Hilti SIW 6 AT-A22 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
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オリジナル取扱説明書
1 文書について
1.1 本書について
ご使用前に本書をすべてお読みくださいこのことは、安全な作業と問題のない取扱いのための前提条
件となります。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
取扱説明書は常に製品とともに保管し、の人が使用する場合には、製品と取扱説明書を一緒にお渡し
ください。
1.2 記号の説明
1.2.1 警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。以下の注意喚起語が使用されていま
危険
危険
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使われます。
警告
警告
この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために使われます。
注意
注意
この表記は、軽傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。
1.2.2 本書の記号
本書では、以下の記号が使用されています
使用前に取扱説明書をお読みください
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
リサイクル可能な部品の取扱い
工具およびバッテリーを一般ゴミとして廃棄してはなりませ
1.2.3 図中の記号
図中では以下の記号が使用されています
この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています
付番は図中の作業手順の順序に対応していて、本文の作業手順とは一致しない場合があります
概要図には項目番号が付されていて、製品概要セクションの凡例の番号に対応していま
この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。
1.3 製品により異なる記
1.3.1 製品に表示されている記号
製品には以下の記号が使用されている場合があります
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本体は、iOS および Android プラットフォームと互換性のある NFC テクノロジーをサポートして
います。
Li-Ionen バッテリ
使用されているHilti Li-Ion バッテリーのモデルシリーズ。正しい使用章の記載に注意してくだ
さい。
バッテリーは決して打撃工具として使用しないでください。
バッテリーは落下させないでください。つけたり、あるいはその他の理由で損傷しているバッテ
リーは使用しないでください。
電気絶縁保護クラス II(二重絶縁)
直流
無負荷回転数
毎分回転数
1.4 製品情報
製品はプロ仕様で製作されておりその使用、保守、理を行うのは、定を受けトレーニング
された人のみに限ります。これらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。
製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用あるいは規定外の使用は危険です。
機種名および製造番号は銘板に表示されています。
製造番号を以下の表に書き写しておいてください。ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせ
の際には、製品データが必要になります。
製品データ
充電式インパクトドライバー/レンチ SIW 6ATA22
製品世代 01
製造番号
1.5 適合宣言
当社は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な基準と標準規格に適合していることを宣言し
ます。適合宣言書の複写は本書の末尾にあります。
技術資料は本書の後続の頁に記載されています
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
2 安全
2.1 電動工具の一般安全注意事項
警告事 本電動工具に付属のすべての安全上の注意、示事項、および製品仕様をお読みくださ
い。以下の指示を守らないと、感電、火災および/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください
安全上の注意で使用する用「電動工具」とはお手持ちの電動ツール(電源コード使用)またはバッテリー
ツール(コードレス)を指します。
作業環境に関する安
作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてくださいちらかった暗い場所での作業は事故の原因となり
ます。
爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでく
ださい。電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
動工具の使用中子供や無係者を作場へ近づけなでくださ作業に気がそされると
本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
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電気に関する安全注意事項
電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。プラグは絶対に変更し
ないでください。保護接地した電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。オリジナ
ルのプラグと適切なコンセントを使用することにより、感電の危険を小さくすることができます。
パイプ、ジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてく
ださい。体が触れると感電の危険が大きくなります。
電動工具を雨や湿気から保護してください。電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
電動工具を持ち運んだり、吊り下げたり、コンセントからプラグを抜いたりするときは、必ず本体を持
ち、電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。電源コードを火気、オイル鋭利な刃物
可動部等に触れる場所に置かないでください。電源コードが損傷したり絡まったりしていると、感電の
危険が大きくなります。
屋外工事の場合には、必ず屋外専用の延長コードを使用してください。屋外専用の延長コードを使用す
ると、感電の危険が小さくなります。
湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、漏電遮断器を使用してください。漏電遮断器を
使用すると、感電の危険が小さくなります。
作業者に関する安全
電動工具を使用の際には油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。れてい
る場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。負傷の危険を低減するために、電動工具の使
用状況に応じた粉じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してくだ
さい。
電動工具の意図しない始動を防止して下さい。電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前
や本体を持ち上げたり運んだりする前に、本体がオフになっていることを必ず確認してください。オン
/オフスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、電源に接続したり
すると、事故の原因となる恐れがあります。
電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。調節キーやレンチが
本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります。
作業中は不安定な姿勢をとらないでください。足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてくださ
い。これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
作業に適した作業着を着用してください。だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。髪、衣服、
手袋を本体の可動部に近づけないでください。ぶだぶの衣服、装身具、長い髪が可動部に巻き込まれ
る恐れがあります。
吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続、使用されていることを確認
してください。吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
電動工具の取扱いに熟練している場合にも、正しい安全対策を遵守し、動工具に関する安全規則を無
視しないでください不注意な取扱いは、ほんの一瞬で重傷事故を招くことがあります。
電動工具の使用および取扱い
無理のある使用を避けてください。作業用途に適した電動工具を使用してください。適切な電動工具の
使用により、能率よく、スムーズかつ安全な作業が行えます。
スイッチが故障している場合には、電動工具を使用しないでください。スイッチで始動および停止操作
のできない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
本体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜き、
および/または脱着式のバッテリーを取り外してください。この安全処置により、電動工具の意図しな
い始動を防止することができます。
電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。電動工具に関す
る知識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用は避けてください未経験者による電
動工具の使用は危険です。
電動工具とアクセサリーは慎重に手入れしてください。可動部分が引っ掛かりなく正常に作動している
か、電動工具の運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください電動工具を
ご使用になる前に、傷部分の修理を依頼してください。事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の
使用が原因となっています。
先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってください。お手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、
作業が簡単かつ、スムーズになります。
電動工具アクセサリー、端工具などは、れらの説明書に記載されている指示に従って使用してく
ださい。その際は、業環境および用途についてもご注意ください。指定された用途以外に電動工具を
使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
リップとグリップ面は乾燥した清潔な状態に保ちオイルやグリスの付着がないようにしてくだ
い。グリップやグリップ面が滑りやすい状態になっていると、期していない状況が発生した際に電動
工具を安全に使用/制御できません。
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バッテリー工具の使用および取扱い
ッテリーを充する場合は、ずメカー推奨の充電器使用してください特定タイのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、火災の恐れがあります。
電動工具には、必ず指定されたバッテリーを使用してください。指定以外のバッテリーを使用すると、
負傷や火災の恐れがあります。
使用されていないバッテリーの近くに、事務用クリップ、硬貨、キー、釘、ネジ、その他の小さな金属物
を置かないでください。電気接点の短絡が起こることがあります。バッテリーの電気接点間が短絡する
と、火傷や火災が発生する危険があります
正しく使用しないと、液漏れが発生することがあります。その場合、漏れた液には触れないでください。
もしも触れてしまった場合は、水で洗い流してください。バッテリー液が眼に入った場合は、水で洗い
流してから医師の診察を受けてください流出したバッテリー液により、皮膚が刺激を受けたり火傷を
負う恐れがあります
損傷したあるいは変更が加えられたバッテリーは使用しないでください。損傷したあるいは変更が加え
られたバッテリーは予測不可能な挙動により爆発あるいは負傷事故を発生させる危険があります。
ッテリーは火気あるいは高温に曝さないでください。気あるい 130 °C265 °F)超える高
は、爆発の原因となることがあります。
充電に関するすべての指示事項に従い、バッテリーあるいはバッテリー工具は、決して取扱説明書に記
載された温度範囲外で充電しないでください正しくない充電あるいは許容温度範囲外での充電によ
り、バッテリーが破壊され火災が発生する危険があります。
サービス
電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。た、必ず純正部品を使用してく
ださい。これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
傷したバッテーは決して手入れ保守を行わないでださい。ッテリーの保守作はすべて
メーカーあるいは権限のあるお客様サービスセンターが行うものとします。
2.2 スクリュードライバーおよびインパクトドライバー/レンチに関する安全上の注
隠れている電線にネジが接触する可能性のある作業を行う場合は、動工具を絶縁されたグリップ面で
保持するようにしてください。ネジが通電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧が
かかり、感電の危険があります。
2.3 スクリュードライバーに関するその他の安全上の注意
作業者に関する安全
本製品は、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
本体は決して加工や改造を加えないでください。
本体には一緒に納品された補助グリップを使用してください。これ以外のグリップを使用すると、コン
トロールを失ってけがをする恐れがあります。
本体は、に両手でグリップを掴んでしっかりと保持してください。グリップは乾燥した清潔な状態を
保ってください。
回転部品に触れないでください - 負傷の危険!
本体の使用中は、適切な保護メガネ、保護ヘルメット、耳栓、保護手袋および防じんマスクを着用してく
ださい。
保護手袋は先端工具の交換時にも着用してください。先端工具に触れると、切創事故や火傷の原因とな
ることがあります。
アイシールドを着用してください。破片が身体の一部眼などを傷つけることもあります。
作業開始前に、作業場で発生する粉じんの危険有害度を調査してください。公的に承認された保護等級
および地域の粉じんに関する規定を満たした工業用集じん機を使用してください含鉛塗料、特定の種
類の木材、コンクリート/石材、石英を含む岩石、鉱物および金属などの母材から生じた粉じんは、健康
を害する恐れがあります。
作業場の良好な換気に注意し、必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してくださ
い。作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりするとアレルギー反応や呼吸器疾患を起
こす可能性があります。カシやブナ材などの特定の粉じんは、特に木材処理用の添加(クロム塩酸、
木材保護剤)使用されている場合、ガン性があるとされています。アスベストが含まれる母材は
必ず専門家が取り扱うようにしてください。
休憩を取って、指を動かして血行を良くするように心がけてください。長時間作業の際には、動によ
り指、手あるいは手首の関節の血管あるいは神経系に障害が発生する可能性があります。
電気に関する安全注意事項
作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを調査してください。誤っ
て電線を損傷すると本体外側の金属部分により感電事故が発生する可能性があります。
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電動工具の慎重な取扱いおよび使用
先端工具がブロックしたら直ちに電動工具をオフにします。本体は側方へとずらすことができます。
電動工具は停止するまで置かないでください。
2.4 バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
LiIon バッテリーの搬送、保管、作動については特別規定を守ってください。
バッテリーは高温、直射日光および火気を避けて保管してください。
バッテリーを分解したり、挟んだり、80 °C 以上に加熱したり、燃やしたりしないでください。
衝撃を受けたことのあるバッテリー、1 m を超える高さから落下したことのあるバッテリー、あるい
その他の損傷を被っているバッテリーを使用あるいは充電しないでください。この場合には、必ず最寄
りのHilti サービスセンターにご連絡ください。
バッテリーが掴むことのできないほどに熱くなっている場合は、故障している可能性があります。製品
を監視可能な火気のない場所に可燃性の資材から十分に距離をとって置き、冷ましてください。この場
合には、必ず最寄りのHilti サービスセンターにご連絡ください。
3 製品の説明
3.1 製品概要 1
@
四角タイプ
;
ライト
=
正回転/逆回転切替えスイッチ(スイッチオ
ンロック付き)
%
無段変速スイッチ(回転数電子制御式)
&
グリップ
(
トルクインジケータ
)
トルク切替えスイッ
+
ベルトフック(オプション)
§
バッテリー
/
バッテリー充電状態インジケーター
:
バッテリーリリースボタン
3.2 正しい使用
本書で説明している製品は手持ち式の充電式インパクトドライバー/レンチですスクリューナット
ボルト、アンカーおよび木ネジを締め付けたり緩めたりするための工具です。
このインパクトドライバー/レンチは厳密な規定トルクが設定されていない用途にのみ使用できます
厳密な規定トルクが設定されている用途に使用した場合、過回転、ネジまたは作業材料が損傷する危険が生
じます。
本製品には、必ずHilti B 22 シリーズの Li-Ion バッテリーを使用してください。
これらのバッテリーには、Hilti が承認した充電器を使用してください。詳細情報については、
営業担当またはHilti Store にお問い合わせいただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
3.3 本体標準セット構成
インパクトドライバー/レンチ、取扱説明書。
その他のご使用の製品用に許可されたシステム製品については、弊社営業担当またはHilti Store にお問い合
わせいただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください
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4 製品仕様
4.1 インパクトドライバー/レンチ
定格電圧
21.6 V
EPTA Procedure 01 に準拠した重量B22⁄8.0 バッ
テリーを含む)
2.4 kg
無負荷回転数 ステップ I
0/min 1,000/min
ステップ II
0/min 1,500/min
ステップ III
0/min 2,700/min
全負荷打撃数
3,500/min
トルク設定
3 段階(SIAT22 インテリジェントトルクモジュ
ルを使用すれば、さらなる威力設定「ATトル
ク表示が可能)
普通ボルトサイズ
M8...M16
高力ボルトサイズ
M6...M12
チャック
半球付き
1
/
2
四角タイプ
保管温度
−20 70
作動時の周囲温度
−17 60
4.2 バッテリー
バッテリー作動電圧
21.6 V
作動時の周囲温度
−17 60
保管温度
−20 40
充電開始時のバッテリー温度
−10 45
4.3 騒音および振動値について(EN 62841 準拠)
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測
定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。
記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、
異なる先端工具を取り付けて使用したり手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異な
ることがあります。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、本体のスイッチをオフにしている時間や、本体が作動していても実際に
は使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著し
く低くなる可能性があります。
作業者を騒音および/または振動による作用から保護するために、他にも安全対策を立ててください(例
電動工具および先端工具の手入れや保守手を冷やさないようにする、作業手順の編成)
騒音について
サウンドパワーレベ (L
WA
)
105 dB(A)
サウンドパワーレベルの不確実性 (K
WA
)
3 dB(A)
排出サウンドプレッシャーレベル (L
pA
)
94 dB(A)
サウンドプレッシャーレベルの不確実性 (K
pA
)
3 dB(A)
合計振動値
最大許容サイズのねじおよびナットの締付けの排出
振動値 (a
h
)
9.2 m/s²
最大許容サイズのネジおよびナットの締付けの不確
実性
1.5 m/s²
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5 ご使用方法
5.1 作業準備
注意
負傷の危険 意図しない始動!
バッテリーを装着する前に、バッテリーを装着する製品のスイッチがオフになっていることを確認して
ください。
本体の設定、またはアクセサリーの交換の前にバッテリーを取り外してください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.1.1 バッテリーを充電する
1. 充電の前に充電器の取扱説明書をお読みください。
2. バッテリーと充電器の電気接点は汚れがなく、乾燥していることを確認してください
3. バッテリーは許可された充電器で充電してください。
5.1.2 バッテリーを装着する
注意
負傷の危険 短絡あるいはバッテリーの落下!
バッテリーを装着する前に、バッテリーの電気接点と製品の電気接点に異物がないことを確認してくだ
さい。
バッテリーが正しくロックされていることを常に確認してください。
1. はじめてお使いになる前にはバッテリーをフル充電してください。
2. ロックの音が聞こえるまでバッテリーを本体ホルダーに装着します。
3. バッテリーがしっかりと装着されていることを確認してください。
5.1.3 バッテリーを取り外す
1. バッテリーのリリースボタンを押します。
2. 本体からバッテリーを抜き取ります
5.1.4 ベルトフックを取り付ける(オプション) 2
ベルトフックにより、適切な電動工具をベルトに固定することができます。ベルトフックは、体の右側で使
用するようにも左側で使用するようにも取り付けることができます。
注意
負傷の危険 電動工具の落下!
作業を開始する前に、ベルトフックが確実に固定されていることを確認してください。
1. ベルトフックを取り付けます。
2. お使いの電動工具をベルトフックに固定してください。
3. ベルトフックと電動工具がしっかりと固定されているか確認してください。
5.1.5 先端工具を取り付ける 3
注意
正しくない先端工具による 負傷の危険!
必ずロック機能付きの先端工具を使用してください
摩耗または損傷した先端工具は使用しないでください。
1. 先端工具のコネクションエンドを清掃します。
2. 正回転/逆回転切り替えスイッチを中立位置にするか、またはバッテリーを本体から取り外します。
3. 先端工具の横の穴をチャックの半球に合わせます。
4. ロックするまで先端工具をチェックに押し付けます。
5. 先端工具をロックさせ、確実に取り付けられているかどうか点検します。
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5.1.6 先端工具を取り外す
注意
先端工具による負傷の危険! 先端工具は熱くなっていたり、エッジが鋭くなっている場合があります。
本体の使用時および先端工具の交換時には保護手袋を着用してください
1. 正回転/逆回転切替えスイッチを中立位置にするか、またはバッテリーを本体から取り外します。
2. 先端工具をチャックから引き抜いてください。
5.1.7 トルクを設定する
以下のいずれかの選択肢を選んでください
5.1.7.1 インテリジェントトルクモジュールを使用しない場合
トルクインジケーターに希望のトルク段階が表示されるまで、トルク切り替えスイッチを何回か押しま
す。
5.1.7.2 インテリジェントトルクモジュールを使用する場合
トルクインジケーターで「AT」が点灯(インテリジェントトルクモード)
インテリジェトトルクジュルで適切種類のアカーボルあるはネジを定します
(→ インテリジェントトルクモジュールの取扱説明書を参照)
トルクインジケーターで"AT" が点灯している状態では、トルク切り替えスイッチは機能しません。
回転数とトルクは、トルクモジュールにより制御されます。
5.2 作業
注意
損傷の危険 不正な取扱い!
作動中は、回転方向および/または機能選択用スイッチを操作しないでください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.2.1 正逆回転を設定する 4
正回転/逆回転切り替えスイッチを希望の回転方向に設定します。
モーター回転中は、ロック機能によりスイッチの切り替えができなくなります。
中立の位置では、コントロールスイッチはブロックされます(スイッチオンロック)
5.2.2 スイッチオン
コントロールスイッチを押します。
インテリジェントトルクモジュールを使用しない場合:押し込みの深さにより回転数を制御でき
ます。
インテリジェントトルクモジュールを使用する場コントロールスイッチは ON / OFF イッ
チとしてのみ機能し回転数制御はインテリジェントトルクモジュールにより行われます。
5.2.3 ねじ締め
注意
損傷した作業材料はによる負傷の危険! トルクが高すぎるとネジまたは作業材料が損傷することがありま
す。これにより負傷事故が発生する危険があります。
ネジと作業材料が本体の発生させるトルクに適したものであることを確認してください。
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条件: インテリジェントトルクモジュールを使用しない場合
1. 正回転/逆回転切替えスイッチを中立の位置にします。
2. トルク切替えスイッチで希望のトルクを設定します。 8
3. 正回転/逆回転切り替えスイッチで希望の回転方向を設定します。
インテリジェントトルクモジュールを使用すると、ルク切替えスイッチは機能しません。トル
クはインテリジェントトルクモジュールで選択されているネジ、ボルトあるいはアンカーの種
類に応じて制御されます(→ インテリジェントトルクモジュールの取扱説明書を参照)
5.2.4 スイッチオフ
コントロールスイッチから指を放します。
6 手入れと保守
警告
バッテリーを装着した状態における負傷の危険
手入れや保守作業の前に必ずバッテリーを取り外してください!
本体の手入れ
強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してくださいシリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
Li-Ion バッテリーの手入れ
バッテリーは清潔に保ち、オイルやグリスで汚さないようにしてください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してくださいシリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
湿気が入り込まないようにしてください
保守
目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、作エレメントについては問題なく機能すること
を定期的に点検してください。
損傷および/または機能に問題のある場合は、本製品を使用しないでください。直ちHilti サービスセ
ンターに修理を依頼してください。
手入れおよび保守作業の後は、すべての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
安全な作動のために、必ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。本製品向けに弊社が承
認したスペアパーツ、消耗品およびアクセサリーは、弊社営業担当またはHilti Store にお問い合わせ
いただくか、あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
7 バッテリー装置の搬送および保管
搬送
注意
搬送時の予期しない始動
お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で搬送してください!
バッテリーを取り外します。
バッテリーは決して梱包しない状態で搬送しないでください。
本体とバッテリーを長距離にわたって搬送した後には、使用の前に損傷がないかチェックしてください。
保管上の注意事項
注意
故障したあるいは液漏れしたバッテリーによる予期しない損
お使いの製品は、必ずバッテリーを装着していない状態で保管してください!
本体とバッテリーは、できるだけ涼しくて乾燥した場所に保管してください。
バッテリーを太陽の直射下、ラジエーターの上、窓際等で保管しないでください。
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本体とバッテリーは、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
本体とバッテリーを長期間にわたって保管した後には、使用の前に損傷がないかチェックしてください。
8 故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください
インパクトレンチをSIATA22 インテリジェントトルクモジュールとともに使用している場合は
トルクモジュールの取扱説明書に記載されている不具合解消に関する注意事項も参照してください。
故障 考えられる原因 解決策
本体が作動しない。 バッテリーが完全装着されてい
ない。
バッテリーをカチッカチッ」
と音がするまでロックする。
本体が作動せず、バッテリー
LED 1 個点滅。
バッテリーが放電している。 バッテリーを交換し、空のバッ
テリーを充電する。
バッテリーの温度が高すぎる、また
は低すぎる。
バッテリーを推奨運転温度まで
冷ます/暖める。
本体が作動せず、バッテリー
4 個すべての LED が点滅。
本体に短期的に過荷がかかって
いる。
コンッチ
を放し、改めてコントロールス
イッチを操作する。
過熱保護機構が作動 本体を冷ます。通気溝を清掃す
る。
コントロールスイッチが押せ
ない、あるいは動かない。
正回転/逆回転切えスイッチが
中立位置。
正回転/逆回転切替えスイッチ
を右または左へ押す
回転数が突然落ちる バッテリーが放電している。 バッテリーを交換し、のバッ
テリーを充電する。
バッテリーの消耗が通常より
も早い。
周囲温度が低すぎる バッテリーをゆっくり室温まで
暖める。
バッテリーが「カチッカチッ」
と音がするまでロックされな
い。
バッテリーのロッノッチが汚れ
ている。
ロックノッチを清掃してバッテ
リーをロックする問題が再発
するHilti スセ
ターに連絡する。
本体あるいはバッテリーが熱
くなる。
電気的故障。
本体の電源を直ちに切ってバッ
テリーを取り外して観察する、
バッテリーを冷ましてHilti サー
ビスセンターに連絡する。
本体に負荷がかかり過ぎている(適
用基準を超えている
用途に適した本体を選択する。
9 RoHS(有害物質使用制限に関するガイドライン)
下記のリンクより、有害物質を記載した表を確認できます:qr.hilti.com/r4838536。
本書の最終ページに RoHS 表にリンクした QR コードがあります。
10 廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収され
ければなりません。多くの国でHilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細について
は弊社営業担当またHilti 代理店販売店にお尋ねください。
バッテリーを廃棄す
バッテリーを誤った方法で廃棄すると、漏出するガスあるいはバッテリー液により健康を損なう危険があり
ます。
損傷したバッテリーを送付しないでください!
短絡を防止するために接続部を非導電性のもので覆ってください。
バッテリーは子供が手を触れることのないように廃棄してください。
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Hilti SIW 6 AT-A22 取扱説明書

タイプ
取扱説明書