1.0 はじめに
1.1 適用範囲および目的
本製品は、可変速駆動システム搭載の TS 管状炉と合わせて使用することを を作り出します。電気炉
内に容器が取り付けられており、加工に備 えて対象の素 材が容 器内にセット されていることを前提として
います。可変速システムにより、加熱ソ ゙ー ン 内で容器を 314° 回転させて、振動運動を作り出します。
本機は、本取扱説明書に記載されている指示に従った上で必ず設置、作動、操作する必要がありま
す。しかるべき知識を有する者以外は、作業することはできません。
保守に関する作業内容については、カ ー ホ ゙ラ イ ト・ケ ゙ロ にお問い合わせいただき、別途『保守説明書』を入
手してください。
備考:本製品が、Carbolite Gero が定義している本来の目的以外に使用された場
合、本機に備え付けられている保護機能が働かなくなる可能性があります。
備考:本取扱説明書に記載されている指示をお守りいただけない場合、誤用となり、その結果、
Carbolite Gero が用意している一切の保証が受けられなくなります。
1.1.1 責任
お客様にはリスク評価を独自に行い、本機を使用して加工する素材が、必要とされる温度にまで安全に
加熱するのに適しており、こうした素材を取り扱う上で、安全対策が講じられていることを確認する責任が
あります。
l可燃性または爆発を引き起こしたり、可燃性ガスを生成する可能性がある素材の場合、こうした
反応に対処できるように特別に設計されている特殊な機器が備え付けられているケースを除き絶
対に加工しないでください。
l十分な通気性を確保し、加工時に放出される煙を排出するために排煙設備を備え付ける必要が
あります。
本製品は改造したり、本来の目的以外に使用することはできません。
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