Casio YK-5 ケーブル 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
JE
YK-5シリアル変換ケーブルと市販のシリアルケーブル(ストレート)を使ってコンピューターとプロジェクターを接続すると、
コンピューターからプロジェクターを制御することができます。
ここで説明する操作を行う前にお使いになるプロジェクターに付属の説明書や、YK-5の「取扱説明書」をよくお読みの上、正し
くお使いください。
本書はお読みになった後も大切に保管してください。
本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります
本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤りなど、お気づきのことがありましたらご連絡
ください。
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コンピューターとプロジェクターを接続する
コンピューターとプロジェクターは、下図のように接続してください。
※コンピューターのシリアル端子の形状はD-Sub 9ピ(オス)が一般的ですが、異なる形状の場合もあります。コンピューター
と市販のシリアルケーブルの接続方法については、コンピューターに付属の説明書を参照してください。
制御コマンドを使う
コンピューターからプロジェクターを制御する際のコマンドについて説明します。
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zプロジェクターの機種によって有効なコマンドは異なります。プロジェクターの取扱説明書に記載されているメニュー
の項目やダイレクトキーで、有効な動作をご確認の上ご使用ください
例:「ランプ使用時間のリセット」は搭載していない機種があります。
コマンドの送信フォーマット
コマンド名と設定値について詳しくは、「コマンド一覧」をご覧ください。
コマンドはすべてASCII文字および10進数(整数)で記述してください。
プロジェクターが認識できないコマンドを送信した場合は、プロジェクターから“?”が返されます。
「設定値」以外を送ると無視されます。ただし、設定値で範囲を指定するコマンド(音量(VOL)など)の場合、範囲を超えたときは
最大値になります。
コマンドの送信は、先に送ったコマンドの処理をプロジェクターが完了するまで待つ必要があります。また、本体キーやリモ
コンキーを使ってプロジェクターを操作した場合も同様に、その操作による処理をプロジェクターが完了するのを待って、
マンドを送信することが必要です
コマンド一覧
プロジェクターの電源が入っていない時には、次の各機能以外の読み出し/書き込みはできません。
電源オン/オフ状態、読み出し
電源オン、書き込み
ランプ使用時間取得、読み出し
ランプ使用時間のリセット、書き込み(ランプ使用時間が2100時間を越えている場合に限る)
ブランク表示をオンにする操作、およびアスペクト比を変更する操作をコマンドによって実行するには、有効な信号がプロ
ジェクターに入力されている必要があります。
R読み出し可能、 W書き込み可能
カシオ データプロジェクター  RS-232C制御について
通信プロトコル コンピューターのシリアル端子を次のように設定します。
通信スピード 19200bps
データビット 8bit
パリティ なし
ストップビット 1bit
フロー制御 なし
読み出しコマンド データプロジェクターの現在の設定情報を読み出したいときに送信します
送信フォーマット (<コマンド名>?)
受信フォーマット (<当該コマンドの設定可能範囲>,<現在の設定値>)
コマンド送受信例 コンピューターから をプロジェクターに送信
4
がプロジェクターからコンピューターに返される
プロジェクター
市販のシリアルケーブル(ストレート)
コンピューター
丸形コネクター
シリアル端子(RS-232C)
YK-5 D-Sub 9ピン(メス) D-Sub 9ピン(オス)
シリアル端子
D-Sub 9ピン(メス)
(VOL ? )
(0-50,35)
書き込みコマンド データプロジェクターの制御(電源のオン/オフなどの制御)を実行したり、設定を書き込んだりした
いときに送信します。
送信フォーマット (<コマンド名><設定値>)
コマンド送信例 コンピューターから をプロジェクターに送信
4
プロジェクターの音量設定が0(ミュート)になる
機能 コマンド名 RW 設定値
電源オン/オフ電源オフ後にクールダウンが必要なプロジェクターの
場合、オフ後、オンするためにはクールダウンを待つ必
要があります。オン後、オフするためには1分以上待つ
必要があります。
P W R R W 0:オ , 1:オ
入力切換0入力ソースをCOMPUTER端子に切り替え、COMPUTER
端子の設定をRGBにします。
1:入力ソースをCOMPUTER端子に切り替え、COMPUTER
端子の設定をコンポーネントにします。
2:入力ソースをVideoに切り替えます。
5:入力ソースをUSBに切り替えます。この指定はUSB機能
付きの機種で、かつ、USBアプリケーションが起動済みの
場合に限り有効です。
6:入力ソースをCOMPUTER端子に切り替え、COMPUTER
端子の設定をAutoにします。
SRC RW 0RGB, 1:C o m p o n e n t ,
2:V i d e o , 5:U S B ,
6:A u t o(RGB/Component),
7:H D M I , 8Wireless
ブランク表示ブランク表示のオン/オフを切り替えます。 BLK RW 0オフ, 1オン
音量値を指定して音量を調節します。この設定は、現在プロジェクター
で投映中の入力ソース信号に対して行われます。
VOL RW 0-50(または0-30)
※1
カラーモードカラーモードを選択します。 PST RW 0プレゼンテーション,
1グラフィックス,
2シアター, 3スタンダード,
4黒板, 5ゲーム
アスペクト比アスペクト比を設定します ARZ RW 0:標 準 ※2, 116:9, 2:標 準 ※3,
3レターボックス, 4フル,
5リアル, 6:4 : 3
光学ズーム移動光学ズームを1ステップ分移動します。 OZM W 0移動しない,
1wide方向に1ステップ移動,
2tele方向に1ステップ移動
光学フォーカス移動光学フォーカスを1ステップ分移動します。 OFC W 0移動しない,
1near方向に1ステップ移動,
2far方向に1ステップ移動
ランプ使用時間取得ランプ点灯時間を取得します。 LMP R 0~  単位時間
ランプ使用時間リセットランプ点灯時間をリセットします。
ランプ使用時間が2100時間以上で電源がオフの場合にのみ有効です。
LRT W 0リセットしない,
1リセットする
※1 ご使用のプロジェクターにより範囲は異なります。
※2 入力ソースがRGBまたはHDMI(PC)の場合
※3 入力ソースがビデオ、コンポーネント、またはHDMI(DTV)の場合
(VOL 0 )
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