Hilti TE 1500-AVR 取扱説明書

  • Hilti TE 1500-AVRハンマーの取扱説明書の内容を理解しました。 この機器に関するご質問にお答えします。安全上の注意、使用方法、メンテナンス方法など、文書に記載されている情報に基づいてご質問にお答えします。
  • TE 1500-AVRの安全上の注意事項は何ですか?
    TE 1500-AVRのメンテナンス方法を教えてください。
    TE 1500-AVRを使用する際の注意事項はありますか?
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1 文書について
1.1 本書について
ご使用前に本書をすべてお読みください。このことは、安全な作業と問題のない取扱いのための前提条
件となります。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください
取扱説明書は常に製品とともに保管し、他の人が使用する場合には、製品と取扱説明書を一緒にお渡し
ください。
1.2 記号の説明
1.2.1 警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。記号と組み合わせて以下の注意喚起語が
使用されています
危険! この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使わ
れます。
警告事項! この表記は、重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために
使われます。
注意! この表記は、軽傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。
1.2.2 本書の記号
本書では、以下の記号が使用されています
使用前に取扱説明書をお読みください
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
1.2.3 図中の記号
図中では以下の記号が使用されています
この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています
付番は図中の作業手順の順序に対応していて本文の作業手順とは一致しない場合がありま
概要図には項目番号が付されていて、製品概要クションの凡例の番号に対応しています
この記号は、製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。
1.3 記号の説明
1.3.1 製品に表示されている記号
製品には以下の記号が使用されています
ハツリ作業
チゼル角度調整
無負荷回転数
電気絶縁保護クラス II(二重絶縁)
1.4 製品情報
Hilti の製品はプロ仕様で製作されており、本体の使用、保守、修理を行うのは、定を受けトレーニングさ
れた人のみに限りますこれらの人は、遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。
製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、あるいは規定外の使用は危険です。
機種名および製造番号は銘板に表示されています。
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製造番号を以下の表に書き写しておいてください。ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせ
の際には、製品データが必要になります。
製品データ
電動ハツリ機 TE 1500AVR
製品世代 01
製造番号
1.5 適合宣言
当社は、単独の責任において本書で説明している製品が有効な基準と標準規格に適合していることを宣言し
ます。適合宣言書の複写は本書の末尾にあります。
技術資料は本書の後続の頁に記載されていま
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
2 安全
2.1 電動工具の一般安全注意事項
警告事項 安全上の注意および指示事項をすべてお読みください。これらを守らないと、感電、火災およ
び/または重傷事故の危険があります。
安全上の注意および指示事項が書かれた説明書はすべて大切に保管してください。
安全上の注意で使用する用語「電動工具」とは、お手持ちの電動ツール(電源コード使用)およびバッテリー
ツール(コードレス)指します。
作業環境に関する安
作業場はきれいに保ち、十分に明るくしてください。ちらかった暗い場所での作業は事故を起こす恐
があります。
爆発の危険性のある環境(可燃性液体、スおよび粉じんのある場所)では電動工具を使用しないでく
ださい。電動工具から火花が飛散し、粉じんや揮発性ガスに引火する恐れがあります。
動工具の使用子供や無関係を作業場へ近けないでくだい。中に気がそられると、
本体のコントロールを失ってしまう恐れがあります。
電気に関する安全注意事項
電動工具の接続プラグは電源コンセントにきちんと適合しなければなりません。プラグは絶対に変更し
ないでください。アースした電動工具と一緒にアダプタープラグを使用しないでください。オリジナル
のプラグと適切なコンセントを使用することにより、感電の危険を小さくすることができます。
パイプ、ジエーター、電子レンジ、冷蔵庫などのアースされた面に体の一部が触れないようにしてく
ださい。体が触れると感電の危険が大きくなります。
電動工具を雨や湿気から保護してください。電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
電動工具を持ち運んだり、吊り下げたり、コンセントからプラグを抜いたりするときは必ず本体を持
ち、電源コードを持ったり引っ張ったりしないでください。電源コードを火気オイル、鋭利な刃物、
本体の可動部等に触れる場所に置かないでください。コードが損傷したり絡まったりしていると、感電
の危険が大きくなります。
屋外工事の場合には、屋外専用の延長コードのみを使用してください。屋外専用の延長コードを使用
ると、感電の危険が小さくなります。
湿った場所で電動工具を作動させる必要がある場合は、漏電遮断器を使用してください。漏電遮断器
使用すると、感電の危険が小さくなります。
作業者に関する安全
電動工具を使用の際には油断せずに十分注意し、常識をもった作業をおこなってください。疲れてい
る場合、薬物、医薬品服用およびアルコール飲用による影響下にある場合には電動工具を使用しないで
ください。 電動工具使用中の一瞬の不注意が重傷の原因となることがあります。
個人用保護具および保護メガネを常に着用してください。けがに備え、電動工具の使用状況に応じた
じんマスク、耐滑性の安全靴、ヘルメット、耳栓などの個人用保護具を着用してください。
電動工具の不意な始動は避けてください電動工具を電源および/またはバッテリーに接続する前や本
体を持ち上げたり運んだりする前に、本体がオフになっていることを必ず確認してください。オン/オ
フスイッチが入っている状態で電動工具のスイッチに指を掛けたまま運んだり、電源に接続したりする
と、事故の原因となる恐れがあります。
電動工具のスイッチを入れる前に、必ず調節キーやレンチを取り外してください。調節キーやレンチ
本体の回転部に装着されたままでは、けがの原因となる恐れがあります。
作業中は不安定な姿勢をとらないでください。足元を安定させ、常にバランスを保つようにしてくださ
い。これにより、万一電動工具が異常状況に陥った場合にも、適切な対応が可能となります。
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作業に適した作業着を着用してください。だぶだぶの衣服や装身具を着用しないでください。髪、衣服、
手袋を本体の可動部に近づけないでください。だぶだぶの衣服、装身具長い髪が可動部に巻き込まれ
る恐れがあります。
吸じんシステムの接続が可能な場合には、これらのシステムが適切に接続使用されていることを確認
してください。吸じんシステムを利用することにより、粉じん公害を防げます。
電動工具の使用および取扱い
無理のある使用を避けてください。作業用途に適した電動工具を使用してください。適切な電動工具
使用により、能率よくスムーズかつ安全な作業が行えます。
スイッチに支障がある場合には電動工具を使用しないでください。スイッチで始動および停止操作
できない電動工具は危険ですので、修理が必要です。
体の設定やアクセサリーの交換を行う前や本体を保管する前には電源プラグをコンセントから抜く
か、バッテリーを取り外してください。この安全処置により、電動工具の不意の始動を防止することが
できます。
電動工具をご使用にならない場合には、子供の手の届かない場所に保管してください。電動工具に関す
る知識のない方、本説明書をお読みでない方による本体のご使用はお避けください未経験者による電
動工具の使用は危険です。
電動工具は慎重に手入れしてください。可動部分が引っ掛かりなく正常に作動しているか、電動工具の
運転に影響を及ぼす各部分が破損・損傷していないかを確認してください。電動工具を再度ご使用にな
る前に、損傷部分の修理を依頼してください発生事故の多くは保守管理の不十分な電動工具の使用が
原因となっています
先端工具は鋭利で汚れのない状態を保ってくださいお手入れのゆきとどいた先端工具を使用すると、
作業が簡単かつ、スムーズになります。
電動工具アクセサリー、端工具などは、それらの説明書に記載されている指示に従って使用してく
ださい。その際、作業環境および用途に関してもよくご注意ください。指定された用途以外に電動工具
を使用すると危険な状況をまねく恐れがあります。
サービス
電動工具の修理は必ず認定サービスセンターにお申し付けください。また必ず純正部品を使用してく
ださい。これにより電動工具の安全性が確実に維持されます。
2.2 ハンマーに関する安全上の注意
耳栓を着用してください。騒音により、聴覚に悪影響が出る恐れがあります。
本体には一緒に納品された補助ハンドルを使用してください。これ以外のハンドルを使用するとコン
トロールを失ってけがをする恐れがあります
隠れた電線や装置自体の電源コードに先端工具が接触する可能性のある作業を行う場合は、必ず本体の
絶縁されたグリップを持ってください。通電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧
がかかり、感電の危険があります。
2.3 電動ハツリ機のその他の安全上の注意
作業者に関する安全
本製品は、必ず技術的に問題のない状態で使用してください。
本体は決して加工や改造を加えないでください。
本体と一緒に納品された補助ハンドルを使用してください。これ以外のハンドルを使用すると、コント
ロールを失ってけがをする恐れがあります。
剥がし作業の場合には、業側と反対の領域を保護してください。剥がれた部分が脱落、落下して他の
人を負傷させる危険があります。
本体は、常に両手で絶縁されたグリップを掴んでしっかりと保持してくださいグリップは乾燥した清
潔な状態を保ってください。通電しているケーブルと接触すると、本体の金属部分にも電圧がかかり、
感電の危険があります。
使用中は、作業者および現場で直近に居合わせる人々は、適切な保護メガネ、保護ヘルメット、栓、
保護手袋、および防じんマスクを着用しなければなりません。
保護手袋は先端工具の交換時にも着用してください先端工具に触れると切創事故や火傷の原因とな
ることがあります。
アイシールドを着用してください。破片が身体の一部、などを傷つけることもあります。
作業開始前に、作業場で発生する粉じんの危険有害度を調査してください公的に承認された保護等級
および地域の粉じんに関する規定を満たした工業用集じん機を使用してください。鉛塗料、特定の種
類の木材、コンクリート/石材、石英を含む岩石、鉱物および金属などの母材から生じた粉じんは、健康
を害する恐れがあります。
作業場の良好な換気に注意し、必要に応じてそれぞれの粉じんに適した防じんマスクを着用してくださ
い。作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだりすると、レルギー反応や呼吸器疾患を起
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こす可能性があります。カシやブナ材などの特定の粉じんは、特に木材処理用の添加剤(クロム塩酸
木材保護剤)使用されている場合、ガン性があるとされています。アスベストが含まれる母材は、
必ず専門家が取り扱うようにしてください。
休憩を取って、指を動かして血行を良くするように心がけてください。長時間作業の際には、振動によ
り指、手あるいは手首の関節の血管あるいは神経系に障害が発生する可能性があります。
電気に関する安全注意事項
作業を開始する前に、作業領域に埋設された電線、ガス管や水道管がないかを調査してください誤っ
て電線を損傷すると本体外側の金属部分により感電事故が発生する可能性があります。
電動工具の慎重な取扱いおよび使用
電動工具は停止するまで置かないでください。
3 製品の説明
3.1 製品概要 1
@
チャック
;
通気溝
=
サイドハンドル
%
ノブ
&
ON/OFF スイッチ
(
グリップ
)
サービスインジケーター
+
電源コード
3.2 正しい使用
本書で説明している製品は、重ハツリ作業用の電動ハツリ機です。本製品はコンクリート、レンガ、石材お
よびアスファルトのハツリ・解体作業用の工具です。
必ず銘板に表示されている電圧周波数で使用してください。
3.3 考えられる誤った使用
本製品は、健康を損なう危険のある母材を作業するには適していません。
本製品は、湿気の多い環境での作業には適していません。
3.4 Active Vibration Reduction (AVR)
電動ハツリ機は、振動を大幅に低減させるActive Vibration Reduction (AVR) システムを装備しています。
3.5 サービスインジケータ
この電動ハツリ機はサービスインジケーターを装備しています。
状態 意味
サービスインジケーターが赤色で点灯する。 作動時間がサービス期限に達している。
本体の損傷。
サービスインジケーターが赤色で点滅する。 過熱保護が作動した
供給電源の電圧が高すぎる。
注意事項
遅滞なくHilti サービスセンターに本製品のサービス作業を依頼してください。これにより本製品は、
常に使用可能な状態に維持されます。
3.6 本体標準セット構成品
電動ハツリ機、サイドハンドル、取扱説明書。
注意事項
その他の本製品用に許可されたシステム製品については、社営業担当またはHilti センターにお問い
合わせいただくか、るいはwww.hilti.group でご確認ください。
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4 製品仕様
注意事項
定格電圧、定格電流、波数および定格電力については、国別の銘板でご確認ください。
発電機または変圧器を使用しての作業の場合はそれらは本体の銘板に記載されている定格電力より 2
以上大きな出力がなければなりません。変圧器または発電機の作動電圧は、常に本体の定格電圧の +5 %...-
15 % の範囲になければなりません
重量(EPTA プロシージャ 01 準拠)
14.2 kg
4.1 騒音および振動値について(EN 60745 準拠)
本説明書に記載されているサウンドプレッシャー値および振動値は、規格に準拠した測定方法に基づいて測
定したものです。電動工具を比較するのにご使用いただけます。曝露値の暫定的な予測にも適しています。
記載されているデータは、電動工具の主要な使用方法に対する値です。電動工具を他の用途で使用したり、
異なる先端工具を取り付けて使用したり手入れや保守が十分でないまま使用した場合には、データが異な
ることがあります。のような相違により、業時間全体で曝露値が著しく高くなる可能性があります。
曝露値を正確に予測するためには、本体のスイッチをオフにしている時間や、本体が作動していても実際に
は使用していない時間も考慮しなければなりません。このような相違により、作業時間全体で曝露値が著し
く低くなる可能性があります。
作業者を騒音および/または振動による作用から保護するために、他にも安全対策を立ててください(例
電動工具および先端工具の手入れや保守、を冷やさないようにする作業手順の編成)
騒音について
サウンドパワーレベ (L
WA
)
100 dB(A)
サウンドパワーレベルの不確実性 (K
WA
)
3 dB(A)
排出サウンドプレッシャーレベル (L
pA
)
89 dB(A)
サウンドプレッシャーレベルの不確実性 (K
pA
)
3 dB(A)
振動について
ハツリ作業 (a
h, Cheq
)
12 m/s²
不確実性 (K)
1.5 m/s²
5 ご使用方法
5.1 作業準備
注意
負傷の危険! 製品は意図せず作動することがあります。
本体の設定やアクセサリーの交換を行う前に電源プラグを抜いてください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.1.1 サイドハンドルを取り付ける/調整する 2
注意
負傷の危険 電動ハツリ機のコントロールの喪失。
サイドハンドルが正しく取り付けられ、しっかりと固定されていることを確認してください。
サイドハンドルを取り付け/調整します。
注意事項
サイドハンドルに付属の説明書もご確認ください。
5.1.2 先端工具を装着する 3
1. 先端工具のコネクションエンドにグリスを軽く塗布します
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2. 先端工具をチャックに挿入し、軽く押し付けながらカチッとかみ合う音がするまで回します。
製品は作動可能状態です。
注意事項
必ずHilti の純正グリスを使用してください。適切でないグリスを使用すると、製品の損傷の原因
となることがあります。
5.1.3 先端工具を取り外す 3
警告
負傷の危険 先端工具は使用することで熱くなり、またエッジが鋭くなっている場合があります。
先端工具の交換時には保護手袋を着用してください。
危険
火災の危険 熱くなっている先端工具と引火性が高い物質との接触による危険。
熱くなっている先端工具を引火性の高い物質の上に置かないでください。
1. チャックを引き戻します。
2. 先端工具を取り外します。
5.2 作業
注意! 損傷の危険!
作動中に回転方向および/または機能選択のスイッチを操作すると、本体を損傷する可能性が
ります。
作動中はこれらのスイッチを操作しないでください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.2.1 ハツリ作業 4
注意事項
チゼルは 6 つの異なる位置(60° ステップで)調整することができます。これによってコールドチ
ゼルでもスケーリングチゼルでも、最適の角度で作業できます。
押し付けが小さすぎると、チゼルが跳ね返ります。押し付けが大きすぎると、ハツリ能力が低下します。
1. 電源プラグをコンセントに差し込みます。
2. チゼルを端部から約 80...100 mm(3¹⁄₈"...4")の位置に当てます
3. ハツリ作業を開始する場合は、本体をコンクリート表面から 70°...80° の角度に傾け、チゼル先端を母材
の端に向けます。角度 90° にして、母材を除去します。
鉄筋での作業の際は常にチゼルを母材の端に向かって移動させ、鉄筋の方向へは向けないでくださ
い。
4. 摩耗部分を均一にして自己研磨を促すため、チゼルを定期的に回します。
6 手入れと保守
警告
感電による危険! 電源プラグをコンセントに接続した状態で手入れや保守を行うと、重傷事故およ
び火傷の危険があります。
手入れや保守作業の前に、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
手入れ
強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してください。シリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
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保守
警告
感電による危険! 電気部品の誤った修理は、重傷事故および火傷の原因となることがあります。
電気部品の修理を行うことができるのは、訓練された修理スペシャリストだけです。
目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、操作エレメントについては問題なく機能すること
を定期的に点検してください。
損傷および/または機能に問題のある場合は、電動工具を使用しないでください。直ちにHilti サービス
センターに修理を依頼してください。
手入れおよび保守作業の後は、べての安全機構を取り付けて機能を点検してください。
6.1 防じんカバーの清掃
チャックの防じんカバーは、清潔な乾いた布で定期的に清掃してください。
シーリングリップをていねいに拭き、Hilti グリスを薄く塗布します。
シーリングリップに損傷がある場合は、防じんカバーを必ず交換してください。
7 搬送および保管
電動工具は先端工具を装着した状態で搬送しないでください。
電動工具は常に電源プラグを外して保管してください。
本体は、燥している場所に、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してくださ
い。
離ににわ使用の
チェックしてください。
8 故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください。
8.1 故障かな? と思った時
故障 考えられる原因 解決策
電動ハツリ機が始動しない。 電子回路の初期化を実行中(プラグ
接続後約 4 秒まで)
本体をオフにして、再びオンに
する。
電源遮断後に電子式インタロッ
クがアクティブになった。
本体をオフにして、再びオンに
する。
主電源が供給されていない。 他の電動工具を接続して機能を
点検する。
発電機がスリープモード。 発電機に別の電気負荷ランプ
等)をかける続いて本体をオ
フにし、再びオンにする。
供給電源の電圧が高すぎる。 別の
電源を点検する。
打撃がない。 本体温度が低すぎる 動ハツリ機を母材に接触さ
て、アイドリング回転させる。
打撃機構が始動するまでこれを
繰り返す。
サービスインジケーターが赤
色で点灯する。
本体が損傷しているか、あるいは作
動時間がサービス期限に達てい
る。
本製品の修理は、必ずHilti サー
ビスセンターに依頼してくださ
い。
サービスインジケーターが赤
色で点滅する。
過熱保護が作動した 体を冷ます。通気溝を清掃す
る。アイドリングでの運転は可
能。
供給電源の電圧が高すぎる。 別の
電源を点検する。
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故障 考えられる原因 解決策
イッチオフになる。
過熱保護が作動した 体を冷ます。通気溝を清掃す
る。アイドリングでの運転は可
能。
電動ハツリ機がフルパワーに
ならない。
延長コードが長すぎる、または導体
断面積が小さすぎる
許容された長さと十分な導体断
面積を持つ延長コードを使用す
る。
供給電源の電圧が低すぎる。 本体を別の電源に接続する。
チゼルをロック解除できない。 ャックが完全引き戻されて
ない。
ック
ップ
先端工具を抜く。
9 廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されな
ければなりません。多くの国Hilti は、古い電動工具をリサイクルのために回収しています。詳細について
は弊社営業担当またHilti 代理店・販売店にお尋ねください。
本体を一般ゴミとして廃棄してはなりません。
10 RoHS(有害物質使用制限に関するガイドライン
下記のリンクより、害物質を記載した表を確認できます:qr.hilti.com/r4422。
本書の最終ページに RoHS 表にリンクした QR コードがあります。
11 メーカー保証
保証条件に関するご質問は、最寄りのHilti 代理店・販売店までお問い合わせください。
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