PowerEdge 2600

Dell PowerEdge 2600 仕様

  • こんにちは!Dell PowerEdge 2600サーバーシステムの情報更新ドキュメントの内容を理解しています。電源、NIC、SCSI、RAID、オペレーティングシステムに関する問題解決策など、このドキュメントに記載されている内容についてご質問があれば、お気軽にお尋ねください。
  • ブートドライブのROMBコントローラーの設定を変更するとどうなりますか?
    NetWare 6.0でUSBキーボードを使用中にシステムがロックアップする場合、どうすれば解決できますか?
    Red Hat Linux 7.3でARCserveITを使用してデータをバックアップできない場合、どうすれば解決できますか?
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Dell™ システム
アップデート情報
メモ、注意および警告
メモ: メモは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: 注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示し、
その危険を回避するための方法を説明しています。
警告: 警告は、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示します。
____________________
ここに記載されている内容は予告なく変更されることがあります。
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本書で使用されている商標について:DellDELL ロゴ、PowerEdge、および Dell OpenManage Dell Inc. の商標です。
Red Hat
Red Hat, Inc. の登録商標です。
Intel
Intel Corporation の登録商標です。Xeon Intel Corporation の商標で
す。
Novell
および
NetWare
Novell Corporation の登録商標です。
ARCserve
Computer Associates International, Inc.
の登録商標です。
本書では、必要に応じて上記記載以外の商標および会社名が使用されている場合がありますが、これらの商標や会社名は、
一切 Dell Inc. に所属するものではありません。
2004 7 P/N 0Y805 Rev. A04
アップデート情報 5-3
本書には、以下のトピックに関するシステムのアップデート情報が記載されています。
電力定格
NIC
の問題
SCSI
の問題と機能
RAID
コントローラ
Novell
®
NetWare
®
6.0
Red Hat
®
Linux
互換性に関する注意点
電力定格
AC 100
240 V
50/60 Hz
11.4 A
AC 200
240 V
50/60 Hz
5.0 A
NIC の問題
Intel
®
PRO/100 および PRO/1000 NIC の識別機能
Intel PROSet
ユーティリティには、
Intel
内蔵
NIC
LED
を点滅させる識別機能が含まれて
います。識別機能は、システムに取り付けられているあらゆる
Intel
アドイン
NIC
で機能し
ます。ただし、システムは、内蔵
NIC
の識別機能をサポートするのに必要なハードウェア
を装備していないため、この機能はシステムの
Intel PRO 100
および
PRO/1000
内蔵
NIC
は機能しません。
SCSI の問題と機能
混在モードの SCSI 構成の制限事項
(チャネル
A
ROMB
に、チャネル
B
SCSI
に設定されている)混在モードの構成では、
SCSI
ファームウェアではなく、
RAID
ファームウェアを使用します。
RAID
モードでは、
SCSI
テープドライブの設定を変更できません。これらの設定は、
SCSI
デバイスと自動的に
ネゴシエートされます。
5-4 アップデート情報
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SCSI セットアップ機能
SCSI
のオプション
ROM
を使用してチャネルを
4
つまで設定し、起動順序に含めることが
できます。
SCSI Configuration Utility
SCSI
設定ユーティリティ)で
4
つのチャネルを選
択します。
SCSI
設定ユーティリティは、
LSI SCSI
コントローラの
POST
実行中にプロンプト
が表示されたとき、
<Ctrl><A>
を押すと起動します。
チャネルは内蔵
LSI Ultra 320 SCSI
コントローラから追加することができますオペレーティン
グシステムがインストールされているハードドライブが、起動順序に含まれる
4
つのチャネ
ルの
1
つに設定されていることを確認します。
4
つの各チャネルの最初のデバイスが、セッ
トアップユーティリティのブートオプションとして追加されます。セットアップユーティリ
ティの使い方については、システムの『ユーザーズガイド』を参照してください。
RAID コントローラ
RAID コントローラの取り付け
Dell™ PowerEdge™ Expandable RAID Controller (PERC) 3/DC
および
PERC 3/QC
の各コン
トローラカードを
PCI-X
拡張スロット
2
5
に取り付けます。
PERC 3/DC
および
PERC
3/QC
コントローラカードはスロット
6
7
には取り付けないでください。新しい
133
MHz PCI-X
スロット(スロット
6
7
)には短いバス長とバスあたり
1
つのスロットが採
用されており、信号負荷が軽減されているため、従来の
PCI
技術の拡張カードを取り付け
ると過負荷になる可能性があります。
メモ: この場合の「過負荷」とは、電力負荷ではなく、信号負荷を指します。すべての PCI
スロットの電力は、同一の電源から均等に供給されます。
拡張カードの取り付けについては、『インストール
&
トラブルシューティングガイド』
を参照してください。
RAID コントローラの設定
注意: 誤って起動ドライブの ROMB コントローラの設定を変更すると、オペレーティングシ
ステムの設定が消去される可能性があります。
ROMB
が使用可能で
1
つまたは複数の
PERC 3/DC
または
PERC 3/QC RAID
コントローラを
システムに取り付ける場合、誤って起動ドライブの
ROMB
コントローラの設定を変更しな
いようにしてください。起動時に
<Ctrl><m>
を押して
RAID
コントローラにアクセスする
と、
ROMB
起動ドライブがデフォルトコントローラとして一覧に表示されます。論理ドラ
イブの設定を変更する場合は、必ず正しい
RAID
コントローラを選択するように注意して
ください。
アップデート情報 5-5
Novell NetWare 6.0
USB ドライバの問題
NetWare 6.0 Support Pack 1
を実行しているシステムで、
USB
キーボードが取り付けられ
ている場合、
reset server
コマンドを実行すると、システムがロックします。この問題
は、
Dell OpenManage Server Assistant CD
』に収録されているアップデートされた
UHC1DRV.NLM
ファイル(バージョン
1.01, December 12, 2001
以降)を使用すれば解決
します。
ERA/O カードの問題
NetWare 6.0 Support Pack 1
が、システムに取り付けられている
Embedded Remote
Access Option
ERA/O
)カードを認識しない場合があります。新しい拡張カードを追加す
ると、
NWDETECT.NLM
ファイルで新しいカードを設定しようとして、
ERA/O
カードが取
り付けられているシステムがロックする場合があります。
拡張カードを追加する前に、
NetWare 6.0 Support Pack 2
をインストールしてくださ
い。最新情報については、
Novell
Web
サイト
www.novell.com
を参照してください。
NWCONFIG.NLM
ファイル
v.3.40d, September 20, 2001
)を
NetWare 6.0 Support
Pack 2
NWCONFIG.NLM
ファイル(
v.3.40d, May 3, 2002
)にアップデートしま
す。最新情報については、
Novell
Web
サイト
www.novell.com
を参照してくだ
さい。
NWCONFIG.NLM
ファイルをアップデートするには、次の手順を実行します。
a
NetWare 6.0
のインストールが完了したら、ディレクトリ名
C:\NWSERVER\ NWCONFIG.NLM
C:\NWSERVER\NWCONFIG.OLD
に変更します。
b
Support Pack 2
\Startup
ディレクトリにある
NWCONFIG.NLM
C:\NWSERVER
にコピーします。
c
システムを再起動します。
ハイパースレッディング
ハイパースレッディングは、現在
NetWare 6.0
を実行しているシステムではサポートされ
ていません。
5-6 アップデート情報
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Red Hat Linux
Red Hat Linux 7.3 実行中のシステムでの ARCserve
®
IT の使い方
Red Hat Linux 7.3
を実行しているシステムでは、テープドライブが内蔵
SCSI
チャネル
B
接続されている場合、
ARCserve
IT
を使用してデータをバックアップすることはできませ
ん。
ARCserve
IT
を使用して
Red Hat Linux 7.3
を実行しているシステムでデータをバック
アップするには、テープドライブ
ID
を変更してシステム
ID
のコンフリクトを回避するか、
サポートされている
SCSI
コントローラカードにテープドライブを接続します。
テープドライブの
ID
番号を変更して、システム
ID
のコンフリクトを解決するには、次の
手順を実行します。
1
コマンドプロンプトで
insmod sg
と入力します。
2
more /proc/scsi/sg/device_hdr
と入力して、ヘッダを表示します。
3
more /proc/scsi/sg/devices
と入力して、上記ヘッダに対応する番号の複数の
行を表示します。
1
桁目にアダプタ番号が表示され、
3
桁目に
ID
番号が表示されます。
4
テープドライブ
ID
番号を現在使用されていない
ID
番号に変更します。
メモ: テープドライブのデバイスの ID 番号を物理的に変更するには、ジャンパまたはその
他のスイッチを使います。ID 番号の具体的な設定方法については、テープドライブに付属の
マニュアルを参照してください。
アップデート情報 5-7
互換性に関する注意点
プロセッサ
Intel Xeon™ 533 MHz FSB
Front-Side Bus
)マイクロプロセッサが最大
2
台搭載されたシ
ステム基板が使用できるようになりました。
533 MHz FSB
604
ピンのプロセッサで、
内部処理速度
2.0 GHz
以上に対応し、
512 KB
以上の内部キャッシュを搭載しています。
Xeon 400 MHz FSB
603
ピンのプロセッサです。
Xeon
400 MHz
533 MHz
のプロセッサを
1
つのシステムで同時に使用することはで
きません。両方のプロセッサを取り付けた場合、システムは起動せず、エラーメッセージ
も表示されません。この場合、両プロセッサには電力が供給されないのでプロセッサが破
損することはありません。
メモリ
PC 1600
DDR200
)メモリモジュールは、
Xeon 533 MHz FSB
プロセッサと互換性があり
ません。このプロセッサを搭載しているシステムにこれらのメモリモジュールを取り付け
ると、システムは
POST
を実行できなくなり、メモリ構成エラーを警告する
1-3-2
のビープ
コードが鳴ります。
システム BIOS のバージョン
Xeon 533 MHz FSB
プロセッサ搭載のシステムでは、バージョン
A04
以降のシステム
BIOS
を使用する必要があります。バージョン
A04
より前の
BIOS
は、このプロセッサと互換性
がありません。
5-8 アップデート情報
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