Black & Decker LLP18 ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
安全上のご注意
P2〜P3
使う前に
各部の名称 P4
充電の手順 P5
製品の特色使用方法
P6〜P7
使い方
P8
しと
取付け方法
P9〜P10
チェーンの張りの
確認と調整方法
P11
チェーンの調整と
オイルについて
P12
本体の操作方法
P12〜P13
その他の情報
P13
仕様
P14
保証書
P15〜P16
このラッアンデッカ18V リチウ ハサミ型チェーンソー」
お買い上げいただき、誠にありがとうございます。
ご使用になる前に、この取扱説明書をよくお読みになり正しくご使用ください。
この取扱説明書は、必ず保管してください。
00000000
取扱説明書
18Vチウム サミ型チェーンソー
LLP18
LLP18B
P1-P16_LLP18_CS3.indd 1 13.7.19 11:27:43 AM
2
安全上のご注意
正しくお使いいただく為に、ご使用の前に必ずこの取扱説明書にある指示事項を全てお読みください。
お読みになった後は、いつでも見られるように必ず保管してください。
この取扱説明書は、電動工具をお取扱いの際に、火災や感電、けがなどの事故を未然に防ぐため、必ずお守りいただく
ことを、説明しています。
表示内容を無視して誤った使い方をした時に生じる危害や損害の程度を、次の表示マークで区分し、説明しています。
 警告
この表示の欄は、「死亡または重傷などを負う可能性が想定される」内容です。
 注意
この表示の欄は、「障害を負う危険性または物的損害のみが発生する可能性が想定される」
内容です。
   
このような絵表示は、気をつけていただきたい「注意喚起」の内容です。
 警告
・充電池の充電は、専用充電器を使う。
指定機器以外の充電はしないでください。
破裂して傷害や損傷を及ぼすおそれがあります。
充電池/充電器を分解、加工、火中投入などをしない。
液もれ・発熱・発火・破裂につながります。
充電器は修理できる構造とはなっていません。
漏れ出した液体が皮膚に触れた場合は:
石鹸と水で直ちに洗い落としてください。
電池液が目に入った場合は、きれいな水で少なくと
10分間洗い流してから、医師の診察を受けてください。
・周囲温度が5℃以下、あるいは35℃以上のときは
電しない。
破裂や火災のおそれがあります。
・雨中や湿った場所など本体内部に水が入りやすい環
境では使用しない。
湿気はモーターなどの電気絶縁を低下させ、感電事
につながるおそれがあります。
・危険物のまわりでは決して作業しない。
スイッチのオン・オフ時にスパーク(火花)が発生
ますので、引火性の液体やガスのある場所の近くで使
用しないでください。
・スッチがオできない、あるはオフがきな
場合は、使用を中止する。
スイッチの故障した電動工具は、不意に刃物類が作
し、重大な事故を引き起こす恐れがあります。
・指定の付属品、アタッチメントを使用する。
使用を推薦していない付属品やアタッチメントの使用
は危険をともなうことがあります。
・充電池の端子間を絶対にショートさせない。
電池部に物をさせくだい。
発煙、発火、破裂等のおそれがあります。
・充電池/本体を高温になるところに放置しない。
液漏れ・発熱・発火・破裂・変形につながります。
・充電器は交流100ボルト以外では使わない。
昇圧器などのトランス類を使用したり、直流電源や
ンジン発電機を使用したりすることはしないでくださ
い。
異常に発熱し、火災のおそれがあります。
・充電器、充電池が損傷した場合には使用しない。
火災・感電につながります。
・専用の充電池でのみ本製品を使う。
他社製の充電池での本製品のご使用は、火災を引き
こす危険性があります。
・保護メガネや他の保護器具を使用する。
飛散する切り粉から目を守るために保護メガネを必ず
着用してください。切り粉が多量に出る作業では、防
塵マスクを併用してください。作業環境によっては
栓、ヘルメット、手袋、安全靴の使用も必要です。
・加工材はしっかりと固定する。
クランプや万力などで加工材を固定してください。電
動工具は両手で保持し、安全な作業を行ってください。
次の場合は、必ずスイチをり、充電池本体
ら外す。
①お手入れや点検。
②刃物やビット類の交換。
③その他危険が予想される場合。
P1-P16_LLP18_CS3.indd 2 13.7.19 11:27:45 AM
3
・常に注意して作業を行う。
電動工具を使用する際、取扱方法、作業の手順、周囲
の状況などに十分注意し作業に集中してください。疲
労時や飲酒、薬の服用時などには決して作業をしな
でください。作業時の集中力の欠如は重大な事故を
き起こす原因となります。
電動工具充電池充電器のラベルには、下記のマー
クが含まれることがあります。
・・・・・・・・・・・・
電圧
・・・・・・・・・・・・
直流
・・・・・・・・・・・・
二重絶縁
・・・・・・・・・・・・
注意
n
o
・・・・・・・・・・・・
無負荷状態での回転数
○○○○min
-1
・・・・・・・・・・・・
1分毎の回転数
・ご使用の前に、損傷部品を点検する。
本体やその他の部品に損傷がないか点検してくださ
い。また正しく動作するか、所定の機能が発揮され
ことを確認してください。
 注意
・お手入れの際や長期間使わないときは、安全のため
必ず電源プラグを抜く。
感電や火災のおそれがあります。
・充電器は屋内のみで使用する。
充電器を濡れた場所や、ちらかった場所では使用し
いでください。
特に水まわりでの使用や、水の中に浸けたりしない
ください。感電のおそれがあります。
・明るく清潔で、安全な場所で作業する。
散らかった作業場や作業台での作業は事故の原因にな
ります。
・適切な服装で作業する。
そで口の開いた服装や宝石類を身に付けて作業しない
でください。
電動工具の駆動部分に巻き込まれるおそれがあります。
屋外で作業をする際には、滑り止めのついた履き物
着用することをお勧めします。
必要に応じて、作業帽をかぶってください。
・使用していない電動工具は、安全な場所に保管する。
お子様や初心者の方の手が届かないところに保管して
ください。
電動工具はお子様や初心者の方には大変危険なもので
す。
・電動工具に無理な力をかけない。
電動工具は、機械本来の用途や負荷状態の限度内で
使用いただくのが基本です。
また、適した速度で使用することによって、仕上が
の良い安全な作業ができます。
・充電器の電源コードを乱暴に扱わない。
①コードの部分をもって充電器をぶら下げて持ち運ん
だり、コンセントから外す際にコードを引っぱったり
しないでください。
②コードを熱いものや油、薬品類に接触させたり、
なもズをないに注くだい。
感電やショート等のおそれがあります。
万一、誤ってコードが損傷した場合は、その箇所に
を触れず直ちにスイッチを切り電源プラグをコンセン
トから抜いてください。キズついたコードは火災を
き起こす危険性があります。
電動工具を駆動させたまま、台や床などに放置しない。
けがの原因になります。
調節用キー、レンチなは、使時以外はず取
外す。
スイッチオンする前に、調節に用いたキーやレンチ
どの工具類が全て取り外されているかどうか、常に確
認してください。
・作業にあった電動工具を使用する。
指定された用途以外には、ご使用にならないでくだ
い。
・無理な姿勢で作業をしない。
常に足場を安定させ、バランスを保つようにしてく
さい。
姿わぬを引き起こす因となります
・使用後は常に手入れをする。
ハンドル部や握り部は常に乾かしてきれいな状態を保
ち、油やグリースが付かないようにしてください。
・電動工具と刃物類は、こまめに手入れをする。
安全で効率のよい作業をするために、刃物類はよく
入れをし、シャープな状態を保ってください。
誤って充電器の電源コードを破損した場合は、その箇所に手を触れ
ず直ちにスイッチを切り電源プラグをコンセントから抜いてくださ
い。傷ついたコードは火災を引き起こす危険性があります。
ブラック・アンド・デッカーで修理してください。
P1-P16_LLP18_CS3.indd 3 13.7.19 11:27:49 AM
4
使う前に
製品をご確認ください
各部の名称
①上部ガード
②下部ガード
③ガイドバー
④オイルカバー
⑤切りくず排出口
⑥ハンドルロック
⑦安全オン/オフスイッチ
⑧チェーン(A6150 /本体装着済)
⑨充電池
⑩充電器
⑪充電ランプ
LLP18/LLP18Bには以下の製品が含まれています。
部 品 名 入 数 部 品 名 入 数
18Vリチウムハサミチェーンソー
本体
1
13mmレンチ
1
チェーンオイル
1
充電器
LC1418
LLP18
1
チェーンA6150(本体装着)
1
LLP18B
0
18V充電池
BL1518
LLP18
1
収納バッグ
1
LLP18B
0
*品番LLP18Bにはバッテリー及び充電器は付属しません。
 別途、バッテリー(BL1518)充電器(LC1418)をご購入いただくか、弊社の18Vリチウムイオンバッテリーシリー
ズに付属している充電池と充電器をご使用ください。
P1-P16_LLP18_CS3.indd 4 13.7.19 11:27:50 AM
5
充電の手順
◆充電のしかた
(1)充電池(⑨)を充電器(⑩)の差し込み口に差し込んでください。
自動的に充電を開始します。
(2)充電池を差し込み口に差し込むと、充電器上の充電ランプ(⑪)が緑色に
点滅します。これは、「充電中」を意味します。充電が完了すると、充電ラ
ンプ(⑪)が緑色に点灯します。充電池を差し込み口から抜くと充電ラン
プは消灯します。
緑色点灯:充電完了
緑点滅:充電中
赤点滅:充電不良,高温・低温待機
◆充電時間/回数
・通常の使用後の場合は約40分でフル充電されます。工場からの出荷時点では、充電池は十分に充電されていませんの
で、ご使用の前に充電を十分にしてください。
・コンセントから充電器のプラグを抜いた状態で、充電池を充電器に載せた状態で放置すると、バッテリーに不具合
生じる場合がございます。収納の際は、充電池を充電器から外してください。
◆充電池温度探知機能(充電池の温度トラブル)
・使用直後の高温な充電池や、低温な場所で保管されていた充電池を充電器に差し込んだ場合、充電は行われません。
このとき、充電ランプが赤色に点滅してお知らせします。
その際の点灯は長い点灯と短い点灯を交互に繰り返すように起こります。
適正温度範囲以外での充電による充電池の損傷を防止するためであり、充電池の温度が適正範囲内になれば、自動的
に充電を開始します。この場合、充電池を充電器に差し込んだまましばらく放置してください。
◆不良充電池探知機能
(1)何らかの故障が発生した充電池(⑨)を充電器(⑩)に差し込んだ場合、充電ランプ(⑪)が赤色に等間隔に点滅
してお知らせします。
(2)この場合、充電池を一旦充電器から外し、もう一度差し込んでください。
(3)2、3回繰り返しても充電ランプが赤く点滅する場合、異なる充電池を充電器に差し込み充電器が故障していないか
確認してください。バッテリー 1個のタイプの場合は、ブラック・アンド・デッカーまでお問い合わせください。
(4)長い間使用していない、又は初めて使用する充電池は、充電ランプが赤く点滅する場合がありますが、そのままし
ばらく差し込んでおくと、赤い点滅から青い点滅に変わり、充電が開始されます。この場合は不良ではありません。
(5)故障した充電池は、お買い求めの販売店にお持ちください。
◆充電がうまく行なわれないときは
(1)電源コンセントに電灯などの他の電気器具を接続して、電流が流れているかを調べる。
(2)電源コンセントが、壁の電源スイッチと連動しているか確認する。
(3)周囲温度が+5℃以上、および+35℃以下の環境下で充電を行ったか確かめる。
(4)充電池の温度が+45℃以下か確かめる。
(5)それでも充電されないときには、お買い上げの販売店にお買い上げの際のレシートなどと一緒にご持参の上、ブラッ
ク・アンド・デッカーにご相談ください。
   
充電上の注意事項
・充電中、充電器と充電池は触れると暖かく感じるようになります。これは正常な状態であって、問題はありません。
・作業中に本製品の作業量がおちてきた場合、充電池を再充電してください。充電池の力が弱くなった状態で作業を
けないでください。
・連続して充電する際は、充電器が著しく熱くなっていないか確認してください。著しく熱く感じられる場合は、温度
が下がったことを確認した上でご使用ください。
P1-P16_LLP18_CS3.indd 5 13.7.19 11:27:51 AM
6
製品の特色と使用方法
 警告
・取扱説明書にしたがって、作業を行ってください。
 警告
・チェーン等のアクセサリーの交換や調整を行う際は、必ず電源を切り、充電池を抜いて
から行ってください。また、必ず手袋をはめて作業を行ってください。チェーンの刃は
鋭いので、誤って手を傷つけないよう注意してください。
 注意
・本機は、チェーンを装着して出荷しておりますが、使用前に必ずチェーンの張りを確認
してから使用してください。また必要に応じて、チェーンの張りを調整してください
またチェーンの張りは、定期的に確認してください。
 警告
・チェーンやガイドバーは使っている間に熱くなりますので、冷めたことを確認してから
調整やチェーンの交換を行ってください。
 警告
ハサミ型チェーンソーに関する安全上の追加事項
・説明書以外の使用方法での作業は危険をともないますので、絶対に行わないでください。
・チェーンは本機対応のチェーンのみを使用してください。
・スイッチを入れる前に、本体にレンチや調整工具が取り付いていないことを確認してください。
・スイッチを入れる前に、チェーンに何も触れていないことを確認してください。
 本機が最大限に回転する前に触れていると、チェーン回転と切断物との衝撃が直接作業者に伝わり大変危険です。
業を始めるときや続けるときは、チェーンをフルスピードで回転させてから切断を行ってください。
・作業中に、切断作業面やチェーンに手を絶対に近づけないでください。本機のハンドル部分を両手でしっかりとにぎ
り作業を行なってください。
・作業中に、切断作業面付近には絶対に身体や手を近づけないでください。
・本機に衝撃を与えないでください。って落としたり、ぶつけたときはチェーンや機体などに破損や亀裂、変形が
いかよく点検してください。破損や亀裂、変形があると、けがの原因となります。
・チェーン部・その他の刃物部分は、きれいな状態を保ってください。使用後、木くずやその他のホコリがついていた
ら取り除き、きれいな状態を保ってください。
・チェーンにダメージがあったら直ちに使用をやめ、交換してください。そのまま使用していると、けがの原因にな
ます。
・使用中本機の調子が悪かったり異常音がした場合は、直ちにスイッチを切って使用を中止し、お買い求めの販売店
たはブラックアンドデッカーに点検修理を依頼してください。そのまま使用していると、けがの原因となります。
 注意
ハサミ型チェーンソーに関する安全上の追加事項
◆ハサミ型チェーンソーに関しての安全上の注意事項
・チェーンやその他の付属品は、取扱説明書に従って確実に取り付けてください。確実でないと、はずれたりして、け
がの原因となります。
本機は、木材の切断用として作られています。それ以外の材料、プラスチック石材鉄工には使用しないでください。
・チェーンに破損や摩耗など異常がないことを確認してから使用してください。チェーンが破損し、けがの原因となり
ます。
・作業を行う際は保護メガネを着用ください。
・使用中は作業手袋を使用し、巻き込まれる恐れがある手袋を着用しないでください。けがの原因となります。
・作業前に、人がいない方向にチェーンを向けて作動させ、本機の振動やチェーンの回転に異常がないことを確認し
ください。異常がある場合、使用しないでください。
・本機を使用して切断作業をしている最中、切断部分を絶対に手や足で固定したりしないでください。操作を誤ると
けがをする危険性があります。
・本体は、定期的に損傷がないか確認してください。
・取扱説明書にしたがって、注油をしたり、アクセサリーを交換してください。
・ハンドル部に油やグリスがつかないようにしてください。万が一、油やグリスが付着した場合、直ちにふき取って
ださい。油やグリスで手がすべり、大変危険です。
・作業中・動いているチェーンの先端で、きりくずやその他の物体を動かすような行為をしないでください。思わぬ状
況を招く場合があり、けがの原因になります。
P1-P16_LLP18_CS3.indd 6 13.7.19 11:27:52 AM
7
・初心者は特に取扱説明書を注意深く読み、木びき台または架台上で木材を切断する練習を行うことを推奨します。
◆ハサミ型チェーンソーの保管に関しての注意事項
・保管する際は、充電池を外し収納バッグに入れて保管してください。
◆切断時の注意事項
・小さな枝や若木を切る際は、最大限の注意を払ってください。
 細い枝は、チェーンソーに巻きついて作業者の方向に向かってくる場合があります。
・本機を運ぶときは作業を止め充電池を抜き上部・下部ガードを閉じハンドルロック(⑥)をして、チェーン部を後方
に向けて運んでください。
・切断する材料の下に障害物がないことを確認してください。けがの原因となります。
・肩よりも高い位置で決して作業を行わないでください。また、足場が良く安定した場所で作業を行ってください。
の上やはしごの上での作業は絶対行わないでください。
・枝や切りくずが落ちてこない場所であることを確認してから、作業を行ってください。万が一作業中枝や切りくずが
落ちてくる場合に備えて、逃げ道を確保しておいてください。また、作業前に下記の状況を考慮し安全を確認した上
で作業を行ってください。
 ・枝が向いている方向 ・枝分かれしている枝葉
 ・重くて太い枝 ・腐敗している枝
 ・風の方向や風力
・足場をしっかりと確保して作業を行ってください。湿った木の葉や切りたての木の皮は、滑りやすいので注意してく
ださい。
・本機には、上部ガードにばねがついています。特に太い枝において、切断し終わった際に上部ガード部が戻ろうと
る力が加わりますので、ご注意ください。
・安全に使用していただくための作業範囲は、切断する枝の長さ約2.5倍の間隔を周りの人や建物との間に空けてくだ
さい。作業範囲内に人や建物があると、切断された枝などが落ちて危害をともなう可能性があります。
・切断する際は、本機から目を離さないでください。切断作業が終わるまで、絶対に目を離さないでください。
・木に食い込んでしまった時の使用は細心の注意を払ってください。万が一、本機が枝木に食い込んでしまったら一度
スイッチを切って、枝木から本機を離してください。その後、再度スイッチを入れチェーンの回転速度が最高回転に
なるのを必ず確認してから、切断を再開してください。
・ご使用中は、キックバックにご注意ください。キックバックの危険を低
減させるために、取扱説明書の注意事項を必ず守ってください。キック
バックとは、使用中ガイドバーが急激に後方と前方に押されることです。
このときガイドバーは跳ね上がり、作業者のほうに向かってきて大変危
険な状態になります。キックバックの原因は、チェーンの回転中にガイ
ドバーの先端部が異物に接触したときや、木にガイドバーの先端が挟ま
れたときに起こります。
・材料に石、釘などの異物がないことを確認してください。
 チェーンに石や釘などが当たると、けがの原因になります。
 (事業者の方へ)
 樹木を伐り倒す作業や、伐り倒した樹木などを切断する作業を行う際は、
法・規則で定める特別教育を受けた人に行わせてください。
◆ハサミ型チェーンソーに関してお手入れの注意事項
・チェーンのテンションは、定期的に確認してください。また、確実に充電池を抜いたことを確認したうえで、チェー
ンの点検・テンションを調整してください。
◆ハサミ型チェーンソーの安全機能
木に食い込んでしまった場合等、高負荷の作業を行った際、リチウム電池の保護の為に、本機は停止します。スイッ
チを一旦オフにし、再度オンにすると再始動できます。
ご注意い。
P1-P16_LLP18_CS3.indd 7 13.7.19 11:27:52 AM
8
使い方
◆充電池の取り付け/取りはずし方法
   
ブラック・アンド・デッカー社製充電池は充電されていない状態で出荷されます。最初の
ご使用のときは、ご使用前に必ず充電を十分にしてください。
◆電池の取り付け方(図1)
(1)充電池を本製品に取り付けるには、この製品の握り部分の下にある挿入口
に後方から充電池を前方にスライドさせ「カチッ」としっかりはまるまで
充電池を差し込んでください。
(2)十分に充電されたことを確認してから本製品をご使用ください。
◆電池の取り外し方(図2)
 充電池背面にあるバッテリーロックボタンを下方向にスライドさせて、充電
池を後方にスライドして抜いてください。
◆ハンドルロックのロック/解除方法
◆ハンドルロックボタンのロック(図3)
(1)2本のハンドル中央部にハンドルロック(⑥)があります。
図3のハンドルロック(⑥)を右側へスライドさせるとハンドルロックがか
かり2本のハンドルが固定され、同時に切断部分も閉じた状態となります。
本体を持ち運ぶ時などは、安全の為必ずロックをしてください。
(2)図3のハンドルロック(⑥)を左側へスライドさせると反対にハンドルロッ
クが除され、切部分を開くこができる態となりす。使用時は、
ハンドルロックを解除してください。
図1
図3
図2
バッテリ
ロックタン
(赤色)
ルロ(⑥)
解除
ロック
P1-P16_LLP18_CS3.indd 8 13.7.19 11:27:55 AM
9
チェーンの取り外しと取り付け方法
◆チェーンの取り外し方法(図4、図5、図6、図7)
1. 本機から充電池を取りはずしてください。
2. 本機が安定しやすい場所で、作業を行ってください。
3. 13mmレンチを利用して、ボルトを取り外してください。(反時計回りで外
れます。
4. チェーンカバーを取り外してください。
5. 図5のように足でハンドル部を押さえてください。ガイドバーの全体が見え
るように、上部ガードと下部ガードを広げてください。
6. 図6の矢印A’の方向へガイドバーを押し込むとチェーンが緩みます。チェー
ンが緩んだときに、ガイドバーを手前に引き上げると(矢印B’の方向)、ガ
イドバーとチェーンが外れます。
7. 取れにくい場合は、図7のようにギア部分にかかっているチェーンの根元を
広げ緩めてから、ガイドバーを押し上げてください。チェーンが緩み、
単にガイドバーの取り外しができます。
 注意
・チェーンの取り外し・取り付けの際は、作業手袋を使用してください。
図4
図5
図6
図7
ーン
カバー
ルト
13mm
レン
ンド
さえる
A’
B’
ーン
上部
イド
ーン
押し広げる
ガイバーを上部に上げてださい。
P1-P16_LLP18_CS3.indd 9 13.7.19 11:27:55 AM
10
◆チェーンの取り付け方法(図8、図9、図10、図11、図12)
1. 本機から充電池を取りはずしてください。
2. 安定した場所で、作業を行ってください。
3. P9の図5のように足ハンドル部を押さえ、上部カバーと下部カバーを開
いてください。
4. ガイドバーの根元をギア部近くのツメ部に引っ掛け、ガイドバーの先端
水平方向に倒しながら、本体に取り付けてください。ツメ部は段差になっ
ています。一番下に引っ掛け、確実に取り付けてください。(図8)
5. ガイドバーの先端からチェーンを取り付けます。(図9)
このとき、チェーンの向きに注意してください。(図10)
6. ガイドバーを図11の矢印C’の方向に押し込むとチェーンが緩みます。緩
だ状態で、チェーンをギア部に取り付けてください。(図11)
7. 図12のように、ギアとチェーンが確実に取り付いているか確認してくださ
い。
8. チェーンとガイドバーの溝を合わせます。
9. ガイドバーと本体、チェーンがしっかりと取り付いているか確認してく
さい。
10.り外した際の逆の手順で、付属の13mmレンチでボルトを締め付けて
ださい。
11.チェーンの張りの確認を行ってください。(P11チェーンの張りの確認)
12.んでいたりきつかったりした場合は、チェーンの張りの調整を行ってく
ださい。
 注意
・チェーンの取り外し・取り付けの際は、作業手袋を使用してください。
図8
図9
図10
図11
図12
ツメ引っ
イド
ーを装着
イド
ーン ドバ
ける
印C’の み、
ェーンがんだ態でギア
ーンける
上部ガー
ーン
エッジ チェーン
ように
ける
C’
ギア
ギア
ーン
P1-P16_LLP18_CS3.indd 10 13.7.19 11:27:57 AM
11
チェーンの張りの確認と調整方法
◆チェーンの張りの確認(図13)
1.本機から充電池を取りはずしてください。
2.チェーンが正しくガイドバーにかかっているか、確認してください。
3.注意しながら本機の下カバーを開けてください。
4.イドバーからチェーンを引っ張ってください。(図13C)その際、3mm程度ガイドバーとチェーンの間にすき間
が開き、離したときにチェーンが元の位置に戻ることを確認してください。(図13D)それ以外の場合チェーンの張
りの調整を行ってください。
◆チェーンの張りの調整方法(図13)
チェーンはガイドバーで保持されており、ガイドバーを可動することでチェーンの張りを調節できる構造となってます。
1.本機から充電池を取りはずしてください。
2.付属の13mmレンチで、2つのボルトを緩めてください。反時計回りでボルトが緩みます。(図13A)ボルトは取り
外す必要はありません。
3.ボルトを緩めるとガイドバーを前後(図13Aガイドバーの動く方向)に動かすことができます。ガイドバーを前後
に動かしチェーンの張りを調整してください。
4.手でボルトの仮止めをし、ガイドバーとチェーンのすき間を(目安3mm程度)確認し、その後13mmレンチでしっ
かりと締め付けてください。時計回りで締め付けができます。(図13)
 注意
・チェーンがたるんでいたり、きつかったりすると破損の原因となります。
 チェーンの張りは、定期的に確認してください。
図13
すき間
3mm
イド
DB
A
C
ルト
ーン
方向
バー方向(前後)
イド
P1-P16_LLP18_CS3.indd 11 13.7.19 11:27:57 AM
12
チェーンの調整とオイルについて
◆チェーンオイルの注入の仕方
 警告
・チェーンオイルは、チェーンソー専用のものを使用してください。それ以外のものを使
うと本機を損傷する恐れがあります。
 注意
・チェーンオイルはガイドバー上をチェーンがなめらかに動くために必要なものです。
 使用中、定期的に注油してください。
※注油の際はハンドルロックをした状態で行ってください。
1. オイルカバーを開けます。
2. オイル挿入口に、2・3滴オイルを注入します。
3. オイルカバーを閉めます。
4. 空転させて、ガイドバーとチェーンにチェーンオイルが行きわたるよう
してください。
木の太さや種類によっても違いますが、定期的に(目安15分程度)オイルの
入を行ってください。
万が一オイルを入れすぎても、製品上に問題はありません。
本体の操作方法
◆切断作業の方法
 警告
・作業中に、切断作業面やチェーンに手や身体を絶対に近づけないでください。
本機のハンドル部分を両手でしっかりと握り作業を行なってください。機体がはね返り、
けがの原因になります。
・本機に無理な力をかけて作業を行わないでください。
・本機のスイッチを入れる前に、チェーンに何も触れていないことを確認してください。
 注意
・本機は、木材の切断用として作られています。それ以外の材料、プラスチック・石材・
鉄工には使用しないでください。
・本機を使用して切断作業をしている最中、作業部分を絶対に手や足でつかんだり固定し
たりしないでください。
・ハンドル部に油やグリスがつかないようにしてください。万が一、油やグリスが付着
た場合、直ちにふき取ってください。
・足場をしっかりと確保して作業を行ってください。
作業前に、チェーンの張りを確認してください。必要に応じて、調整を行ってください。
・何もないところで、試運転を行ってから作業を始めてください。
本機は、2つの安全オン/オフスイッチを握ることによって初めて作動します。
(図16)
最大スピードになってから切断作業を始めてください。
1. 右手と左手で確実に本機を保持してください。
2. 下部ガードの凹凸部で、切断する木材を固定してください。(図15)
3. 図15のように、右手と左手で安全オン/オフスイッチを同時に握ってくだ
さい。このとき、チェーンは切断する木材に接触させないでください。
4. チェーンスピードが最大となったことを確認してから、切断作業を始め
ください。(図16)
作業中、本機に無理な力をかけないでください。力を加えず作業を行うと、
最大の作業効率を発揮します。
5. 切断作業が終わったら、直ちに安全オン/オフスイッチを切ってください。
6. 切断した木材を次の作業に支障がない位置に移動させてください。
図14
図15
図16
丸太
上部ガー
下部ガー
安全オン/
下部ガーの凹凸
切断材木固定
オイル
ル挿入口
P1-P16_LLP18_CS3.indd 12 13.7.19 11:27:58 AM
13
※切断作業を行う際はブラック・アンド・デッカーのロゴが上向きになる状
で行ってください。図17)正しい方向で使用いただくと切り粉排出口か
切り粉が効率良く排出でき、切断効率が上がります。上下逆の場合切断効
が下がります。
   
・図18のように長い枝木を切る場合は、何度か
分けて切断作業を行ってください。
図18
分断作業
その他の情報
メンテナンス
製品の掃除には、から拭き、水またはぬるま湯でうすめた中性洗剤を湿らせた布で表面を拭いてください。テレピン油、
ペイント用シンナー等の薬品は使用しないでください。製品内部に液体が入らないように、また製品本体を液体に浸
ないように十分注意してください。チェーン刃の目立用ヤスリは、φ4.0mm(5/32”)のものご使用ください。
 充電電池と環境
本製品に使用している充電池はリサイクル可能な貴重な資源です。充電池や製品の廃棄の際には、
下記の手順に従いリサイクルにご協力ください。
(1)充電池の寿命がなくなるまで使いきってから充電池を交換してください(充電池には寿命があ
ります)
(2)使用後は捨てないで、充電式電池リサイクル協力店またはブラック・アンド・デッカーにお
ちください。
使用済み充電池のお取扱の際は、下記注意事項をお守りください。
・プラス端子、マイナス端子をテープ等で絶縁してください。
・充電池を分解しないでください。
アフターサービスについて
本機の修理、調整はブラック・アンド・デッカーにて認定技術者が純正部品を使用して行わなければなりません。必ず
お買い上げの販売店または当社までご相談ください。修理の知識や技術のない方が修理を行ないますと、事故やケガ
恐れがあります。
アクセサリー
本製品用の付属品は各販売店もしくはブラック・アンド・デッカーのサービスセンターにて販売しております。また、
付属品についてのお問い合わせはブラック・アンド・デッカーまでお電話ください。
   
当社の認定しない付属品のご使用は、重大な危険をともなう可能性があります。
Li-Ion
図17
粉排出
P1-P16_LLP18_CS3.indd 13 13.7.19 11:28:00 AM
14
仕 様
▽本体 LLP18(電池1個付) LLP18B(本体のみ)
電源 DC18V
チェーンスピード 3.8m/秒
チェーン長さ 25.2cm
チェーンピッチ長 1/4inch 42コマ
本体質量 3.1kg
付属品 13mmレンチ、チェーン(A6150)、チェーンオイル、収納バッグ
バッテリー・充電器
1.5Ah18Vリチウム電池(BL1518)×1
急速充電器(LC1418)×1
なし
*品番LLP18Bにはバッテリー及び充電器は付属しません。
 別途、バッテリー(BL1518)充電器(LC1418)をご購入いただくか、弊社の18Vリチウムイオンバッテリーシリー
ズに付属している充電池と充電器をご使用ください。
▽充電器本体
入力 AC100V 50/60Hz
出力 2.0A
充電時間 約40分
※製品仕様及び内容は改良のため予告なく変更することがあります。
ポップリベット・ファスナー株式会社
ブラック・アンド・デッカー事業部
〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-11-22
山種池袋ビル4F
Tel03(5979)5677 Fax03(5979)5788
P1-P16_LLP18_CS3.indd 14 13.7.19 11:28:00 AM
15
製品保証書
保証規定
保証期間:い上げ1年間
1)取扱説明書や製品ベル記載る注意書た使用状況
製品が万が一故障た場合は、無償修理は新品交換い
無償修理交換依頼に場合は以下い上の販売店
ご持参、ド・カー相談い。
製品
必要事項記入本書
シート(領収書)
い上の販売店、ク・ご持参、
送付場合の諸費は、お客様負担
2)次の場合は、本保証書規定の対象外有料の修理・交換
きます。
◆本書、及びお買い上げ証明すシート(領収書)ーの提
示がい場合
ご家庭以外(業務用ど)で使た場合の故障び損傷
◆移動、落下なる故障び損傷
◆使用上のや注意書無視た使用故障及び損傷
◆不修理や改造に故障及び損傷
◆火災・地震なの天災。騒乱なの人災、公害や異常電圧なの環境に
故障び損傷
◆海外なご利用電源が100V(50 60Hz)ない環境でご使用に
故障び損傷
◆保証期間経過後ご依頼
3)本書は本国内み有効ThiswarrantyisvalidonlyinJapan.
4)本書は再発行紛失大切に保管い。
5)本規定は以上の保証規定に修理・交換お約束
お客様の法律上の権利制限すではん。
充電池、電源、コ刃、ペーパー、除機ー、チン刃
等の消耗品は保証の対象外
ターサービスつい
に関る事項は、ーサビスご参照い。
保証期間経過後の修理等には、カーお問合
ださい
個人情報お取
弊社はお客様お知客様の住所、氏名、電話番号なの個人
識別、は特定する固有の情報(以下「個人情報」本サー
ス提供目的め、弊社なびに弊社指定の宅配業者に提供客様は
同意すた個人情報は、新製品情報、
案内、弊社製品サービの品質向上めに利用
P1-P16_LLP18_CS3.indd 15 13.7.19 11:28:00 AM
16
ブラック・アンド・デッカー 製品保証書
本書は裏面に記載保証規定に無償で修理交換お約束
詳細は裏面の保証規定ご参照い。
お客様記入欄
フリガナ
お名前
TEL
   (   )
ご住所
(〒       )
都道
府県
製品名 型番
18Vリ
ーン
LLP18 /LLP18B
お買い上げ日 販売店名
    年   月   日
販売店住所
TEL:    (     )        
ー株式会社
ー事業部
171-0022 東京都豊島区南池袋1-11-22 山種池袋4F
TEL03(5979)5677 FAX03(5979)5788
P1-P16_LLP18_CS3.indd 16 13.7.19 11:28:01 AM
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16

Black & Decker LLP18 ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル