配管接続部の断熱
●接続配管の断熱材と室内ユニット配管の断熱材を市販のビニール
テープでスキマがないようシールします。
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●左出し・左後出し・左下出し配管の場合は、室内ユニット背面の配
管収納部に収納する範囲内にクロステープを巻きます。
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左出し配管の場合
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室内ユニットの固定
●室内ユニットの下部を壁側に押しつけて、据付板のひっかけ部に室
内ユニットの下部ツメ(2 ヵ所)を掛けます。
次の事項を確認してください。
●確実に上下ひっかけ部
がはめ込まれているか、
室内ユニットを前後左
右に動かして確認して
ください。
●室内ユニットは水平・垂直に取り付けられていますか。
●左後出しの場合、ドレン
ホースは壁穴用パイプの下
側になっていますか。
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電装カバーの取り付け
●室外ユニットの電装カバーを取り付けてください。
(取り付けかたは、「6. 配線の接続」の項目を参照してください。)
接続配管の固定
●接続ケーブルを接続配管に沿わせてテープで仮留めし、本体より外
側の見える部分に化粧テープを巻きます。右出し、下出し、左出し、
左下出し配管の場合は、本体から出る
部分の化粧テープをしっかりと巻い
て、配管が膨らまないようにしてくだ
さい。(屋外になる部分では、水が入
り込まないよう配管の下側からテープ
の幅 1/3 位重ねて巻いてください。)
●接続配管は、サドルなどで外壁に固定
します。
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ドレンホースの固定
●ドレンホースは、外壁などに固
定してください。(ドレンホース
は、必ず下りこう配をつけて固
定してください。)
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注意
●
ドレンホースが図のようになっ
ていないこと
下図のようになっていると、屋内に浸水
し、家財などを濡らす場合があります。
●
ドレンホースを下水道に入れ
ない
下水道内で発生した硫化水素などの
腐食性ガスが熱交換器を腐食させ、
ガス漏れが起こる場合があります。
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●
高層住宅、高気密住宅などで強い風を受けたときや、換気扇(レ
ンジフードなど)を使用したときに、空気がドレンホース内を室
内側に流れ、異音(ポコポコ音など)や水漏れが発生することが
あります。対応部品(有償)を用意しておりますので、当社コー
ルセンターへお問い合わせください。
警告
●
必ずアース工事を行う
アース工事は、販売店または専門業者に依頼する
アース線は、ガス管、水道管、避雷針、電話のアース線に接続しないでく
ださい。アースが不確実な場合は、感電の原因になります。
・
アースは内蔵されたインバーター(周波数変換装置)による誘導電気を吸
収したり、テレビやラジオに入るノイズを防止したりする効果があります。
接地の基準
●接地の基準は、エアコンの電源電圧および設置場所により異なりま
す。下表により接地工事を行ってください。
電源の条件
エアコンの
種類
エアコンの設置場所
水気のある場所
に設置する場合
湿気のある場所
に設置する場合
乾燥した場所に
設置する場合
対地電圧が
150V 以下の
場合
100V の機種
(含単相 3 線式
200V の機種)
D 種接地工事が必要です。
対地電圧が
150V をこえ
る場合
3 相 200V の
機種および
単相 2 線式
200V の機種
漏電しゃ断器を取り付け、さらに D 種接地工事
が必要です。
《D 種接地工事について》
●接地工事は、電気工事士の資格を持っている人が行ってください。
●接地抵抗は、100 Ω以下であることを確認してください。ただし漏電しゃ
断器を取り付けた場合は、500 Ω以下であることを確認してください。
《乾燥した場所に設置する場合》
●接地抵抗は、100 Ω以下になるようにしてください。
接地工事のしかた
●アース工事は「電気設備に関する技術基準」に従って行ってください。
アース用ネジは、室内・室外ユニットにあります。
室外ユニット
●アース棒(現地手配)を取り付けてく
ださい。
●アース線は配線押さえの中を通して
ください。
室内ユニット
《単相 200V 機種の場合》
●室内の電源コードがアース付きに
なっています。
《単相 100V 機種の場合》
●配線押さえをはずし、アース用ネ
ジへ直径 1.6mm 以上または断面積
2.0mm
2
以上のアース線(現地手配)
を取り付けてください。
●アース線は室内ユニットから接続
ケーブル用の穴を通して接続してく
ださい。
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8.アース工事 9.仕上げ
警告
●
接続ケーブルは VVF ケーブル直径 2.0mm
※
を使用する
より線は絶対に使用しない
より線を使用すると火災の原因になります。
●
端子盤への接続ケーブルの差し込みは確実に行う
差し込みが不確実ですと火災の原因になります。
●
接続ケーブルは必ず配線押さえで固定する
●
接続ケーブルを途中で接続しない
故障、感電、火災などの原因になります。
注意
●
端子盤の番号と接続ケーブルの色は、室内ユニットと室外ユニッ
トを合わせる
誤配線をすると電気部品を破損することがあり、発煙、発火の原因になる
ことがあります。
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●
配線押さえでの固定は、必ず接続ケーブルの
外装部を押さえる
絶縁体を押さえると漏電し、感電の原因になる
ことがあります。
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●
電装カバーで接続ケーブルをはさみ込まない
ケーブルが傷つきショートするなどして、感電や火災の原因になることが
あります。
※最大電流が 15A 以下の機種で、電線の長さが 10m 以内の場合は、直径
1.6mmの接続ケーブルも使用できます。再利用時については、直径2.0mm
の接続ケーブルを推奨します。
室内ユニットの配線
①吸込グリルを開きます。
②配線カバーをはずします。
③配線押さえをはずします。
④接続ケーブルを室内ユニット裏側から通します。
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6.配線の接続
⑤
接続ケーブルの先端を端子盤に確実に差し込みます。
・むき出し部の芯線は、まっすぐにしてむき線部が見えなくなるまで
差し込んでください。
・むき出し部の芯線が確実に挿入されているか、確認窓から確認して
ください。
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⑥接続ケーブルの外装部を配線押さえで固定します。
(ネジで固定してください。)
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⑦配線カバーをネジで取り付けます。
⑧吸込グリルを閉じます。
室外ユニットの配線
①電装カバーをはずします。(はずしかたは、「電装カバーのはずしかた・
取り付けかた」の項目を参照してください。)
②室外ユニットの配線押さえをはずします。
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③接続ケーブルの先端を端子盤
に確
実に差し込みます。
・むき出し部の芯線は、まっすぐに
してむき線部が見えなくなるまで
差し込んでください。
・むき出し部の芯線が確実に挿入さ
れているか、確認窓から確認して
ください。
④
接続ケーブルの外装部を配線押さえ
で固定します。(ネジで固定してくだ
さい。)
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⑤接続ケーブルは、上図矢印◯
A
の範囲内で室外ユニット後方に出します。
(接続ケーブルを範囲外に通すと、電装カバーが取り付けにくくなります。)
7.配管の接続・エアパージ
警告
●
フレアナットは、トルクレンチで指定の方法で締め付ける
フレアナットの締め付け過ぎがあると、長期経過後フレアナットが割れ、
冷媒漏れの原因になります。
また、漏れた冷媒が火気に触れると、有毒ガスが発生する原因になります。
●
据付作業では、圧縮機を運転する前に確実に接続配管を取り付
ける
接続配管が取り付けられておらず、かつサービスバルブが開放状態で圧縮
機を運転すると、空気などを吸引し、冷凍サイクル内が異常高圧となり、
破裂、けがなどの原因になります。
フレア加工
①パイプカッターで接続配管を必要な長さに切断します。
②切粉が銅管に入らないよう下向きにしてバリを取ります。
③フレアナットを銅管に挿入し、フレア工具でフレア加工します。
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銅管外径
A(mm)
R32 もしくは R410A 用フレアツールクラッチ式
6.35mm(1/4")
0 ~ 0.59.52mm(3/8")
12.7mm(1/2")
配管の接続
●配管は折れ防止のため、急激に曲げたりせず半径 70mm 以上で曲
げてください。
●配管は同じ箇所の曲げ伸ばしを何度も行いますと、折れるおそれが
ありますのでご注意ください。
●本体のフレアナットは、配管接続の直前まではずさないでください。
●フレア面への冷凍機油の塗布は行わないでください。
①室外側ウォールキャップ(現地手配)を壁穴用パイプに取り付けます。
②室内ユニットの配管と接続配管の中心を合わせ、手で十分フレアナッ
トを締めた後、トルクレンチを使用し、2 丁スパナ方式で規定のトル
クで締め付けます。
③
室外ユニットの弁部と接続配管の中心を合わせ、手で十分フレアナッ
トを締めた後、トルクレンチを使用して規定のトルクで締め付けます。
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フレアナット 締付けトルク
6.35mm
(1/4")用
16.0 ~ 18.0
N・m
9.52mm
(3/8")用
32.0 ~ 42.0
N・m
12.7mm
(1/2")用
49.0 ~ 61.0
N・m
エアパージおよびガス漏れ検査
※地球環境保護のため、必ず真空ポンプ方式でエアパージしてください。
●ゲージマニホールド・チャージホース・真空ポンプアダプターは、
必ず冷媒 R32 もしくは R410A 専用工具を使用してください。
●真空ポンプおよびゲージマニホールドは、使用前に製品付属の説明
書を読み、正しく使用してください。
●真空ポンプは、油がオイルゲージの指定線まで入っていることを確
認してください。
●
ゲージマニホールドの高圧側バルブは全閉で、以下の作業中は操作しません。
①配管接続が確実に行われているかを確認します。
②サービスバルブ(液側・ガス側)の弁棒が全閉であることを確認します。
③ サービスバルブ(ガス側)のチャージ口キャップをはずし、チャージ
口にゲージマニホールドのチャージホース(バルブコア押しの突起が
出ている側)を接続します。
④ゲージマニホールドの低圧側バルブを全開にします。
⑤真空ポンプを運転して真空引きを開始します。
⑥ サービスバルブ(ガス側)のフレアナットを少しゆるめ、空気が入っ
てゆくことを確認し、フレアナットを再度締めます。(フレアナット
をゆるめると真空ポンプの運転音が変化し、連成計がマイナスから 0
になります。)
⑦ 真空引きを 15 分以上行い連成計が- 0.1MPa(- 76cmH
g
)になっ
ていることを確認します。
⑧ 真空引きが終わったらゲージマニホールドの低圧側バルブを全閉に
し、真空ポンプの運転をやめます。(1 ~ 2 分間そのままの状態にし
て連成計の針が戻らないことを確かめます。)
⑨ サービスバルブ(液側)の弁棒を 90°開き、5 ~ 6 秒後に閉じ、ガス
漏れ検査を行い、ガス漏れがないか調べます。
⑩ サービスバルブ(ガス側)のチャージ口からチャージホースをはずし
サービスバルブ(液側・ガス側)の弁棒をストッパーに軽く当たるま
で開けます。(それ以上力を加えると、ガス漏れのおそれがあります。)
⑪ サービスバルブ(液側・ガス側)のキャップとチャージ口キャップを、
トルクレンチを使用して規定のトルクで締め付けます。
締付けトルク
キャップ
6.35mm(1/4")用
20.0 ~ 25.0 N・m
9.52mm(3/8")用
12.7mm(1/2")用 28.0 ~ 32.0 N・m
チャージ口キャップ 12.5 ~ 16.0 N・m
⑫ガス漏れ検査を行い、ガス漏れがないか調べます。
ガス漏れ検査は、ガス漏れ検知器などにより配管接続箇所からのガス
漏れがないか調べてください。[なお、HCFC 系冷媒用(R22)ガス漏れ
検知器では、HFC 系冷媒(R32)の検出能力が低いため、HFC 系冷媒対
応のガス漏れ検知器を使用してください。]
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《はずしかた》
①上下風向板の両端を持って開けます。
②上下風向板左部の留め具を右にスライドさせて(1)、中央部の固定
具をたわませながら(2)、風向板を手前に引いてはずします(3)。
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③吹出パネルのネジキャップをはずし、ネジをはずします。(2 ヵ所)
④吹出パネルをはずします。
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《取り付けかた》
①吹出パネルを取り付けます。
②
吹出パネルのネジ(2 ヵ所)を取り付け、ネジキャップを取り付けます。
③上下風向板右部を本体の軸に差し込み(1)、本体の固定具をたわま
せながら(2)、上下風向板を取り付け(3)、左部の留め具を左にスラ
イドさせて固定します(4)。
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吹出パネルのはずしかた・取り付けかた
●取扱説明書に従って、お客様にご使用方法、お手入れのしかたなど
を説明してください。
●保証書、取扱説明書、据付説明書を室内ユニットに添付しています
ので、工事完了後お客様に保管していただくようお渡しください。
11.お客様への説明
冷媒の大気への放出を防ぐため、移設または廃棄時には、下記の手順
により、室外ユニットへの冷媒回収を行ってください。
①強制冷房運転で 5 ~ 10 分間予備運転を行います。強制冷房運転は
室内ユニットの「お手入れリセットボタン」を 10 秒以上押し続ける
ことにより開始します。強制冷房運転中は「運転ランプ」と「タイマー
ランプ」が同時に点滅します。
②サービスバルブ(液側)の弁棒を全閉にします。
③そのまま 2 ~ 3 分間、強制冷房運転を行い、サービスバルブ(ガス側)
の弁棒を全閉にします。
④強制冷房運転を停止します。運転停止は室内ユニットの「お手入れリ
セットボタン」 を 3 秒以上押してください。(リモコンの「停止ボタ
ン」を押しても停止します。)
警告
●
ポンプダウン作業では、次の注意事項を守る
・ポンプダウン前に、冷媒漏れのないことを確認し、冷媒漏れ
がある場合はポンプダウンをしない
・配管折れなどにより、冷凍サイクル内に冷媒がない場合はポ
ンプダウンをしない
冷凍サイクル内が異常高圧となり、破裂、けがなどの原因になります。
●
ポンプダウン作業では、接続配管をはずす前に圧縮機を停止する
圧縮機を運転したまま、かつサービスバルブが開放状態で、接続配管を
はずすと空気などを吸引し、冷凍サイクル内が異常高圧となり、破裂、
けがなどの原因になります。
ポンプダウンの手順(強制冷房運転)
遠隔操作用機器との接続について
●室内ユニットには、遠隔操作を行うための機器を接続する端子を内
蔵しています。
・HA 端子: プッシュホンから、エアコンの ON・OFF をするための
「JEMA 標準 HA 端子対応品」 のテレコントローラーや集
中コントローラーなどを接続します。
※接続方法については、当社コールセンターにご相談ください。
※無線 LAN との同時使用はできません。
※接続する前に、遠隔操作用機器(HA アダプター、テレコント
ローラー、集中コントローラーなど)の取扱説明書などをよく
お読みください。
●騒音や振動が増大しないように、しっかりした台の上に据え付けて
ください。
●地面に直接据え付けますと、故障の原因になることがあります。
●転倒や落下、据付位置のずれがないように室外ユニットを固定して
ください。
●振動が家屋に伝わるおそれのある場所では、防振ゴムなどの防振材
(現地手配)を室外ユニットの下に介して据え付けてください。
注意
●
5°以上傾かないようにしてください。
室外ユニット取付穴位置
Ũ
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能力クラス
○
A
○
B
22・25・28 タイプ 58cm 33cm
40・56・63・71・
80・90 タイプ
60cm 33cm
室外ユニットのドレン水の処理
●暖房運転時は、室外ユニットから水が出ます。支障となる場合は排
水工事を行ってください。
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●氷点下の外気温が 2 ~ 3 日続く地域では、排水工事をしないで
「タレ流し」の状態にしてください。
積雪が多い地域での設置
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●室外ユニットの吸込口や吹出口
が雪でふさがれると、暖まりに
くくなったり故障の原因になっ
たりすることがあります。雪除
けを設置したり、高置台(現地
手配)に設置したりしてくださ
い。
5.室外ユニットの据え付け
試運転前の確認
《電源について》
・電圧は正しいですか。「1. 電源につい
て」を確認してください。
・コードの加工・中間接続を行っていま
せんか。
・専用のコンセントになっていますか。
・
差し込みは確実でゆるくはありませんか。
《接続ケーブルについて》
・差し込みは確実ですか。
・
正しく接続されていますか。
・
確実に固定されていますか。
《アース線について》
・アース線の接続は確実に
されていますか。
試運転の実施
※試運転をする前に、リモコン登録と時刻設定を行ってください。
(詳しくは、別紙の工事注意文または取扱説明書をご覧ください。)
●
冷房(暖房)試運転を行い下記「試運転時の確認」の項目を確認してください。
●運転方法については、取扱説明書に従ってください。
●電源プラグをコンセントに差し込んだ後、初回運転時はフィルター
の取り付け状態の確認と調整を行います。(1 分~ 3 分)
●室温によっては室外ユニットが運転しないことがあります。その場
合は、エアコンを停止させて室内ユニットの「お手入れリセットボタ
ン」を 10 秒以上押してください。「運転ランプ」と「タイマーランプ」
が同時に点滅し、冷房試運転が開始されます。その後、リモコン操
作により「暖房」を選ぶと、約 3 分後に暖房試運転が開始されます。(リ
モコン操作については取扱説明書に従ってください。)
●試運転を終了するときは、室内ユニットの「お手入れリセットボタン」
を 3 秒以上押すか、リモコンの「停止ボタン」を押してください。
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注意
●
新築物件やリフォームなどの内装工事、床面のワックスがけ時
には、エアコンを運転しない
作業終了後は、エアコンを運転する前に十分な換気を行う
水漏れや露飛びの原因になることがあります。
試運転時の確認
《室内ユニット》
①リモコンの各ボタン操作で正常に
動作しますか。
②各ランプは、正常に点灯しますか。
③風向板は、正常に動作しますか。
④冷・温風が出ますか。
⑤ドレン排水は正常ですか。
《室外ユニット》
①運転時に異音や振動が大きく
ありませんか。
②運転音や吹き出した風・ド
レン排水が、ご近所の迷惑に
なっていませんか。
③ガス漏れは、ありませんか。
●吸込グリル、ダストボックス、エアフィルター、プラズマクリーン
ユニットをはずし、水差しなどで水を注いでドレン排水が正常であ
るか確かめてください。
10.試運転
電装カバーのはずしかた・取り付けかた
《はずしかた》
①ネジをはずします。
②電装カバーを下側に押し下げてから、
手前に引いてはずします。
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《取り付けかた》
①電装カバーのツメ(2 ヵ所)
と上部のリブを挿入した後、
上側に押し上げます。
②ネジを取り付けます。
Ȅȡ
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接続ケーブルの抜きかた
①吸込グリルを開きます。
②配線カバーをはずします。
③配線押さえをはずします。
④
マイナスドライバーで端子盤のボタンを押しながら接続ケーブルを引
き抜きます。
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6.配線の接続(つづき)
室内ユニットの取りはずしかた
●アンダーカバー(左右 2 ヵ所)を取りはずし、図のように本体底面の
「▽」マーク部分を内側から下に押しながら引くと、ツメ(2 ヵ所)が
据付板からはずれます。
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●なげし等でアンダーカバーをはずしにくい場合は、図のように取り
はずし用の穴に手前から指を入れ、穴の下部を押しながら(1)、室
内機を手前に引っ張ります(2)。
(「吹出パネルのはずしかた・取り付けかた」を参照し、上下風向板と
吹出パネルをはずしてください。)
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《はずしかた》
①
吸込グリルの両端に手を掛けて手前に引き、途中の引っかかるところ
まで開けます。(手を離しても、吸込グリルが開いたままとなります。)
②
吸込グリルを水平にしたまま、左右の取付軸を手前の方向に引いて
はずします。
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《取り付けかた》
①吸込グリルを水平に支えながら、左右の取付軸を本体上部の軸受に
取り付けます。それぞれの軸がきちんとはまるように、カチッとな
るまで押します。
②吸込グリル下部の両端・中央部(3 ヵ所)を押して閉めます。
注意
●
吸込グリルをはずすとき、または取り付けるときは注意して行う
落下するとけがをするおそれがあります。
吸込グリルのはずしかた・取り付けかた