PowerVault MD3620f

Dell PowerVault MD3620f, PowerVault MD3600f クイックスタートガイド

  • こんにちは!Dell PowerVault MD3600fおよびMD3620fストレージアレイのセットアップガイドに関するご質問にお答えします。このガイドには、ファイバーチャネル接続、SFPモジュール、拡張エンクロージャの接続方法、およびサポートされるオペレーティングシステムなどについて詳しく説明されています。お気軽にご質問ください!
  • システムの冗長性を有効にするにはどうすればよいですか?
    SFPモジュールの取り扱いに関する注意事項はありますか?
    光ファイバーケーブルを使用する際のガイドラインは何ですか?
    サポートされているオペレーティングシステムは何ですか?
Dell PowerVault MD3600f
および MD3620f
ストレージアレイ
はじめに
規制モデルシリーズ E03J およ
メモ、注意、警告
メモ
: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意
: 手順に従わないと、ハードウェアの損傷やデータの損失につながる可能性が
あることを示しています。
警告:
物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
____________________
本書の内容は予告なく変更されることがあります。
© 2011 すべての著作権は Dell Inc. にあります。
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています。
本書に使用されている商標:
DellDELL のロゴ、および PowerVault Dell Inc. の商標です。
Microsoft
®
および Windows Server
®
は米国およびその他の国における Microsoft Corporation の商標
または登録商標です。
Red Hat
®
および Red Hat Enterprise Linux
®
は、米国およびその他の国における
Red Hat, Inc.
の登録商標です。SUSE
®
は米国およびその他の国における Novell, Inc. の登録商標です。
VMware
®
は米国およびその他の法域における VMware, Inc. の登録商標です。
商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用されていること
があります。それらの商標や会社名は、一切
Dell Inc. に帰属するものではありません。
規制モデルシリーズ
E03J および E04J
2011
8 P/N 9HPMG Rev. A02
はじめに 63
作業を開始する前に
メモ
: 本書において、Dell PowerVault MD3600f シリーズストレージアレイとは
Dell PowerVault MD3600f
および Dell PowerVault MD3620f の両方を指します。
Dell PowerVault MD1200 シリーズ拡張エンクロージャとは、
Dell PowerVault MD1200
および Dell PowerVault MD1220 の両方を指します。
PowerVault MD3600f
ストレージアレイをセットアップする前に、特定のベス
トプラクティスを考慮して、
RAID
エンクロージャが最高の効率で動作し、完全
な冗長性(必要な場合)が提供されることを確認することが必要です。
冗長性を有効化するには、
2
つのファイバチャネル(
FC
)ホストバスアダプ
タ(
HBA
)がホストシステムからストレージアレイに接続されている必要
があります。冗長性が必要ではない場合は、ひとつの
FC HBA
のみがスト
レージアレイに接続されます。サポートされている
HBA
のリストは『サ
ポートマトリクス』
HBA
ドライバ
のインストールに関する情報は「
Dell
MD3600f
シリーズストレージアレイでのファイバチャネルの設定」を参
してください。これらの文書は両方とも
support.dell.com/manuals
らダウンロードすることができます。
ホストサーバーとストレージアレイ間のケーブルを接続する前に、各ポート
およびコネクタにラベルを貼っておきます。
ネットワーク全体で電源を切ってから再投入する場合は、常に正しい電源投
入と電源切断の手順に従います。また、重要なネットワークコンポーネント
は別々の電源回路に置くようにします。
SFP モジュールおよび光ファイバケーブルとの作業
メモ
: SFP+ モジュールは、8 GB ファイバチャネル接続対応です。本書では、これ
を総称的に
SFP と呼びます。
ストレージコントローラにはそれぞれ、最高
4
つの
FC
ホストポートを装備するこ
とができます。
Small Form Factor Pluggable
SFP
)モジュールは、ホスト
ポートをホストまたはスイッチに接続するために使用されます。
SFP
モジュール
はポートに挿入され、そのモジュールに光ファイバケーブルが挿入されます。光
ファイバケーブルのもう一端は、ホスト上の
FC HBA
、またはスイッチのいずれ
かにある光インタフェースコネクタに接続されます。
SFP
モジュールはレーザー
製品です。
警告:
データ処理環境では、クラス
1
出力レベル以上で動作するレーザー
モジュールを備えたシステムリンクで伝送を行う装置を装備することがで
きます。光ファイバケーブルの末端や開いた状態のレセプタクルを直視し
ないようにしてください。
64 はじめに
光ファイバケーブルの使用ガイドライン
折りたたみ式ケーブル管理アームに沿ってケーブルを配線しないでくだ
さい。
スライドレール上のデバイスのケーブルには、レールを延ばした時にケーブ
ルが直径
76 mm
未満、または半径
38 mm
未満に曲がらないよう、あるい
はレールを引き戻した時にケーブルが挟まれないように、十分な弛みを残す
ようにしてください。
ケーブルは、ラックキャビネット内の他のデバイスによって損傷される可能
性のある個所から離れた場所に配線してください。
プラスチック製のケーブルタイを同梱されているケーブルストラップのかわ
りに使用しないでください。
ケーブルストラップをきつく締めすぎたり、ケーブルを直径
76 mm
未満、
または半径
38 mm
未満に曲げないでください。
ケーブルの接続ポイントに重量をかけないでください。ケーブルが十分にサ
ポートされていることを確認してください。
SFP モジュールの使用ガイドライン
ストレージアレイには
SFP
モジュールが必要です。
SFP
モジュールは電気信号
を、
RAID
コントローラ間における
FC
伝送に必要な光信号に変換します。
SFP
ジュールの取り付け後、ストレージアレイを他の
FC
デバイスへ接続するため、
光ファイバケーブルを使用します。
SFP
モジュールと光ファイバケーブルを取り
付ける前に、次の情報をお読みください。
PowerVault MD3600f
シリーズストレージアレイには、
Dell
がサポート
する
SFP
のみを使用してください。それ以外の市販
SFP
はサポートされて
おらず、ストレージアレイで動作しない場合があります。
SFP
モジュールハウジングには、
SFP
モジュールを間違った形で挿入するこ
とを防ぐための内蔵ガイドキーがあります。
SFP
モジュールを
FC
ポートに挿入する時は、最小必要限の力をかけるよう
にしてください。
SFP
モジュールをポートに無理やり差し込むと、
SFP
ジュールやポートを損傷する場合があります。
SFP
モジュールは、ポートに電源が入った状態で取り付けまたは取り外しを
行うことができます。
SFP
モジュールは、光ファイバケーブルを接続する前に取り付ける必要があ
ります。
SFP
モジュールをポートから取り外す時は、その前にモジュールから光ファ
イバケーブルを取り外す必要があります。
注意
: 静電気に敏感なデバイスを取り扱う時は、静電気による製品の損傷を防ぐた
めの予防策をとるようにしてください。
はじめに 65
必要なその他のマニュアルおよびメディア
警告:
システムに付属のマニュアルで
安全および認可に関する情報
を参
照してください。保証に関する情報は、このマニュアルに含まれている場
合と、別の文書として付属されている場合があります。
メモ
: PowerVault MD3600f マニュアルはすべて support.dell.com/manuals
ご覧いただけます。
ラックソリューションに付属のマニュアルでは、システムをラックに取り付
ける方法について説明しています。
『オーナーズマニュアル』では、システムの機能、システムのトラブル
シューティング方法、およびシステムコンポーネントの取り付けや交換の方
法について説明しています。
『導入ガイド』
はソフトウェアおよびハードウェアのインストールと設定の
情報を提供します。
CLI
ガイド』はコマンドラインインタフェース(
CLI
)を使用した
ストレー
ジアレイの設定と管理に関する情報を提供します。
SMI-S
プログラマガイド』は
SMI-S
プロバイダおよび
SMI-S
プログラ
グの使い方に関する情報を提供します。
システムに付属のディアには、
OS
、システム管理ソフトウェア、システ
ムアップデート、およびシステムと同時に入したシステムコンポーネント
に関するものをめ、システムの設定と管理用のマニュアルとールが収録
されています。
メモ
: アップデートには他の文書の内容を差し替える情報が含まれている場
合がよくありますので、
support.dell.com/manuals でアップデートがない
かどうかを常に確認し、初めにお読みください。
対応 OS
Microsoft Windows Server
Red Hat Enterprise Linux
SUSE Linux Enterprise Server
VMware
メモ
: サポートされる、すべてのオペレーティングシステムバージョンの最新情報
は、
support.dell.com/manuals で『サポートマトリクス』 を参照してください。
66 はじめに
一般的な設定
直接接続ホストの配線
サーバー 1
サーバー 2
PowerVault MD3600f
リーズ
ストレージアレイ
企業、パブリック、または
プライベートネットワーク
サーバー
3
サーバー 4
はじめに 67
SAN 接続ホストの配線
次の図解では、冗長システムがされています。たとば、リモートレプリケー
ション環境で使用されるようなシステムです。
PowerVault MD3600f
リーズ
ストレージアレイ
スイッチ
2スイッチ 1
最大 64 ホスト
企業、パブリック、または
プライベートネットワーク
68 はじめに
取り付けと設定
警告:
次の手順を実行する前に、システムに付属しているマニュアルの
「安全にお使いいただくために」をお読みください。
システムの開梱
システムを梱して、システムに同梱の品書リストと照らし合わながら、各
アイテムを確認します。
ラックへのレールとシステムの取り付け
レールのてとラックへのシステムの取り付けのは、システムに付属して
いるマニュアルの「全にお使いいただくために」およびラックへの取り付け手
順に従ってください。
メモ
: 重量負荷のバランスを取るため、PowerVault MD3600f シリーズストレージ
アレイをラックの最下位置に取り付け、その上に
PowerVault MD1200 シリーズ拡
張エンクロージャを取り付けることをお勧めします。
はじめに 69
電源ケーブルの接続
電源ケーブルを接続する前に、電源スイッチがオフになっていることを確認して
ください。システムに電源コードを接続します。
電源ケーブルの固定
同梱のストラップでケーブルをブラケットにしっかりと定します。
電源ケーブルのもう一方の端をアースされた電源コンセントまたは
UPS
(無
電源装置)や配電装置(
PDU
)なの電源に接続します。各電源装置は別々の電
気回路に接続します。
70 はじめに
SFP モジュールの取り付けと取り外し
SFP
モジュールを取り付けるには、次の手順を行します。
1
ての
FC
入力ポートに
SFP
モジュールが取り付けられている場合は、手
5
みます。
2
SFP
モジュールを電気防包材から取りします。
3
SFP
モジュールと
SFP
ポートから保護キャップを取り外します。将来使用
するために、保護キャップは管しておきます。
4
所定の置にチッとまるまで、
SFP
モジュールをホストポートに挿入し
ます。
5
FC
ケーブルを接続します。
70
ージの「ファイバチャネルケーブルの取り
付けと取り外し」
を参照してください。
SFP
モジュールを取り外すには、次の手順を行します。
1
SFP
モジュールから
FC
ケーブルを外します。
70
ージの「ファイバチャ
ネルケーブルの取り付けと取り外し」
を参照してください。
メモ
: ケーブルまたは SFP モジュールの損傷を避けるため、SFP モジュール
を取り外す前に
FC ケーブルを外します。
2
SFP
モジュールのラッチをアンロックします。ワイタブがある
SFP
ジュールでは、ワイラッチを外けて
90
°
引くことによって
SFP
ジュールのラッチをアンロックします。
3
SFP
モジュールのラッチをアンロック置にしたままで、
SFP
モジュールを
取り外します。ワイタブがある
SFP
モジュールでは、ワイラッチを
み、
SFP
モジュールをポートから引きします。
4
SFP
モジュールとホストポートに保護キャップを取り付けます。
5
SFP
モジュールを電気防包材めます。
ファイバチャネルケーブルの取り付けと取り外し
警告:
データ処理環境では、クラス
1
出力レベル以上で動作するレーザー
モジュールを備えたシステムリンクで伝送を行う装置を装備することがで
きます。光ファイバケーブルの末端や開いた状態のレセプタクルを直視し
ないようにしてください。
FC
ケーブルを取り付ける前に、
64
ージの「光ファイバケーブルの使用ガイド
ライン」
を参照してください。
FC
ケーブルを取り付けるには、次の手順を行してください。
1
該当する場合、
SFP
モジュールから保護キャップを取り外し、将来使用する
ために管しておきます。
2
ケーブルの一端から、
2
つの保護キャップを取り外し、将来使用するために
管しておきます。
はじめに 71
3
ストレージアレイに取り付けられている
SFP
モジュールにケーブルを挿入
します。ケーブルコネクタは正しく取り付けを行うことができるように設
されています。コネクタを持ち、所定の置にチッとまるまでケーブル
を挿入します。
4
もう一方のケーブル端から、
2
つの保護キャップを取り外し、将来使用す
るために管しておきます。
5
この端を、次のデバイスのいずれかに接続します。
–FC
スイッチポートに取り付けられた
SFP
モジュール
–FC HBA
ポート
FC
ケーブルを取り外すには、次の手順を行します。
1
SFP
モジュールからケーブルを取り外す前に、レバーをしたままにして、
ラッチを解除します。ケーブルの取り外し時には、そのレバーが解除位置に
あることを確かめます。ケーブルを取り外す時に
SFP
モジュールのプラス
チック製タブをまないようにしてください。
2
SFP
モジュールまたは
HBA
に接続されているのケーブル端で、レバー
げたままにしてラッチを解除します。
3
ケーブルレバーをげながらコネクタを引き、
SFP
モジュールからケー
ブルを取り外します。
4
両方のケーブル端に保護キャップを取り付けます。
5
SFP
モジュールに保護キャップを取り付けます。
72 はじめに
拡張エンクロージャの配線
ストレージアレイへの電源投入
次の順でコンポーネントに電源を入れます。
1
FC
スイッチ(使用する場合)
2
MD1200
シリーズ拡張エンクロージャ(使用する場合)
メモ
: ストレージアレイに電源を入れる前に、拡張エンクロージャステータ
LED が青色であることを確認します。
PowerVault MD3600f
リーズ
ストレージアレイ
PowerVault MD1200
シリーズ拡張エンクロー
ジャ
1(オプション)
PowerVault MD1200
シリーズ拡張エンクロー
ジャ
2(オプション)
はじめに 73
3
MD3600f
シリーズ
ストレージアレイ
メモ
: RAID エンクロージャーに電源を入れる前に、RAID エンクロージャス
テータス
LED が青色であることを確認します。
4
ホストサーバー
ベゼルの取り付け
ルを取り付けます(オプション)
HBA の取り付けとドライバのインストール
メモ
: この手順を続行する前に「Dell MD3600f シリーズストレージアレイでの
ファイバチャネルの設定」文書をお読みください。
MD ストレージソフトウェアの
インストール、エンクロージャのセットアップ、およびインストール後のタスクに
関する詳細手順は『導入ガイド』を参照してください。
1
HBA
に取り付けます。
2
ケーブルを接続します。
3
HBA
ドライバ、およびオレーティングシステムの
HBA
ッチ
/
ホット
フィックスをインストールします。
4
推奨
HBA
設定が用されていることを確認してください。
74 はじめに
MD ストレージソフトウェアのインストール
メモ
: MD ストレージソフトウェアのインストール、エンクロージャのセットアッ
プ、およびインストール後のタスクに関する詳細手順は『導入ガイド』を参照して
ください。
MD
ストレージ管理アプリケーションは、ストレージアレイを設定、管理、およ
監視します。
MD
ストレージソフトウェアをインストールするには、次の手順
行します。
1
MD
シリーズリソースディアを挿入します。
お使いのオレーティングシステムによっては、インストーラが
動する場合があります。インストーラーが動しない場合は、
インストールディア(またはダウンロードしたインストーライージ)
のルートディレクトリに動し、
md_launcher.exe
ファイルを行し
てください。
Linux
ベースのシステムでは、リソースディアのルートに
動し、
autorun
ファイルを行します。
メモ
: Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムは、デフォルトで
リソースメディアを
–noexec mount オプションでマウントします。このオ
プションでは実行可能ファイルを実行できません。この設定を変更するには、
インストールメディアのルートディレクトリにある
readme ファイルを参照
してください。
2
MD
ストレージソフトウェア
のインストール
選択します。
3
ライセンス契約を読み、それに合します。
4
インストール設定
ドロップダウンニューから、次のインストールオプ
ションのいずれかを選択します。
 
完全(推奨)
— MD Storage Manager
(クライアント)ソフトウェ
ア、ホストベースのストレージエージェント、マルチスドライバ、お
よびハードウェアプロバイダをインストールします。
ホストのみ
ホストベースのストレージエージェントおよびマルチ
スドライバをインストールします。
管理
管理ソフトウェアおよびハードウェアプロバイダをインストー
ルします。
カスタム
特定のコンポーネントを選択することができます。
5
このホストサーバー用のデータストレージとして機能するようにセットアッ
プしている
MD
ストレージアレイのモデルを選択します。
6
イベント監視サービスを、ホストサーバーの再動時に動で開始するか、
手動で開始するかを選択します。
メモ
: このオプションは、Windows クライアントソフトウェアのインストー
ルに限り適用可能です。
はじめに 75
7
インストールを確認して、
インストール
をクリックします。
8
インストールの完後、プロンプトが表示されたらホストサーバーを再
します。
9
MD Storage Manager
動してアレイを検出します。
メモ
: MD ストレージアレイの管理ポートが接続されているネットワークで
Dynamic Host Configuration Protocol
DHCP)が使用されていない場合、
ストレージアレイを検出するために管理ステーションで
IPv6 を有効化するこ
とをお勧めします。
10
ファイバチャネルスイッチには、シングルイニシエータおよびマルチター
ットーニングを設定してください。ーニングに関する情報は、『導入
ガイド』を参照してください。
11
該当する場合、お使いのストレージアレイと併せご購入いただいたプレ
アム機能をアクティブ化します。プレアム機能をご購入いただいた場合
は、お使いのストレージアレイに同梱の印刷アクティベーションードを参
照してください。
メモ
: MD Storage Manager のインストーラは、ストレージアレイの動作に必要
なドライバ、ファームウェア、およびオペレーティングシステムのパッチ
/ ホット
フィックスを自動でインストールします。またこれらのドライバおよびファーム
ウェアは、
support.jp.dell.com からも入手可能です。さらに、お使いの特定のス
トレージアレイに必要な追加設定および
/ またはソフトウェアについては、
support.dell.com/manuals で『サポートマトリクス』を参照してください。
サービスタグの位置
お使いのシステムは固有のエクスプレスサービスコードとサービスタグ番号で識別
されます。エクスプレスサービスコードおよびサービスタグは、システムの前面お
よびシステムの背面の
RAID
コントローラモジュール横にあります。この情報は、
デルが受けたサポート宛ての電話を、適切な担当者に転送するために使用されます。
76 はじめに
NOM 情報(メキシコのみ)
次の情報は、キシコの規格
NOM
)の要に従い、書で取り上げている
装置に関して提供されています。
仕様
輸入者:
モデル番号:
E03J および E04J
供給電圧: 100 240 V CA
周波数:
50/60 Hz
消費電流:
8.6 A
ドライブ
PowerVault MD3600f
3.5
インチ、ホットスワップ対応 SAS ハードディスク
ドライブ(
3.0 Gbps および 6.0 Gbps 最高 12
PowerVault MD3620f
2.5
インチ SAS、ホットスワップ対応
ハードディスクドライブ(3.0 Gbps および
6.0 Gbps
)最高 24
RAID
コントローラモジュール
RAID コントローラモジュール
温度センサー付きホットスワップ対応モジュール、
1
個または
2
コントローラ毎に
2 GB
キャッシュ
背面パネルコネクタ(RAID コントローラモジュール毎)
FC コネクタ ホスト接続用の FC 入力ポート 4
追加 PowerVault MD12xx エンクロージャ拡張用
SAS OUT
ポート 1
メモ
: SAS コネクタは SFF-8088 に準拠しています。
SAS コネクタ
シリアルコネクタ
6 ピンミニ DIN コネクタ 1
メモ
: テクニカルサポート専用です。
はじめに 77
管理イーサネットコネクタ エンクロージャの帯域外管理用 100/1000 Base-T
ポートイーサネット 1
メモ
: プライマリおよびセカンダリ RAID コントロー
ラモジュール用のデフォルト管理ポート
IP アドレス
はそれぞれ、
192.168.128.101 および
192.168.128.102
です。管理ポートはデフォルトで
DHCP
に設定されています。特定のタイムアウト(約
3
分間)内にコントローラが DHCP サーバーから IP
アドレス設定を取得できない場合、デフォルトの静的
IP
アドレス設定に戻ります。詳細については、『導入
ガイド』
を参照してください。
拡張
PowerVault MD1200 シリーズ PowerVault MD1200 または PowerVault
MD1220
拡張エンクロージャのどの組み合わせでも
最大
192 台のハードディスクドライブをサポートし
ます。
192 台のハードディスクドライブのサポートは
プレミアム機能となるため、機能のアクティブ化が必
要です。プレミアム機能を使用せずにサポートできる
ハードディスクドライブの最大数は
120 台です。
冗長パス接続性は、各ハードディスクドライブに冗長
データパスを提供します。
バックプレーンボード
コネクタ
12
または
24 SAS
ハードディスクドライブコネクタ
電源装置
/
冷却ファンモジュールのコネクタ
2
RAID
コントローラモジュールコネクタ
2
セット
前面
LED
およびシステム識別ボタン用コントロール
パネルコネクタ
1
センサー 温度センサー 2
LED インジケータ
フロントパネル
システムスの状態を示す
2
色の
LED
インジケータ
1
電源とエンクロージャモード用の単色
LED
インジ
ケータ
2
メモ
: エンクロージャモード LED PowerVault
MD3600f
ストレージアレイには適用されません。
背面パネルコネクタ(
RAID コントローラモジュール毎) (続き)
78 はじめに
ハードディスクドライブキャリア
単色のアクティビティ
LED 1
各ドライブにつき
2
色の
LED
ステータスインジケー
1
電源装置 / 冷却ファンの障害 電源装置のステータス、電源装置 / ファン障害、およ
AC のステータスを示す LED ステータスインジ
ケータ
3
RAID コントローラモジュール 単色 LED 14 個:
バッテリ障害
1
キャッシュアクティブ
1
コントローラ障害
1
コントローラ電源
1
システム識別
1
管理イーサネットアクティビティ
1
•FC
リンクまたは障害
8
2 LED 2 個:
•SAS OUT
リンクまたは障害
1
管理イーサネットリンクスピード
1
スイッチ
システム識別ボタン
前面コントロールパネル上にあります。このボタンは、
ラック内でのシステムの位置確認に使用されます。
エンクロージャモードスイッチ システムの前面にあります。このスイッチは
PowerVault MD3600f
シリーズのストレージアレイ
には適用されません。
パスワードリセットスイッチ
RAID コントローラモジュールの背面パネルにあり
ます。このスイッチはストレージアレイパスワード
のリセットに使用します。
LED インジケータ (続き)
はじめに 79
電源装置
AC 電源装置(各電源装置につき)
ワット数
600 W
電圧
100 240 VAC8.6 A 4.3 A
熱消費
100 W
最大突入電流
通常のラインコンディションのもと、システムの動作
環境全範囲で、電源装置
1 台に付き 10 ミリ秒以下で
突入電流が最高
55 A に達する場合があります。
ハードディスクドライブで利用可能な電力(スロット
1 個あたり)
PowerVault MD3600f 25 W
PowerVault MD3620f 12 W
RAID
コントローラモジュール電力(スロット 1 個あたり)
最高電力消費量
100 W
サイズと重量
PowerVault MD3600f
縦幅
8.68 cm
横幅
44.63 cm
奥行き
60.20 cm
重量(最大構成)
29.30 kg
重量(空の状態)
8.84 kg
PowerVault MD3620f
縦幅
8.68 cm
横幅
44.63 cm
奥行き
54.90 cm
重量(最大構成)
24.22 kg
重量(空の状態)
8.61 kg
80 はじめに
環境
メモ
: 特定のシステム構成でのその他環境条件の詳細については、
www.dell.com/environmental_datasheets を参照してください。
温度
動作時
1 時間当たり最大 10
°
C の温度変化で 10 35
°
C
メモ
: 高度が 2950 フィートを超えると、動作時の許
容最大温度は、
550 フィーとごとに 1 °F ずつ低下し
ます。
保管時
1 時間当たり最大 20
°
C の温度変化で -40 65
°
C
相対湿度
動作時
1 時間当たり最大 10 パーセントの湿度変化で
20
80%(結露しないこと)
保管時
5 95 パーセント(結露しないこと)
最大振動
動作時
15 分間にわたり 3-200 Hz 0.25 G
保管時
15 分間にわたり 3-200 Hz 0.5 G
最大衝撃
動作時
z 軸の正方向に 2.6 ミリ秒で 31 G 1 衝撃パルス
(システムの各面に対して
1 パルス)
保管時
xyz 軸の正および負方向に 6 連続衝撃パルス
(システムの各面に対して
1 パルス)2 ミリ秒以下で
71 G
高度
動作時
-16 3,048 m
メモ
: 高度が 900 m を超えると、動作時の許容最大
温度は、
302 m ごとに 1
°
C ずつ低下します。
保管時
-16 10,600 m
空気汚染物質レベル
クラス
G1ISA-S71.04-1985 の定義による)
/