Setup and Configuration(セットアップと構成)
このメニューには、セットアップと構成サーバー用のパラメーターが含まれています。また、PSK および PKI の設定用のセキュリティ設定も含まれています。
l Current Provisioning Mode(現在のプロビジョニングモード)– 現在のプロビジョニング TLS モード(なし、PKI、または PSK)を表示します。この設定が表示されるのは、Enterprise
Provision Model(エンタープライズのプロビジョニングモデル)の場合だけです。
l Provisioning Record(プロビジョニングレコード)– コンピュータのプロビジョニング PSK/PKI レコードデータを表示します。このデータが入力されていない場合は、MEBx によって次のメッ
セージが表示されます。
Provision Record not present
(プロビジョニングレコードが存在しません)データが入力されている場合は、Provision Record(プロビジョニングレコード)に次の項目が表示されます。
¡ TLS provisioning mode(TLS プロビジョニングモード)– コンピュータの現在の設定モード(なし、PKI、または PSK)を表示します。
¡ Provisioning IP(プロビジョニング IP)– セットアップと構成サーバー用の IP です。
¡ Date of Provision(プロビジョニングの日時)– プロビジョニングの日時を月/日/年(MM/DD/YYYY)、時:分(HH:MM)のフォーマットで表示します。
¡ DNS – セキュアな DNS が使用されているかどうかが表示されます。0 は DNS が使用されていないことを示し、1 はセキュアな DNS が使用中であることを示します(PKI のみ)。
¡ Host Initiated(ホストによる開始)– セットアップと構成のプロセスがホストによって開始されたかどうかを表示します。「いいえ」はセットアップと構成のプロセスがホストによって開始さ
れていないことを示し、「はい」はセットアップと構成のプロセスがホストによって開始されたことを示します(PKI のみ)。
¡ Hash Data(ハッシュデータ)– 40 文字の認証ハッシュデータを表示します(PKI のみ)。
¡ Hash Algorithm(ハッシュアルゴリズム)– ハッシュタイプの説明です。現在は SHA1 のみがサポートされています(PKI のみ)。
¡ IsDefault – Hash Algorithm(ハッシュアルゴリズム)がデフォルトで選択されたアルゴリズムである場合に、「はい」を表示します。ハッシュアルゴリズムがデフォルトで使用される
アルゴリズムでない場合は、「いいえ」が表示されます(PKI のみ)。
¡ FQDN – 認証で言及されたプロビジョニングサーバーの FQDN です(PKI のみ)。
¡ シリアルナンバー – 認証局のシリアルナンバーを示す 32 文字です。
¡ Time Validity Pass(時間有効性合格)– 認証が時間の有効性チェックに合格したかどうかを示します。
l Provisioning Server(プロビジョニングサーバー)– Intel AMT プロビジョニングサーバーの IP アドレスおよびポート番号(0~65535)です。この設定が表示されるのは、エンタープライ
ズプロビジョニングモデルの場合だけです。デフォルトのポート番号は 9971 です。
l TLS PSK – TLS PSK 設定用の設定が含まれています。
¡ Set PID and PPS(PID と PPS の設定)– プロビジョニング ID(PID)およびプロビジョニングパスフレーズ(PPS)を設定します。PID および PPS をダッシュフォーマットで入力しま
す。(例:PID:1234-ABCD、PPS:1234-ABCD-1234-ABCD-1234-ABCD-1234-ABCD)メモ - PPS 値を「0000-0000-0000-0000-0000-0000-0000-0000」にする
と 、セットアップ設定状態は変更されません。この値を使用した場合、セットアップと構成の状態は「開始されない」ままになります。
¡ Delete PID and PPS(PID と PPS の削除)– ME に保存されている現在の PID および PPS を削除します。PID および PPS が入力されていない場合には、MEBX からエラーメ
ッセージが戻されます。メモ:このオプションを使用しても、セットアップと構成処理パラメーターが「開始されない」に設定されることはありません。このオプションでは、セットアップと構成
処理パラメーターが「処理中」に設定されます。
¡ Time Validity Pass(時間有効性合格)– 認証が時間の有効性チェックに合格したかどうかを示します。
l TLS PKI – TLS PKI 設定用の設定が含まれています。
¡ Remote Configuration Enable/Disable(リモート設定有効 / 無効)– リモート設定を有効または無効にします。このオプションが有効になっていない場合は、リモート設定を実
行できません。
¡ Manage Certificate Hashes(認証ハッシュの管理)– 現在保存されているハッシュおよび現在のステータスの一覧を表示します。認証の有効なステータスを変更する場合は
<+> キーを押します。ハッシュを削除する場合は <del> キーを押します。別のキーを追加する場合は <ins> キーを押します。
¡ Set FQDN(FQDN の設定)– コンピュータの完全修飾ドメインネームを設定します。
¡ Set PKI DNS suffix(PKI DNS サフィックスの設定)– PKI DNS のサフィックスを設定します。
TLS PSK
サブメニューには、TLS PSK 設定用の設定が含まれています。セットアップと構成が「処理中」である場合に、PID/PPS を設定または削除すると、部分的にプロビジョニングが解除される原因となりま
す。
l Set PID and PPS(PID と PPS の設定)– PID および PPS を設定します。PID および PPS をダッシュフォーマットで入力します。(例: PID: 1234-ABCD、PPS: 1234-ABCD-
1234-ABCD-1234-ABCD-1234-ABCD)メモ - PPS 値を「0000-0000-0000-0000-0000-0000-0000-0000」にすると、セットアップ設定状態は変更されません。この値を使用した
場合、セットアップと構成の状態は「開始されない」ままになります。
l Delete PID and PPS(PID と PPS の削除)– ME に保存されている現在の PID および PPS を削除します。PID および PPS が入力されていない場合には、MEBX からエラーメッセー
ジが戻されます。