EC-E6000

Shimano EC-E6000, BT-E8014 ユーザーマニュアル

  • シマノEC-E6000充電器と対応バッテリーのユーザーマニュアルの内容を読みました。充電方法、安全上の注意、トラブルシューティングなどについてご質問があれば、お気軽にご相談ください。
  • 充電器のLEDランプが点滅するのはなぜですか?
    充電できない場合、どうすれば良いですか?
    バッテリーの充電可能な温度範囲は?
    バッテリーを完全に放電した場合はどうすれば良いですか?
製品改良のため、仕様の一部を予告なく変更することがあります。
UM-71C1B-002-JP
ご使用方法
充電器 (EC-E6000 日本仕様)
ユーザーマニュアルは以下にてご覧いただけます。
https://si.shimano.com
重要なお知らせ
ユーザーマニュアルに記載されていない自転車への取付け、調整などにつきましては購入された販売店ま
たは代理店へご相談ください。なお、自転車安全整備士、自転車技士など専門知識を有する方向けのディー
ラーマニュアルはウェブサイト(https://si.shimano.com)で公開しています。
製品の分解、改造は行わないでください。
安全のため、必ずこの「ユーザーマニュアル」をよくお読みの上、正しくご使用ください。
安全のために必ずお守りください
交換作業を必要とする事項は販売店または代理店へご相談ください。
液もれ、発熱、発火、破裂などによるやけどやけがを避けるため、下記の注意事項を必ずお守りください。
危 険
充電器を濡らさない。濡れた状態や内部に水があると火災・発火・発熱・感電の原因となります。
濡れた状態または濡れた手で触ったり持ったりしない。感電の原因となります。
充電器を布などで覆った状態で使用しない。熱がこもってケースが変形したり、火災・発火・発熱の原因
となります。
充電器を分解・改造しない。感電・けがの原因となります。
充電器は指定の電源電圧で使用する。指定以外の電源電圧を使用すると、火災・破壊・発煙・発熱・感電・
やけどの原因となります。
充電は当社指定のバッテリーと充電器の組合わせで行い、当
社指定の充電条件を守る。さもないと発熱、破裂、発火の原
因となります。
警 告
コンセントの抜き差しは必ず電源プラグを持つ。電源プラグを持たないと、火災・感電の原因となること
があります。下記の症状が見られた場合は使用をやめて、販売店に連絡してください。火災・感電の原因
となります。
*電源プラグが熱い、焦げ臭い、煙が出ている。
*電源プラグに接触不良がある。
雷が鳴り出したら、本機の金属部やACアダプターなどの電源プラグに触れない。落雷すると、感電の原因
になります。
コンセントや配線器具の定格を超える使い方や、交流100V以外での使用はしない。たこ足配線などで、
定格を超えると、発熱による火災の原因になります。
電源コード・プラグを破損するようなことはしない。(傷つけたり、加工したり、熱器具に近づけたり、無
理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったり、重い物を乗せたり、束ねたりしない。傷んだまま使用すると、
火災・感電・ショートの原因になります。
市販の海外旅行用電子変圧器(トラベルコンバーターは、充電器が故障することがありますので使用しな
いでください。
電源プラグは必ず根元まで、確実に差込んで使用する。火災の原因になります。
プラグの抜き差しは水に濡れた状態で行わない。感電のおそれがあります。もしプラグ内が濡れた場合に
は乾燥させた後に挿してください。
充電は水のかかる場所や湿気の多い場所、屋外では行わない。火災・発火・発熱・感電の原因となります。
所定充電時間を2時間超えてもなお、バッテリーを充電して
いる場合は、ただちにコンセントを抜いて、販売店へ相談す
る。発熱、破裂、発火の原因となります。
自転車にバッテリーを取付けた状態で充電する場合は、自転車を移動させないでください。充電器の電源
プラグがコンセントに根元まで差込まれていない状態になるおそれがあり、火災の原因になります。
ユーザーマニュアルはいつでも確認できる状態にしておく。
注 意
お手入れを行う際は電源プラグをコンセントから、および充電プラグをバッテリーから抜いて行ってくだ
さい。
バッテリー充電中は皮膚の同じ場所に長時間ふれさせない。充電中の温度は40~70℃になる場合があり、
低温やけどをするおそれがあります。
充電器およびアダプターが損傷していないか、特にコード
プラグおよび筐体を定期的に確認する。充電器およびアダプ
ターが損傷している場合、販売店または代理店の修理が完了
するまでは絶対に使用しないでください。
この製品は、安全責任を持つ人による監督や、製品の使用指
導のもとで使用してください。子供を含めて身体的、感覚的、
精神的能力が減少している人、または経験や知識のない人に
は使用させないでください。この製品のそばで子供を遊ばせ
ないでください。
充電器を使用する前に、充電器、バッテリー、およびバッテリーを使用している製品すべての取扱説明書
および警告マークをご確認ください。
使用上の注意
充電は、雨、風のあたらない屋内で実施してください。
バッテリーの充電可能な温度範囲は0℃~40℃です。範囲外の温度では充電器が作動せず、エラーを表示
します。(充電器のLEDランプが点滅します。)
屋外・多湿環境では使用しないでください。
本体を床などの埃っぽい場所に置いて使用しないでください。
本体を机などの安定した場所に置いて使用してください。
本体・ケーブルの上に物を置いて使用しないでください。また、カバーで覆ったりしないでください。
ケーブルを束ねて使用しないでください。
持ち運び時にはケーブルを持たずに本体を持ってください。
ケーブルおよび充電プラグに過度なテンションをかけないでください。
ケーブルの破損を防ぐため、保管時にケーブルを本体に巻き付けることは避けてください。
本体を洗浄、各種洗剤を使用した拭き取りは行わないでください。
この器具のそばで子供を遊ばせないでください。
自転車にバッテリーを取付けた状態で充電する場合は、充電器のコードに足などを引っかけないように気
をつけてください。けがおよび自転車の転倒による製品の破損に繋がるおそれがあります。
自転車にバッテリーを取付けたまま直接充電する場合は、以下のことに気をつけてください。
-
充電中はバッテリーホルダーからバッテリーを取り出さないでください。
-
充電器を取付けたまま走行しないでください。
充電完了後は必ず充電ポートのキャップを閉めてください。充電ポートに泥や埃などの異物が付着すると
充電プラグを差込めなくなるおそれがあります。
通常の使用において自然に生じた摩耗および品質の経年劣化は保証いたしません。
充電はバッテリー残量によらず自由に行なえますが、以下の場合、満充電まで一気に充電してください。
購入した状態ではバッテリーは満充電されていません。走行する前に必ず満充電まで充電してください。
バッテリーを完全に放電しきった際は、速やかに充電してください。そのまま放置した場合、バッテリーの
劣化が進行し、使用できなくなる場合があります。
長期間自転車に乗らない場合は、バッテリー残量が約70%の状態で自転車を保管してください。また完全
放電しないように半年に1度充電してください。
使用環境温度範囲外での使用は、動作しなかったり性能劣化の原因となりますので避けてください。
バッテリーの温度が高い場合、充電時間が長くなります。
SHIMANOSTEPSのユーザーマニュアルも合わせてお読みください。
主な仕様
入力 100VAC,2.5A,50/60Hz
出力 40VDC,4.4A/42VDC,4.0A
対応バッテリー
バッテリータイプ リチウムイオン
公称容量
SHIMANO
BT-E6010(日本仕様),BT-E8014(日本仕様):11.6Ah 
BT-E8010(日本仕様),BT-E8035(日本仕様),BT-E8035-L
(日本仕様):14Ah
BT-E8016(日本仕様),BT-E8036(日本仕様):17.5Ah
公称電圧 36V
各部の名称
充電プラグ
充電器
LEDランプ
EC-E6000
(日本仕様)
アダプター(別売)
SM-BTE60
SM-BTE80
充電の方法
バッテリー単体で充電する
充電する際は、バッテリーおよび充電器の向きを図のように配置してください。
*バッテリーはモデルにより充電ポートの向きが異なります。
(BT-E6010 / BT-E8035 / BT-E8035-L / BT-E8036)
1.充電器の充電プラグにアダプターを取付けます。
2.充電器の電源プラグをコンセントに差込みます。
3.アダプターをバッテリーの充電ポートに差込みます。
*
屋内の平坦な場所で充電してください。
充電プラグ
アダプター
SM-BTE60(別売)
(BT-E6010)
充電ポート
アダプター
SM-BTE60(別売)
バッテリー充電プラグ
アダプター
SM-BTE80(別売)
(BT-E8035 / BT-E8035-L / BT-E8036)
ラグ
ラグ
バッテリー
ート
アダプター
SM-BTE80(別売)
(BT-E8010 / BT-E8014 / BT-E8016)
1.充電器の電源プラグをコンセントに差込みます。
2.充電プラグをバッテリーの充電ポートに差込みます。
*
屋内の平坦な場所で充電してください。
(BT-E8010 / BT-E8014 / BT-E8016)
充電プラグ
バッテリー
充電ポート
自転車にバッテリーを取付けたまま充電する
1.充電器の電源プラグをコンセントに差込みます。
2.充電ポートに充電プラグを差込みます。
*
屋内の平坦な場所で充電してください。
*
充電器本体を地面などの安定した場所に置いて充電を行ってください。
*
自転車が転倒しないように安定させて充電を行ってください。
(BT-E6010)
充電ポート
充電プラグ
バッテリーホルダー
(BT-E8010 / BT-E8014 / BT-E8016)
充電ポート
充電プラグ
バッテリーホルダー
充電プラグ
充電ポート
(BT-E8035 / BT-E8035-L / BT-E8036)
サテライト充電ポートの位置はフレー
ム設計により異なります。
充電器LEDランプ
充電が開始されると、充電器のLEDランプが点灯します。
LEDランプ
充電器
点灯 充電中
点滅
充電エラー
消灯
バッテリー未接続
充電完了後1時間以上経過
エラー発生後1時間以上経過
下記の時間で充電が完了します。
所定充電時間
バッテリー バッテリー残量0%からの充電時間
BT-E6010,BT-E8014 約4時間
BT-E8010,BT-E8035,BT-E8035-L 約5時間
BT-E8016,BT-E8036 約5時間30分
トラブルシューティング
内容 原因/可能性 対策
充電できない。
充電器の電源プラグは確実に接続されて
いますか?
充電器の電源プラグを抜き差ししてか
ら、再度充電してください。
それでも充電出来ない場合は購入された
販売店にご相談ください。
充電器の充電プラグはバッテリーに確
実に差込んでありますか?
充電器の充電プラグを抜き差ししてか
ら、再度充電してください。
それでも充電出来ない場合は購入され
た販売店にご相談ください。
充電アダプターと充電プラグまたは充
電アダプターとバッテリーの充電ポー
トが確実に接続されていますか?
充電アダプターと充電プラグまたは充
電アダプターとバッテリーの充電ポー
トを確実に接続し、再度充電してくだ
さい。それでも充電出来ない場合は購
入された販売店にご相談ください。
充電器、充電アダプター、バッテリー
それぞれの接続端子が汚れていません
か?
接続端子をエタノールを含ませたウエ
スや綿棒などで清掃し、汚れを落とし
てから再度充電してください。
それでも充電出来ない場合は購入され
た販売店にご相談ください。
充電器を接続しても充
電中の状態にならな
い。
バッテリーの寿命の可能性があります。
バッテリーを新しいものに交換してくだ
さい。
バッテリーや充電器が
熱くなる。
バッテリーや充電器の温度が、使用温度
範囲を超えている可能性があります。
充電を中止し、しばらく経ってからもう
一度充電してください。周囲の環境によ
、モデルによっては表面温度が60℃
を超える可能性があります。充電後しば
らく経っても熱いままであったり、バッ
テリーが変形している場合は異常です
購入された販売店へご相談ください。
充電器が熱い。
連続で数個のバッテリーを充電すると充
電器は熱くなる場合があります。
間隔をあけて充電してください。
充電器のLEDが点灯し
ない。
充電器の充電プラグはバッテリーに確実
に差込んでありますか?
接続部に異物が付着していないかを確認
して、充電プラグを差込みなおしてくだ
さい。変化がない場合は購入された販売
店にご相談ください。
バッテリー残量は満充電されています
か?
バッテリーが満充電された場合、充電器
のLEDは消灯しますが異常ではありませ
ん。充電器の電源プラグを抜き差しして
から、再度充電してください。
それでも充電器のLEDが点灯しない場合
は購入された販売店にご相談ください。
バッテリーが抜けなく
なった。
購入された販売店へご相談ください。
バッテリーが差込めな
い。
購入された販売店へご相談ください。
バッテリーから液体が
出てきた。
ただちに使用を中止し、購入された販売
店へご相談ください。
異臭がする。
ただちに使用を中止し、購入された販売
店へご相談ください。
煙が出た。
ただちに使用を中止し、購入された販売
店へご相談ください。
サイクルコンピュー
ターが起動しない。
充電中ではありませんか?
自転車にバッテリーを取付けた状態で充
電中は、サイクルコンピューターの電源
をONにできません。充電を中止してく
ださい。またサイクルコンピューターが
起動している状態で充電を開始した場合
は、強制的に電源がOFFになります。
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