行います。
※具体的な記述方法は、3.データ出力方法」を参照ください
CNCの設定
FANUC 社製 CNC 接続
14
・外部出力指令:識別子
下表に外部出力指令に使用する識別子一覧を示します
CONPROSYSは受信した識別子により、OPC通信で情報開示するノード名と関連付けます
No.
識別子
OPC UA サーバー機能
ノード名
意味
1
(なし)
PrintOutput
文字出力 1
String
2
PN*
ProductName
製品名
String
3
PC*
ProductResultNumber
加工部品総数(PartsCount)
Int32
4
VA01*
value01
数値型汎用1
Double
5
VA02*
value02
数値型汎用2
Double
6
VA03*
value03
数値型汎用3
Double
7
VA04*
value04
数値型汎用4
Double
8
VA05*
value05
数値型汎用5
Double
9
VA06*
value06
数値型汎用6
Double
10
VA07*
value07
数値型汎用7
Double
11
VA08*
value08
数値型汎用8
Double
12
VA09*
value09
数値型汎用9
Double
13
VA10*
Value10
数値型汎用10
Double
14
SR01*
string01
文字型汎用1
String
15
SR02*
string02
文字型汎用2
String
16
SR03*
string03
文字型汎用3
String
17
SR04*
string04
文字型汎用4
String
18
SR05*
string05
文字型汎用5
String
19
SR06*
string06
文字型汎用6
String
20
SR07*
string07
文字型汎用7
String
21
SR08*
string08
文字型汎用8
String
22
SR09*
string09
文字型汎用9
String
23
SR10*
String10
文字型汎用10
String
1 外部出力指令で受信した情報を格納致します。
・使用例
コマンド例: DPRNT[VA01*#501[53]]
解説: 変数:501の値を小数点以上5桁、小数点以下3桁で出力する外部出力指令となります。
また、別子VA01*を使用すると、OPC UA接続した際にノード名value01」に
情報が取得できます。
CNCの設定
FANUC 社製 CNC 接続
15
3. 外部出力指令の出力情報
外部出力指令(DPRNT)は、カスタムマクロの各種変数情報(コモン変数やシステム変数)や文字列CNCプロ
グラムに記述することで、CNCプログラム実行中に出力されます。
使用目的が確定している主なシステム変数を下表に示します。
変数番号
変数内容
1000#1133
インターフェイス信号(PMCからのデータ読み込み・書き込み)
2001
工具補正量
3000
マクロアラーム
3001、#3002
タイマ(ミリ秒)、タイマ(時間)
3003、#3004
自動制御
3901、#3902
加工部品数、所要部品数
4000~#4130
モーダル情報
5001~#5120
位置データ
5201~#5340
ワーク原点オフセット量
CNCの設定
FANUC 社製 CNC 接続
16
2. CNCの通信設定
CNCの通信設定パラメータ例を以下に示します。CNCの状態に応じた設定を行えます
FS16/18/21 RS-232C設定例
項目
設定パラメータ
設定内容
I/Oャンネル
分離機能
No.110#0=1
I/Oチャンネル番号の分離制御を行います。」とす
る。
I/Oャンネル
No.21=2(No.110#0=1の時)
又は、
No.20=2(No.110#0=0の時)
データ出力をチャンネル2とする。RS-232Cシリア
ルポート2を指定)
DPRNT
改行コード
No.6001#4=0
LF(0Fh)とする。
DPRNT
リーディングゼロ
No.6001#1=1
「何も出力しない」設定とする。
出力コード
No.000#1=1
No.121#3=0
ISOコードとする
ストップビット
No.121#0=1
2ビットとする
データ前後の
改行コード有無
No.121#7=1
データの出力時、データ前後にフィードを出力しな
い。
接続機器の仕様
No.122=0
出力機器の仕様番号:一般的なRS-232C機器
DC1DC4コードを使用
ボーレート
No.123=10
4800bps
I/Oャンネル分離機能」を有効(No.1100=1)設定し、フォアグランド出力チャンネル(No.21)
CONPROSYS接続ポート(チャンネル2)にする設定例です。
FS15 RS-232C設定例
項目
設定パラメータ
設定内容
I/Oャンネル
No.21=2
データ出力をチャンネル2とする。
DPRNT
改行コード
No.0000#3=1
LF(0Fh)とする。
DPRNT
リーディングゼロ
No.7000#7=1
「何も出力しない」設定とする。
出力コード
No.0000#2=1
No.0000#4=0
パリティビット無し
ISOコー
ストップビット
No.5161=2
2ビットとする
接続機器の仕様
No.5002=6
No.5160=3
出力機器の仕様番号:一般的なRS-232C機器
DC1DC4コードを使用
ボーレート
No.5162=10
4800bps
CNCの設定
FANUC 社製 CNC 接続
17
3. データ出力方法(出力プログラム)
CNCプログラムへの外部出力指令記述例を以下に示ます。
1. 外部出力指令(DPRNT)記述方法
外部出力指令(DPRNT)は、以下のようにサブプログラムを使用し記述すると便利です。
・プログラムイメージ
2. 部品名、加工部品数の出力
・メインプログラム ・サブプログラム
3901 :加工部品数
500 :加工終了時に
+1”カウント
POPEN :オープン指令
DPRNT :外部出力指令
PN :加工部品名
)PARTS01
PC :加工部品数
)500の値
PCLOS :クローズ指令
Oxxxx ; プログラム番号(メインプログラム)
M98Pxxxx ; サブプログラム呼出
M98Pxxxx ; サブプログラム呼出
:
:
:
M30 ;
加工プログラム
Oxxxx ; サブプログラム
xxxx=xxxxx ; (変数定義)
POPEN ;
DPRNT[……………] ;
DPRNT[……………] ;
:
:
PCLOS ;
M99 ;
O0001 ;
G92 X0 Y0 ;
G90 G01 X50.0 F1000 ;
Y50.0 ;
X0 ;
Y0 ;
M98 P6000 ;
M30 ;
%
O6000 ;
500=♯3901+1 ;
POPEN ;
DPRNT[PN*PARTS01] ;
DPRNT[PC*#500 [30]] ;
PCLOS ;
M99 ;
%
CNCの設定
FANUC 社製 CNC 接続
18
3. サイクルタイム(加工時)の出力例
・メインプログラム ・サブプログラム
3001 :タイマ(ミリ)
501 :加工終了時に
加工時間を格納
POPEN :オープン指令
DPRNT :外部出力指令
VA01 :加工時
)501[53]:変数
小数点以上5
小数点以下3
PCLOS :クローズ指令
4. 補正量(具摩耗量)の出力例
・メインプログラム ・サブプログラム
12001 :工具補正メモC
工具補正量(Dコード・摩)
502 :例)工具径補正番(D01)の摩耗補正量
POPEN :オープン指令
DPRNT :外部出力指令
VA02 :摩耗補正量
)502[53]変数
小数点以上5桁、少数点以下3
PCLOS :クローズ指令
O0002 ;
M98 P6100 ;
G92 X0 Y0 ;
G90 G01 X50.0 F2000 ;
Y50.0 ;
X0 ;
Y0 ;
M98 P6101 ;
M30 ;
%
O6100 ;
3001=0 ;
M99 ;
%
O6101 ;
501=♯3001 ;
POPEN ;
DPRNT[VA01*#501 [53]] ;
PCLOS ;
M99 ;
%
O0003 ;
G92 X0 Y0 ;
G90 G01 G41 D01 X30.0 Y30.0 F100 ;
Y80.0 ;
X80.0 ;
Y30.0 ;
X30.0 ;
G40 G00 X0 Y0 ;
M98 P6300 ;
M30 ;
%
O6300 ;
502=♯12001 ;
POPEN ;
DPRNT[VA02*#502 [53]] ;
PCLOS ;
M99 ;
%
19
CONPROSYS設定
本章では、CNCMT-LINKi連携に関すCONPROSYS
設定方法を説明します
CONPROSYSの設
FANUC 社製 CNC 接続
20
1. 基本操作方法
本章では、通信設定を行うにあたって、CONPROSYSのアクセス方法について簡単に説明します
CONPROSYSの設定は、CONPROSYS体で稼働しているWebサーバーにアクセスし実施します。
Webアクセスに関する詳細な操作方法は、「セットアップマニュアル(または導入ガイド)「リファレンス
ニュアル(フトウェア編)」を参照ください。
アクセス方法の概略は、下記になります
CNC情報の収集・MT-LINKiの接続を行うには、下記の項目が必須となります。
・ネットワーク設定
CNC通信設
OPC UA信に関する設定 (ユーザー設定等を含む)
その他、必要に応じて下記の内容を実施ください。
・時刻同期設定
・タスク編集設定 取得した情報をデータ変換・判断処理する必要がある場合。
・デジタル入力設 ご使用のコントロー(CONPROSYS)、接続方法に応じて変更が必要
パソコン
ネット設定例
IP
アドレス:10.1.1.200
サブネットマスク
255.0.0.0
コントローラ初期設定情報
IP
アドレス:10.1.1.101
サブネットマスク
255.0.0.0
コントローラとネットワーク接続可能な環境を構築し、
Webブラウザを
使用しアクセスしてください。
アクセスの際の初期ユーザー情報は、下記となります。
ユーザー:mc341
パスワード:mc341
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16
  • Page 17 17
  • Page 18 18
  • Page 19 19
  • Page 20 20
  • Page 21 21
  • Page 22 22
  • Page 23 23
  • Page 24 24
  • Page 25 25
  • Page 26 26
  • Page 27 27
  • Page 28 28
  • Page 29 29
  • Page 30 30
  • Page 31 31
  • Page 32 32
  • Page 33 33
  • Page 34 34
  • Page 35 35
  • Page 36 36
  • Page 37 37
  • Page 38 38
  • Page 39 39
  • Page 40 40
  • Page 41 41
  • Page 42 42
  • Page 43 43
  • Page 44 44
  • Page 45 45
  • Page 46 46

Contec CPS-MG341-ADSC1-931 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
このマニュアルも適しています

Contec CPS-MG341-ADSC1-931 は、PLC 機能、データロガー機能、マルチ I/O 機能、OPC UA サーバー機能、MTConnect 機能を備えたコンパクトな M2M コントローラです。さまざまな産業用センサーや機器と接続し、収集したデータをクラウドや上位システムに送信できます。CPS-MG341-ADSC1-931 は、工作機械、ロボット、コンベヤーなどの産業用機器の稼働状況を監視したり、データ収集や制御を行うのに最適なソリューションです。また、CPS-MG341-ADSC1-931 は、PLC として使用することもでき、シーケンス制御や位置決め制御を行うことができます。