Dell Server PRO Management Pack 3.0 for Microsoft
System Center Virtual Machine Manager
インストールガイド
メモ、注意、警告
メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい
ます。
警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。
© 2013 Dell Inc.
本書に使用されている商標：Dell
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、Dell のロゴ、Dell Boomi
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、PowerVault
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、EqualLogic
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および Vostro
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す。Intel
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および Red Hat
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2013 -04
Rev. A01
目次
メモ、注意、警告.......................................................................................................................2
1 概要...............................................................................................................................................5
最小要件.................................................................................................................................................................. 5
対応オペレーティングシステム......................................................................................................................... 6
Operations Manager と VMM エージェントのインストール............................................................................ 6
Operations Manager と VMM との統合.................................................................................................................6
Dell PRO Pack のインポート..................................................................................................................................6
PRO 用環境計画のヒント......................................................................................................................................7
PRO Tip の設定........................................................................................................................................................ 7
PRO Tip の有効化..............................................................................................................................................8
シナリオを使用したセットアップのテスト..................................................................................................... 8
Dell PRO Pack 3.0 へのアップグレード................................................................................................................ 9
Dell PRO Pack のアンインストール......................................................................................................................9
セキュリティに関する注意事項......................................................................................................................... 9
4
概要
本書は、Dell Server Performance および Resource Optimization Management Pack（PRO Pack）3.0 をインストール
およびアンインストールするためのソフトウェア前提条件および必要条件について説明しています。Dell
PRO Pack は Dell システムを監視し、非効率なシステムが検知された場合に是正処置を行うツールです。
Dell PRO Pack 3.0 は次の製品に統合できます。
• Microsoft System Center 2012 Operations Manger
• Microsoft System Center 2012 SP1 Operations Manger
• Microsoft System Center Operations Manager 2007 R2
• Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager
メモ: PRO Pack 3.0 は旧バージョンの Microsoft System Center Virtual Machine Manager とは連動し
ません。
• Microsoft System Center 2012 SP1 Virtual Machine Manager
この統合によって、仮想環境をプロアクティブに管理し、Dell システムの高い可用性を確保できます。
PRO Pack を導入する方法については、support.dell.com/manuals で入手できるユーザーズガイドを参照してく
ださい。.
メモ: 特に指定のない限り、本ガイドにおける Operations Manager という呼称は、すべて Microsoft System
Center Operations Manager 2007 R2、Microsoft System Center 2012 Operations Manager、および Microsoft
System Center 2012 SP1 Operations Manger に適用されます。
注意: データ破損および / またはデータ損失が生じる可能性のため、本書で説明する手順は、Microsoft
Windows
オペレーティングシステム、および Operations Manager と Virtual Machine Manager の対応バージ
ョンすべての使用における知識と経験がある担当者のみが行うことが推奨されます。
メモ: readme には、Dell Pro Pack 3.0 のソフトウェアおよび管理ステーション要件、既知の問題について
の情報が記載されています。この readme（DellMPv30_PROPack_Readme.txt）は、自己解凍形式実行ファ
イル Dell_PROPack_v3.0.0_A00.exe にパッケージされています。ただし、最新の readme については、
dell.com/OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement を参照してから、Dell Server Pro Management Pack 3.0
for Microsoft System Center Virtual Machine Manager を検索してください。または dell.com/support/
Manuals/us/en/04/Product/dell-srvr-pro-mgmt-pck-3.0-for-ms-center-virt-machine-mangr を参照します。
最小要件
Dell PRO Pack 3.0 のインストールおよび実装を行うには、次のコンポーネント上で最小実行環境が整っている
ようにしてください。
• 管理ステーション：
– 対応ハードウェアおよびオペレーティングシステム上への Microsoft System Center Operations
Manager（OpsMgr）2007 R2、System Center 2012 Operations Manager（OpsMgr 2012）、または
System Center 2012 SP1 Operations Manager（OpsMgr 2012 SP1）のインストール
– 対応ハードウェアおよびオペレーティングシステム上への Microsoft System Center 2012 Virtual
Machine Manager（VMM）または Microsoft System Center 2012 SP1 Virtual Machine Manager
（VMM）のインストール
– Operations Manager と VMM との統合
– Performance and Resource Optimization（PRO）のために、OpsMgr が VMM と統合されている管理
システムに VMM 管理コンソールをインストールします。
• 管理下システム：
5
– Dell PowerEdge システム
x9xx
～
yx2x
（両方を含む）のいずれかの システム上の Microsoft Hyper-
V ホスト
– Dell OpenManage Server Administrator （Dell OpenManage Server Administrator Storage Management
Service を含む。）
* OpenManage Server Administrator 7.0、またはそれ以降のバージョンをインストール
* OpenManage Server Administrator でサポートされる最小バージョンは 6.1 です。
• ライブ移行：
– Windows Server 2008 R2、Hyper-V Server 2008 R2、または Hyper-V Windows Server 2012 を備えた
VMM 2012
OpenManage Server Administrator の最新版は support.dell.com からダウンロードできます。
メモ: Operations Manager および VMM が対応するオペレーティングシステムのリストについては、
technet.microsoft.com/hi-in/library/default(en-us).aspx から、Microsoft TechNet Library を参照してください。
対応オペレーティングシステム
Dell Pro Pack v3.0 の対応オペレーティングシステムについての情報は、Dell PRO Pack readme ファイルを参照し
てください。この readme（DellMPv30_PROPack_Readme.txt）は、自己解凍形式実行ファイル
Dell_PROPack_v3.0.0_A00.exe にパッケージされています。ただし、最新の readme については、dell.com/
OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement を参照してから、Dell Server Pro Management Pack 3.0 for Microsoft
System Center Virtual Machine Manager を検索してください。または dell.com/support/Manuals/us/en/04/Product/
dell-srvr-pro-mgmt-pck-3.0-for-ms-center-virt-machine-mangr を参照します。
Operations Manager と VMM エージェントのインストール
インフラストラクチャの監視にセットアップを使用する場合、管理下ホストにインストールされている
Operations Manager エージェントは、管理下システムと管理ステーション間でのデータ転送を有効にします。
VMM および Operations Manager 両方のエージェントは、Hyper-V ホストの検出プロセス中に手動または自動
でインストールされます。
Operations Manager と VMM との統合
Dell PRO Pack をサポートするためのセットアップには、Operations Manager を VMM と統合する必要がありま
す。詳細については、Microsoft TechNet Library（technet.microsoft.com）を参照してください。
Dell PRO Pack のインポート
メモ: アラートと PRO Tip には、VMM によって管理下オブジェクトが検出され、状態ビュー に表示され
ることを確認してください。
Dell PRO Pack 3.0 は .mp ファイルとして提供されます。Dell PRO Pack をインポートするには、次の手順を実行
します。
1. support.dell.com から、リムーバブルメディアまたはローカルリポジトリに Dell_PROPack_v3.0.0_A00.exe フ
ァイルをダウンロードします。
2.
ファイルの内容をシステム上の適切なフォルダに展開します。
3. Operations Manager コンソール を起動します。
4. 管理 タブで Management Pack を右クリックして Management Pack のインポート をクリックします。
インポートする Management Pack の選択 画面が表示されます。
6
5. 追加 → ディスクから追加 をクリックします。
6. Dell_PROPack_v3.0.0_A00.exe ファイルを展開した場所に移動し、Dell.Connections.hyperv.PROPack.mp ファ
イルを選択します。
7. 開く をクリックします。
Management Pack のインポート 画面が表示されます。
メモ: Management Pack を手動でインストールするとき、Operations Manager はセキュリティプロセ
スの一貫として汎用警告を表示します。詳細については、Microsoft TechNet Library を参照してくだ
さい。セキュリティの警告メッセージを閉じるには 閉じる をクリックします。
8. インストール をクリックします。
確認ダイアログボックスが表示されます。
9. はい をクリックします。
Dell PRO Pack のインポートが完了したら、環境に適した PRO 監視を有効化するための計画手順に進む必要が
あります。詳細については、「PRO 用環境計画のヒント」を参照してください。
PRO 用環境計画のヒント
環境に適した PRO 監視を有効化するための計画が可能です。デフォルトで、すべての PRO 監視は Dell PRO
Pack で無効化されています。アラートおよびリカバリ処置のリストは、『
Dell Server PRO Management Pack 3.0
for Microsoft System Center Virtual Machine Manager ユーザーズガイド
』の「
アラートとリカバリ処理
」の項を
参照してください。有効化するアラートを選択します。OpsMgr オーサリングコンソール（または）OpsMgr
コンソールのオーサリングペインを使用して、該当する PRO 監視を有効化する管理パックの上書きを作成し
ます。
PRO 監視を有効化するための手順は次のとおりです。
1. OpsMgr コンソールを起動します。
2. ナビゲーションペインで、オーサリング をクリックします。
3. オーサリング タブで、管理パックオブジェクト → 監視 と選択します。
4. 画面上部で スコープの変更 をクリックします。
スコープ管理パックオブジェクト 画面が表示されます。
5. すべてのターゲットを表示 を選択し、検索 に Dell PRO を入力します。
6. 検出用 Dell PROPack クラス を選択し、OK をクリックします。
7. エンティティ正常性 → 可用性 と展開します。
8. リストされている監視から有効化する監視を右クリックし、有効化 → 上書き → 監視の上書き → クラス
のすべてのオブジェクト： 検出用 Dell PROPack クラス と選択します。
プロパティの上書き ページが表示されます。
9. 有効 を選択し、上書き値 を 真 に設定して OK をクリックします。
Dell PRO 監視下サーバー正常性のアップデートを表示するには、Dell PRO 監視下サーバーの検出と監視の
次回サイクルが完了する必要があります。
PRO Tip の設定
Dell システムおよび仮想インフラストラクチャは、重要アラートと警告アラートの両方について監視されま
す。
• 警告 アラートはコンポーネントの測定値が許容されるレベルを上回っている、または下回っている場
合に生成されます。たとえば、コンポーネントが稼働中ではあるものの、不良状態にある場合などで
す。
7
• 重要 アラートは、コンポーネントに障害が発生した場合や、障害の発生が迫っているときに生成され
ます。
PRO Tip の有効化
警告 アラートと 重要 アラートの両方の PRO Tips を有効にし、PRO Tips の自動実行を有効にするには、次の手
順を実行します。
1. VMM コンソールを起動します。
2. 設定 → システムセンター設定 をクリックします。
3. Operations Manager 設定 を右クリックして設定 をクリックします。
下の図に示す Operations Manager 設定 ウィンドウが表示されます。
図 1. PRO Tip プロパティの設定
4. パフォーマンスとリソースの最適化（PRO）を有効にする チェックボックスが選択されていることを確
認します。
5. OK をクリックして、設定を保存します。
シナリオを使用したセットアップのテスト
インポートした Dell PRO Pack が完全に機能することを確認するには、次の表に示したシナリオを作成し、予
期されるシステム応答 列に表示されたアクティビティが実行されるかを調べます。
シナリオ - 周囲システム温度が管理下システムの警告しきい値を超えている。
注意: ワークロードを実行していないサーバー上でこのテストを行います。
処置 予期されるシステム応答
警告しきい値の最大値 の値を現在の システムボー
ド周囲温度 よりも低い値に設定することで、
OpenManage Server Administrator を使用して管理下シ
ステム上で温度警告アラートを生成します。詳細に
ついては、『
Dell OpenManage Server Administrator
User's Guide
』（Dell OpenManage Server Administrator ユ
ーザーズガイド）を参照してください。
• サーバーの状態が適切に変わります。この場
合、警告に変わります。
• Dell PRO Pack は、該当するアラートを
Operations Manager で生成します。
• Operations Manager は、PRO Tip に関連付けら
れたアラートを VMM に渡します。
• VMM PRO Tip ウィンドウに PRO Tip が表示さ
れます。この場合は 警告 です。
8
処置 予期されるシステム応答
注意: テストの終了後は、温度センサーがデフォ
ルト値に復元されていることを確認してくださ
い。
PRO Tip ウィンドウで 実装 オプションを選択します。 ホストが 制限 モードになります。
ホストが 制限 モードになり、PRO Tip がアラートを解
決したことを確認します。
• PRO Tip が正常に実装されると、状態が 解決済
み に変わり、PRO Tip のエントリが PRO Tip ウ
ィンドウから削除されます。
• 対応するアラートが Operations Manager の
Operations Manager アラートビュー に表示さ
れなくなります。
PRO Tip ウィンドウで、実装 オプションの代わりに 却
下 オプションを選択します。
PRO ヒントが却下され、リカバリタスクは実行され
ません。対応する PRO Tip のエントリは PRO Tip ウィ
ンドウから削除されます。
Dell PRO Pack 3.0 へのアップグレード
旧バージョンの Dell PRO Pack から Dell PRO Pack 3.0 へのアップグレードはサポートされていません。
メモ: 旧バージョンの Dell PRO Pack を実行しているシステムに Dell PRO Pack 3.0 をインストールするに
は、Dell PRO Pack の旧バージョンをアンインストールしてから、Dell PRO Pack 3.0 をインストールしてく
ださい。Dell PRO Pack のアンインストールについての詳細は、「Dell PRO Pack のアンインストール」を参
照してください。
Dell PRO Pack のアンインストール
Dell PRO Pack は Operations Manager コンソールから削除することによってアンインストールできます。Dell
PRO Pack を削除すると、それに関連付けられているすべての設定とオーバーライドが Operations Manager か
ら削除されます。
Dell PRO Pack をアンインストールするには、次の手順を実行します。
1. Operations Manager コンソール を起動します。
2. 管理 → Management Pack をクリックします。
3. Management Pack ペインで、Dell PRO-enabled Management Pack を右クリックし、削除 をクリックします。
セキュリティに関する注意事項
Operations Console アクセス特権は、Operations Manager によって内部処理されます。これは、Operations
Manager コンソールの 管理 → セキュリティ 機能にある ユーザー役割 を使用してセットアップすることが
できます。ユーザーに割り当てられた役割のプロファイルは、実行できる処置、および管理できるオブジェ
クトを決定します。セキュリティの考慮事項についての詳細は、Microsoft System Center 2012 SP1 Operations
Manager、Microsoft System Center 2012 Operations Manager、および Microsoft System Center Operations Manager
2007 R2 用マニュアル、または technet.microsoft.com で Microsoft Systems Center Essentials 2010 オンラインヘル
プを参照してください。
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