4 5ULTRACURVE PRO DEQ2496
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ULTRACURVE PRO DEQ2496
コントロール
ステップ 2: コントロール
(1) LED-METER には、DEQ2496 の 入 力 信 号 が 表 示 さ れ ま す 。こ の 信
号が 高 すぎる場 合 や、もしくはダイナミックメニューのピーク
リミッタが その 時点 で 作 動してい る場 合には 、最 上 部 にある
CLIP-LED が点 灯します。
(2) METER キーは、METER メニュー を 表 示 するために使 用します。
(3) DEQ2496 には、周波 数 全 範囲を表示するためのリアルタイム・
アナライザがインテグレートされています。RTA キーを用いる
と 、必 要 な 設 定 を お こ な う た め の 異 な る メ ニ ュ ー が 表 示 さ れ
ます。
(4) DEQ2496 の COMPARE キーを使うと現在選択されているメニュ
ーに応じて、プリセットや個々のモジュールを互いに比較す
ることができます。 個々のモジュールにおける COMPARE キー
の機能に関しては下の表をご覧ください。
(5) MEMORY キーを押すと MEMORY メ ニ ュ ー が 表 示 さ れ ま す 。こ の
メニューで は すべてのプリセット、もしくは 、プリセットの 個 々
のモジュール (GEQ、PEQ など) を保 存したり呼び出したりでき
ます。MEMORY メ ニ ュ ー で 選 択 し た プ リ セ ッ ト 設 定 が 、現 在 の
設定と異なる場合には MEMORY-LED が点 灯します。
(6) PAGE キーは各メニューに含まれるページを選択する際に使用
します。
(7) ディスプ レ イに 表 示 さ れ る A キーと B キーは、選択したメニ
ュー に応じて異 なる働 きをします。
(8) ULTRACURVE PRO の LCD 表示。
(9) DEQ2496 には、選択したメニューに応じて異なるパラメーター
を選 択したり編集するための 3 つ の デ ー タウィールが ありま
す。多くの場合 これらの DATAWHEELS を回したり押したりする
ことで編集をおこないます。例えばデータウィールを押すと、
パラメーターの調 節 方 法 (ステップ幅) を切り替えたり設 定し
た 内 容 の 確 定 やリセットを行 え ます。
(10) メニューキーは 、異なるモジュールのメニューを呼び出す他に
も PAGE キー同様各メニューに含まれる各ページを選択するた
めにも使用できます。これらのキーには、それぞれ LED が搭載
されており、モジュールがサウンドイメージに介入すると点灯
す る よ う に な って い ま す 。ま た 、DEQ2496 が MIDI データを受信
すると UTILITY キーの LED が 短 い 間 点 灯 し ま す 。ま た 、こ の キ
ーを約一秒間の間押し続けると、現在アクティブなモジュ
ールをバイパスモードに切り替えたり、再びアクティブに
できます。ただし、この操作の対象となるモジュールは、
BYPASS メニューで編集ができるもののみとなります。
(11) POWER スイッチ に より、DEQ2496 の電 源を入れることができま
す 。器 機 を 電 源 に 差 し 込 む と き 、POWER ス イッ チ が「 切 」の 状
態 にあ ることを 確 認してください 。
(12) DEQ2496 のヒューズホ ル ダーで は 、ヒューズを交 換 することが
できます。古いヒューズは、必ず同じタイプのヒューズと取り
替えてください 。
(13) 電源への接続には標準 IEC コネクターを使用します。この装
置には 適 合する電 源コードが 付 属しています。
(14) MIDI コネクターは、他のコンピュータや他の MIDI 対応機器と
DEQ2496 との間のコミュニケーションに用います。MIDI IN を介
して、MIDI データが受信され、MIDI OUT を介して MIDI コマン
ドが送信されます。受信された MIDI コマンドは、MIDI THRU
ジャック から他の機器に転送することができます。
(15) WORDCLOCK 入 力端 子を介して取り込んだワードクロック信号
により、DEQ2496 を他の機器と同期することができます。この
接続は、BNC 同軸端子として実行されます。
(16) DEQ2496 では、デジタル光学インターフェイスが採用されてお
り、AES/EBU フ ォ ー マ ッ ト 、そ し て S/PDIF フォーマットの デ ー タ
を入 出 力 できま す。
(17) XLR ジャックを用いたデジタル AES/EBU イン タ ーフェ イス で も
同様に AES/EBU フォーマットもしくは S/ PDIF フォーマットの
デー タを入 出 力 できま す。
(18) AUX OUT ジャックは、デジタル出力に隣接しているオーディオ
信号を、もう一度アナログ信号として取り出すことができる、
追 加 のステレオ出 力 端 子です。
(19) RTA/MIC IN-XLR ジャックは、計 測用マイクロホンを接続する際
に使 用します。この信号はリアルタイム・アナライザー、もしく
は、SPL メーターのための入力信号として使 用されます。この
接続には切り替え可能な +15 V ファントム電源がコンデンサ
ー マイクロ ホ ン用 に備 わ って おり、マイクロ ホ ン もしくは ラ イ
ンの入 力感度に設 定することができます (第 3.11 章参照)。
(20) MAX スイッ チ を 使 うと、MAIN の入出力の最大レベルが
+12 dBu から +22 dBu まで上げることができま す。
(21) XLR バランスジャックを通して DEQ2496 のアナログ信号が出
力されます。
(22) XLR バランス入力端子によって、アナログ信号が入力さ
れます。
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COMPARE
(全プリセット)
COMPARE
(全プリセット)
GEQ x
PEQ x
DEQ x
FBD x
WIDTH x
DYN x
UTIL x
I/O x
BYPASS x
RTA
使用不可
MEMORY x
METER
使用不可