TD-1DMK

Roland TD-1DMK, TD-1DMK/TD-1DMKX 取扱説明書

  • Roland TD-1 電子ドラムの取扱説明書の内容を理解しました。TD-1 のセットアップから高度な機能、練習方法まで、ご質問にお答えします。例えば、電源の入れ方、メトロノームの使い方、コーチモードの活用方法、パソコンとの接続方法など、何でもご質問ください。
  • TD-1の電源の入れ方と消し方は?
    メトロノームの鳴らし方とテンポ変更方法は?
    コーチ・モードで練習するには?
    ソングを再生するには?
    パッドの感度を変更するには?
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と
『使用上のご注意』『安全上のご注意』チラシと取扱説明書(P.12)
をよくお読みください。お読みになったあとは、すぐに見られるところ
に保管しておいてください。
© 2018 Roland Corporation
目次
ドラムについて知ろう .2
ドラム・セットの構成 ........................... 2
ドラム奏法の基本 .............................. 2
クイック・スタート.4
周辺機器の接続 ................................ 4
フロント・パネル .............................. 4
電源を入れる/切る ............................ 4
演奏する ..................................... 5
ドラム・キットを選ぶ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
メトロノームを鳴らす. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
練習する.6
コーチ・モードで練習する ....................... 6
ビートに合わせて正確に叩く ................. 6
リズムの変化に合わせて叩く ................. 6
テンポの変化に合わせて叩く ................. 7
身体でテンポを覚える. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
一定のテンポで叩き続ける ................... 7
右手と左手の叩く強さをそろえる .............. 8
時間を決めて練習する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
自分の演奏を録音して確認する ................ 8
ソングに合わせて演奏する ....................... 9
ソングを選ぶ ............................. 9
ソングを再生/停止する ..................... 9
パソコン/ iPad と接続する.9
詳細設定をする .10
パッドの感度を調節する .................... 10
パッドの種類を変更する .................... 10
MIDI ノート・ナンバーを変更する ............ 10
オート・オフの時間を変更する ............... 10
工場出荷時の設定に戻す ........................ 10
資料.........................................11
トラブルシューティング ........................ 11
主な仕様 .................................... 11
安全上のご注意 ............................... 12
使用上のご注意 ............................... 12
2
ラムに
・ド
バスドラムは、ドラムセットの中で最も大きなドラムです。
キック・ペダルを踏んで演奏します。
キック・ペダルは市販のものをお使いください。
スネア
ドラム・セットの中で音の中心となるドラムです。
ハイハト/ハイハ・ペ
2 枚のシンバルが上下対になっています。ハイハット・ペダル
を踏むことで、ハイハットのオープンやクローズが可能です。
本機では、シンバル・パッド 1 枚です。
タム(タム 1タム 2)
通常、バス・ドラムの上に設置します。
フロア・タム(タム 3)
バス・タムと呼ばれることもあります。床に設置します。
イド
リズムの基本的なビートを刻みます。通常右側に設置します。
ラッシ
ライドより小さなシンバルで、強いアクセントをつけるときに
使います。
ム・セトの
ドラム・セットの基本的な用語を説明します。
ィッ
ハイハット
ライド
スネア
タム
フロア・タム
ハイハット・ペダル
バス・ドラム
キック・ペダル
クラッシュ
V(例TD-1 Double Mesh Kit)
クラッシュ
ライド
ハイハット
タム 2
スネア
ハイハット・.
ペダル
タム 1
タム 3
キック・.
ペダル
ドラム.
音源
奏法の基本
ドラム・セットは、両手、両足を使って演奏します。
ここではスティックの持ちかたやペダルの踏みかたなどを紹介します。
ィッ
最も一般的な「マッチド・グリップ」を紹介します。
左手 右手
ペダルの踏みか
キック・ペダルには「ヒール・アップ奏法」と「ヒール・ダウ
ン奏法」の 2 種類の踏みかたがあります。
ールプ奏法
かかとを浮かせてペダル
を踏む奏法です。かかと
を上げた状態から脚全体
を落とすようにペダルを踏みます。脚全体の重みをペダルに掛
けることができるので、ヒール・ダウンより強い音が出しやす
くなります。ロックやポップスで多用されます。
ヒール・ダウン奏
かかとからつま先まで、
ペダルにべったりとつけ
て踏む奏法です。くるぶ
しの関節を使ってつま先でペダルを踏みます。繊細な音量のコ
ントロールがしやすく、ジャズやボサノバなどで多用されます。
ムについて知ろ
3
スネア
ッド ョット
パッドの打面を叩く、最も一般的な奏法です。
ット
ヘッド部とリム部を同時に叩きます。ヘッド・ショット時とは
異なる音色(リム音色)が鳴ります。
リム
リム・ショットに
適した範囲
バルの奏法
ット
シンバルの打面を叩く、最も一般的な奏法です。
ット
エッジ(シンバルの端)をスティックのショルダー部で叩く奏
法です。(図のエッジ・センサーの位置を叩きます。
エッジ・センサー
ハイハットでも、ボウ・ショット、エッジ・ショットが可
能です。
チョー
シンバルを叩いたあとにエッジ付近を手でチョークする(つか
む)と、音が止まります。
図のエッジ・センサーの位置を手でチョークしてください。
センサーのない部分をチョークしても音は止まりません。
エッジ・センサー
ハイハ
アコースティック・ドラムのハイハットは、2 枚のシンバルが
上下対になってスタンドにセットされています。ペダルを操作
して 2 枚のシンバルを開閉できます。ペダルを踏んだり、ス
ティックで叩いたり、いろいろな奏法ができます。
ペダルを踏み込むと 2 枚のシンバルが密着した状態(クローズ)
になります。ペダルを離すと 2 枚のシンバルが離れた状態(オー
プン)になります。
クロ
ハイハットペダルを強く踏み込んだ状態で、パッドをスティッ
クで叩きます。「チッ」と短い音になります。
フ・
ハイハット・ペダルを弱く踏んだ状態で、パッドをスティック
で叩きます。「チー」と少し長い音になります。
オープン
ハイハット・ペダルから完全に足を離した状態で、パッドをス
ティックで叩きます。叩くとハーフ・オープンよりさらに長い
音になります。
ット
スティックを使わずペダルだけを踏み込みます。クローズより
柔らかな短い音になります。タイトな音で、リズム・キープに
有用です。
ット
スティックを使わずペダルを蹴る要領で、踏み込まずにすぐに
足を離します。アコースティックのハイハットで 2 枚のシンバ
ルを瞬間的にぶつける状態です。オープンより柔らかな音で長
い音になります。
4
ート
フロン・パ
L
(電源)
電源をオン/オフします。
リュ
H
][
I
]ボタン
音量を 20 段階で調節できます。
ディス
ドラム・キット番号やメトロノームの
テンポなどを表示します。
源を入れる
1.
接続しているアンプ内蔵スピーカーの音量を最小にし
ます。
2.
L
(電源)ボタンを押します。
本機の電源が入ります。
3.
接続しているアンプ内蔵スピーカーの電源を入れ、音量
を調節します。
4.
ボリューム[
H
][
I
]ボタンで
音量を調節します。
源を切る
1.
接続している外部機器の音量を最小にします。
2.
外部機器の電源を切ります。
3.
L
(電源)ボタンを長押しします。
本機の電源が切れます。
必ず[
L
(電源)ボタンを押して、電源を切るようにして
ください。
源を入切る
(メーム)ボタ
メトロノームを鳴らします。テンポに
合わせてボタンが点滅します。
[−][+]
ディスプレイに表示されている値を変
更します。一方を押しながら他方を押
すと、値が速く増減します。
[Select](セン、.
ード
[Select]ボタンを押すたびに、4
つのモード(Drums、Tempo、
Coach、Song)が切り替わり、対応
するランプが点灯します。
タップ・テンポ機能
[Select]ボタンを押しながらパッド
を叩くと、叩いた間隔でテンポを設定
できます。
周辺機器の接続
他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
TD-1
DC.IN 端子
付属の AC アダプターを
接続します。
AC アダプターは、イン
ジケーターのある面が上
になるように設置してく
ださい。
AC アダプターをコンセ
ントに接続すると、イ
ンジケーターが点灯し
ます。
MIX.IN 端子.
テレ
オーディオ・プレー
ヤーなどを接続する
と、曲に合わせて演奏
を楽しむことができ
ます。
OUTPUT/PHONES
端子
音を出力します。アンプ内蔵
スピーカー(別売)またはヘッ
ドホン(別売)を接続します。
USB.COMPUTER
端子
P.9 をご覧ください。
インジケーター
ート
5
する
ドラムは叩けば音が出る、誰にでも簡単に始められる楽しい楽
器です。内蔵されているさまざまな音色で、ドラムの演奏を始
めてみましょう。
ラム・キ
「ドラム・キット」とは、「音色を集めたセット」のことです。
それぞれのパッドに音色が割り当てられています。
パッドによっては、叩く強さで音色が変わるものもあります。
1.
[Select]ボタンで、Drums(ドラム)モードを選びます。
電源投入時は、Drums モードが選ばれています。
ディスプレイに、ドラム・キット番号が表示されます。
2.
[−][+]ボタンを押して、ドラムキットを選びます。
ドラム・キットのリストについては、巻末をご覧ください。
3.
パッドを叩いて演奏します。
メト
メトロノームを鳴らしながらドラムを演奏することができま
す。一定のテンポで演奏するための練習に便利です。
1.
[Select]ボタンで、Tempo(テンポ)モードを選びます。
ディスプレイにメトロノームのテンポが表示されます。
2.
(メトロノーム)ボタンを押します。
メトロノームがオンになり、メトロノームのテンポに合わせて
ボタンが点滅します。
Drums モードでも、 (メトロノーム)ボタンを押して、
メトロノームを鳴らすことができます。
3.
[−][+]ボタンを押して、テンポを変更します。
タップ・テンポ機能(P.4)でテンポを設定することも
できます。
4.
もう一度[ (メトロノーム)ボタンを押すと、メト
ロノームがオフになります。
メト
1.
Tempo モードで、 (メトロノーム)ボタンを
長押しします。
メトロノームが鳴ります。
2.
[Select]ボタンで変更する項目(パラメーター)
を選び、[ー][+]ボタンで値を変更します。
パラメーター 表示 説明
拍子
b 1
(1 拍子)〜
b g
(9 拍子)
拍子を設定します。
リズム・タイプ
r 0
(全音符)
リズム・タイプを設定
します。
r 4
(4 分音符)
r 8
(8 分音符)
r83
(8 3 連符)
r16
(16 分音符)
音量
L 0
L10
音量を設定します。
音色
S 1
S 8
音色を設定します。
3.
(メトロノーム)ボタンを押して、設定を終了
します。
Auto.O󰮏 機能について
本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自
動的に電源が切れます(Auto O󰮏 機能)。自動的に電源
が切れないようにするには、Auto O󰮏 機能を解除してく
ださい(P.10)
ご注意 !
電源を再びオンにするときは、電源を入れ直してくだ
さい(P.10)。
6
する
ード
本機には、練習の効果を最大限に引き出すために用意された、
ユニークな「コーチ・モード」があります。スピードのコント
ロール能力や、精度、持久力を鍛えるとともに、タイミングを
うまくとる練習に大変適しています。
ーを選
1.
[Select]ボタンで、Coach(コーチ)モードを選びます。
コーチ・モードのメニュー画面が表示されます。
2.
[ー][+]ボタンを押して、練習メニュー C-1 C10
を選びます。
練習メニューの内容については、次項をご覧ください。
ビー合わせて正確に
C-1
Time Check(Easy)
C-2
Time Check(Hard)
メトロノームのビートに合わせて、正確にタイミングよく叩く
練習をします。
C-1 C-2 では、難易度(Easy:簡単、Hard:難しい)が異
なります。
1.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習をスタート
します。
スタートすると 2 小節のカウント・インが入ります。
2.
メトロノームに合わせて
パッドを叩きます。
パッドを叩いたタイミング
が、メトロノームに合ってい
るかどうかを、ディスプレイ
に表示します。
練習中でも[-][+]ボ
タンを押して、テンポを
調節することができます。
3.
練習が自動的に終了し、ディスプレイに点数が表示され
ます。
採点機能を「OFF」にしている場合は、 (メトロノーム)
ボタンを押して終了します。コーチ・モードのメニュー画面に
戻ります。
採点す小節数を変更する
Time Check の結果を採点するまでの、小節数を変更す
ることができます。
また、採点結果を表示しないようにすることもできます。
1.
(メトロノーム)ボタンを長押しします。
2.
[ー][+]ボタンで、値を変更します。
表示 説明
OFF
採点しません。
4
8
16
32
採点の結果がディスプレイに表示されます。
採点する小節数を設定します。
スタートすると 2 小節のカウント・イン
が入ります。
3.
(メトロノーム)ボタンを押します。
ズムの変に合わせて叩
C-3
Change-up
メトロノームのリズム・タイプが 2 小節ごとに変化していきま
す。2 分音符から始まって徐々に音符が細かくなっていき、ま
2 分音符まで戻るというリズムの変化を繰り返します。
1.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習をスタート
します。
2.
メトロノームのリズムに合わせて、パッドを叩きます。
練習中はディスプレイにテンポが表示されます。
練習中でも[-][+]ボタンを押して、テンポを調節する
ことができます。
3.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習を終了します。
コーチ・モードのメニュー画面に戻ります。
ジャスト・タイミング
遅れぎみ
走りぎみ
ズム変のパターンを変更する
1.
(メトロノーム)ボタンを長押しします。
2.
[ー][+]ボタンで、値を変更します。
表示 リズム・パターン
r-5
r-6
r-7
3.
(メトロノーム)ボタンを押します。
する
7
の変化に合わせて叩
C-4
Auto Up Down
テンポを徐々に上げ下げすることで、持久力を高める練習をし
ます。メトロノームのテンポが下限値から 1 ずつ上がっていき、
テンポの上限値になると、テンポが 1 ずつ下がります。このテ
ンポ変化を繰り返します。
1.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習をスタート
します。
2.
メトロノームのテンポに合わせて、パッドを叩きます。
練習中に[-]ボタンを押すと、現在のテンポがテンポ上限値
となり、[+]ボタンを押すとテンポ上限値が 260 に戻ります。
3.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習を終了します。
コーチ・モードのメニュー画面に戻ります。
ポが変わる拍数を変更す
1.
(メトロノーム)ボタンを長押しします。
2.
[ー][+]ボタンで、値を変更します。
表示 説明
b-1
1 拍でテンポが 1 上がり/下がります。
b-2
2 拍でテンポが 1 上がり/下がります。
b-4
4 拍でテンポが 1 上がり/下がります。
3.
(メトロノーム)ボタンを押します。
テンえる
C-5
Quiet Count
身体でテンポを覚えるための練習です。最初の 4 小節はメトロ
ノームが鳴りますが、次の 4 小節は鳴りません。この周期を繰
り返します。
1.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習をスタート
します。
2.
メトロノームのテンポに合わせて、パッドを叩きます。
最初の数小節はメトロノームが鳴ります。
次の数小節は、メトロノームが鳴りません。この間もパッ
ドを叩き続けます。
再びメトロノームが鳴り始めます。正確なテンポで叩いた
割合(%)がディスプレイに表示されます。
練習中でも[-][+]ボタンを押して、テンポを調節する
ことができます。
3.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習を終了します。
コーチ・モードのメニュー画面に戻ります。
ーム音量周期を変更する
1.
(メトロノーム)ボタンを長押しします。
2.
[ー][+]ボタンで、値を変更します。
表示 説明
n-1
1 小節間隔でメトロノームの音量が変化します。
n-2
2 小節間隔でメトロノームの音量が変化します。
n-4
4 小節間隔でメトロノームの音量が変化します。
n31
最初の 3 小節は設定された音量でメトロノームが鳴り、
次の 1 小節は音量が小さくなります。
n62
最初の 6 小節は設定された音量でメトロノームが鳴り、
次の 2 小節は音量が小さくなります。
3.
(メトロノーム)ボタンを押します。
のテポで叩き続ける
C-6
Tempo Check(Easy)
C-7
Tempo Check(Hard)
メトロノームに頼らず、一定のテンポを保ちながら叩く練習
です。
C-6 C-7 では、難易度(Easy:簡単、Hard:難しい)が異
なります。
1.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習をスタート
します。
2.
メトロノームのテンポに合わせ
て、パッドを叩きます。
一定のテンポを保つようにパッドを叩
きます。
正確なテンポで叩くと、メトロノー
ムの音が小さくなります。
パッドを叩くテンポがズレてくる
と、メトロノームの音が大きくなっ
てきます。ズレが大きいほど、メトロノームの音が大きく
なります。メトロノームのテンポに合わせて、パッドを叩
くタイミングを修正します。
練習中でも[-][+]ボタンを押して、テンポを調節する
ことができます。
叩くテンポが大きくズレると、テンポのズレを正確に判定
できないことがあります。
3.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習を終了します。
コーチ・モードのメニュー画面に戻ります。
正確
ズレが大きい
する
8
右手左手の叩をそ
C-8
Stroke Balance
右手と左手の音量のばらつきを抑え、音の粒をそろえる練習で
す。ディスプレイの表示で、叩く強さを確かめることができ
ます。
1.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習をスタート
します。
2.
メトロノームに合わせて、パッドを叩き
ます。
パッドを叩く強さが、ディスプレイに表示さ
れます。
練習中でも[ー][+]ボタンを押して、
テンポを変えることができます。
3.
(メトロノーム)ボタンを押して、
練習を終了します。
コーチ・モードのメニュー画面に戻ります。
間を決めて練
C-g
Timer
設定時間後にアラーム音でお知らせします。毎日の基礎練習な
どで目標時間を設定できます。初期値は 3 分です。
1.
(メトロノーム)ボタンを押して、練習をスタート
します。
タイマーがスタートします。
2.
メトロノームに合わせて、自由に練習します。
ディスプレイに、残り時間の目安が表示されます。
残り約 3
タイマー動作中は
点滅します。
設定時間後、アラーム音が鳴り、メトロノームが停止します。
コーチ・モードのメニュー画面に戻ります。
練習中でも[ー][+]ボタンを押して、テンポを変えるこ
とができます。
途中でタイマーを止めるには、もう一度
(メトロノーム)
ボタンを押します。
[Select]ボタンでほかのモードを選んでも、タイマーは動
き続けます。
時間を変更する
1.
(メトロノーム)ボタンを長押しします。
2.
[ー][+]ボタンで値を変更します。
設定値:1 99 分(
t 1
tgg
3.
(メトロノーム)ボタンを押します。
自分の演奏録音て確認す
C10
Recording
自分の演奏を簡単に録音できます。録音したものをすぐに確認
し、再び練習するといった繰り返しに便利な機能です。
する
1.
(メトロノーム)ボタンを押します。
メトロノームが鳴り、録音スタンバイ状態になります。
ディスプレイにはテンポが表示されます。
[ー][+]ボタンでテンポを変更できます。
2.
パッドを叩くと、録音をスタートします。
録音中は、常にメトロノームが鳴ります。
MIX IN 端子に入力した音声は録音されません。
3.
録音を終了するには、 (メトロノーム)ボタンをも
う一度押します。
する
1.
[+]ボタンを押して、録音したデータを再生します。
再生が終了すると、自動的に停止します。
2.
再生を停止するときは、[−]ボタンを押します。
叩く強さ
強い
弱い
ン/ iPad 接続す
9
グに合わせて演奏
本機には、練習に最適な曲(ソング)が内蔵されています。
グを選
1.
[Select]ボタンで、Song(ソング)モードを選びます。
2.
[ー][+]ボタンを押して、ソングを選びます。
ソングのリストについては、巻末をご覧ください。
グを再生/停止す
1.
(メトロノーム)ボタンを押して、ソングを再生し
ます。
スタートすると 1 小節のカウント・インが入ります。
ソングのテンポを変更することはできません。
2.
ソングを停止するときは、もう一度 (メトロノーム)
ボタンを押します。
ロノムを鳴らさないよにする
メトロノームを鳴らさずに、ソングを再生して練習する
ことができます。
1.
(メトロノーム)ボタンを長押しします。
2.
[ー][+]ボタンで、ディスプレイに
OFF
を表示
させます。
メトロノームを鳴らしたいときは、
On
を表示させ
ます。
3.
(メトロノーム)ボタンを押します。
iPad 接続
本機を、お手持ちのパソコンや iPad と接続して、V-Drums Tutor などのアプリと連携することができます。
ソコンと
ドライバーのインストールは必要ありません。
TD-1
USB ケーブル
(別売)
iPad 接続す
接続には、Apple Lightning-USB カメラアダプタ(Apple
社製)が必要です。
USB ケーブル
(別売)
Apple.Lightning-USB..
カメラアダプタ(別売)
TD-1
V-DrumsTutor とは?
V-Drums Tutor(別売)は、簡単に、楽しく、効果的にドラムが練習できるローランド V-Drums 専用のドラム練習ソフトです。
パソコン/ iPad の音を音源モジュールから再生するには、パソコン/ iPad のオーディオ
出力と本機の MIX IN 端子を、市販のオーディオ・ケーブルで接続します。
10
詳細設定
1.
[Select]ボタンで、Drums モードを選びます。
2.
(メトロノーム)ボタンを長押しします。
モード表示ランプが点滅します。
度を調節する
3.
[Select]ボタンで、Drums を点滅させます。
4.
感度を変更したいパッドまたはキック・ペダルを鳴らし
ます。
5.
[ー][+]ボタンで、感度を調節します。
感度の値がディスプレイに表示されます。
値を大きくすると感度が高くなり、弱く叩いても大きな音で鳴
ります。値を小さくすると、感度が低くなり、強く叩いても小
さな音で鳴ります。
6.
(メトロノーム)ボタンを押して、設定を終了します。
類を変更する
別売のキックトリガーや、メッシュパッドを使うときは、パッ
ドの種類を変更します。
3.
[Select]ボタンで、Tempo を点滅させます。
4.
キック・ペダルまたはスネア・パッドを鳴らします。
5.
[ー][+]ボタンで、種類を変更します。
表示 パッドの種類
キック・ペダル
1
(TD-1 初期値)
2
KD-9
3
KT-9、KT-10
スネア・パッド
S 1
(TD-1K 初期値)
S 2
PDX-8、PDX-6
6.
(メトロノーム)ボタンを押して、設定を終了します。
MIDI バーを変更す
3.
[Select]ボタンで、Coach を点滅させます。
4.
ノート・ナンバーを変更したいパッドを鳴らします。
ディスプレイにノート・ナンバーが表示されます。
5.
[ー][+]ボタンで、設定値を変更します。
設定値:0 127、OFF
6.
(メトロノーム)ボタンを押して、設定を終了します。
ノート・ナンバー(初期値)
パッド ノート・ナンバー
KIK 36
SNR(ヘッド) 38
SNR(リム) 40
T1 48
T2 45
パッド ノート・ナンバー
T3 43
HH オープン(ボウ) 46 *a
HH オープン(エッジ) 26 *b
HH クローズ(ボウ) (42) *a-4
HH クローズ(エッジ) (22) *b-4
HH フット・クローズ (44) *a-2
CR1(ボウ) 49
CR1(エッジ) 55
CR2(ボウ) 57
CR2(エッジ) 52
RD(ボウ) 51
RD(エッジ) 59
MIDI チャンネル:10
本機は MIDI メッセージを受信しません。
オーフの時間を変
本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると、自動的
に電源が切れます(オート・オフ機能)。電源をオンにすると
きは、もう一度電源を入れてください。
自動的に電源が切れないようにすることもできます。
3.
[Select]ボタンで、Song を点滅させます。
4.
[ー][+]ボタンで、時間を変更します。
表示 説明
OFF
電源は自動的に切れません。
10
10 分経過すると、自動的に電源が切れます。
30
30 分経過すると、自動的に電源が切れます。
240
4 時間経過すると、自動的に電源が切れます。
5.
(メトロノーム)ボタンを押して、設定を終了します。
工場出荷時の設定戻す
本機に記憶されている設定値を、工場出荷時の状態に戻します。
これをファクトリー・リセットと呼びます。
ご注意!
ファクトリー・リセットを実行すると、本機に記憶されて
いる設定値はすべて消去されます。
1.
[−][+]ボタンを押しながら、
L
(電源)ボタンを
押して電源を入れます。
ディスプレイに、下記のように表示されます。
2.
ファクトリー・リセットを実行するときは、 (メト
ロノーム)ボタンを押します。
中止するときは、
L
(電源)ボタンを押して電源を切ります。
11
資料
ティン
主な仕様
ローランド.TD-1:ドラム・サウンド・モジュール
ドラム・キット 15
ソング 15
ディスプレイ 7 セグメント 3 桁(LED)
インターフェース USB MIDI(送信のみ)
電源 AC アダプター
消費電流 150mA
外形寸法 106(幅)×43(奥行)×181(高さ)mm
質量.
(AC アダプターを除く)
236g
付属品
取扱説明書
『安全上のご注意』チラシ
AC アダプター
電源コード
本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。最新情報についてはロー
ランド・ホームページをご覧ください。
症状 確認事項 対策
音に関するトラブル
音が出ない/音が小さい
本機と外部機器を正しく接続していますか?
接続を確認してください。
アンプ内蔵スピーカーの入力端子に正しく接続していますか?
OUTPUT/PHONES 端子に接続ケーブルが正しく接続されていま
すか?
オーディオ・ケーブルが断線していませんか? ケーブルを交換してください。
ヘッドホンから音が出ていますか?
音が出るようであれば、接続ケーブルが断線しているか、接続
しているアンプやスピーカーに原因があります。接続している
機器や接続を確認してください。
本機の音量が下がっていませんか?
適正なレベルに調節してください。
接続しているアンプやスピーカーのボリュームが下がっていませ
んか?
MIX IN 端子に接続した機器のボリュームは下がっていませんか?
TRIGGER INPUT 端子に接続ケーブルが正しく接続されていま
すか?
接続を確認してください。
特定のパッドの音が出ない
各パッドやペダルにケーブルが正しく接続されていますか?
パッドの感度が下がっていませんか? パッドの感度を調節してください。
パッドの種類は正しく設定されていますか? パッドの種類を設定してください。
キック・ペダルを踏んでも音
が出ない
キック・パッドに KIK のラベルのあるケーブルが接続されていま
すか?
接続を確認してください。
ハイハット・ペダルを踏んで
も音が出ない
ハイハット・ペダルに HHC のラベルのあるケーブルが接続され
ていますか?
ハイハットがクローズしきら
ない
ハイハット・コントロール・ペダルにスプリングが 2 個取り付け
られていますか?
スプリングが 2 個取り付けられている場合、1 つを取りはずす
ことでフィーリングを軽くすることができます。ただし、騒音
や振動は大きくなります。
スプリングの取りはずしかたについては、セットアップ・ガイ
ド「ハイハット・コントロール・ペダルを調節する」をご覧く
ださい。
フット・クローズの音が小さい
フット・スプラッシュを鳴ら
しにくい
パッドを叩くと、ほかのパッ
ドの音も鳴ってしまう
同じスタンドに複数のパッドを取り付けた場合、叩いた振動がほ
かのパッドにも伝わり、誤発音することがあります。
取り付け位置を変更してください。
1 度叩くと、2 回以上音が鳴る スタンドにしっかりと固定していますか? パッドをスタンドにしっかりと固定してください。
音の鳴りかたが不安定 パッドのメッシュ・ヘッドは均一に張られていますか?
メッシュ・ヘッドの張り具合を調節してください。
張りをやや強くすると鳴りかたが安定します。
USB に関するトラブル
パソコンと接続できない USB ケーブルは正しく接続されていますか? 接続を確認してください。
MIDI に関するトラブル
外部 MIDI 機器の音が出ない
MIDI チャンネルは合っていますか? 外部 MIDI 機器の MIDI チャンネルを 10 に設定してください。
ノート・ナンバーは合っていますか? パッドのノート・ナンバーを確認してください。
12
.警告
付属の AC アダプターを AC100V で使用する
AC アダプターは、必ず付属のものを、AC100V の電源で使用し
てください。
付属の電源コードを使用する
電源コードは、必ず付属のものを使用してください。また、付属の
電源コードを他の製品に使用しないでください。
ローランド株式会社
431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1
安全上のご注意
.警告
Auto.O󰮏 機能について
本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源
が切れます(Auto O󰮏 機能)。自動的に電源が切れないようにする
には、Auto O󰮏 機能を解除してください(P.10)
使用上のご注意
修理について
修理を依頼されるときは、事前に記憶内容をバックアップするか、メモし
ておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っ
ておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあ
ります。失われた記憶内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願い
ます。
当社では、本機の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部
品)を、製造打切後 6 年間保有しています。この部品保有期間を修理可
能の期間とさせていただきます。なお、保有期間を過ぎたあとでも、故障
箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、またはロー
ランドお客様相談センターにご相談ください。
その他の注意について
記憶した内容は、機器の故障や誤った操作などによって失われることがあ
ります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップしてお
いてください。
失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
抵抗入りの接続ケーブルは使用しないでください。
知的財産権について
第三者の著作物(音楽作品、映像作品、放送、実演、その他)の一部また
は全部を、権利者に無断で録音、録画、複製あるいは改変し、配布、販売、
貸与、上演、放送などを行うことは法律で禁じられています。
第三者の著作権を侵害する恐れのある用途に、本製品を使用しないでくだ
さい。お客様が本製品を用いて他者の著作権を侵害しても、当社は一切責
任を負いません。
製品に内蔵、付属されたコンテンツ(音色波形データ、スタイルデータ、
伴奏パターン、フレーズデータ、オーディオループ、画像データなど)
の著作権は当社が保有しています。
製品に内蔵、付属されたコンテンツ(ただしデモ曲などの楽曲データは除
く)を素材として、お客様が新たな作品を制作、演奏、録音、配布をする
ことに関しては、当社の許諾を必要としません。
製品に内蔵、付属されたコンテンツを、そのまま、もしくは酷似した形態
で取り出し、別の記録媒体に固定して配布したり、コンピューター・ネッ
トワークを通じて公開したりすることはできません。
Roland、V-Drums は、日本国およびその他の国におけるローランド株式
会社の登録商標または商標です。
文中記載の会社名および製品名などは、各社の登録商標または商標です。
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